クロキライディング

いつだってバイク

対策

2022年08月30日 00時35分26秒 | お知らせ

 

朝晩いくらか涼しくなってきて、秋の始まりが近いところまで来ているようです。

夕陽が沈む方向も随分と南下してきて、西日も店内直射。

なので陽が沈むまでR100GSで近所をひと回り。

音楽もラジオも聞かず、OHVモノサスモデルのエンジン作動音(ノイズも)だけを聞きながら久しぶりのコンディション確認。

朝晩涼しくなってきたと喜んでいましたが、この時刻に風の通るウエアで飛ばすともう寒いくらい。

しかし日中ならばバイクを楽しむには最高の季節が間もなくやって来ますね。

うかうかしているとここ数年のようにすぐに冬がやって来そうですから秋バイクの思い出はお早めに。

9月の日帰りツーリングも楽しみですが、10月にもツーリングを計画中です。

しかしながら新型コロナウイルス感染者増加が身近にいらっしゃるようになってきているので、ツーリングの開催も確実ではありません。

開催できるとしても、感染防止対策を講じるため人数制限をせざるを得なくなる場合もあると思われますので、

ご参加検討中のお客様におかれましては、お申し込みは是非お早めにお願いいたします。

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錯覚

2022年08月29日 01時31分03秒 | メンテナンス

KTM990アドベンチャーの作業も超スローペースではありますが進行しております。

シリンダヘッドの内燃機加工待ちの間に腰下の組み立てを完了。

あれだけ用心深く交換部品を追加してきたのにクラッチディスクは再使用決定。。。

歴代オーナーが必要以上にクラッチを擦らなかったのは、一緒に走っていて分かっているし

総数の厚さからしても正常値であることと、最大トルク発生回転域の全力加速で滑らないことと

相変わらずの切れの良さで走り終えていたはずなので、12万kmを越えてもなお使用することにします。

だから自由長の短くなっているスプリングのみ交換で大丈夫でしょう。

予めお互いを締結させたピストン挿入済みシリンダーとヘッドを一体で上から載せて

やっとエンジンらしいカタチに戻りました。

ここでまた作業がストップ。

このように各種類ごとにパッケージされた高価なガスケットセット。

 

当然部品番号で区別されていないのですが、そのうちの6個のOリングはサイズにより4個と2個に分類されるはずなのに、僕の目には何度やっても3個と3個…

歴代オーナーにも来店時に見分けてもらいましたが結果は別れることに。。。

ここでミスしてしまうとエンジン搭載後にやり直すことは不可能ですから厳密に見分ける必要アリ。

結局、部品番号指定で再度発注し

それぞれ振り分けて組立完了。

0.1mmの太さの違いくらいなら見比べれば分かっていたのに、錯覚なのか視力に自信が持てなくなったのは明らかな老化 (^_^;)

 

たったこれだけのこと、やっと乗り越えて深夜の作業再開。

 

カムギヤはアイドルギヤからのギヤトレイン方式なので、直接カムチェーンがかかる構造ではないので

カムシャフトの脱着は超簡単ですからタペットクリアランスの調整のためのシム交換も手軽にできます…が

完成車状態からここに至るまでの道のりは複雑で長い。

分解前はほぼ規定値内だった12万kmヘッドもバルブシートカットによりタペットクリアランス減少。

 

ヨシヨシそうだそうだと頷きながら計算してシムの発注まで進めたところで

これまた作業はストップ。

エンジン搭載の時にはこんなに走ってくれちゃった歴代オーナーに手伝ってもらいましょうかね (笑)

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カジリ?

