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クロキライディング

いつだってバイク

回遊魚

2023年09月07日 20時59分06秒 | ツーリング

14台のバイクが基山SAを7時半の出発なんて、それだけでも随分とタフなツーリングなんでしょうと…

我ながら少々ハードなスケジュールだったのではないかと自負(後悔)しておりましたが、

予定通り皆さん10分前には全員ご集合いただきました。

 

早朝の高速道路は快適で、ここまでそれぞれのペースで気持良くお集まりいただけたものと思っております。

 

スタート後間もなく鳥栖ジャンクションを長崎方面へ進んで以降は、

さらに交通量も減り14台が適度にクルマを追い越しながらムリなく高速道路を共有し、

良いペースで長距離移動を遂行中。

 

いつも見ている海とそれほど変わることは無いのだけど、これが「大村湾」だと知ると

その非日常の場所に居ることに、超早起きでここまでやって来て良かったと思い始めるのです。

皆さんもきっと (^_^;)

 

今回のルート、かなり思い切った長尺行程なのでありまして、

給油や食事に無駄な時間をかけるわけにはいかないのはもちろんですが、

マシントラブルが発生してもメンバー全員おおいに困ることになります。

14台中国内モデルは1台のみの団体行動は皆さんのそつない行動でスムーズに進行していくことになるのです。

 

諫早をあとにして進むと雲仙は雲がかかっていますが、

これは地形と風向きによるものでしょうから、登ってみないとわかりませんね。

 

 

日帰りとは言え「長崎県」まで足を伸ばしているのだからお土産にカステラなど。。。

 

そしてカステラのラスクが突き刺さったソフトクリーム。

まだお客さんもまばらな広くて涼しい店内で早朝より果敢に走り続けた体をひと休めできる良き空間となりました。

 

南に下って橘湾から雲仙普賢岳を目指すに手っ取り早く選んだ県道128(ドラゴンロード)

その名のとおり昇って行くほどに曲がりくねったルートでしたが、

日曜日のすでに10時前、さすがに車も多く走っていて無作法に追い越すことは躊躇われ

そこそこのペースで、楽しみは眼下になって行く橘湾を眺めるにとどめましたが

諫早で高速道路を降りて以降、気温の上昇に不快感を感じはじめていたところでしたのでこの急上昇は歓迎です。

 

 

 

かなり上って来たところ「雲仙温泉」で通りすがりに湯けむりと硫黄の匂いを嗅いだ後、

そのまま素直には進まず、少しだけ遠回りでメリハリよく走れるルートで「仁田峠」を目指します。

 

 

これだけ登ってきていると木陰ルートはさらに涼しくて快適。

真夏の酷暑ツーリングを覚悟してこられた皆さんもココまではストレスなく楽しでいらっしゃるでしょう (^_^;)

 

そして雲仙仁田峠循環道路。

すでに無料化されていますが、環境維持協力金として1台あたり任意の100円全員分を一括して僕が支払おうとする直前に

財布の小銭をぶちまけてしまったものだから、窓口のおじさんが「1000円でいいよ」と

ディスカウントしてくれると言うのですけど。。。

 

 

これから先の一方通行が素晴らしい絶景ルートであることを知っているので、

その維持に使われるんだったらむしろ払わせてもらうべきでしょうと、

ご好意を遠慮して支払いました。

 

さっきまで普賢岳にかかっていた雲はいつの間にか消滅していて、

このあとにひらける絶景を皆で眺めることができるのだから、

このツーリングはほぼ成功することになるのでありまして、この日この名所を選んでよかったのだと

主催者も一安心デス。

 

仁田峠に到着してみると、

さすがに日差しの強さとミンミンゼミの盛大な鳴き声で真夏の山であることには違いありませんがココは普賢岳が目の前、

標高1000mを越える高さですから下界とは明らかに違った空気。

 

いつも雲で隠れがちな普賢岳を至近距離で眺めると同時に

東に目線を移せば有明海。

 

遠くに熊本県の天草と阿蘇山なども見えていると言う

なんとも幸運な状況。

もうココで解散してもいいくらいですねと冗談でも出てきてしまうほど (笑)

 

が、しかし。。。

ライディングを楽しむのはじつはこれからです。

普段走っているエリアとは違う、まったくもってお馴染みではないワインディングを初走行でお楽しみいただけます。

楽しいかどうかは人それぞれなのですが、知らない道をうまく攻略しながらめまぐるしく移り変わる景色を

瞬間で楽しんでいくと言うのがこのツーリングだと思っていますから、

そこを承知でご参加いただいている皆さんにはいつも以上にお楽しみいただけるフレッシュなエリアであることには間違いありませんね。

 

 

 

仁田峠循環自動車道を一周したあとは雲仙を東側に下り「島原まゆやまロード」

僕も初めて走りましたが仁田峠に始まり、緑が映える平成新山をパノラマで望むプラスアルファーの絶景豪快ルートで

大変満足しました。

 

 

今度いつ来られるかわからないので、敢えて停まって皆さんに見届けていただきました。

下関から日帰りだとかなりの長距離になるわけでありまして、それには日照時間が長いことと

朝夕の冷え込みが無いことが求められるのでやっぱり季節は夏。

しかし夏がここまで熱いとそんな時期にこの距離を走るなんて気軽にはできませんもんね (^_^;)

 

今回のランチは島原市街まで降りてきて「姫松屋」さん。

島原と言えば「島原そうめん」

流しそうめんのお店も検討しましたが、なんと言っても今日は8月最後の日曜日。

そちらは暑さ逃れの家族連れなんかで混雑が予想されましたので、

この暑い中どうなんだろうと疑問に思いながらの島原城そばの「お雑煮」専門店。

 

 

ところがこれが正解でじつに美味しかった。

予約しておいて通されたのは2階の座敷でしかも椅子とテーブルの席。

クーラーもよく効いているし膝を折ることも無くライディングウエアでも楽な姿勢。

皆さんもそれなりに汗をかいていらっしゃるのでこの出汁の効いた「具雑煮」の汁の塩味とうまみが染みわたったはずではなかっただろうかと、もうココで解散してもいいくらい。

 

十分な休憩をとったあと、再び雲仙の高いところに駆け上がり、

半時計回りに西へ移動。

 

市街地から海沿いとひとつ高いところを走る「雲仙グリーンロード」ではたぶん暑さにうだってしまうでしょうからそこは遠慮して

とにかく交通量の少ない涼しそうで変化に富んだルートを繋いで、皆さんに暑さを感じる暇もないほどになればいいなと思いながら

諫早湾を目指します。

 

 

 

 

頃合いを着て直線的に諫早湾に下って行くとチラチラと見え始める海上の一本道。

 

クロキライディングのツーリングでは初めての「諫早湾干拓堤防道路」

 

 

 

水門の開閉をめぐって今でも議論が続くなど何かと話題のスポットですが、

別名「ギロチンロード」と呼ばれるこの巨大な建造物を観光&近道&感慨を持って走ってみました。

 

 

 

このあたりが本日暑さのピークだったようです。

対岸に渡ってからどう動くかが重要デス。

 

すぐさま海沿いを離れて「大村レンボーロード」を交えながら

内陸の少し高いところ伝いに再び大村湾方面に。

 

 

 

このあたりは地元の人もあまり走っていないようで、予想外の快走の連続で進むことができました。

 

そして長崎自動車「木場スマートIC」

こうして途中からさらりと高速道路に乗れるところがスマートなインターチェンジ

まったく市街地に近付くことなく風を絶やさずに済んだことは大きいですよねこの気温ですから。

 

午後の大村湾はまさに夏の日差し。

大きくひらけた景色を眺めながらの高速移動。

 

早起きで高速道路でやって来て、目的エリアを走りまわって午後にはもう同じ道で帰って行っているわけですから、

たまにしかできないとは言え、なんとも贅沢な遊びではないかと。。。(^_^;)

 

途中休憩でなだれ込んだパーキングエリアでは、年代物のスポーツカーがレッカー移動中。

オーナーさんと思しきシニアな男性が僕に話しかけてこられましたが、なんと仰っているのかわかりません(たぶんネイティブ佐賀弁)

ただわかったのは僕の年齢を聞いて「まだまだ若いの~」みたいなこと…

そう言えば今回の14台中5台のライダーが僕より先輩。

予測できませんでしたが、建物改装中のため日陰の無いパーキングで今日いちばんの暑さを感じながらその健勝さに恐れ入りました。

 

このまま下関まで帰るわけもなく高速道路を「武雄北方IC」で降り、本日2度目の給油。

これより佐賀県エリアのワインディングを少しだけ楽しんでいきましょう。

 

