クロキライディング

いつだってバイク

リトラクタブル

2015年11月30日 01時10分33秒 | バイク


GSX750KATANA 3型と呼ばれるモデルですね



ん~やっぱりこの「リトラクタブル」は動作させてしまいます… つい

たしか このKATANAとホンダのスペイシー125初期型が採用していたと思います。

2輪車はヘッドライトの常時点灯がとっくに義務付けられているのでこの先あらたに採用されることは有り得ないのです。



交換前のタイヤの消耗も激しかったのですけど、それにしても店内に手押しで搬入する時の違和感が強かったので

ジャッキアップはフレーム側にしておいて

作業中にステアリングステムベアリングの動作をチェック

結果は異常(では)ナシ

そしてタイヤ交換後の搬出でも手応え良好となりました。



初めてのお客さん(車体も)でもありますし

念のため試運転もさせていただきました。


フロント16インチのバイアスタイヤ…

タイヤの選択肢が少ないことが嘆かれるのですが 車体に不具合(ベストコンディションとはいかなくても)が無いので

特筆すべき点のない普通のバイアスタイヤであっても

無理なく無駄なく直進も旋回もできて

「あぁ コレ楽しいだろうなぁ」なんて素直に思いました。


主流の17インチより大きくても小さくても

なんだか「結果」みたいなものを求めなくていいのであれば

あとは乗り手次第のようですから

アレをこうしてとか何処をどうして…とか

売り込まなくても大丈夫

みたいですね。







16インチ 

僕は他と同じ気持ちで走らせます(速くないけど)

キモは他に置いていますからね 
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シーズン到来

2015年11月28日 21時56分21秒 | 日々のこと


今週になって急に冷え込んできたので

「バイク」にとってはウレシイ季節到来ですね。




寒さに耐える装備とライディングの楽しさをもってすれば

冬のシーズンならではの爽快感を得られるので寒さもまんざらではありません。



空気も引き締まってエンジンフィールは良くなるし

夏場の信号待ちで見る見る水温が上昇するのをハラハラしながら見守るようなこともこれからの季節は皆無



新鮮なタイヤで路面温度を少し意識しながら走れば

交通量の少なくなったワインディングをいいペースで独り占めできるのではないでしょうか

他人に同調しようとすると辛いことも発生するので

冬は「ソロツーリング」で好きなように走るといいですよ。



今週になって数名のお客さんから「冬眠」と言う言葉を聞きましたので…(~_~;)



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短期集中

2015年11月28日 01時11分10秒 | メンテナンス


作業のご依頼をいただいて はや3ヶ月のビモータ

モノがモノだけにおいそれとお預かりできる車両ではないので長期お待たせしてしまいました。



燃料系のトラブルだったのですが、既に20年以上経過したインジェクションシステム

経年劣化も進んでいますから、オーナーさんはこれまでもこれからもコンディション維持のため

手を尽くさなければいけませんね。

定期的エンジン始動は勿論ですけど やっぱり走らせておいたほうがより良く維持ができますね



FI車は放置によるキャブレターの詰まりの心配はなくても だからと言って油断しているとタンク内の燃料が劣化してしまい

もっと厄介なことになるので

FUELタンク内のガソリンを一新させた後 一通りの回転数と負荷をかけながら試運転しておきました

ふたつだけの外装 上半分と下半分はいずれもワンピース

外した時の保管も含め お預かり可能な環境になるのに時間のかかる車両なものですから…

そうして預かったのなら、もう作業はこの一台に集中

なんとか二日間で作業完了となりまして オーナーさんにはこちらから無理を言って

夜間にお届けさせていただきました。


代わりのないバイク 無事にお返しするまで気が抜けません (~_~;)

