クロキライディング

いつだってバイク

ひまわり

2024年08月12日 20時50分59秒 | ツーリング

お盆休みに入ったばかり、今日も暑くなりそうな早朝。

今回のご参加は僕を入れて9台。

 

スタート時の気温は23~24℃くらいでしたから

メッシュジャケットを通り抜ける風は快適そのもの。

 

「道の駅あさひ」いつもならこのくらいのラインが上限であとは帰って行く方向なのですが、

ココからさらに北上してスペシャルステージの豪快下りワインディングから阿武川ダム方面を目指します。

 

阿武川ダムから長門峡にかけて久しぶりに全行程を走りました。

80年代のバイクブームの時には沢山バイクが走っていましたけど、

今時のライダーが走りたがるルートではありませんから閑散としているし、

まだ日照時間も少ない木陰の道は、路面のコンディションを読み間違えさえしなければ涼しく静寂なワインディング。

 

国道9号を少しだけ走ったあと生雲からむつみ村へ進み、

県北部の豊富な快速ルートで25℃前後の風を思いっきり楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

むつみ村「フラワーロード」

ひまわりの花が向く太陽もすでに高くギラギラと照り付けていまして、

いよいよ暑い時間となってきました。

 

 

 

 

 

暑さが心配だった萩市街を海側経由でパスしながら、

日照りの快速ルートと木陰のタイトコーナーを代わる代わる楽しんで

暑さでうだる前ギリギリの時刻に帰還。

 

 

 

 

 

 

280Kmを休憩も含めて5時間ほどかけて走りました。

涼しく走るにはなかなか良いペースだったのではないでしょうか。

 

 

 

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天然クーラー

2024年07月21日 20時41分02秒 | ツーリング

6月の早朝ツーリングが天候不良と当方の都合により開催できませんでしたので、

こうして早朝に走り出すのはほぼ2ヶ月ぶりですね。

 

久しぶりにすっきりと晴れた空のもとで気温も25℃くらいですから

メッシュジャケットで快適なツーリング。

それでも山間ワインディングばかりを進もうとするので

これまでに雨水をたっぷりと蓄えた山から流れ出る雨水の川をさかのぼるようなところもありました。

今回山口市より初参加がありまして、

それなのにルートのコンディションがめまぐるしく、そして走ったエリアは山口市近くだったと言う。。。

これでよかったのかどうか (^_^;)

 

途中通り雨もあったようで、路面のコンディションはさらに振れまくって

いつもより難易度の高い200Kmとなりましたね。

それでも場所と高い湿度の変化そしてわずかに雨にも濡れ、

行く先々の涼しさレベルはおもしろいように変化していき快適に走れました。

と、しておきましょう。

 

地元自治会と思わしき皆さんが行く先々各地で草刈り作業に取り組んでいらっしゃいまして、

その都度大きく減速し路肩を整えてくれていることに感謝の念を送るのですけど、

そんなの伝わるはずもなくやっぱり迷惑なバイク集団であることは自覚しておりますデス。

 

直前に気温が30℃を越えたところで解散となりました。

 

次回は8月の11日ですからお盆休みに入ってる人もいらっしゃるでしょう。

いつもより少しだけ足を伸ばすと思いますのでお時間の調整よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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2024信州ツーリング-3 五平餅

2024年07月07日 20時15分42秒 | ツーリング

 

ツーリングもあっという間に最終日。

出発は午前4時ですからその前に朝風呂。

スタート後すぐにハイペースになりますからお湯に浸かってシャキッと目覚めておかないと遅れをとってしまうし楽しくありませんからね。

電熱ウエアとハンドルカバー。。。

これから急激な上昇が始まるので防寒対策は必須なのであります。

 

 

 

 

旅館のそれよりも価値のある(かもしれない)朝ごはんをコンビニで調達し、

ほとんど雲の無い空模様の陰りを疑うことなく志賀草津高原ルートを上昇開始。

 

温泉街を発ち、志賀高原に横手山そして日本国道最高地点碑まで、

距離は26Kmほどで1500メートル以上の上昇ですからそれほど急こう配ではありません。

そしてこの時間帯(午前4時台)ですからルートはほぼクリアな状態。

 