 

多久、厳木、天山、嘉瀬川ダム周辺と立て続けにワインディングをお楽しみいただくことになります。

もう止まると窒息してしまうと言う、まるで回遊魚のような思いで体温コントロールをしているような…つもり (^_^;)

 

 

さすがに最高気温のピークを過ぎた時間帯に入っていることと、山間木陰ルートの連続で

随分と涼しく感じます。

 

 

その代わりところどころ路面コンディションのよろしくない場所があることも当然。

皆さん初めてでも判断と操作のミスをすることなく一期一会のコーナーリングを楽しみとしてとらえてくれています。。。そのハズ。

 

暑さを忘れる山越えの後、休憩は「道の駅厳木」

 

ここで高さのある盛り付け(巻きつけ)で注目のソフトクリームを食べるつもりでしたが、

なんとなんとオーダーストップ。。。

しかもキッカリ4時で。。。

見れば、4時前ギリギリでオーダーが通った人たちがノッポなソフトクリームを渡されるのを待っているではありませんか。

あーこれはプランを練り直してまた来ないといけないことになってしまった本日最大の失策。

 

そしてそろそろツーリングも終盤。

嘉瀬川ダム周辺ではダム周辺にもかかわらず結構な起伏がありまして、

コーナーリング中に頂点にさしかかることも多く、左右にではなく上下にコーナーの先が見えないブラインドな瞬間などがあり

これがまた実に楽しくて、暑さなどどこへやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

天山から三瀬村まで、結果これが最後のドライコンディションとなったのですが、

暑い暑い一日の終盤に、この静寂感に満ちた豪快なワインディングを走れたと言う満足感。

もうここで解散してもいいくらい。

ここまで来ると皆さんももうどのくらい走らされているのかわからなくなっているころではないでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

天気予報では今日の午後以降は大気の状態が不安定になり山沿いでは激しいにわか雨が降るでしょうとのこと。

雲仙を離れて以降はいる雨が降ってもおかしくないだろうと覚悟しておりまして、

最悪の場合、多久あたりで切り上げて帰って来ることも想定していましたが。

予想を超えた晴れ模様でここまで好条件でツーリングを楽しんでまいりましたが、

最後の脊振山超えに向かう手前で遂にびしょ濡れを確信。

 

いまさらジタバタしても仕方ないので、本格的に降り出す前に皆さんに呼びかけて雨仕度。

レインウェアを着込むだけでなく、スマホやカメラも片付けて

タイヤのグリップに集中して、バイクの汚れも気にせず久しぶりの雨走行を楽しむ覚悟はできていましたが、

 

集中豪雨が通り過ぎた直後のようで脊振山は多くの車がノロノロ運転、

いまさら無理をする必要もありませんからこのまま長崎道の東脊振ICを目指します。

予想通り、山を降りてくると雨は降っておらず路面もドライ。

ココでお一方この近隣からお越しのメンバーが離脱。

このあと高速道路に上がり心配された鳥栖ジャンクション周辺の渋滞も無く全員揃って古賀SA

日没前に解散式となりました。

 

 

 

 

今回の走行距離は620Kmほど。

走行風を絶やさないよう、ルートには拘りましたが

ルート分岐での幸運もありあらかじめ知らされていなければそんなに走っていたとは思えない距離感覚だったのではないでしょうか。

この酷暑の日、これだけの距離を走りとおしたのだから

「今年の夏も走ったよ~」と、

夏は暑いから乗らないと仰る人たちにご報告してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アグレッシブ

2023年08月15日 23時39分06秒 | ツーリング

 

 

13日の早朝ツーリングは盛況かつ安全に終了いたしました。

久しぶりに合計11台と、二桁にのぼるご参加の台数を数えると言う快挙!(これでも)

 

 

 

 

 

 

 

 

当日、広島からやって来たRTがなにやら新しい装備を試しにやって来たと言うので興味津々。

 

凍らせたペットボトルで冷やした別の水を、ウエアに張り巡らされたシリコーンチューブに小型電動ポンプ(専用のリチウムイオンバッテリー使用)で循環させて、直接体を冷やすと言うもの。

 

早朝の山間部は気温25度以下で快適でしたが、ツーリングも前半を終えた道の駅「ハピネス福江」では

もう真夏の気温になっていてココから離脱し広島に帰る道すがら

この装備の効果を体感できるだろうとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

今日はR100とR1200のRT2台が参加しているので、僕も合わせて3台で代わる代わる先頭を交代。

2番手と3番手くらいまで変化に富んだペースでお楽しみいただけたのではないかと思います。

 

 

 

 

道の駅「さんさん三見」はいつも開店前にトイレだけ利用するのですけど、

今日は開店後9時以降の利用でしたのでソフトクリームを食べました。

 

 

クロワッサン生地のたい焼きソフト「クロ鯛ソフト」

僕が食べたいと言ったので、タイガー800氏がルートに取り入れてくれました (^_^;)

 

いつもより少し長くて230Km走って11時前に到着解散。

先日の台風6号の影響で、長門峡と阿武川エリアの山間部は枝葉が散乱していて

路面コンディションの難易度が高かったのですが、後ろ姿を拝見する限り皆さん楽しそうに躍動していらっしゃいましたね~。

コーナーごとに最善のラインを外さない集中力と、

好条件のコーナーへのアプローチと旋回の両極端な楽しさを満喫されていたようです…たぶん。

 

腰痛が長引く僕もなんとかバイクの動きについて行けるまでに回復してきているので

久しぶりにスポーツツーリングを楽しむことができまして良い気分転換、これでお盆期間中に取り組む作業に拍車がかかります。

いいですよね、夏の早朝に短時間アグレッシブに走って何事も無かったかのように帰って行くなんて。

皆さん残りのお盆休みを穏やかにお過ごしください (笑)

 

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子鹿

2023年07月16日 20時52分20秒 | ツーリング

今日はスタートから良く晴れていて、突然のゲリラ豪雨があるのではないかと言う心配には及ばず

各地で蝉の合唱を聞きながらのツーリング。

 

お集まりいただいたのは総勢と言えるほどの人数ではありませんが8名。

 

前半は気温差で少し霧が出ていたり、ところどころ先日の雨で斜面が崩れていたり

道路の低いところに雨で運ばれてきた砂が浮いていたりと、見落としの許されないコンディション。

 

 

 

走りながら気温がどんどん上昇してくるのがわかり、平地の国道では気温30℃を越えるのに

あまり時間はかかりませんでした。

それでも、何度も出入りする山間の木陰ルートではすぐに5℃くらいは下降するので

リスクに対応できるならこちらの方がおススメです。

 

 

 

 

今回はおおむね県北西部のルート。

角島エリアを避けて向津具半島を川尻岬近くまで周回しました。

 

 

 

 

 

「大坊ダム」横を走行風をいっぱいに浴びながら走り抜けたあと、

今回は敢えて旧道に進みます。

左上に遠ざかって行く新しい道を見ながら、旧道も入り口だけは新しくなっていることを知りましたが、

その後の旧道はやっぱり交通量が激減しているようで路面のコンディションはさらに難しくなっていますね。

 

この山越えで、鹿と遭遇すること5頭くらい。

 

 

慌てて同じ方向に逃げていく子鹿を後ろから見届けるくらいならアトラクションなのですけど、

不意に真横から体当たりされてくるような惨事にならないこと。。。祈ります。

 

 

濡れていたり砂が浮いていたりするのは当たり前ですから何とかするのですけど、

木漏れ日で認識に狂いが生じること、視力が低下するにつれ多くなりましたね (^_^;)

 

先日の大雨で道路の状況変化が著しい難易度の高いツーリングとなりましたが、

バイクを汚しただけで皆さん無事にご帰還。

お疲れさまでした。

 

道の駅では、濃厚なチョコレートソフトクリーム。

次回も暑いので食べようと思いますが、その日はお盆真っただ中。

世間はお休みモードでしょうから、ちょっと時間を延長し

遠くまで行ってみようと思います。

少しだけ帰りが遅くなっても(とは言っても午前中のハナシ)いいよと仰る方

ご参加お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023 富士山タフツーリングー3 コーンソフトクリーム

2023年06月25日 21時03分45秒 | ツーリング

ツーリングもとうとう最終日。

前夜の申し合わせ通り午前4時過ぎに駐車場に降りてきて出発の準備。

 

空には薄雲がかかっていますが、まずまずのお天気のようです。

 