2022年08月28日 00時40分50秒 | メンテナンス

 

 

もともとシリンダーヘッドカバーからのオイル漏れで

ガスケット交換が目的でしたけど、文字通りふたを開けてビックリと言うやつでありまして

カムシャフトが激しく痛んでおります。

「カジリ」と呼ばれていますけど「虫食い」と言った方があたっているみたい。

このモデルにはよくある(いや、無くはない…)現象だそうですが、こうして直面するのは初めてです。

ネット上ではいろいろな見解があるようですが、僕も経験が薄いのでこちらの原因について正解はわかりません。

巷で言われているように、よくある普通の使い方でこうなてしまう可能性があるとしたらメンテナンスに落ち度が無かったはずのオーナーさん達はご心配でしょう。

 

エンジンオイルの銘柄や品質が原因だとは思わないけど、たまたま来店のオイルメーカーの営業マンに

これを見せたら開発担当に問い合わせてくれて、何らかの回答をしてくれました。

まだ新品で入手できるカムシャフトも無事に交換を終えたので、これからの使い方については僕の考えも合わせてお伝えしながら

再発せぬようご提案させていただきます。

言うだけなら何とでもってヤツですけど解らないのだから軽率なことは書けませんから (^_^;)

 

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問題なし

2022年08月24日 03時18分45秒 | バイク

こちらにやって来てはや数ヶ月のR1100S

修理のご依頼が立て込んでおりましてまったくもって手を付けることができないのですが、

せめて車検が切れてしまう前に一度は乗っておいて

そのコンディションを少しでも感じておこうと何とか走らせたのが2カ月以上前の車検が切れる日 (^_^;)

日本国内でもかなりのセールスだったらしいR1100シリーズだけありまして

この僕でさえ乗った台数と総走行距離は少なくはありません。

速いかそうでないかはともかくとして、

フロントのテレレバーにも時間とともに自分の感覚がフィットしてくれば、正しいと思われる操作にはきちんと答えてくれて

走りの満足感は他に引けを感じることは無いですね。

RとRSとRTがリヤ18インチなのに対しこちらは17インチですから、タイヤの選択で困ることはありません。

でもものすごく久しぶりにこのSに乗ってみて、最も印象に残ったのはトランスミッションが6速(他1100は5速)だと言うこと。。。

ビッグツインや大排気量マルチ等ではそのトルクフルな体感から、どの回転域からでも加速すると当たりまえに評価されて

「シフトチェンジしなくてもいいから楽ですよ〜」なんて(そう思われるならそれでも全く問題は無いけど…)

僕にとっては気持ち良くかつ良い仕事をする回転域は意外と幅が広くはないので、各ギヤレシオが少しでも接近しているのは歓迎します。

そう言えば、過去にはカジバの2ストローク125㏄モデルで7速ミッションのお客さんがいらっしゃいまして、

これはまたビッグツインとは少し意味合いが違っていて、とにかくパワーバンドを下回るともうスカスカ。。。

だから忙しくシフトチェンジしながら回転数を厳選しなくてはいけない (^_^;)

今はそんなバイクありませんけど、必要に迫られるとでも言うんですかね。

乗るだけで勝手に身についてしまうでしょうからこれもまた問題無し。

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秋の日帰りツーリング

2022年08月20日 09時33分06秒 | お知らせ

次回、クロキライディング日帰り(まる一日)ツーリングの開催を決定いたしました。

9月11日(日曜日)

行先は東九州方面

久しぶりに大分県海側ルートを走ってみようと思います。

これまでとそしてこの後のツーリングルートとできるだけ被らないよう拘ります。

詳細が決まり次第コチラでお知らせしますが、早朝の東九州道にお集まりいただくのはいつものことデス (笑)

 

その日は9月の第2日曜日。。。

お天気次第ですが開催できたら翌週の18日に早朝ツーリングを開催しますので

どんなに頑張ってもまる一日はムリと仰るお父さんはそちらをお楽しみください。

11日が悪天候で開催不可能になりましたら、18日に延期となる可能性もございますので、

その場合はご容赦ください。

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木陰

2022年08月15日 20時13分47秒 | ツーリング

お盆の中日、おまけに翌日延期となった8月早朝ツーリング。

予想以上のご参加がありまして総勢9台お集まりいただきました。

 