緩やかで見通しの効く中高速ワインディングでエンジンのパワーを十分に引き出すことができ、

このツーリング中もっとも燃料消費率の高かった数十分間 (^_^;)

 

登るにつれて気温はどんどん下がっていき、

やり過ぎかと思われた防寒対策が間違いではなかったことを知るに十分な高さになってまいりました。

 

 

 

白樺に高山植物に路肩の雪。。。

気温の変化と景色の流れの速さがバイクならではで、この変化にここはどこなんだ~と叫びたい(知ってるけど)

でもなんだか空模様が怪しくなってきたゾ。

 

いよいよこれからさらにさらに絶景エリアが広がる横手山あたりから

視界が急激に遮られ始め、景色どころか前走者のテールランプさえも油断していると見失ってしまう状況。

 

この先いくつか連なるそれほど長くないスノーシェッド。

この中で5月の大型連休時期に路面凍結による転倒車が時間帯により発生したらしいので

気を付けるようにとインカムで注意喚起。。。のん気な最後尾に向けてありました。

気温は3℃ でも凍結はありませんでしたね (^_^;)

 

 

群馬県との県境付近にあるスキー場。

2年前に訪れた時には営業していてスキーヤーとかスノーボーダーがたくさんいらっしゃいましたけど

雪解けが早かったのか今年はもう営業終了しているみたい。

だってもう5月も終わりですからね。

 

 

国道最高地点碑。

ここでおにぎりとサンドイッチを食べるはずでしたが、

いやもうそこまでしなくても。。。「また来よう」とあっさりと通過。

 

 

一喜一憂のスペシャルステージを終え長野県は「渋・湯田中温泉」から

広くて高い高い上信越高原国立公園エリアを越え対岸の群馬県「草津温泉」までノンストップ。

いやもう停まる気にもなれない濃霧。。。

レインウエアこそ着なかったけどこのお天気をどうとらえていいのやら。

スマホで見ても雨雲なんてレーダーには全く存在しない空の下、

もともと標高2172メートルで食べるはずだった朝食をココで。。。

けれどもこの道の駅だって標高1200メートル(寒い)なんだから気象の変化は

平地に暮らす我々には理解に苦しむレベル。

気を取り直して再スタート。

ココからだと「嬬恋パノラマライン」から小諸を経て「ビーナスライン」と

早朝で空いたワインディングを高いペースで巡る贅沢な時間を過ごせるところですが、

RTが要所要所のライブカメラの画像をチェックしたところ、

どこも霧の中であるらしく残念ではありましたがやや低めのルートを選んでおりました。

 

ちょうど雲(霧)の下層

路面も乾いていてなんとか快走を続けることができました。

 

志賀高原と嬬恋とビーナスラインを一度に欲張るために

浅間山の西側を越え小諸に下るルートはもう何度も走っていて、

地形によるものなのかココを境にお天気が変わることが多かったので

登りつめた先の空がどうなのか。。。

 

ようやく雲が被った高地を抜け出したようです。

 

このツーリングでタイヤに不安を抱えているとしたらそれは自分が楽しめないばかりでなく、

この楽しさを共有できていないんじゃないかと周囲に心配される(しらけさせる)ことになるので、

いくら最後尾だからとか、「いえいえワタシは飛ばすなんてことはしないからこれでいいのデス」なんて言ってられない。

だから速く走ってもそうでなくてもタイヤのパフォーマンスの最も高い状態をココに持ってくるのは

貴重な時間を割いて行動を共にしているメンバーへの礼儀と言えるかも。

結局、ライブカメラで周囲の見えていなかったビーナスラインも諦めて「諏訪湖」

そして長野自動車道「岡谷IC」から高速道路に乗り、

さらに中央自動車道で木曽方面に移動。

 

 

 

 

 

ココまで来るとさらに晴れ模様。

30Kmほど走って伊那ICで高速を降り

開田高原を経て「御嶽山」を拝んで帰ることに。

 

御岳山は標高3000メートル以上もある独立峰ですから我々にでもすぐにそれだとわかる雄姿。

 

