ゆずの恩返し

　ソチ五輪で金メダルを取った羽生結弦選手は、日本オリンピック委員会などから給付される報奨金の使い道を尋ねられ、１１年３月に発生した東日本大震災の被災地支援などに充てると即答したという。

　仙台市出身の金メダリストが「ゆずの恩返し」で地元への感謝の思いを伝えることになる。

　かつて、オリンピックの報奨金は課税の対象になっていた時代があった。

　今では当然「非課税」の扱いで、税金はかからない。

　羽生選手を見ていて、影の努力は大変なものだっただろうが、金メダルを獲る選手は、何回もチャレンジして獲るより、案外すんなりと獲るものだと思う。