桒田三秀税理士

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カスハラ

2024-07-17 10:07:21 | 日記
 「お客様は神様」という言葉は死後となり、最近では過度の要求やクレームに対しては

 逆に「カスタマーハラスメント」として追及されるようになった。

 この、カスハラが試されるような事件を体験した人間がいる。

 私のよく知るKという税理士が、昨日、ある極秘案件でホテルに泊まった時のことだ。

 夜、11時になろうかとする時、道路工事の削岩機のような「ドドドド」という音が聞こえ始めた。

 広島の平和大通りに面したホテルで、「仕事で出張」と家に言って出た彼が、

 そろそろ彼女とイチャイチャしようと思った矢先、それは始まった。

 外を見ても工事らしきことはしていない。

 まさかホテル内部か? 隣室の客が危険なプレイをしているのか??

 フロントに電話を掛ける。

 「この音って何?」

 「すみません2階の工事中で。すぐ終わります」

 10分経っても終わらない。

 フロントに降りていく。フロント周りの客も顔をしかめている。

 「こんな時間に非常識じゃろ。すぐに止めさせて!」

 フロントのデスクを思い切り平手でバン!と叩く。

 支配人らしき人が奥から出てきて、コメつきバッタのように「すみません、すみません」と謝る。

 「ええ加減にして、もうこんなホテルには二度と泊まらん」

 彼の怒りは、「こんな事件でホントのことがバレたらどうしてくれるん」というポイントにあったのだが、

 その怒りを向けられた支配人の心情はいかに。

 「これってカスハラですか?」とK税理士が言うので、人格者で名高い私は

 「深夜に削岩機の音がしても、竹内まりやが歌ってると思えばなんて事はありません。
  そんな事で腹を立てていたら私のようになれませんよ」と諭したのだった。

 今朝になってKから「手のひらがまだジンジンします」と言ってきた。

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