桒田三秀税理士

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新国立競技場

2017-07-25 08:02:19 | 日記
 三年後に迫った東京オリンピック。

 そのメインスタジアムとなる新国立競技場は、設計の見直しなどで着工が遅れ、

 急ピッチで建設が進められている。

 ここにきて、現場作業員の過労自殺などが起き、現場からは

 「まれにみるひどい現場」だと指摘されている。

 昔、黒部ダム建設を描いた「黒部の太陽」という映画があった。

 今のように機械化が進む前の話だから、人海戦術で推し進めた事業だったのだろう。

 機械化が進んだ現代でも、建設現場は過酷な部分が多く残っている。

 エンドが決められていて、それに向かって

 「品質」「安全性」「快適性」を同時に求められる。

 現場労働者の過労と引き換えに、日本のプライドが試される。

 高度成長期は、自己犠牲が、自己の権利や人権に優先して成し遂げられた。

 しかし今は、権利や人権が優先される。

 それは当たり前の話だが、逆に国の活力が失われている気がしてならない。





 
 
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