なんだかんだで年に1回この展望台に来ていますが、

連続3回目となる今回は最も見えていない少し残念な結果。。。

 

それでもここを通過点とするルートは実に快適快走であるうえにコーナーリングで視野がめまぐるしく移る中に

時折御岳山が飛び込んでくると言うもうすっかりお気に入りのルートですから、

まったく気落ちすることはないのデス。

 

御岳山と時々乗鞍岳が見えていた快走も一段落。

道の駅「飛騨たかね工房」でいつもの五平餅を食べなくては (^_^;)

 

 

今年もいらっしゃいましたね、注文を聞いてから美味しく焼き上げてくれるおばちゃん。

 

信州で最後に食べる甘辛い味噌の味。。。

すでに岐阜県に入っていますが、ココから最後の高速道路に上がる「郡上八幡」までの走り〆。

わかっちゃいるけどもう帰って行くのかと言う寂しい時間帯。

ココをどう乗り切るかは美味しい食べ物若しくはルート次第ではないでしょうか。

ロングとショート問わずツーリングは終わり方が大切だと思っているので

この口数が少なくなってきがちなところでなおさらルートに拘る必要があることをRTはよく理解していて、

今回もまたこれまでと違うルートを選びました。

去年の富士山からの帰りで分かれ道を通過する際、

「次回はあちらを走ってみましょう」と言っていたポイントからの初ルート。

 

なんともう見納めたと思っていた御嶽山が再びその雄姿を現しました。

さっきは山頂部分が雲に隠れていたのにここでは見事に露出しています。

 

それならばと振り返ると乗鞍岳、それだけでなくさらに向こうには「穂高岳」や「焼岳」といった残雪の名峰がが見えていました。

おかげで早朝からの濃い濃い霧がココでようやくすっきりと晴れ渡った気がします。

 

あとはもう郡上八幡までワインディングを「わちゃわちゃ」言いながら走るのみ。

 

サンデードライバーやバイクが多く走っている「せせらぎ街道」を極力避け

郡上八幡に到着。

 

初日のウキウキ気分を今思い出すことの無いよう(だったのか?)最終日は同じエリアであっても違うGSで給油 (^_^;)

 

また来ることを誓って高速道路を加速。

KTM2台は下関なのでココから大阪泉大津港へ進み阪九フェリー。

BMW2台は広島と山口県東部の周南なのでこのまま走って帰宅ですから途中で別れることになります。

 

 

名神高速道路の「多賀SA」で少し遅めのランチ。

 

 

KTMはあと140Km程度だけどBMWはここから450Km前後を走るのだから

しっかりとエネルギー補給と言うことで「餃子の王将」

チェーン店だからどこにでもあるけどなんだか日常に戻っていってる感じ (笑)

 

早朝のルートが短縮になったおかげでそこそこ時間に余裕アリ。

 

 

ちょうど琵琶湖の下あたり(瀬田東JCT)でKTMは京滋バイパスに乗り

BMWはそのまま名神高速へと二手に分かれました。

 

 

その後の高速道路は交通量が増える一方。

けっこう緊張するのだけど事故渋滞もなく

フェーリー乗り場埠頭に渡る黄色い泉大津大橋を渡ると一気に緩みます。

 

同じ週末に下呂温泉にて開催されていたCB1100Rオーナーズミーティングからお帰りの旧いお客さんと合流

 

きれいだった夕陽そっちのけの往生際の悪い飲み方で、このツーリングを終えることになりました。

 

多角&タフな企画と応えるメンバー。。。

お世話になりました-。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024信州タフツーリングー2 ざるそば(並)

2024年06月23日 23時58分23秒 | ツーリング

ツーリング2日目の出発もいつものことながら早くて午前4時。

 

 

路面電車も走るほどの市街地ですが、昨日到着の時とは違って当然交通量は皆無ですから

あっと言う間に抜け出せます。

 

 