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通り道

2015年11月26日 03時35分42秒 | メンテナンス


オイル漏れの修理なのだから 主題とは外れるところだったのですが

そのまま載せるなんて気にはとてもなれなかったシリンダーヘッドの 

少なくともやっておきたいメンテナンスを終え



カムチェーンのガイドの状態もしっかりと押さえた上で ようやくヘッドの搭載



やる気になれば内燃機加工のメニューも豊富にあるようですが

大きな不具合も無いのでここはオーナーさんの意向に沿って僕の手でできる範囲の作業



やっぱりカーボンの除去とバルブのすり合わせをしておいてよかった

シムのサイズが1サイズ変わるところがいくつもありましたから…



キャブレターは前回のオーバーホールから好調を維持されているので 始動も呆気なく



しかし前回 新品交換済みのコンタクトブレーカーはヒールの初期馴染みが出たのでしょう

ギャップが狭く、点火タイミングもやや遅れ気味に変化しています

再度調整で相対的に点火時期が早まると

アイドリング回転数はさらに上昇


ココを見て この経験から点火時期を早めたがる向きもあるようですけどそれは早計です

重要なのは高回転高負荷運転の時

アイドリング付近はメーカー指定数値が正しいそうです…結局


オイル漏れ主因のガスケット交換より 通り道の作業のほうが圧倒的作業量

まあ当然なのですが (~_~;)
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感想

2015年11月25日 01時56分00秒 | メンテナンス


もう30年近く前のオフロードバイク

以前にキャブレターのオーバーホールをさせていただいた折

リヤの足回りの固着で車高さえ定まらない状態であることをお伝えしていました。

暫くそのままになっていましたが このたびあらためて機能回復のための作業のご依頼です。




よく固着しそうなところは勿論でしたけど最も酷かったのはスイングアームピボット

ココまで時間の経った車体はなかなか予想どおりにはいきませんね (^^ゞ



以外は全てニードルローラーベアリングとピロボール支持なのに 何故かココだけブッシュ…

恐ろしいほどの固着を解くのに油圧プレスの前で半日の格闘

まさに勤労感謝されるに相応しい一日でした。



後の試運転では目覚しい回復と達成感に満たされたのですけど…

オーナー様はシート高が上昇したこと以外はそれほどでもなかったようで… 


我々のような供給側が「どうです イイでしょっ!」と胸を張っても

オーナー様の反応はいまひとつ(それを素直にお答えになるかどうかは人それぞれ)なんて話はないこともないわけです


何も変わっていなくても各部の点検だけで 「安心して乗れる」と喜ばれたり

乗れないわけではないがより良い状態を目指して手を加えた場合 出来栄えに自信はあっても「わからない」と言われたり

オーナーさんの感覚はいろいろです 


だからそこは素直に伝えてもらって全然大丈夫です。



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無事終了

2015年11月23日 02時13分40秒 | ツーリング
11月も下旬となると夜明けの時間も遅くて

出発時刻にようやく空が白みはじめるところです



貸切り状態の農道も相手が動物ではそうはいきませんから 視点は道路よりも道端のほうへ傾きます。


以降 カメラの誤操作で画像はありませんが 山々の紅葉はけっこう進んでいて

6時出発(夏時間)の時にしか行かない山口市北部のエリアまで足を延ばしました。







解散後 いつもの農道をのんびりと流しながら

今年の早朝ツーリングも転倒者無しで終えたことに感謝するのです

解散直後の県道では巨大な鹿の成獣がクルマと衝突したのでしょう 路肩に死骸がよこたわっていましたからね

早朝のワインディングを走る我々にとっても路上を横切る動物は最も危険な相手です

あんなのが目前に飛び出してきたら(何度か経験アリ)と思ったら…




運が良かったことには素直に感謝するべき

反面、事が起こっては運が悪かったでは済まされない…と思わなくては



最後だからと勢い付いてしまい、足を延ばしたおかげで開店は11時前 200km弱の走行でした


早朝にもかかわらず、今年も大勢のご参加をいただきまして誠にありがとうございました

次回は来年3月です 第2日曜日にお待ちしています。

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最終開催

2015年11月21日 17時31分50秒 | ツーリング
明日の早朝ツーリング

クロキライディング 6:30   菊川セブンイレブン7:00 出発でお願いします

今シーズン最後の開催となります

この時期にしては気温も高め 予報は曇りなので眩しい朝日も無いでしょう

ご参加 お待ちしております。
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R1150RT

2015年11月21日 03時57分50秒 | バイク


久しぶりの R259系 R1150RTです

車検整備ではお馴染みのブレーキフルード交換もインテグラルABSの場合はタップリと時間 そしてフルードを使います。



リフト上でいろいろと点検はするのですが やっぱり最後は試運転

遠方よりお越しいただいている上に2年ぶりに触れるわけですから ココはしっかりとカラダを通して確かめます。 



ボディーから張り出したバックミラーは手元のウインドプロテクションにもひと役買っていて

そのデザインと合理性はとてもイイと思います。


普段 いろんなバイクに乗るからなのか 過去に乗ったことのある機体でも時間をあけて再度乗ってみると

また違った印象を受けることがよく有ります(僕の場合)