甲府盆地の中に居ても周囲の山々越しにひとつアタマが抜け出ている富士山。

今のところ雲は高いところにあるようで、このあとその見え方は変わってもその姿を見失うことはなさそう。

 

 

昨日から何度か下を潜った路線は道路地図に表示されていませんから

「山梨リニア実験線」であることを先頭のツアーガイドが言ってました 

なるほどそういう見方があるのか (笑)

 

山をいくつか越えて盆地の外に出ると急に富士山が近くなってきますね。

昨日は沿って走った河口湖を今日は「河口湖大橋」で渡ります。

このエリアは一昨日から行ったり来たりしているのでアプローチを変化させることで

同じ道路通らずに少しでも違う角度から富士山を眺めることができています。

 

そうは言っても早朝の絶景タイムは短いので日曜日で車が少ないであろうことをいいことに、

4台で息を合わせてサッサと移動していきます。

 

この「東富士五湖道路」は自動車専用有料道路だから信号もありませんし

富士山を眺めながらクルージングできる気持ちいい道路ですね。

 

富士山5合目まで昇ることができる3つのルートで南からの富士山スカイラインと

北からの富士スバルラインを昨日のうちに走っているので、

残るは東からのアクセス「ふじあざみライン」

今こうして富士山がくっきりと見えていても、うかうかしているといつ雲に覆われてしまうかもしれないし、

我々にとって、もう次は無いのでこのチャンスを逃すまいとハイスピードで富士山周辺を移動でするには

とても都合の良い高速道路でもあります。

 

 

 

 

東富士五湖道路を山中湖ICで降り、昨日走った観光地雰囲気だった山中湖の、

今日は対岸を走ります。

 

 

先ずは山中湖越しの富士山を眺めた後、すぐに5合目まで昇ると言う

なんとも気の抜けない朝の活動。

 

山中湖を離れて県道730号線で湖面よりも少し高いところ。

前回訪れた時は富士山頂が雲に隠れていてそれこそ後ろ髪をひかれながら後にした場所に、

再びこうしてかなりの勢いで向かっていることにえらく感動しながら。。。

期待に胸を膨らませるとはこのことか (^_^;)

 

上空に薄い雲はありますが、全容がくっきりと見えていますね。

 

いつも持って行ってはいるのですが、なかなか使うことの無いデジカメのミニ三脚。

さすがに使いました (笑)

まだ時刻は朝の5時半。この静かなパノラマ台でいつまでも雄大な富士山を眺めていたい。

だけど今日は日曜日ですから、観光で富士山を訪れるクルマが多くなる前に

我々のなすべきことがあるので、足早にこの場を潔く発つことにします。

少しだけ遠回りになりますが、敢えて「三国峠」を越えて行きます。

オレンジセンターラインだけど、他に走っている車やバイクも皆無で

さっきの絶景からこの先の富士スピードウエイ付近まで超絶快走。

 

 

この山を越えると今度は富士山がどのように見えるのか、不安と期待と入り混じりながら

下りを安心して楽しめる路面コンディションにより、気持ちよくバイクを導くことができました。

 

 

道の駅でトイレ休憩をとったあと、地図ではかなり直線的に5合目に向かいます。

ココから見えるぶんには富士山に雲がかかっているように見えますが、

その雲は薄く、これはひよっとして。。。なんて期待しながら上昇を始めます。

 

 

やっぱり3本のうち最も直線的に昇る「ふじあざみライン」ですから

ルートはさらに急こう配でタイト。

 

曇っていたせいか思ったほど寒くも無く、上りコーナーを技術ではなくパワーにものを言わせて駆け上がります (^_^;)

 

 

 

いつの間にか雲の上に抜き出たようでやっぱり山頂はくっきりと見えています。

 

 

 

ならば振り返ると眼下には雲海と言うことになりますね。

 

5合目から見上げる富士山頂は大きな感動は無いのだけど、

ここまでやって来た(来られた)達成感そして、

下るときの景色に感激します。

 

3度の5合目、最後にして雲海が見えるとは、

やっぱり早朝から動き出すのは徳が多いデスなぁ。

 

まだ時刻は6時半。

下りはもちろん昇ってくる車も無い富士山のワインディング

なんかスペシャルなライディングとなりました。

 

 

上りでチラチラ見えていた真新しくてくっきりのペイント。

ココは確か昨年の秋、バスの横転事故が発生した場所。

ちょっと意味合いは違うけど、バイクに何か部品を取り付けることでエンジンブレーキが弱くなって乗りやすくなったと

良い意味で捕らえていいものかと。。。そもそもエンジンブレーキ(バックトルク)云々なんて

余計なお世話になりそうですから相手かまわず発信するの控えてます (苦笑)

 

 

それはともかく、乗り方の察しがついているこの3台は僕ごときが心配する必要など全く無くて、

僕がどう走っても楽しく追従デス。

 

 

こうして3つのルートを全て満喫した我々は、ここで富士山をあとにします。

 

最後にもう一度東富士五湖道路を走ってそのあと「中央自動車道」へ

不思議なことに大きな山と言うのは遠ざかるにしたがって小さくなっていくばかりではなく

名残惜しく振り返っていると場合によってはさっきまでより大きく見える感じがすることがあるんですよね。

これは近付くときと同様に大きな山ならではの印象です。

 

 

8時過ぎの中央自動車道の双葉SA

今朝は4時過ぎに走り始めてから呑まず食わず絶景を求めて走りっぱなしで、

ようやくフードコート内で焼き立てパンとホットコーヒー。

ちょ~どこのくらいのものをカラダが求めていたのだと言うことを食べてから納得。

 

 

ほらやっぱり、こんなに遠ざかっているのに

再び大きな存在感を見えにくいところから発揮している世界遺産。

 

そのまま中央自動車道で諏訪湖から長野、そして伊那ICまで。

約180Kmを走ったところで高速道路を降ります。

今日は最終日だから下関まで帰ることになるのですが、来た道をそのまま帰るのではなく

せっかくここまで来ているのだから信州エリアの雰囲気も楽しんで帰るべき。

 

木曽山脈を越え開田高原、御嶽山と乗鞍岳を眺めながら長野県から岐阜県の下呂温泉方面へと進む予定。

これは昨年の信州タフツーリング最終日と同じ進み方をすることになるのですが、

その時やり残したことがあったので、

それをやりつつまた違ったルートで行ってみようと言うのがRTのねらい。

 

途中前方にサルの群れが道路を横切り、クルマが数台停まっていたので待つ間にカメラを構えられるほどの大群。

 

本州ど真ん中の高原を快走してやって来た「開田高原アイスクリーム工房」

 

ココのソフトクリームを食べるためにやって来たのでもありますが、

去年は帰りのフェリーに間に合わせるためここの通過時刻が早すぎて開店時間まで待つなんてあり得ませんでしたから

僕とRTお勧めの「コーンソフトクリーム」を同行メンバーに味わってもらうことができませんでしたもんね。

 

 

その後も切れ目なく続くワインディング。

路面コンディションを読むことに苦労することなくズバズバと (^_^;)

 

すると見えてきましたね「御嶽山」

 

去年偶然通りかかった「柳又ビューポイント」。

今年は青空ではなかったけれど続けてこられたことに歓喜。

これ、また来るよ絶対 

いや、そう思い込むこと(笑)

 

 

しばらくは国道でありながらも、非常に飛ばせる快走ルート。

気持ちいいんだかそうでないんだか(取締り…)

 

 

「飛騨たかね工房」

ここは去年僕がベンチに財布をウエストポーチごと置き去りにしてしまうところだった道の駅

あの時はもう2度と来ることは無いのだから忘れ物しなくてよかったね-と皆に褒められたのに

今年も来ているじゃありませんか。

 

岐阜と言えば「五平餅」

おばちゃんが焼きたてを渡してくれたのは去年と全く同じ。

ちょこちょこ食べて腹具合もちょうどよく、愛想のいいおばちゃんの顔も覚えたから

これまた次回も来られますように。

 

 

そのまま進むと高山市。

そろそろはっきりと帰る方向にルートを向けないといけないので、無事に飛ばせた国道から分かれ下呂市方面に南下。

このエリアはこれまでに何度となく訪れているのですが、たまたまルートが当たりだったことが少なくて

なんだかおもしろかった記憶の少ないところ。

それでもまた、今回も違うルートで「郡上八幡」へ。

 

ところがこのルートがとても楽しいルートで

今までココを走っていなかったことが不思議なくらい。。。

まだまだですね~我々も。

 

