クロキライディング

いつだってバイク

水分補給

2018年02月28日 00時05分10秒 | メンテナンス


もう永いことお付き合いさせていただいているのに、オーナーさんの対応適応力も有ってか

キャブレターを全バラにするのは始めての初期型「マイクヘイルウッドレプリカ」

消耗部品を交換後、セッティングを動かしながら様子を見ます。


念のため念のため、バルブタイミングやコンプレッションも確認したうえでセッティングを振ってみて

現状のキャブレターのコンディションを把握することがきました 僕なりに。







スタンダードの点火系も観察と点検

ふたつのイグニッションコイルにはそれぞれレジスター(抵抗)が直列に接続されていて





BOSCH製のイグナイターの能力にあわせて、デンソーのコイルをデチューンして適合させているということですかね(間違っていたらごめんなさい)



そんなこんなでドカティベベルのキックを何度も何度も…何日も





たまたまご来店の医療関係のお仕事をされている他のお客さんに先日の人間ドックの結果報告書を見てもらい(自分では何のことやらわかりません)

かなり健康であることは判明したのですが、夜中に右足が痙攣(足が攣る)のはなぜかということで尋ねると

それはやっぱりベベルのキックだそうで

数箇所が複雑に攣るのでどちら方向に伸ばせばいいのやら (*_*;


するとそんな時は「スポーツドリンク」をガブ飲みするのがいちばん だそうです

水分補給をすると、発生する乳酸を効率よく運びだせるので、疲労物質も溜まりにくく筋肉痛も緩和できます みたいなことを言われてましたね





なるほど、そんなこと考えたこともなかったです

これからはベベルの前後には水分補給(のど渇いてなくても)

ベベルのオーナーさん達の平均年齢は高くなる一方ですからキックスタートの達人さんにもオススメします (^_^;)
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陽気

2018年02月25日 00時26分43秒 | 日々のこと


今日は気温も上昇し、朝からお店の前を多くのバイクが昇って行かれました

角島をはじめ、山陰の観光名所を目指すルートですからそれはもう賑やかなものです。



そんな僕も昨夜作業を終え、そのまま夜の試運転でもよかったK1600GTLを

好天予報の今日に実施

もう何速でだって走れるトルクは有るし、電子スロットルが制御してくれるのだけど

絶頂に気持ち良く走るために、エンジンをどのように回すのかは細かく選ぶところですね。





かなり前傾したエンジンのお陰か、かなりの低重心でヒラヒラと身をこなすのは好感ですけど…  旋回に深いバンクは必要

タンデムライダーにバイクの醍醐味を楽しんでもらうように仕掛けるには良い道具

バイクについてパートナーの同意を得られる可能性も少しだけありそうな気がしますが

そんなハナシ聞いたことないです (^_^;)

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LED化

2018年02月21日 01時37分35秒 | パーツ


ヘッドライトの標準LED化がどんどん進んでいますが、社外品のラインナップもかなり増加していて

明るさとコンパクトさも向上しているようです。



BMWのF800GT メーターにLAMP!(電球切れ)の警告が出ないことを確かめてから本格的な装着作業スタート



車検の時バイクのヘッドライトテストはハイビームのみで行うので、見た目明るいのにテスターの結果数値が上がらないと言った

後付けLEDにありがちな問題もHiとLowのバルブが独立しているおかげで心配ナシ。



それでもコネクターまでもが全てヘッドライトケース内に収納されているタイトな講造であることと、ハロゲンバルブには無いLEDバルブ背面の放熱フィンもあるので

装着できるかどうかわかりませんでしたが、何度も付けたり外したりしながら少しずつ削り込んでなんとか各パーツを配置すりことになりました。



ETCとUSBチャージャーも

これらは一挙に装着したほうがいいですね





これまでかなりの台数に装着作業をしてきましたが、どこから電源取り出したのか1台1台覚えていないので

増設のたびに見直すのがたいへんですから (^_^;)

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締めすぎたからって (*_*;