こうしてパーキングエリアからスマートインターチェンジで高速道路を利用できるおかげで

随分と便利になりました。

この「北陸自動車道」を走行中、右手に「立山連峰」が拝めるんじゃないかと

猛烈な風圧に耐えながら右側に顔を向けるも視界がそれほどよろしくないようで

残念ながらそれは叶いませんでした。

 

 

グーグルマップ上でもそうなっていますけど、高速道路は海の上にはみ出しているところもあり

真冬の荒れ狂った日本海を眺めながら走る(クルマで)様子を、実際には出来もしないのに想像してしまいました (^_^;)

 

高速道路を70Kmほど走り「糸魚川IC」より「白馬村」に向け一般道で南下を開始。

このあと走るエリアとその時間帯からして、少し早いけど全車給油。

ココでKTMのLC8エンジンはちょっとだけ点検。

国内モデルではありえませんが、

外車の一部はその年式とモデルによりロングツーリングの途中でエンジンオイルの補充が必要になることも珍しくないので

KTM2台のオイルレベルをチェック。

日本海を背に山間部に入り込もうとするとさすがの豪雪地帯。

我々の生活圏では見ることのない雪国には欠かせないスノーシェッドの連続。

なかには山ひとつ分かそれ以上あったんじゃないかと言うほどの超長尺も。。。

ストロボライトの中を走っているような錯覚のなか隙間から見える景色は険しい。

 

本日一回目の休憩は「道の駅小谷」(おたりと読みます)

富山や新潟から飛騨山脈(北アルプス)を目指すとその途中の道の駅と言えばココになるので

朝早くからこちらを利用する山登りの人達が多いようです。

立ち寄り温泉もあるので帰りは温泉にでも入って帰ろうかな~と言った場所。

 

今日は週末の土曜日と言うこともあって、この晴天のもと山登りに向かうんだろうなと言う車が次々と入ってきます。

 

週末土日限定朝6時から営業している立ち食いそばうどん店。

我々もこのツーリングを蕎麦ツーリングと名乗りたいうえに、

早朝4時から走り続け寒くはなかったけど海と山の風を切り裂いてきた身にとって

こんなに早い時刻から温かいそばを食べることができるなんて。。。

見つけてきたヤツに感謝です。

 

 

いたって普通の立ち食いそば、

これで、いやココでこれがイイのだ。

 

今日はこれから北アルプスの絶景をいろんな方向から眺め走りまわろうと言うことで

何ヶ所かのビューポイントを設けつつ周辺のワインディングを一期一会で楽しんでいくことになります。

初めてのコースなのでうまく曲がれなかったなんて言い訳は彼らには通用しないので

歳とともに何かと衰えを感じている最年長が足を引っ張ることの無きよう

ミス無く走りましょう (^_^;)

今日は予報通り良く晴れてはいますが、ちょうど微妙な層に雲が居座っていて

なかなか残雪のアルプス山脈がその姿を現すことがありません。。。あとちょっとなのに。

 

そんな国道から脇道へルートを外れ白馬村東側の山の中腹の田園地帯の長閑な地へ。

どうやらココがそのビューポイントのひとつ。。。

 

振り返るとチラリと見えています。

雲が無ければ南北に連なる残雪の白馬三山が遠くに見えていて、

5月の大型連休の頃には「野平の一本桜」とともに人気の撮影スポットだそうです。

奇跡のロケーションであることはこの場に立てば十分にわかるので

サクラが咲いて雲一つない時には近付くことすらできなかったでしょう。

だから後日、この場の記憶と豊富なネット画像で実感に近付けることができそう。

来られてよかった。

 

長野県松本市から新潟県糸魚川市に至るJR大糸線の白馬駅近く、登山の格好をする人がチラホラと。

 

なるほどココから各登山口へバスでアクセスできると言うことですね。

さすがに中部地方登山の地。

 

その後もいろいろとルートを切り替えるもなかなかアルプスを見ることはできず、

いつまでも居座る雲が恨めしい。

 

 

それでも先頭はさらに進む方向を変え一旦大きく南へ移動し、道幅の狭いワインディングで一気に上昇。

周囲に大規模な施設や人工降雪機やリフトの支柱がルートに絡んできて

スキー場のコース付近を走っていることに気付いた直後、前方からインカムで歓声が上がったと思ったら、

すぐさま僕の目にも飛び込んできました。

 

 

 

 

 

 

「鹿島槍スキー場」の入り口で突然視界が開けたところで

雄大な北アルプスの麓からようやく声が出る景色と対面することができました。

僕らは海を見て歓声を上げることはあまりありませんが、こうして2000メートル級の山々が見られる地域にやって来ると

その感動はひとしおなのであります。

時を忘れそうになりながらひとしきり残雪を頂く山々を眺め、

再スタートとなった直後に再びの歓声!