自分の記憶やライディング感覚があいまいなのかどうかということはともかく

そこの違いが大きいと思えるバイクのほうが なんだかオモシロイです






最新型にはすごく興味がありますが 世代それぞれに楽しませてくれるのだから

何も急ぐことは無いのかもしれません

新しいのにはなかなかご縁が薄いので 

イイところを探しながら、少し前の(旬とは言えない…)コンディション良好の車両に乗るときはもう真剣そのもの…

前に乗ったときよりも、きちんと言うことを聞かせられたような気になると

それはそれは至福の喜びなんですね (~_~;)



それにはやっぱりタイヤが関わります

前のバイクに今のタイヤ…なんてのがいいですね。





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拡張

2015年11月19日 02時00分17秒 | グッズ


昨年の電熱ウエアに続き 今回は電熱グローブ

気になるのは全てを着用して走り出せるまでの行程



グローブに単独で通電することも可能ですがヒートインナーウエアの袖口にあるハーネスから給電することも可能で装着も簡単そうに思えますが

ヘルメットを被ったりアウタージャケットの襟口をきちんと閉めたり

順序良くやっていかないとせっかく装着して袖口のそれぞれの位置関係ができあがったグローブをまた外してやり直さないといけなくなったりします。





思ったとおり これは走り出すまでが面倒ですね~





早くその実力を試してみたいのだけれど なかなか寒くならないので実行できず

「最後の手段」がどれほど効くのか期待が脹らむばかりなり (^.^)



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背中を押されて

2015年11月18日 02時11分10秒 | バイク


K1600GTLの所用で朝一で福岡往復

下道で向かう理由なんてまったくありませんから当然高速道路



ウインドプロテクションに関してはもうこれ以上のものは無いだろうといえます

パワーも十分ですし 純正装備のLEDフォグランプなども点灯させていれば

先行車のバックミラーに映る姿をドライバーさんもすぐに気付いてもらえるようで

追い越し車線を早めにお譲りいただけて… なんだかすみませんね~ 

6気筒の高周波音とインカムで音楽を聴きながら ひたすら空気を切り裂いていく 

そんな贅沢をさせてただきました。


大型スクリーンのおかげで、ある程度の速度までは風圧を気にせずに走れるのですが

そこからさらにさらにスピードが上がってくると少し様子が変わってきます

それは多分 自分の胸元の気圧と背面の気圧差が速度の上昇とともに大きくなってくるからなのか

次第に背中を押されるような力が働いて 空気抵抗に逆らって進んでいるのに自分のカラダも前に押されているという

なんだか不思議な感覚になるのです。

コチラのようなグランドツアラーで高速道路を高い速度域で走行していらっしゃるライダーさんはご存知のことと思います。


スピード以外にもライダーの体型やスクリーンの角度などいろいろな要因はあると思いますけど

大型スクリーンを装備していてウインドプロテクションの期待が大きければ大きいバイクほどその変化の量は大きいように思います。



一方 プロテクションがそこまで広域ではない

「欲を言えばもう少し…」くらいのモデルではそのように手のひらが返るような感覚は無く

スピードの増減に終始比例した、圧力を前に感じるフィーリング(体感的に)ですから

どのスピード域までもライダーが上体の前傾でバランスをとるのも可能


じゃあ背中を押されるんだったら上体を後ろに倒せば…なんて思っても

ハンドルに手が届かなくなる…

空気って言うのは厄介なものです。





スクリーンをさらに大型化する(現象発生スピードが高まるだけで根本解決とはなりにくい)とかタンデムシートに人を乗せるとか

緩和する方法は有りますが…


高速道路の走行ではやたらと飛ばせばいいというものでもなくて バイクなりにちょうどいい快適なスピード域を見つけるのも手段です

それが結局 早く目的地に到着したと思わせることになるのかもしれませんね。 




まあ 贅沢な欲求であることにはちがいありません。


風はあたってアタリマエ イヤならクルマで行きましょうってことですかね (~_~;)

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