クロキライディング

いつだってバイク

ドラレコ

2021年03月24日 20時47分35秒 | パーツ

ドライブレコーダーをスーパーカブへ…

きれいに納めることができるのか、かなり不安で作業をお受けしましたが

 

 

取付けスペースに余裕が無いことをご承知でオーナーさんが選んで持ち込まれたのは

本体ユニットがコンパクトなデイトナの「MiVue」

 

 

本体ユニットの操作はスマートフォンでできるようですし直接アクセスすることも滅多にないでしょうから

サイドカバーの中でいいでしょう。

 

カメラは自車ボディーが極力映らないように先端に設置。

勿論リヤも同様に。

そしてハーネスをできるだけホディーの外を這わさないようあーでもないこーでもないと繰り返していると

この手の作業は車種も装着品もいつも違うと言うこともあり、まる一日やっても完成しない長時間作業。

 

 

 

だからとても自分用にやる気にはなれず、僕の乗るバイクには一切取付けされていないので自ら撮影したことはありません (^_^;)

モニターの無いタイプですからカメラの向きはライダーが乗った状態の姿勢で見当で設置しておりましたが

後日、「カメラの向きは合っていましたよ」と聞いて安心しました。

ドライブレコードと言うよりもアクションカム的な使用目的で装着されるのでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3次元マップ

2021年03月23日 04時10分31秒 | パーツ

これまた久しぶりのキャブレター交換を承りました。

これまでのスタンダードキャブレターもかなりの好調であったと思いますが…

オーナーさんの構想により交換が欠かせなかったようです。

 

CB750のキャラクターに合わせ、オーナーさんが持ち込まれたのは京浜CRキャブレター。

販売元のオリジナルでなんとスロットルポジションセンサー付き。

 

それには当然ウオタニさんのSPⅡイグナイターが不可欠

もともと使用されていたイグナイターに接続すれば、これからは3次元マップの点火時期制御生活が始まります。

数多くのショップさんによるエンジンチューニングが盛んな「空冷4発」のハイコンプピストンにとってはそれはそれは好ましいコントロールが期待できます。

 

最後にスロットルポジションセンサーのセットアップ。

この作業にはFUELインジェクション車のポジションセンサーを弄るような「覚悟」は不要で、

点火時期制御のためだけのポジションセンサーですから、簡単に良い数値が出ますね。

僕にはそれを引き付けるものが無いので、パワーアップチューニングを望まれるお客さんのご来店も少なくて

CRキャブレターの事情もこんなに変化しているなんて知りませんでした (^_^;)

装着と操作性に関する調整は僕の作業ですけど、燃調はプレセッティングでOKなんだそうですがどうなんでしょう?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になるSV650

2021年03月20日 02時51分49秒 | バイク

 

 

先日、SV650を納車前の試運転をさせていただいたときは

そこはやっぱり新車ですから、正常に走るかを確認するだけでありまして

慣らし運転を終えてから全負荷をかけて走れるようになるまでの儀式はオーナーさんの手によるべきだと心得ています。

勿論そんな軽い試運転の中でもそのバイクの走りの見当はつくのですけど、それまでにあまり意識していなかった現行モデルのSV650を

あの時以来どうにかして活発に走らせてみたいと願っていたのですが、ここのところ試運転を必要とするご依頼のバイクは

年式旧くなっていく一方 (^_^;)

なので一台…良いコンディションの車両を入手しました。

 

軽くてスリムでパワーがあって…なんて評価は当たり前ですけど

歴代SV650を一応は全て乗っている身からすると排気量が同じで排ガス規制がこんなに厳しくなっているのに

このパワーフィーリングは大したものだと思います。

まあ僕なんて言うのはテストライダーでもジャーナリストでも過去に戦っていたライダーでもないので評価はあくまでも個人的なものであるし、

いろんなことを感じたとしても、その直前直後に何に乗って何を感じていたかに大きく左右されると言う凡人。

効果のほどが定かではないと言われるチューニングパーツによる実効性は正直ほぼわからない (^_^;)

 

どこを見回しても特筆すべき点は見当たりませんけど、買って(仕入れて)よかった。

人気車として注目されていない(かもしれない)ところに「何だコレは?」というバイクに逢えるとそれはそれはうれしいのです。

 

このままサーキットに持ち込むとしたらどーなんだとか、よくわかりませんけど

ストリートやワインディングではいろんな技が強く繰り出せそうな、僕が勝手に認定する名車のなかに名を連ねても良さそう。

 

市内の綾羅木地区、ココは下関の真ん中なのに民家が少なく広い農地が広がるエリア(下関やっぱり田舎)

複雑な畑道を次々とターンしていると野菜の直売所を発見。

完熟のトマトと葉物を少し買って

片手に下げて帰ってきました。

愛車は? と聞いて「SV650デス」と答えられたら

「スゴイの乗っていらっしゃいますね…」と讃えることにします (笑)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サービスデータ