そんな快走ルート上でも、イケイケムードで先行車を乱暴に抜くことはしないほうがいいでしょう。

我々インカムで繋がっていますから先に追い越した人がその先の状況を後続に知らせることで

見通しの効かないところで車を抜くことができないわけではありません。

 

がしかし、抜かれるドライバーはそんなことだとは知りませんから

カーブを跨いで追い越されなんかしちゃったら、それはもう呆れて腹も立つことでしょう。

だからわかっていても追い抜かないくらいの所作は僕から見て必要なのであります。

抜き方でいろいろ判ること、ありますからね。

あっ、これもまた余計なお世話。

 

 

 

そして多分最後のワインディング。

この3日間、ひたすら加速と減速とギヤシフトの連続。

ある程度のライディングスキルを身に付ければ、スピードの変化と自分の居場所を感じるとカラダが勝手に動くのだから

あとは景色の移り変わりを楽しむだけというなんとも素敵な乗り物ですよね。

 

 

 

 

最後は最年長者に華を持たせてやろうと言う

粋な計らいで先頭を譲ってもらいました。

 

 

「せせらぎ街道」に合流しここで左折すると無事にワインディング全行程を完走。

 

週末日曜日で往来の多いせせらぎ街道を淡々と走って郡上八幡へ。

 

このガソリンスタンドで給油するときはツーリング終盤とこのあとの高速道路連続走行を覚悟しないといけないので

気持が少し陰りますね (^_^;)

ココからは食事よりも少しでも先へ進むこと。

いつもなら大阪泉大津港に向かい、阪九フェリーで夕陽を眺めながらビールを飲むのが最上なのですが、

行きと同じく乗りたいフェリーはドック入りの関係で運行しておらず、

かと言ってもう一つの船会社のフェリーでは北九州新門司港に着くのが午前7時と、

希望よりも1時間遅いわけで、それならこのまま皆で走って帰ろうと言うことにしておりました。

まあ、だから開田高原でソフトクリームを食べることができてはいるのですけどね。

ゲートを通過したのがたしか13:20頃、さすがに時計を見ました (笑)

 

 

 

東海北陸自動車道に始まり、名神高速、新名神高速、中国自動車道、広島自動車道、そして山陽自動車道と、

その距離770Km。

KTM2台の給油間隔を少し余裕を見て250Kmとして休憩を2回とることにして

日没後、暗くなる前にできるだけ先を急ごうと、

4台励ましあいながら走りました。

 

 

夕暮れと同時に広島でRTが離脱、周南でVストローム氏が離脱するころには夜、

そこから下関までの夜間走行のKTM2台はきつかったですね~

 

 

大きく見て全行程で見るとこんなに横長のルート。

全走行距離(フェリー除く)は3日間で2200Km

 

目的地の富士山と伊豆半島ではこのようになりました。

毎回、最初で最後のつもりでやると頑張れると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あと3キロメートル

2023年06月18日 21時21分48秒 | ツーリング

 

3週間前に富士山に行ってからというもの、仕事に没頭していたものだから

今回の早朝ツーリングは久しぶりにブロスを走らせると言うこともあって是非とも開催したいと思っていました。

ジャケット選びに迷いましたが、メッシュジャケットは早朝には少しだけ早かったようです。

 

 

今回はサイクリングイベントを避けるため内陸限定の凝ったルート。

いちばん足が短いと思われるブロスのガス欠が心配だと、前日の「ルート会議?」なるもので

タイガー800氏がしきりに心配するのですが、ペースはともかく低燃費走行でなんとかするからと

楽観してルート決定。

 

 

 

思ったほど気温は上がりませんが、朝日の眩しさも無く快適な走行。

 

 

自分の居る位置と、トリップメーターのカウントを見ながらなんとなく低燃費走行 (^_^;)

いつものように急減速と急加速の連続では燃料を多く消費してしまうので

少しだけスピードの増減を控えようとすると必然にコーナーリングスピードが高く保たれてしまうので

バンク角が深くなってキケン度が高くなりますからいけませんね。

 

 

以前はこのガソリンスタンドが早朝(たしか7:00)から営業されていたので

我々の早朝快走ルートの強い味方となってくれていたのですが。。。

一昨年くらいから、人手不足なのか日曜日にお休みさせるようになったので

途端にこちら方面のルートの凝り方に障害が出るようになりました。

今回の開催は第三日曜日なのでひょっとして隔週のお休みで今日なんかは営業されているかも。。。

と一縷の望みを持っておりましたが、残念ながらお休みです。

それでもこの位置でブロスはまだ燃料コックをリザーブに切り替えないでいるので、

解散場所の近隣にあるガソリンスタンドまでもつだろうと言うことで、

ココからは自分としてはメリハリを取り戻した走りのつもり (^_^;)

 

そんなこんなで少しだけペースが変わったあとの対向車。

時々いらっしゃいますよね、右左折するときに手前直前で一旦外側に車体を振り出すドライバーさん。

このあと右側のお宅に入るためこの軽トラは外側にアタマを振り出したので、

さらにガードレールとのクリアランスは少なくなりましたから、久しぶりにかなり怖い思いをしました。

いえいえお邪魔しているのは我々のほうですから、コチラで対処しますと。。。

このような場所では地域の農家の皆さんはいつも通りのご自分のやり方で移動していらっしゃいますから

そんなところを走ることがあるのならこちら側でうまく吸収していくつもりでやっていきます。

そうこうしていると遂にブロスにガス欠の兆候。

走りながら燃料コックを切り替えてトリップメーターを確認。

これなら頼りのガソリンスタンドまで走ることができる確信を得て、

やっぱりガス欠の心配をしながら走るってのは楽しさを欠くな~

なんて自分の楽観さに反省しながら、もうすぐ到着でもうここまで来たら皆さんもあとはいつもの道の駅に流れ込むだけ。。。

なんて思っていたら、ご参加メンバーから僕のインカムに着信。

 

あー僕のブロスより足の短いバイクがいたと言うことですね。

皆さんにはこの先の道の駅に進んでもらい、

僕は直後到着したこのツーリングで初めてとなるガソリンスタンドで

給油とポンプを購入。

 

そのまま折り返してタンクからタンクへ (笑)

 

 

ガソリンスタンドまであと3kmと少し。。。足りませんでした。

 

集合時点でのガソリン量についてはご参加の皆さんによる当然の準備ですが、

ツーリング中の給油についてはこちらでご案内するので落ち度など無く、

ガス欠をさせてしまったのは当方の不徳の致すところ。

 

県内の内陸ばかりの200Kmほど、

営業中のガソリンスタンド無し、お休みのスタンドでさえ1軒のみ。

ひっきりなしのワインディングで繋ぎ合わせるには由々しき問題 (^_^;)

 

 

 

 

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2023富士山タフツーリングー2 朝定食

2023年06月17日 21時12分12秒 | ツーリング

 

我々の生活圏からずっと東のほう、

あたりはまだ暗いのですが、デジカメの露出時間調整のかげでそこそこ明るく写るほど

空が白み始める時刻は早いです。

 

予定通り4時半の出発には、インカムでタイミングを合わせ一斉にエンジン始動後

3秒で動き出して昨日と同じく鋭角に曲がって下り坂に入ります。

全車スタンダードのエキゾーストだとは言え周囲は早朝で静まりかえっていますから、

暖機運転はこのあと下りながら移動中にやればいいことです。

 

 

箱根登山鉄道「強羅駅」

小田急ロマンスカーでやって来て、スイッチバックの登山鉄道からここで登山ケーブルカーに乗り換えて

その先でロープウエイに乗り換えて芦ノ湖までと。。。なんだか憧れます (^_^;)

スタートからしばらくは下る一方なので、泊まっていた箱根温泉思った以上に標高の高いところにあったのですね。

 

このエリアで国道1号線と言えば箱根駅伝5区の山登りコース。

まだ夜も明けきれないルートを良いペースで下りながら、メンバーの一人の奥様が箱根駅伝大好きなのだそうで

これも良い土産話になるはずデス。

 

我々のタフツーリングでは、宿泊地によっては美味しい朝ごはんを食べてのんびりスタートできる環境であることも無くはないのですが、それらを蹴ってでも早朝ならではの絶景を目指すことをヨシとするのでありまして、

昨年の「信州タフツーリング」でも朝食は二日とも標高2000m前後で食べました。

その場合、24時間営業のコンビニエンスストアーがとても重宝するのです。

ところが今回初めて絶景若しくは快走のため朝食の場所をRTが設定していたのが、同じ24時間営業の「すき家」

これまでに無かったニッチな選択 (^_^;)

 

 