 

「ニホンカモシカ」が居るぞ~と急停車。

 

 

僕もRTもそのエリアには何度も訪れてはいますが、こうして目の当たりにするのは初めて。

なんだかあまり警戒心が感じられないのは拍子抜けだけど、

走行中に目の前に飛び出してきそうに見えないのがまたイイ (笑)

 

興奮冷めやらぬ中、ルートはぐるりと一周して再び白馬村。

1998年長野冬季オリンピックのジャンプ競技の会場「白馬スキージャンプ場」にやって来ました。

僕とRTは9年ぶりの2回目ですが、

2015年に初めて信州方面ツーリングにチャレンジし

もう2度と来ることはできないかもしれないからと、当時大学生だった末の娘も巻き込んで

草津(滋賀県の)で合流し途中の3日間をタンデムで連れまわしたものでしたが、

そのあと信州はどうかすると通過点になってしまうくらい毎年のようにロングツーリングに出掛けているのだから

やっぱり初めのチャレンジが大切なんだなと思います。

うちの娘はともかく、同行のお二人はリアルタイムでオリンピックを見ていらっしゃる世代ですから

良い想い出になったのではないかと思います(アルプスを背景に未知のワインディングを走ること以外に)

 

これまで白馬村を中心に北アルプスを眺めてきましたが、

ここでルートを東側にとりタイトなワインディング。

 

さっきまでのうろうろした移動ではなく

急に走りにスイッチが入った感じでストイックにアプローチを始めたと思ったら

なにやらトンネルの前で停車。

 

 

 

 

コチラも白馬の絶景スポットとして名高い「白沢洞門」

我々がやって来た方向からだと一度トンネルに入り振り返るとその向こうに北アルプスの名峰が一望できると言う場所。

 

なんとも恨めしい雲。。。

でも我々の感覚からするとあの角度に残雪の名峰が見えているだけで感動ものデス。

 

白馬をあとにしてからはひたすら東へワインディングの連続。

 

 

戸隠し連山の南部を野尻湖方面に移動したことになるのですが、

ひたすら走るので自分の居場所がわからなくなることしばしば (^_^;)

 

 

そうしながらでも予定通りに10:30開店の10分前に到着した蕎麦店は

野尻湖の東の山の中にある「涌井せんたあ」変わった名前。。。

 

昨日のランチのこともあったからここではたっぷりと注文するのだろうと思ったら

「ざるそば並」にするべきだと。。。えーほんと~?

 

 

昨日の量的そして金銭感覚とは随分と違うものだと感心しましたが味覚と空腹感は同じ、

こっちも美味しかったな~。

 

たしかにこれでお腹いっぱい、大盛だとこの1.8倍くらいでしたから食べきれなかったハズ (^_^;)

 

 

一気にすすって外に出るとすでに行列。

やっぱり蕎麦の地ですね。

食べ終わってもまだ全然お昼前、これからさらにさらにコマを進めます。

 

 

 

しばらく北上を続けたので今朝の高速道路で一旦踏み込んでいた「新潟県」に

斑尾高原スキーリゾートエリアから再び入ります。

 

 

コチラも僕とRTは二回目。

2018年に「南東北ツーリング」と称してこの標高1000メートルの県境から始めて新潟県に入る時。

「もう来ることはないだろう」と僕が言ったそうです。

えっ!そんなこと言いましたっけ?