2021年03月17日 01時13分27秒 | メンテナンス

昨年の秋から作業のご依頼をいただいていたRZ250R

こちらもまた随分とお待たせをしてしまったので、恐る恐る作業受け入れ可能の連絡をしましたら

気長にお待ちいただいていたようで、すぐにお預かりとなりました。

皆さんお優しくて助かります(^_^)

さてオーナーさんなりの思い入れで入手された車両も整備はこれから…

 

先ずはそのまま試運転をして、感じたままをお伝えし

各パートごとに優先順位をご提示して作業内容を打ち合わせします。

もう30年以上も前のバイクですから、コンディションの観察は

「若い頃に乗っていました」と言ったオーナーさんでもない限りどう見ていいのかわからないことでしょう。

 

先ずは安全(減速)第一と言うことで油圧レシオの不適合なフロントブレーキの回復と

各所から発生しているオイル類の漏れを止めること。

エンジン左側面のギヤオイル漏れに、オイルポンプからの2サイクルエンジンオイル漏れに

フロントフォークからのオイル漏れと…それぞれに部品交換やオーバーホール。

それから部品の取付けの方向性や上下左右の関係の手直しなどなど。

 

 

これだけ手を入れておけば、行く先々の床と地面にオイルのシミを作ることは激減することでしょう。

国内モデルそのすべてが旧車といっていい2サイクルスポーツ

オーナーさんの熱い思い入れが無ければ復活と維持はできませんね。

 

もしや? と思って前職からそのまま貰って引き継いだデスクの引き出しを探ると当時から使っていたデータ表

当時はインターネットを使ってサービスデータを入手するなんてできなかったので、車両ごとのサービスマニュアルを持っていなければ

このような印刷物が役に立ちましたね。

バイクも懐かしいけど久しぶりにこれを開いたので若い頃の思いが蘇りました (^_^;)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予報ハズレ

2021年03月15日 00時11分55秒 | ツーリング

毎年の初回3月の早朝ツーリングでは菊川町手前から霧がかかり始めて、視界の得られない走り始めになるのが定番。

当然ヘルメットシールドにも細かな水滴が付着して走行風では吹き飛ばず、

なかなか気持ちの良いスタートとはなりません。

 

第二集合場所の菊川町内はさらに気温が下がって5℃以下。

ココからスタートしてさらに内陸部で気温が下がってくると、今度はバックミラーが曇って後方の視界も無くなり

孤独と言うか孤立感に閉ざされながらも路面コンディションを見誤らないよう集中して冷静にバイクを操作しないといけません。

 

今回は昨年開通した山陰自動車道の無料区間「長門、俵山道路」をルートに取り入れて

早朝ツーリングコースのふたつのエリアを跨いでしまおうというタイガー800氏のプランでしたので、

気温の変化が激しくて、ヘルメットシールドとウインドシールドとバックミラーの透明性がコロコロ変わりました。

 

 

山の中のタイトコーナーが連続する上りと下りは寒さもあって緊張感。

 

 

一方、海側では寒さは無く

爽快感を得るには何の苦労もいりません…どちらも楽しいけど (^_^;)

 

 

 

 

 

2度目のトイレ休憩を終えて、再び内陸の奥の方に入ろうとしたところなんだか雲行きが怪しいので

雨雲レーダーで確認するとそこには予想もしなかった(予報にはあるハズもなかった)雨雲が…

 

雨の備えはしていなかったので、以降のルートを変更して雨雲から逃げるように

帰ってきましたが、道の駅「蛍街道西の市」で解散後、とうとうまともに降り始めてきました。

 

朝のうちだけかと思ったら、結局この後もあちこちでにわか雨が降ったようで

山口県にツーリングの来られたライダーさんはちょっと辛い思いをされたのではないかと思います。

どうやら天気予報に裏切られたのは我々だけではなかったようなので

本日ご参加の皆さんはこれに懲りずに次回もぜひご参加くださいませ。

たいへんお疲れさまでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開催します

2021年03月13日 19時23分15秒 | ツーリング

明日の早朝ツーリングは予定通り開催します。

クロキライディングを6:30 菊川セブンイレブンを7:00に出発します。

防寒対策とマスクをご用意の上ご参加ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝ツーリング

2021年03月13日 05時04分06秒 | ライディング

今週末は今シーズン第一回目の早朝ツーリングとなります。

僕もお正月の休み以来、試運転で走る以外にバイクに乗ることはほぼできず

お受けしている作業依頼に一台ずつ向き合うことばかりででしたので

久しぶりに下関市外にバイクで出かけることができます。

 

去年の秋以来のブロスを始動して鹿笛を装着するのが精いっぱいの準備。

 

タイガー800からも装着完了のお知らせ。

両車とも体裁を気にせず、風通りの良い場所優先の取り付け位置ですね (^_^;)

僕の場合はバイクよりも人間に取り付けたほうがいいんじゃないかと言う話もありましたが…

 