2018年02月18日 00時58分19秒 | メンテナンス


購入時もともと付いていたタイヤが1サイズ太いモノだったので先日初めて試運転させていただいた時から、僕としてはあまり良い印象ではなかった車両

コレを安定感が高まったとかグリップ感が強くなったとはとうてい僕には思えず

チカラを抜けば安定し入力すればすぐにバランスが良い意味で崩れて車体が反応するほうが安定してコントロールできるので

やはり極一部の例外を除いてタイヤサイズを変更するのは避けたほうがいいと思います。




続いてフロント

フロントフォークボトムの割り締めボルトの座面が陥没するほどの締め過ぎ… 初めて弛めるボルトをインパクトレンチで解くことはしていないので

オーバートルクがバッキーンと弛むときのショックは腱鞘炎と関節痛の両手にはかなり堪えます。



トルク不足で弛んでしまうのは論外ですが締めすぎだとどうなるのか…なんてこといろいろ言われていますけど実際どうなのかってなかなか体感することもないわけでしょうけど

コレはちょっといけません。

激しいオーバートルクでもSHOWAのフロントフォーク側は大丈夫でも車両メーカー製の中空アクスルシャフトは変形してしまって真円から遠ざかってしまっているようで

アクスルシャフトが普通には抜けません。

それでもまだそのことだけでは体感できる不具合や作動の悪さは感じないのですけど

その状態でホイールの脱着を理屈抜きにチカラ任せにやってしまうとフロントフォークが素直に下に降りていってない状態で固定されてしまい

横方向に大きなストレスを抱えたままのストロークとなり、ここで感覚に触れる不調が発生。



一度変形したものは完全に修正することは難しいけど、せめてフロントフォークボトムに貫通させた状態でアクスルがスルスル回転できるところまでは修正できます。



ジャッキアップの時フロントフォークが伸びていく様子からしてチョットおかしかった

もともとダンピングが強すぎる車両だとは思っていたけど

試運転時の印象の悪さはココからもきていたのですね。

あ~ でももうタイヤ交換してしまってゴムが新鮮だしサイズも適正方向だし良いタイヤだし幸いステアリングステムの動きに問題はないし

次走ると良いフィーリングになっているに決まっている


どれがどのくらい良い方向に働いたのか… わからないけど明日の試運転は期待できます (^.^)
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キャブレター維持

2018年02月16日 00時41分21秒 | メンテナンス


ドカティ ベベルのデロルトPHM40も相当に旧いキャブレターですが

ボディー本体がよほど磨耗していない限りオーバーホールと部品交換でコンディション維持できるし

部品価格もさほど高値でもなくてオーナーさんはもちろん、作業を受ける僕も助かります (^_^;)