また来ることあるだろうなんて思っているのに…今では。

 

 

高原から豪快に平地に下ってくるとさすが日本一の米どころ。

途端に水田穀倉地。

これから東北地方を北上して行くととてつもなく広い田んぼを見ることができるのですけど、

今回の北上はこのあたりまでですかね。

 

そこから再びワインディングを選び抜いて山岳ルートで急上昇。

 

 

 

 

 

初めて走るワインディングを楽しく走るには乗り手に必要とされるものが多いし

繰り返し走り込んで極めようとする楽しみになんら劣ることが無いと感じます。

それが家から遠ければ遠いほど (笑)

 

 

そうしながらやって来た新潟県は十日町「星峠の棚田」

ツリーハウスの宿泊施設に里山ワーケーションハウスそして小ぢんまりとしたカフェなど。

 

 

静寂のなか景色を眺めながらカフェを楽しんで、

このあとのライディングに更なる期待。

 

 

 

 

 

 

滞在わずか数時間ではありましたが新潟県をあとにして長野県

 

途中の峠では道路脇に白いものがチラチラ見えているので目を凝らしてみるとやっぱり「根雪」

寒くなんて無いこの気温なのにまだ残っているのですから冬季の積雪はどれほどなのか。。。

 

ところどころでポジションを変えながら、

初ルートを完全燃焼(あくまでも気持ち的に)

 

 

 

そしてワインディングも終盤となり「千曲川」沿い。

 

本日のソフトクリームと言うことで「道の駅野沢温泉」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

揚げたての温泉饅頭と野沢菜ふりかけがトッピングの「まんじゅう菜ソフト」

冷たい熱い甘いしょっぱいのマルチなスイーツ

これを食べたらもうお腹も走りもお腹いっぱい。

ここからは本日の宿泊地「渋・湯田中温泉」にむかうのみ。

 

 

こうして走りながらなんとなく遠くを眺めていても、

高い雲の層の上に雲ではない山の頂が少しだけ頭を出しているのは

2000メートル級の山々が間近にあるからで、我々の地元近くではありえない景色「角度」なのです。

 

この温泉地は翌朝のスペシャルステージのためだけでなくその雰囲気がとてもよく

信州ツーリングでは毎回利用するのですが今回の宿は初めて利用します。

 

 

昨日は2×2でしたが今夜は4人一部屋。

「さあさあさあ」と言いながら儀式に進みます。

 

12時間ぐらい濃厚な時間を過ごし

目を細める安どの表情(僕も同じ)

1階ロビー横でクラフトビールの提供がありまして

昨日に勝る到着式。

 

2連泊の場合は1泊目は居酒屋2泊目は旅館でと言う流れは賛成。

もうどこにも出たくな~い。

 

この演出は初めて見る

 

 

 

 

 

 

 

いや~明日はもう帰る日か~

帰りたくね-の姿勢(ほんとにそう言ってる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024信州タフツーリング-1 富山ブラック

2024年06月13日 22時00分10秒 | ツーリング

 

 

5月下旬の木曜日。

梅雨入り前の安定期を狙って開催されたタフなツーリング。

思い切って休みを取ってご家族の了解も含め、その苦労が実ったお二方を交えて4台でフェリーターミナルにたどり着きました。

 

 

 

僕は自営業ですからお店と心中する気になればいつだってどこへだって行けるのだから

あとは運を天に任せたうえで決して後を振り返ることをせずにこれからの三日間プラスαを過ごすことに尽きるのデス (-_-)

いつも言われるのだけど僕がココに呼ばれるのは、ツーリング中のマシントラブルに現場でなす術があるのかそうでないのかの

最終判断を下す役割が担えるからだそうで、

それには参加車両の普段の使われ方とコンディションをこれまでのツーリング同行歴とメンテナンスである程度分かっている必要がありまして、

今回向かう富山県と新潟県という遠い遠いエリアで、

予測できたはずのトラブルで苦い想い出をつくることが無いように僕も気を遣うところです。

ご参加のメンバーもあんなこととかこんなこといろいろと犠牲にしてきていらっしゃるのだから、

最後は予定通りに帰還しなくてはいけないわけでありまして、過失は許されないのであります (^_^;)

 

 

前回の「富士山&伊豆半島ツーリング」ではドック入りのため運行ダイヤが合わず利用できなかった阪九フェリー。

今回は3人まで泊まることができる和室をRTと僕のふたりで使用。

あとのお二人はそれぞれデラックスシングル。

 

食事の後の2次会を設けるには過去最高のくつろぎスペースとなりました。

これを食べるのも2年ぶり、

 

これから三日間の晴れ予報とこの夕焼け空に後押しされ

もうすっかり日常から抜け出すことができております (^_^;)

 

そう言えば去年の富士山では出発の二日前に体調を崩してしまい、

発熱の原因がコロナでなかったことだけが救いではありましたが

標高2000メートル超えの昇降を繰り返し自身の体調がいったいどうなっているのかわからない三日間。

 

しかし今回は開催の1週間前に体調を崩しているのですでに回復傾向が見られながらの強行。

周りでも喉が痛くて咳が長引くという同じような症状の人が多く見られたので

流行っていたみたいですね。

 

辛かったことは時間が経てば忘れるけど、

無理してでも行って楽しかったことは忘れないし

日常に開けてしまったあの時の穴。。。時間が経てばこれまで通りにとっくに塞がっているのだから

無事に帰れさえすればなんとかなるものだと意気揚々と足取り軽く上陸する自分はもうこの旅の主役(最後尾だけど)

 

 

 

 

これからしばらくの間、平日朝の都会の高速道路を

安全に速く、他の交通の害にならぬよう

バイクの走行力とチームワーク(インカム)で一塊になって足早に移動。

 

 

 

 

 

 

ちょうどこの頃この先は名神高速リニューアル集中工事。

随分手前から走行車線側に計画的にペースメーカーが割って入り、

現場直前の進路変更で起こる激しい渋滞を和らげるような動きをしています。

それでも名神高速ですからその交通量からして工事渋滞の長さは半端ではないようで、

工事開始時刻直後でまだ渋滞の列も長くならないところで我々は高速道路を降り、

名神高速から東海北陸道へ双方が交わる一宮ジャンクションを通らずに一般道でショートカット。

これは時間ロスを最小限に止めるファインプレー。

やっぱり体内に方位磁石のある人間ひとりは必要ですね。

 

東海北陸道で北上を始めるとそこからはさらにペースも上がり

我々のツーリングで時に始まりだったり終わりだったりを知る「郡上八幡IC」で高速道路を降ります。

 

その後すぐに一回目の給油を済ませ目指すは「白川郷」

あのまま高速道路を進めば直行できたのだけど、

ここ郡上八幡から先は上りも下りもこれまでにいろいろなルートを走ってきているのですが、

今回またしても違うルートを選び、東北北陸道と同じ方向に走る一般道で「ひるがの高原」を越えるようです。

 

 

 

平日の午前中、同じ方向に国道もあるので

この「やまびこロード」の交通量は皆無で、長かった高速道路のちょっとしたストレスも

ここでスッキリとリフレッシュできました。

 

 

 

移動ペースはすこぶる順調でしたが、名神高速のう回路で時間を取ってしまったことと

もともとランチを予定していた白川郷がインバウンドでどれほどの混み具合なのか予想がつかないことから

予定変更で手前の地点でランチにしようと言うことになっていました。

 

 

中部北陸地方と言えばやっぱり蕎麦

お店も多くてほぼ移動しながらこちらに決定 (^_^;)

 

 

岐阜県は郡上市から高山市西部に入ったところ

すでにうどん店を見つけることなんて高山市街にでも行かないと難しいんだろうなと思える場所。

 

 

早朝から走りっぱなしですからもう食べる気満々。

5~6人前となっていた「板そば」

さすがデス、こんな盛り方があるなんて (笑)

メニューでおススメされてた通りそのままで、塩で、めんつゆで。。。と

いろいろ楽しんですぐに完食~でもう一枚 (^_^;)

 

 

郡上八幡から延々と(途中ソバをはさみ)高原ワインディングを楽しんだあと「飛騨清見IC」より再び東海北陸道。

並行する一般道も無く白川郷手前では10Km以上続く日本第3位の長い長い「飛騨トンネル」を走ることで

白川郷が一気に現実化します。

 