R1200RTにも装着完了。

今夜いっぱいで雨は上がるようなので、幸先よく開催できそうです。

「クロキさんのとこ朝練やってるんですってね」と聞かれることがよくありますけど

いえいえ練習ではなくてツーリングです。

美しいワインディングとバイクのコントロールを安全に楽しむためルートと走り方…

共有できるといいですね。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事ぬき

2021年03月10日 04時36分43秒 | メンテナンス

昨年いっぱいでひとまず役目を終え、現在は僕のもとにあるKTM990アドベンチャー。

オドメーターは13万kmを目前に止まったままになっております。

これまでにトラブルと言ったら燃料供給の不調で、疑わしいパーツの単品入手ができず

やむを得ずスロットルボディーをアッセンブリーで交換したことと、

消耗品と考えていいウオーターポンプシールを3~4回交換したくらい。

勿論、タイヤにオイルその他一般的な消耗部品に関しては、適時適量を消費してきました、惜しみなく。

しかしエンジン動力部に関しては、使用に違和感がない限りそのまま使い続けよう(忙しさゆえ)と

オーナーが身内ならではの楽観的判断でここまで突っ走ってきました。

 

さすがにこんなに走行距離を重ねていると、よほどオーナーさんの暖かい愛情に恵まれるか旧車名車としてもてはやされるバイクとして「広く」認められることでもない限り

その姿形を維持されることは難しく、バラされてネットに乗って小分けに売られていくことになりがち。

バラす人は多くいらっしゃっても組み立てようとする人はそうは居ないでしょう。

 

たしかに、製造されたバイク全部がこんなに走った後も生き延びたとすると、

それはもうそこら中バイクだらけになって大変なことになるでしょうから、ある程度(ほとんどは)は消滅していくのが自然なのだと思います。

 

 

しかしこの990アドベンチャー

当店で僕以外二人のライダーが乗り継ぎましたが、これまでに一度も転倒していない(立ちゴケさえも)

僕が思うに縁起の良いバイク (^_^;)

14年間で13万キロメートルでこれはなかなかの事例でしょう。

 

しかも数年前、僕も娘を乗せタンデムで信州ツーリングを楽しんだ経験もあり

フルパニアでタンデムで雨で何も見えなかったビーナスラインでもっとも立ちゴケ確率の高い数日をしのいだ、深~い想い出。

倒れるとしたらあの時だったように思います (笑)

 

これはもうやるしかないので、僕にできるところまで掘り下げて、見届けて…

穏やかではないキャラクターに見合う刺激的な「余生」が送れるものになりますよう

損得抜きの無期限作業を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

極太アドベンチャー

2021年03月09日 04時53分16秒 | タイヤ

 

 

極太タイヤと言っても当店にお越しのお客さんではほぼ190サイズまでに留まっておりまして…なんとなく助かっています。

コチラの車両の片持ちのリヤホイールでは四輪車ホイール同様に内側の少し窪んだ部分のウエルが片方に片寄っているので

タイヤのビードが谷間に落ちやすくて、おかげでサイズのわりに脱着は楽。

でも作業にかかるときに表裏を間違えるとえらいことになります (^_^;)

アドベンチャー向けのBS 「A41」も190/55ZR-17ともなると

それはもう太くて、もはやアドベンチャーなイメージからは遠ざかって見えますね。

 

同時にドライブチェーンも交換ですが、チェーンが伸びるとはこんなことからも起きるのですね。

 

 

ウチでは珍しい高年式の「ドウカティ」

オーナーさんのタイヤ消費率はかなりの早さ

これまでのS22より長持ちするといいですね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スクランブラー

2021年03月05日 05時34分14秒 | バイク

 

もう随分と作業数をこなしてきたハンドル周りの電装品装着。

ETCにUSB電源にグリップヒーター、そして最近ではドライブレコーダーなど…

出来れば全てを同時に一括装着するのが作業工賃の節約になるのは当然ですね。

 

取り扱い車種について専門性が無いので、修理やメンテナンスは勿論

電装品の取付けにしてもたいていは慣れない作業と言うことになります。

 

大型ツアラーモデルなど外装の脱着は大変なのですが、ハーネスやリレーやコントロールユニットなどの設置場所は得やすく

最終的にはうまく収まります。

一方、スリムでスタイリッシュなモデルでは、それでも無くてはならないABSユニットや排ガスコントロール関係の装置等でどこもかしこも密集していてあれこれ追加で納めるスペースが見つからないので、

こちらの苦労もなかなかのものですね (^_^;)

 

もう既製品のリレー回路の電源管理ユニットの「箱」の置き場にも困り

既製品を諦めてリレーとハーネスだけの組み合わせで各所に分散させて配置させることにします。

 

「スクランブラー」な幅広ハンドルをお好みのサイズのハンドルへ交換し、ケーブル類の取り回しの変更などなど、

どこでもどなたでも実施されている作業ですが、作業速度が遅いので作業依頼をいただいているお客さんたちには

たいへんお待たせしております。

 

35年くらい前に450デスモスクランブラーに乗って以来(いやたしか乗ったような…)

現代スクランブラーに触れるのはこれからですかね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする