シン・ゴジラ

　シン・ゴジラを観た。我が家のゴジラと一緒に。

　すごい特撮とＣＧだったが、映画の内容はタダでしゃべるのは

　もったいないので、教えてやらない。

　なんでもIMAXという最新技術での上映だった。

　まあ、有事の際の日本とアメリカの関係、国際社会での日本の立ち位置、

　段取りを踏まないと何も決められない日本政府が描かれていて、

　政治風刺映画の面もあった。

　イラン、イラク戦争のとき、日本はイランに残る日本人を救出するための

　救援機を飛ばすことができなかった。

　救援機といえども、法律上、戦地に飛行機を飛ばすことができなかったのだ。

　結局、トルコが救援機を派遣してくれて、事なきを得た。

　「超法規的措置」というのがある。

　段取りや根回しが間に合わない、火急の判断を要する事項は、

　法律を度外視して、総理大臣が判断してよい。

　ゴジラは実在しないが、国外の脅威に向かって、即断即決が求められる。