納豆にナマ卵…  どうかするとほとんど噛まなくてもイケる定食。

朝食を食べること自体、普段やらないことだけに

これから向かう絶景ルート同様、これはかなりスペシャルなメニューとなりましたね (笑)

 

ゲートの始業時刻に合わせて食事も完食。

目指すは「アネスト岩田ターンパイク」

たしか前に(初めて)走った時はネーミングライツ(命名権)をマツダが持っていたので

「MAZDAターンパイク」でしたかね。

 

ゲートオープンの5分前の到着。

同じようにオープン直後の、スキー場で言うなら新雪一番乗りを狙う(かもしれない)スポーツカーとバイクが他にも数名いらっしゃいましたね。

 

 

 

 

僕らは3番手くらいにゲートインしましたが、1番手のロータリーエンジンのスポーツカーを先にやり過ごした後

2番手のホンダ660のスポーツカーがスタートから長く続く上り坂で道を譲ってくれて

そこからというもの我々も遠慮なく大きく加速し、ところによってはまるでテストコースのような雰囲気(シロウトですから走ったことはありませんけど…)の有料道路を

始業直後のため未だ対岸からの対向車すら無い環境で楽しませてもらいました。

 

快走できる有料道路は数知れず走っていますがこのターンパイクはところにより道路のカント(傾斜)が強いように見え

ちょっと異空間を走っているような気になりました。

パワーを持っているバイクでそれに任せてある程度のレベルまで楽しむには実に良い環境。

 

 

どれほどなのかわかりませんが、時々開ける景色と、

ターンパイクでひたすら昇ってきた感があるので標高もそこそこ高いところにあるようで、

空気が引き締まっているうえに、他に車がほぼ走っていないと言う

絶好のコンディションで楽しむことができました。

 

 

 

ターンパイクも後半、大観山展望台に近付いてくると

進行方向により富士山が見えてきて、昨日に続いて今日も我々はツイているんだなと安心して

このあと一旦富士山から遠ざかり、伊豆半島へ下って行きます。

 

 

 

そしてようやくすれ違う対向車。

土曜日の早朝、この環境を狙って走りにきているとしか思えない人達 (^_^)

 

 

 

 

 

 

ターンパイクを存分に楽しんだあと間もなく始まる「伊豆スカイライン」

著名なツーリングルートが続きますが、バイク事故が多発することでもよく知られています。

しかしそこはさすがに有料道路。。。路面のコンディションが全域に渡り良好で

予測できず突発的恐怖を感じることはありません。

だから事故が多いのはそれだけここを「走るため」に訪れるライダー総数が多いからなのだろうと思いました。関東エリアだし。

それでも予測できないのは野生動物。

このあと前では鹿と接近したようで驚嘆の声。

 

 

 

 

 

 

伊豆スカイラインを終盤を少し残したところ「冷川IC」で外れ

伊豆半島を大きく南下。

 

 

ここ伊豆市はわさびの栽培面積、生産量とも全国一を誇っているらしいので、いたるところにわさび田が見られ、今日は朝食も早かったし

ランチまでの間食にあのかつお節とわさびだけのシンプルゆえのわさびがめちゃくちゃ効いている「わさび丼」を食べることを視野に入れたルートをRTが案内。

が、しかし。。。手前の情報通りに目的のお店が開いておらず、

仕方なくルート優先で自らわさびをすりおろすこと無く北上開始。

 

 

 

 

 

 

「天城越え」は旧道横を二重巻きループ橋で一気越え。

 

 

 

 

そして伊豆半島を「西伊豆スカイライン」で北上します。

ここは南下してきた賑やかな東伊豆のルートに対し、やや裏手のルートの印象ですが

右に左に絶景が変化しながら西伊豆の尾根伝いを走っていると、

あの四国瓶ヶ森林道「UFOライン」を想うということで全員一致。

 

 

そんな早朝からの怒涛の伊豆半島絶景&タイトな走行も一段落。

伊豆市内に戻ったところで本日のランチ。

 

 

開店少し前に修善寺近くのとんかつ屋さんに到着。

昨日がウシで今日がブタ。。。で夜はサカナと。

巡りよさはルートだけではございませんな (^_^;)

このぶ厚さはさっきのワサビ丼のことをすっかり忘れさせてくれましたね (笑)

 

 

 

 

足早に駆け抜けた伊豆半島ともお別れ。

ココから再び北上し富士山に接近して行きます。

 

芦ノ湖まで上って来たところで同行メンバーのお二人には、これまでもう走ってばかりの観光要素の薄すぎる旅ではいけないので

箱根駅伝の往路ゴール&復路スタート地点でせめてもの記念撮影。

とは言え彼らも普通に観光気分を味わいたいなんてハナから望んでいないハズなので

走りながらの一瞬一瞬の絶景の積み重ねで大丈夫なのであります。

いやあってほしい。

 

僕はこの「芦ノ湖スカイライン」は2度目なんですけど前回は生憎の小雨模様でその多くは雲の中。

 

今回あらためて晴れ模様で昇ることができているのですが

高いところでは標高1000m前後あります。

ところで僕の体調はと言うと。。。

相変わらず鼻炎の症状と倦怠感、そして鼻の奥の炎症が耳の奥にも影響し

聴力が低下していてなんとも不快。

それでもって昨日と今日で約2000mの標高差を上がったり下がったりしているのでありまして、

その急激な気圧の変化に、自分の耳の管に何が起こっているのかわけがわからない状態デス (^_^;)

この体調でこんな行動をとるとどんなことになるのか、よい経験になりました。

 

「芦ノ湖スカアイラインレストハウスレイクビュー」

横の展望台からは、芦ノ湖、駒ケ岳が見え、裏の山を登ると富士山、駿河湾が一望でき、とにかく景色は素晴らしい。

 

 

伊豆高原直送の特濃乳ソフトクリームを食べながら芦ノ湖なんかを見下ろしたりしていると、

土曜日の午後、多くのドライバーやライダーそして自転車。

我々もそんな関東の人達と同じくこの定番エリアの観光絶景スポットを満喫できたことに

大変満足しました。

 

芦ノ湖スカイラインをあと少し残したところで再び富士山を目指すため「箱根スカイライン」に入ります。

 

そしてこのあと御殿場を通って3本目富士山ルート「ふじあざみライン」に向かうプランであったようなのですが、

朝方にくっきり見えてた富士山も今は上半分に雲がかかっていますね。

 

こうなるともうしばらくは山頂が姿を現すことは無いでしょうから

今日のところは諦めて、明日の朝もう一度チャレンジすることにしましょう。

そう、やっぱり絶景は朝にありがちですもんね。

急遽ルートを変更し、山中湖と河口湖のそばを通って

本日の宿泊地「甲府」を目指します。

 

 

 

甲府は盆地で寒暖の差が大きいと言いますが、こうして山を越えて甲府市内を見下ろしてみると

ホントそのとおり。

盆地に入り込むにしたがって気温と湿度ともに急上昇で、朝から高いところばかりを走っていた我々には

不快な風を感じることになりました。

 

街中でもブドウ畑を見ることがじつに多くて、我々の住む地域とは違いますね作物が。

 

2泊目の宿はお馴染みの「ドーミーイン」

なんかもう暑くて暑くて最後は疲れました (笑)

 

もうビール飲む気満々。

 

ホテル最上階の大浴場でサッパリしたあとまだ明るい甲府の繁華街へ。

 

さすが寒暖差の大きい甲府 (^_^;)

商業施設内に会った角打ち(ワインの)でワインでも。

 

 

 

本日もRTが予約してくれていた居酒屋で本当のスタート。

 

こちらもずいぶんと人気のお店のようで

地元のお酒をたくさん取り揃えているようですし

刺身に焼き物におばんざいと。。。

 

 

山梨県のど真ん中、なにも海に面していなくてもいいんですよね。

おいしいお店は。

 

 

 

 

メンバーの一人が牡蠣大好き

でも僕にとっては致死量ですから

もうおいしそうに食べる様子を見るだけでも動揺しますww

 

 

そして2軒目、甲府と言えば名物「鳥のもつ煮」

 

いろんな部位を甘辛い煮汁でいただきます。

体調不良でも味覚は生きてて助かりましたね~。

 

やり残しの無いよう、明日の早朝に賭けましょう。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023富士山タフツーリングー1 体調不良 

2023年06月06日 21時25分12秒 | ツーリング

 

 