後に作業をご予約いただいている国内メーカー90年代のスーパースポーツのキャブレターオーバーホールにそなえ

消耗品と言えそうなパーツを潤沢に揃えようと見積もりをしてみると、4気筒だからとはいえ驚くような高価格になってしまいました。



旧くても人気と注目度の高いバイクはいいのだけど、それほどでもないバイクは少々不利ですね…やっぱり。







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コーティング

2018年02月12日 00時40分38秒 | メンテナンス


内側が錆びてしまったFUELタンク

いつもどおり納得いくまでサビを除去するのですが

将来サビが再発しないように仕上げにコーティングをすると言う手もあります。

作業する人によって考え方は様々なんだろうと思いますけど

コーティングされたタンクに再び不具合が出たとしたら、僕ではもう手の打ちようがありませんからウチではコーティングをあまりオススメすることはありません。

それでもこのように一番低いところに長期間に渡って水分が居座ってサビが深く進行してしまったと思われるタンクのサビの

完全除去を目指していくと、作業の進行により穴が開くことがあります。

サビ取りの作業がかなりハードなだけに穴が開いたことを知るとかなり落ち込みますが

使用を再開した後になってガソリンが漏れてくるよりまだマシかと、気を取り直すしかないのです。




こうなってしまうとこのタンクの再使用はあまりオススメしないのですが

代わりの物の入手が難しいとなると、穴を塞ぐという選択肢も無いわけではありません。

修理&整備でお預かりした車両のタンクが既にコーティング済みであるのはよくあることですが

その場合コーティングが剥離していないかということと、内側前面にコーティングが行き渡っているか(とくに天井)をしっかりと確認するようにしていますが

内面全てに塗り残し無く行き渡らせるのは簡単ではないのだな…と思います。





ウチでも普通に手に入るコーティング剤を使うのですが、主剤と硬化剤が反応して完全硬化すると将来に渡りガソリンに侵される事はありません

だからサビの上に塗らないことと塗り残しをしないと言うこと。





ただそれだけなんですが…

やり直しが効かないと思っているので、やるならとことんやらないといけません。



外装の塗装とは違い、塗料が流れるのはかまわないので硬化が始まるまでに時間全てを使ってあの手この手で行き渡らせ加熱して完全硬化



相当な時間と手間をかけてコーティングは上手くいきましたけど、だからと言って放置できるものではないでしょう

旧いバイクは何が起こるかわかりませんからね。
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排気音

2018年02月08日 01時45分28秒 | バイク


CB1300スーパーボルドールの新車 初めて入荷しました。



熟成化が止まることのないCB1300ですが、このモデルで最も気になったのは排気系の変更

たしかにサイレンサーはかなり細くなりましたね。

騒音規制の緩和によるところなのでしょうけど、このスタイリングの調和は歓迎されるハズ。



排気音は思った以上に大きくて少し驚きます

これは早朝のお出掛けには気を使わないといけないかもしれないレベルです。

もう永いことバイクのモデルチェンジやマイナーチェンジを見聞きしていますが

マフラーからの音が大きくなって、それでもいいよと言うのは初めて



最大出力が9馬力向上したことは確かめられませんが、排気音のことを差し引いても

これまでのジェントルなフィーリングは 元気の良い方向に変わっているようです。


今日は試運転が立て込んでいて、このCB1300とBMW2台そしてドカティベベルと

午前中に4台を続けていくとさすがに冷えきってしまいまして

メーターの外気温表示は1℃



もう我慢できずにそのまま「あんかけ蕎麦」まで足を延ばしました。

白ゴハンは蕎麦を食べ終わった後の投入用

右のレンゲはそのために何も言わずともつけてくれます

やっぱりあんかけの類とタップリの生姜はあたたまりますね (^.^)





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クオータースーパースポーツ

2018年02月07日 01時15分59秒 | バイク


昨日は年に一度の健康診断 下関市民病院で人間ドック

検査自体は病院スタッフの皆さんはとても優しくて、スムーズに誘導してくれるのだけど

この胃カメラだけは憂鬱ですね (*_*;

それでもこれまでと変わりなく胃の中はキレイで若々しいと、カメラをグリグリ操作している医師には褒められたし

後日の再検査も不要なようで、不思議と健康であることに安心しました。



昨夜から絶食だったことと検査終了の安堵感からなのか

普通は日替わり定食のところを変更してもらっているチャンポンがすごくおいしいので、すっかり毎年恒例となりました。



スピーディに進む検査も今回はCTとかMRIも追加してもらっているので、ちょっと遅くなってお昼過ぎからの開店

先日試運転をさせてもらったCBR250RR





ライディングモードの切り替えはその違いがハッキリとしていて、スタートのクラッチミートの瞬間からして変化します

実用的かどうかはともかくですけど、ココはお好みですかね (^_^;)

あぁ~でも早いとこ慣らし運転(必要なのかな?)を終えて、というか初期のオイルを抜き変えてトップエンドまで回してみたいところ

既に販売終了となったVTRとの実力の違いも感じたいもの。


コレで「リッタースーパースポーツを追い回すぞ!」なんてコトを企むことではなくて

軽量な車体とほどほどのパワーで純粋にライディングを楽しむために

この正当なスーパースポーツがあるのだと思います。

ビックバイクでデビューを飾ったライダーさんにも是非乗ってもらいたいですね~



バイクが小さくなれば思い通りに何だって…といきたいところですが

軽さゆえそんな気がするだけでなかなかそうもいっていないのが現実

でも小さいバイクが正しく乗れるようになると大きなバイクも同じように乗れるというのはよくあることです 僕の経験上。

だから同クラスで排気量の大きなものに乗り換えることが必ずしもステップアップにあたるとは言えないのではないかと思います。





雪の合間を見てわざわざ引取りにお越しのオーナーさん

先ずはポジション… ということで

翌日早速シートあんこ盛り加工のご相談

それはオモシロそうです ぜひやりましょう。
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立春

2018年02月04日 00時27分18秒 | タイヤ


毎年この時期にはNEWタイヤの入荷がありまして

当店にもそれなりに新しい顔ぶれがお目見えします (^.^)



まだまだ寒い日が続きますが、春の絶好期に向けてのスタンバイ

今年はスタートが早いのか、まだ2月なのにかなり作業は混み合っています。



NEWタイヤを待つあまりここまで使ってしまったT30

ここまで消耗したタイヤのフィーリングをカラダが覚えてしまうと新型T31の良いところ

厳密に感じ取ることはちょっと難しいかもしれませんね 僕では。





朝一でお預かりして取り掛かったのですが、間に作業割り込み割り込みで交換完了したのは深夜

明日は立春 バイクシーズン始まりましたね。





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