6:00にクロキライディングを出発の時から気温は30℃を下回っていて

メッシュジャケットの上半身は勿論、レザーパンツの脚も快適。

やはり昨日はところどころでにわか雨が降ったようですが、今日は雲行きに不安を感じることなく

県内陸部に進むことができました。

水分補給とこまめなトイレ休憩が必要ですが、トイレ博士のタイガー800氏の指示に従って

木陰が豊富なトイレばかりをチョイスしました (^_^;)

 

地〇峠に小〇峠、この夏の豪雨で随分と荒れていましたが、

足をすくわれることの無いように安全な走り方で、かと言って消極的でもないアプローチで

コーナーリングを楽しみました。

 

 

タイヤは高い温度を維持しているので、路面のコンディションさえ良ければ

少し思い切った操作だって許されるわけですから楽しくないわけがない。

夏のツーリングはこうでなくては (笑)

今回は足を伸ばすことにしているので、早朝では久しぶりの阿武川ダム。

前回のバイクブームの時の「賑わい」はどこへやら。。。

他に誰も走っていませんね、かと言って安全なワインディングでもありませんから

それでいいのだと思います。

今日は阿武川からさらに足を伸ばして「むつみフラワーロード」

7月下旬~8月上旬にかけて、約4.0haのひまわり畑におよそ25万本のひまわりが咲き誇るこのエリア。

皆さんに良い写真でも。。。と思ってやって来ましたが。

 

ちょっと時期を外してしまったようですね。

向日葵みんな下向き (^_^;)

 

このお盆休み、最終日に自らを引き締めるために

早朝4時(5月の信州タフツーリングで早朝が当たり前になったのでしょうか)に周南を発ち、

菊川セブンイレブンで合流したⅤストローム氏とはここでお別れ。

山口県西部へようこそ、山口県はワインディングの宝庫ですから

寒くならないうちにまたご参加ください。

 

その後我々は県北部に多いハイスピードワインディングコースの一部を繋いで

気温も30℃を越えた萩へ戻って来まして、山陰道無料区間を一区間だけ利用し

三見の海岸沿いルートをタイトに走り県西部へ。

ここでも休憩は木陰のあるトイレで。

さすがにもう10時をまわっていますから、日当たりのいいルートでは軽く30℃越えで

走っていても暑いものだから、できれば木陰のルートに進みたい。

暑くないのはいいけれど、木漏れ日で路面を読み間違えないように目を凝らしながら暑さをわすれて走ります。

道の駅「蛍街道西の市」の解散は11:00

予定通りの帰還です。

 

クロキライディング発着で250Kmほどですが

5時間におよび風を受けてきましたから、「明日から仕事だー」と仰るメンバーのお盆休みも

よい締めくくりになったのではないでしょうか。

オス鹿の大きなお尻と角も見れましたしね。

 

 

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開催します。

2022年08月14日 19時53分26秒 | お知らせ

今朝もそれほど悪くなかったように思いますが、山間部では降ったかもしれません。

明日も雨に遭わないとは言えませんが今日より降水確率も低いようですので明日は早朝ツーリングを開催します。

クロキライディングを6:00  菊川セブンイレブンを6:30出発でお願いします。

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ふるさと納税

2022年08月14日 04時57分54秒 | お客様

今週末、岡山のサーキットでレースをひかえていらっしゃるYZF-R25

いつものようにレース前のオイル交換です。

ご自身でもあれこれ作業を実施していらっしゃるのですが、

ちょっと特殊な作業以外にもオイル交換だけはウチでやらせてもらっています。

廃油の処理…面倒ですもんね (^_^;)

持ち込まれるたびにいろいろと変更点を見つけるのですが、今回はフロントフォークのダンピング特性の変更を自ら依頼されていたようですね。

何を求めてどう変更(レギュレーションの範囲で)されたのかお伺いしたりなんかして、

そしてさらに見慣れないアクスルシャフト。

続いてこのアクスルシャフトの実感効果についてしばらく談笑したあと、そもそも導入した経緯をお聞きすると…

なんと、ふるさと納税の返礼品として選ぶことができたのだそうデス。

僕も「ふるさと納税」しようかな。

そして誰かにアクスルシャフトを抜き挿ししてもらってブラインドテストなんてやってみたい。

 