5月下旬の火曜日の朝、起床してみると呼吸器に違和感がありまして、

これはちょっと普通ではないなと思いながら仕事を始めましたが、お昼を過ぎてもやはり症状は治まるどころか

酷くなる一方。

こじらせてもいけないので、夕方前に近くの内科を受診しました。

ひとまずのどの痛みと咳止めの薬を処方してもらい仕事に戻りましたが、

翌日水曜日の朝も症状は変わらずけっこう辛い朝でありまして、

昨日ドラッグストアで購入していた抗原検査キットを使用してコロナ感染が陰性であることを確認してひとまず出勤。

ところが午後から発熱が始まり、測ってみると38度を大きく超えていましたので、あわてて昨日受信した内科に電話で相談すると

病院前で車内でお待ちいただければ抗原検査をやってくれるとのことで、

発症から時間が経っていることと素人が自ら行う検査よりもよっぽど正しい結果が得られるだろうと、

全ての作業を停めて内科に急行しました。

結果は新型コロナおよびインフルエンザ共に陰性であることがわかり診察室へ呼ばれました。

このあといろいろと予定があるので、薬でも注射でも効果ありそうなものは何でも投入してくださいと医師に懇願すると、

安静にしておくことに勝るものはありませんよと諭されて。。。

ごもっともだと定時に店を閉めて帰宅後ひたすら12時間眠りました。

 

そして迎えた木曜日。

早めに閉店した後の夕方、体にもバイクにも不安を抱えてままで北九州新門司港フェリーターミナルにやって来ました。

 

こちらの3人はもちろん、仕事上のそのスジの知人もあわせていろいろな人に相談すると

「ご自分が耐えられるなら大丈夫でしょう」という共通の結論に達し

こうして出発の儀式をフェリーの甲板で達成し富士山を目指すこととなりました。

 

 

今回はいつもの阪九フェリーが一隻ドッグ入りのスケジュールとぶつかってしまい、

希望の時刻に関西に到着できないので「名門太洋フェリー」を使用。

僕とRTふたりで使用した和室4人部屋は十分な広さで、出発直後の興奮で眠れない4人がこれからのスケジュールについて

思いを巡らせるには最高の空間。体調良ければなお (^_^;)

 

そして窓から見えるのはなんと船首の方向。

スイートルームでもないのにこの眺めは良かったですね。

 

このフェリーのレストランはバイキングスタイルなので、

阪九フェリーでいつもやっている景気付け&栄養補給のステーキは望めません。

まぁそれはツーリングの途中にでもということにして、

この体調でも食欲だけはあることに希望を感じつつ、いつものように盛り過ぎてしまうバイキングの勢いもあり

大量に食べつくしました。

明日から安静にしてなんていられないので僕にはもう昨日内科で追加処方してもらった薬をきちんと飲むこと以外は

食べることしかありません。

我々が乗船したのは出航も到着も早いほうの1便ですから大阪南港への到着は午前5:30

国際ナンバーとみられるプレートを取り付けた韓国人ライダーさんの団体と

ゼッケンステッカーを誇らしげに貼り付けた大勢のSSTRにご参加のライダーさん達の

臨戦態勢となっていく様子に僕らも遅れをとらぬよう準備完了。

 

 

フェリーから吐き出されるように散って行くバイクを横目に、一刻も早くこの場(都会)を離れるよう

我々はここから高速道路で400Km弱走り続け、富士山が見えるエリアへ移動します。

 

阪神高速に始まり、西名阪自動車道~名阪国道~東名阪自動車道

そして四日市から伊勢湾岸自動車道と来てトヨタから新東名高速道路と。。。

 

途中、名阪国道で奈良県の山越えでは僅かでしたけど雨が降りましたが、まったくもって平気なのであります。

なんたってこれから三日間の天気予報といったらそれはもう、我々の心を激しく弾み躍らせてくれているわけですからね (笑)

 

 

初めて走る「新東名高速道路」は制限速度120Km/h

道路も広いけど、トンネルの天井の高さと

照明が入口からしばらく目が慣れるまでの間ものすごく明るいことが印象的。

我々もこの環境に見合うスピードで一気に距離を稼ぐことができました。

多分この高速道路上で富士山が初お目見えすることでしょうから、

誰がいちばんに富士山を見つけることができるか、「今夜一杯目のビールを賭けよう」と言うことになっていたのですが。。。

いや、その出現はまさに圧倒的で全員が同時に発見し声をあげることになり

まったく勝負にならないと言う結果に終わりました。

 

やっぱり名峰と言うものは遠くから近付いてきて、最初に目に飛び込んできた時の感動が一番大きいと

これまでいろんな山をハイスピードバイクで見てきた僕は思っているのですが、

さすがに富士山は違うと言うことをこれからの三日間で知ることとなります。

 

 

新東名高速道路を新富士ICで降り、早くも2度目の給油を済ませたあと、

初日のランチは「炭焼きレストランさわやか」

静岡県のみの店舗で展開される人気店。

僕とRTは2回目で、開店前から入店待ちの列ができることを知っていたので、

フェリーを降りてからここまでのルートとその走行ペースは、

レストランのエントランスの客待ち名簿の高いところに名前を書くためだったのかと

主催者の意気込みを感じるところです (笑)

 

 

オーダーしたのは看板メニューの「げんこつハンバーグ」ではなく

2個のうち一つがステーキになっているもの。

 

ロングツーリングに欠かすことの無かったステーキをここで食らいます。

熱々の鉄板で仕上げるハンバーグがおいしいのはもちろんですが、スタッフの皆さんの接客が実に「さわやか」

これから始まる急上昇に良い気分転換と準備ができましたね。

 

今回のツーリングは富士山山頂にバイクで近づくことのできる3本のルートを全て走ることと、

関東のライダーさん達にはお馴染みであろう伊豆半島のスカイラインを一通り体験しましょうと言うもの(らしい)です。

まず手始めは「富士山スカイライン」

このお天気ですから予定通りに進めることができますし、しかも今日は平日の金曜日。

ここを登って行かれるマイカーはほとんど見られず、気温がぐんぐん下がって行くのを感じながら

上りのワインディングを快走。

 

 

序盤は新緑鮮やかでしたが登って行くに従い、あたりの植物の高山化とともに気温はさらに下がって10度を割ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして富士宮口富士山五合目に到着。

まだ山開きされていないので登山客の駐車も無くこの絶景を我々で独占しました。

眼下には駿河湾、そしてその向こう側には伊豆半島が見えています。

 

 

 

ここは標高約2400mにあるらしいのですが、この標高はバイクやマイカーで行くことが出来る日本で最高到達点と言うことになります。

昨年の信州タフツーリングで訪れた志賀高原の「日本国道最高地点碑」のところが標高2172mですから、

今回ご参加のお二人にとっては記録更新。

またひとつ経験、よい話のネタになりますね。

 

 

パワーのあるバイクでグイグイ登るワインディングもいいけれど、

やっぱり下りを楽しめる必要があります、とくにこのツーリングでは。

 

 

1本目の富士山スカイラインはあっさりと快走と絶景を達成。

続いて富士山周辺を大きく反時計回りに移動し2本目「富士アあざみライン」を目指します。

ところがちょうどこの日は「ツアーオブジャパン」の第6戦「富士山ステージ」の開催日であることを

スタート地点のここ「道の駅すばしり」で知ることになりまして、

ココから5合目までの11.4Kmのヒルクライムレースが終わるまでのあと2時間くらいはは通行止め。。。

とても待ってなんかいられません (^_^;)

 

ルートを組み立てるRTは、ツーリング中のお天気のことを考えて

エリア滞在中(北海道などでも)に行きたいポイントに複数回アタックできるよう工夫していますから、

すぐさま予定変更。

ここはまた明日以降に訪れることにして、3本目の「富士スバルライン」を先に走っておくこととしたようです。

 

「すばしり」から「東富士五湖道路」に上がり富士山の北

山梨県側に回り込み有料のスバルラインのゲートへ。

 

 

 

このスバルラインは先ほどの富士山スカイラインと比べると随分と高速コースだし

追い越し可能なのは上りのところどころ限られた場所。

4台が同時に行儀よく先行車を追いこせるよう、インカムで話し合いながらまとまった行動で

ペースを落とすことなく登りつめることができました。

 

 

外国人が多く日本人は少数のように感じますが、それでも結構な観光客が居ましたので

ここまでスイスイと登って来られたのはラッキーでしたね。

 

 

追い抜いたりすれ違ったのはクルマやバイクよりも自転車のほうが

ずっと多かったけど、ここまで来るなんて。。。

ホントみなさん凄いとしか言いようがありません。

 

この場所で焼かれたこのカタチ。。。

「そりゃ食べるでしょ」といった新名物 (笑)

 

初日で2本の富士山登山ワインディングをこれでもかというほど堪能し

今日一日の走行距離も凄いことになってきておりまして、そろそろ今日の宿泊地

箱根に向かいます。

 

御殿場~箱根と富士山から遠ざかって行く間にも

あちこちでいろんな角度、方向から楽しむことができて

もう今日は大満足。

 

 

これから向かうのは箱根「強羅温泉」

 

けっこうな勾配の斜面に位置する温泉街。

画像で見るより実際はもっと急こう配な石畳。

ここを上がってきて鋭角に右にUターンで段差を越えて駐車場に入ると言う。。。

一日走って疲れ切って到着するときにありがちなミス。

Uターンが得意だと思っている僕も今日いちばんの集中力で無事格納完了。

Uターンと言うものは生まれつき上手でないんだったらある時期適切な練習をして、

実際の行為には自信を持つことデス!

失敗しなかったから言えるんだけど (^_^;)

 

部屋に入ってからもゆっくりはしていられません。

すぐに着替えてかけ流しの温泉に直行しすぐに無事到着の儀式(とりあえずビール)

 

 

そして食事は外のお店を予約してくれているので時間通りにそこに行きたいという。。。

まったく時間を無駄にできないのであります。

 

通路から見下ろせばそこには「箱根登山鉄道」のケーブルカー路線が。

 

ロビーで缶ビールを飲み終わる前にフロントで呼んでもらったタクシーが到着してしまい

一気に流し込んで乗車。

あれ? 具合の悪い人はどの人でしたっけ?

 

 

宿から約7Kmほどのところ、

タクシーの車窓から箱根温泉街の様子や散策されているお客さん(きっと関東の人達)を眺めながらやって来ました。

ここは以前に僕とRTが「2017信州北関東ツーリング」と称してやって来た時RTが予約したお店「箱根かや香」

あの時は確か僕がR1100RTでRTは990アドベンチャーだったと思います。

その時の料理の記憶が消えないことと〆の蕎麦が美味しかったことから、再度訪れることになりました。

 

 

凍ったジョッキの生ビールでスタート。

 

何処にでもあるような普通のメニューですけどどれも丁寧に作られていておいしい。

 

 

これは珍しくてマンボウのホルモン 初めて食べました。

 

そうそう 刺身が美味しかったんですよね。

 

 

ワサビにも拘っていらっしゃるハズ、伊豆が近いですからね。

 

 

 

 

 

ボリュームタップなアジのタタキに豚バラの串(塩で)。。。

しょうゆも違和感なかったからもしかしてオーナーさん九州のご出身かも

と、勝手に想像…わからないけど (^_^;)

 

 

 

 

 

そして〆の蕎麦をすすって、このお店ですべて食事を完結。

 

 

明日の朝は4時15分に駐車場に集合。

午前3時台の起床はタフツーリングのお約束。。。デス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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濃霧

2023年05月21日 21時08分36秒 | ツーリング

スタートするときにはわかりませんが、菊川の第二集合場所に向かう農道を走る時、

今日は霧が出ているのだと言うことを悟ります。

 

しかも今日の霧は濃くて、ここまでで体もバイクも濡れてしまうほどでしたね。

 

 

僕の990アドベンチャーは、たまたま参加した初代オーナーが久しぶりに先頭で乗りたいと言うので、

双方乗り換えて僕はR100RTで最後尾からついていくことになりました。

両車のキャラクターはものすごく違うのだけど、

このBMWは旧モデルの、どノーマルなのに乗り方次第で楽しく飛ばせます。

その乗り方と言うのも真理(あるとすれば)に忠実にそれをやり徹すだけのことなんだと思いますから

このように旧さと個性だけの魅力にとどまらないモデルは素晴らしいですね。

 

霧は序盤の川沿いだけでなく、かなり広範囲にかかっていましたので

県西部の内陸を複雑に走るともう霧の中から出たり入ったりの連続です。

 

 

今回初参加のメンバーは途中の視界の悪さのせいで、ここが高速道路のサービスエリアのウエルカムゲートであることに

気付くまで少し時間がかかったようです。

そして後半、ようやく霧も晴れて本来の青空。

アドベンチャーに戻ってもなお僕は最後尾で少し前まで不調で大混迷だったアドベンチャーの観察。。。

 

 

ご参加の皆さんも快適な早朝を楽しんでいらっしゃいましたね。

 

 

約200Kmの走行で9時過ぎに解散。

 

きょうは極端な内陸コース。

視界が悪かったこともあり、クローズドな県内周遊と言った印象で

なかなか居場所の認識できない不思議なルートの楽しさでした (笑)

 

次回6月の早朝ツーリングは第2日曜日ではなく第3日曜日(18日)の開催となりますので、

お間違いの無いようによろしくお願いいたします。

 

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春の一泊ツーリングー2

2023年05月19日 21時15分18秒 | ツーリング

ありがたきことに、今回のツーリングの二日目スタートも爽やかな晴天となりました。

スタート後しばらくして、天気が良い時には走ることの多い超タイトな道。

人によっては遠慮されたいレベルではありますが、また人によってはおもしろいと思えるギリギリのところ。

 

アドベンチャーのほうはと言うと、相変わらずの不調なのでありまして、

もう朝から先頭は最年長R80氏と最年少のRTの2名にお任せして、

うまく動いてくれないスロットルボディーの操作に集中しながらタイヤを滑らしたり走行ラインが乱れないよう

忍耐のタイトターンとなりました (^_^;)

 

この超タイト級のワインディングを走り抜けるとそこからしばらくの間、

大きく視界の開ける田園風景を眺めながらノンストップの快走ルートにありつけます。

交通量もありませんし、安全に追い越しも可能な環境ですから

ご参加の皆さんのどのバイクでも快適に幸せに距離を走ることができます。

 

それにしても良い天気。

周囲の田んぼでは田植えの時期を迎えていますから、田舎なのにもの凄い活気を感じますね。

 

そんな朝一のスペシャルステージを終えて一息の道の駅「みずほ」

 

アドベンチャーの操作に一息入れるため、こんなに早い時刻にソフトクリームを食べたのは僕だけでした。

 

そこからのルートもタイガー800氏によるもので、

初めて走るところを絡めながらこれまでにない組み合わせで次から次へとルートを切り替えて

さんざん走りに来ているはずのメンバーにとってもフレッシュな体感。

 

大型連休の渋滞とは全くの無縁の美しいワインディングと

初夏の澄んだ空気をライダーもバイクもいっぱいに吸い込んでこの好条件を楽しみました。

 

良い景色だからと言って、その場に止まることをほとんどしない。

いつものことながら景色を観るのは走りながらの一瞬ですが、そのぶん数が豊富になっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうどお昼に道の駅「匹見」

年によってはここでサクラが少し見られることもありますが、

今年はサクラが早かったのでサクラどころか木陰を求めるほどの暑さ。

ココから一山超えて1時間ほど、柿木村のランチに向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

去年の秋にもここに来ていて、いつものハンバーグを食べていましたので、

今回はカレーと魚フライとサラダのワンプレート。

ここはツーリングも2日目午後となり、さすがに皆さんの口数がやや少なくなってくるところ。

ちょっとした気分転換もアリかと。

午後になってから空模様が変わってきておりまして、急に日差しが無くなってきました。

予報では今日いっぱいは雨が降ることは無さそうでしたけど、この先のルートも山の中ばかり。

ところによるにわか雨に会っては大変だろうと、ルートの変更とショートカットを検討しました。

だってもう昨日と今日ここまでと、もう十分すぎるスポーツツーリングを繰り広げているので

ごはんでお腹いっぱい走りもお腹いっぱい。

もうこれ以上の欲はございません。

 

食事を終えたところで広島県人のRTはここで離脱。

島根県と山口県に跨る県道から再び僕が先頭で鹿野を目指します。

 

この県道、北側の島根県管轄のエリアは素晴らしい快走ルートなのですが、

県境を越え山口県管轄だと思われるエリアに入ると突然道路環境が変わります (^_^;)

 

だから前半の島根県はスロットル不調でも大雑把にスロットルを操作しながらでも楽しめるのですが、

山口県側に入るとそうはいきません。

 

 

 

でもこれはたまたまと言うことで、決して山口県の道路事情が良くないと言うことではありません。

と言うか山口県の道の良さはココのところ国内を広範囲に走っていることで思い知らされていますもんね。

 

 