 

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延期

2022年08月13日 18時00分54秒 | お知らせ

明日14日は8月の第二日曜日

勿論早朝ツーリングを予定しておりましたが、ここのところのなんとも不安定なお天気と

明日の降水確率の高さからして、にわか雨を避けられそうにないので今回は延期したいと思います。

で、次回の開催は翌日の15日。

この先も不安定なお天気が続きそうですが15日の降水確率の方がまだ低いようですので

一日延期とします。

とは言え予報は常に変化していますから開催の可否は前日にご確認ください。

お盆休み期間中のためいつもより少しだけ足を伸ばすつもりでしたので少しでも降水確率が低い日に

というところでご容赦いただきたいと思います。

 

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運転技術 (^_^;)

2022年08月12日 02時46分18秒 | バイク

かれこれ1年半以上は在庫しておりましたKTM950SM-R

これまで話(商談)か無かったわけではありませんが、かなり個性的なモデルであることと

故障が心配だと仰るお客様に僕が安心させるようなことを言わないからなのか商談は不成立の連続でした (^_^;)

 

もう定番と言ってもいいくらいのウオーターポンプシールの交換。

振り返るとこれまで990LC8の車両は販売の時は必ず実施しているみたいです。

 

950SM-Rはこの年代でキャブレターだったのが奇跡だったといまさらながら思い知らされます。

終焉のCVRD43の大口径と言えるキャブレターはさすがに秀逸で、

加速ポンプ無しでも急開に忠実でありながら低速域においても右手とエンジンが呼応して通じ合う感覚。

 

もともと備わっているバックプレッシャーバルブ。

エンジンブレーキ弱まる必要なんて僕には無いけど、邪魔だと言っている人がいるのもたしか。。。なんで? (^_^;)

 

ブレーキのレスポンスもかなり強烈、ABSはありませんからパニックの時も自分でなんとかしなくては (^_^;)

 

 

僕レベルでは十分すぎるKTMのWPフロントフォーク。

恥ずかしながら変更するのはおこがましいのでKTMに関してはどのモデルも純正フォークオイルを使用します。

 

指触では判らなかったけど、ホイールバランサー上で異音が混じるのでホイールベアリング交換。

KTMのお客さんが少なくないゆえの在庫ありで作業中断を免れました。

 

新しいオーナーさんのご希望でタイヤはアナキーアドベンチャー。

これは試運転の時、走り始め要注意の見た目ですね。気のせいだったけど。

再び走り始めた950SM-R

キャブレターの950LC8とFIの990LC8の違いは排気量にあるのではではありません。

勿論全力では990のほうがパワフルではあるのだけど、

どちらも刺激的で強烈に加減速でき、しかもこの走りをキャブレターでできていることと

そのフィーリングが非常に好ましいこの950に驚かされるところです。

排ガスの規制が無ければキャブレターはもっと進化して、パワフルかつコントローラブルを極めていくことができたんじゃないかと

惜しまれます。

 

今日は曇っていて日照りも無く、ペラペラの作業服で涼しい100Kmほどの試運転(軽装はいけません)

末期のキャブレタースポーツ…名残惜しいけど素晴らしい走行能力を堪能しました。

休眠状態からこのコンディションまで…いや~ここまで永かった、納車後はもう普通には手の届かない彼方へ。

 

その帰り道、湖畔公園の近くで名人発見!

 

長~いカヌーを軽トラに横積みでスイスイと。。。

ガードレールの高さも土手からの距離も計算済みと思われ、迷いなく走っておられます (笑)

しばらくついていきましたが、あれよあれよと湖畔への分かれ道まで良いペースで下って行かれました。

KTMどころではない「運転技術」を見せつけられました。

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