抜いてはいけないところでも、お先にどうぞと譲ってくれるドライバーさんも少なくありませんが、

このあと10台くらい続くのだからなんだか申し訳ない。

そもそも、バックミラーにバイクの列が写るとなんだかせわしくて落ち着かないから、

とっとと行ってくれ~と言った心境なんだと思います。

そして鹿野から美祢まで高速道路でショートカット。

連休中ではありますがこのエリアの中国道はやっぱりがら空き。

この二日間で唯一の眠気を感じた時間でした。

 

美祢からはいつものワインディングのひとつを選んで全員無事に道の駅「蛍街道西の市」に到着。

午後4時過ぎと早めの帰還でしたがもう十分です。

そして帰宅後も余韻と後片付けを楽しむ時間も残っています。

今回は僕のミスでGPSログをとることに失敗していたのでタイガー800氏に提供してもらった「線」

今回も交差することは有れど重なることはありませんでした。

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春の一泊ツーリングー1

2023年05月13日 21時56分04秒 | ツーリング

大型連休真っただ中、バイクショップのツーリングでしかも泊まり。

ご家族お持ちのお父さんたちにとっては自分一人だけ遊びに行くなんて

日頃からの行いがよほど良くない限りできることではなんだろうなと…

ここ集合場所までの高速道路のファミリーカーの多さを見ながらそれには同情するしかありません (^_^;)

そんな日本中だれもがお天気を望んでいるに違いない5月の3日。

ずっと前は3日と4日と言えばやたらと高い確率で雨が降るものだから、

あの博多の大きなお祭りでも必ず雨が降るものとよく言われていましたが、

クロキライディングのとして16回目を迎えるツーリングはかなりの高確率で晴れています。

そしてお集まりいただいたのは10名、このあと途中合流1名と初日だけご参加の1名を合わせて

総勢12台12名で中国地方のワインディング三昧をお楽しみいただきます。

 

 

予定通り伊佐PAを出発して15Kmほど、下り線ほどではありませんが

都会の都市高速並みの交通量の中国道を上り

美祢東ジャンクションから「小郡萩道路」終点の絵堂ICまで走って

そこから新緑の美しいワインディングの始まり。

 

今回のルートは比較的北寄りでありまして、そしてランチを益田でとることになっているので

内陸ルートより比較的に高速コース。

気温もさらに上がってきていて快適!

 

 

「ハピネスふくえ」道の駅もいろいろですが

いつ来ても空いていてバイクも停めやすく重宝しています。

これが同日の九重阿蘇地方の道の駅ではこうはいきませんね。

先日、大分県内のレッカー業者のドライバーさんに聞いた話ですが

連休の前半、その方面はもうバイクの数が凄いことになっていて

駐車場にところ狭しと密集して停められていたバイクが一人の立ちゴケで一気に将棋倒しになってしまったそうです。

コロナも落ち着いて、この連休に賭けるライダーさんのエネルギーは今まさに燃焼しているのデス。

 

 

 

南北に長い萩市の北の方、田万川地域の広大な果樹園内の駐車場と公衆トイレ。

今は実りの季節ではないので、誰もいない静かで空気のきれいな場所。

ココからワインディングはさらに高速化していき、

バイクに乗る人もそうでない人も、誰もが想像する気持ち良さを体現することができます。

 

 

スタートから150kmほど走ったところで1回目の給油。

近ごろはガソリンスタンドも久しぶりに行ってみると廃業されているところもありますし

人手不足からなのかかき入れ時と思われる週末にお休みされているところもありますから

給油のタイミングは行き当たりばったりではいけません。

田舎のスタンドはスタッフ給油に時間もかかるので足の長いバイク(ガソリンタンクがデカい)は

給油をスキップしてバイクを無駄に重くすることなくスポーツツーリングを楽しめるよう

給油ポイントはタイガー800氏がしっかりとリサーチしてくれております。

 

 

その後まもなく本日最初で最後の「海」

益田市街の手前、持石海岸でランチのお店までわずかではありますが海岸ルート。

さすがにココでは気持ち良さそうに国道を流すツーリングライダーさんを多く見ることができました。

以前はこのエリアでランチをとることもありましたが、ルートが変わったりお店が閉店してしまったりで

しばらく来ていなかったのですが、美しい海岸沿いに新しい飲食店やカフェができているようで

冬はスキーヤーとなりこのエリアをしょっちゅう訪れているタイガー800氏の情報によりこちらを選びました。

 

国道より海側に建物があるので、二階レストランからの眺めが素晴らしいことは当然ですが、

予め皆さんから取りまとめておいたどのメニューも美味しそう。

 

 

 

 

 

僕は海鮮ちらし寿司。

刺身の活きの良さには我々下関市民も大変満足いたしました。

おまけにウチワエビなんて。。。(^^)/

 

 

 

ランチの後すぐに海沿いを離れ、先頭を広島から駆け付けたRTに任せて

僕は後方より皆さんそれぞれのペースの繋ぎ役をさせていただきながら新緑のルートを楽しみました。

もうここまでめまぐるしくルートを切り替えて貪欲に走っていると、

ツーリングの午後にありがちな眠気なんてものは一切無し。

 

広島県の三次と島根県の浜田のちょうど中間あたり、

ここ数年はお気に入りで、数あるルートもこちら寄りになってしまうお店。

 

自然放牧、無添加のソフトクリームをこの景色と青空の下で食べることができるとは

もうこのツーリングも成功したようなものですね。

 

これを食べたら、湯抱温泉の宿まで普通に走れば35Kmほどで、

のんびり走っても1時間くらいですが、そうはさせません。

いつでも気軽に来られる場所距離ではないのでこのあとも欲張って県境のワインディングルートを堪能するべく

RTや僕も知らなかった若しくは方向が逆で気付かなかったとか、交差するときに見覚えのある景色だったなどなど。。。

そんなルートの連続で大きく遠回り。

 

 

 

 

こんな奥地でもたまに地元の住民の方が歩いたり作業していたりするので、発見したら速やかに減速。

場合によっては周囲の静けさとのバランスを考えて大きく減速することだってあります。

でも相手方からするとずいぶん遠くから高周波なエンジン音が聞こえているはずだししかも10台以上、

手遅れかも知れないけどせめて近付くときには気を遣うべきなのではないのかと (^_^;)

 

 

 

 

江の川の中流の沿って走っていると5年前に廃線になったJR西日本の「三江線」の名残があちこちに見られるのですが、

過去にはもちろんツーリング中に走っている列車を見ることはありました。

バイクで走りながら眺める以外にも、列車に乗ってこの中国地方の山の景色を楽しむ方法もあったのだと、

いくつもいくつも現れる鉄橋を見て気付きましたが、もう遅いのですね。

 

 

初日のルートも終盤、RTとバイクを乗り換えて再び先頭に…がしかし。

バイクの調子がよろしくありません。

お昼前にその予兆はあったのだけど、あるスロットル開度のところで燃焼の状態が悪いようです。

スロットルOFFからONになるところのパーシャル状態が簡単に得られなくなり、

とくに誤魔化しがきかないタイトなコーナーでうまく曲がることができなくなりました。

 

 

コーナーリング中にリヤブレーキを強く引きずってスロットル開度を意図的にずらすことぐらいでしか対処できないので、

そんな理由でいつもと違ったタイミングでブレーキランプが光ることを後続のタイガー800氏にインカムで伝えておいて

そろそろ「三瓶山」が姿を現すエリアの絶好ワインディングで皆さんのアタマを抑えることが無いように右手に集中。

 

 

この990LC8はスロットルボディーがへそを曲げてしまうと実に厄介なので、

もう早いとこ宿に着いてビールでも飲んじゃったりなんかして今日のところは忘れてしまおうと、

先を急ぐしかないのです。

 

 

 

今回は後半のルートをかなり掘り下げたので、三瓶山に上がって石見ワイナリーでのんびりすることは無く

途中の一瞬だけ見えるポイントで三瓶山を一目見るだけ (笑)

 

 

20代前半、この旅館に初めて訪れた時から35年以上変わっていないことを

自分も続けて確かめに来ていられることに喜びを得るようになった、今やアラカンです。

 

 

食事が終わって部屋での二次会が完全に終わったのは午前3時過ぎ、

走りも飲みもタフな人が数人そろいましたからこうなりますよねそれは。

連休に向け、怒涛の日々を送っていた僕はさすがに途中で気絶してしまったようで

毎回繰り返されるバイクと「今日の出来事」のハナシに残念ながら全部付き合うことはできませんでした。

それにしても今日のルートも素晴らしかった。

ツーリングマップルで見つけるのさえ難しいルート、随分ありましたもんね。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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