オーバーツーリズムの大混雑が懸念されていたのですがさほどでもなく、

かと言ってバイクを停めて散策するには暑すぎる。。。

このままバイクで最徐行で巡ってみましょうかと合掌造り集落を避け

少し遠目に見物しました (^_^;)

 

平日と言うこともあり少ないながらもそのほとんどがニコニコ顔の外国人。

「ニッポンウツクシイ」僕らも今そう思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に高いところに上がって見下ろしましょうかね。

 

前回2015年に初めて訪れた時に上がった「荻町城跡展望台」

ここでもオーバーツーリズムの影響なのか観光車両進入禁止でアクセスはシャトルバス。

上から見下ろすことができなくて初めて来たと仰るR1200RS氏には申し訳ないことしました。

まあまた今度来ましょう!

 

白川郷をサラリと流してしまい、なんだかもったいないような気もしていて

場所がら合掌造りアレンジの道の駅に立ち寄ってしまうのは当然ですかね (笑)

 

 

再スタート後、富山県に入ってからも数か所目にしましたけど

合掌造りの世界遺産は白川村だけではないのですね…知らなかった。。。

 

富山市内まではあとから見ると地図上では直線的な移動のように見えたけど、

豪快なワインディング三昧。

 

 

日本海に向け徐々に市街地風景になってくると大阪湾から富山湾までの移動もそろそろ完結。

 

明日の朝も凄く早い出発なので宿入り前に全員満タン。

 

 

路面電車も走る富山市街中心部のホテル。

バイクで行くことを事前に伝えてくれているので駐輪スペースの確保もされていました。

 

 

到着と出発のとき雨が降ることもありますから屋根のある駐輪場はマストだと

企画のRTが拘るところ。

 

 

いつもなら「到着式」としてまずはビールなのですが、

最上階大浴場のリラックススペースに生ビールのサーバー自販機があることが判明。

ここは辛抱して全員で入浴後にマシーンの動作に注目。

 

 

あーこれいいですね~

何処のホテルにも備えてもらうわけにはいきませんかねー

 

今夜の食事(飲み)は北陸新幹線の富山駅周辺。

 

 

0次会は駅ビル(だと思う)おしゃれな建物の1階

富山の地酒がズラリのカフェ。

 

 

 

現金の使えないシステムで

無料のチェイサーを受け取りタブレットでオーダー。

このお酒はどういうものですか?なんてヤボなこと聞く相手もいないおしゃれな空間。

 

 

軽く飲んで一次会の予約のお店へ。

 

 

新鮮で申し分のない海鮮で日本酒のおかわりは繰り返され

 

 

 

これを食べてしまったら僕はここでリタイヤとなる牡蠣(岩ガキ)など

豊富な新鮮ネタで富山の夜を満喫。

 

 

 

そして〆はラーメン。

 

ご当地ラーメン「富山ブラック」

肉体労働者が食べ応えがあるガツンとした醤油ラーメンと言うことらしいけど、

いつものことながらよく走った我々にもふさわしいかも (^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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遠回り

2024年05月22日 21時10分35秒 | ツーリング

今回の開催も初日二日目ともに晴天に恵まれてのスタート。

 

 

タイガー800氏によるとスタート後の序盤で新しいルートを取り入れているとのことで

いつもなら9時ちょうどの出発のところを今回は8時45分にしましょうと細かい指定。

 

いつもながらのご家族全員でのお見送りを受け

下の国道までの、なぜだかキレイで走る気になる下りのカーブをいくつかクリアすると

昨夜あれだけ吞んで駄弁った自分とは別人になるのですね。

 

 

 

美郷町の町中を抜けそこからどう進むのか、

「三瓶山」周辺のとくに南側を我々は随分と走り尽くしているのでこれからさらに新しいルートとなると

帰る方向とは逆に進むことになるのですが、それを見込んでの15分早いスタートだったようです。

さすがにワインディングの豊富なエリア中国地方の山間部、

ツーリングマップルの「白い道」でも十分な広さと路面の良さに感心しながら楽しませていただきました。

 

 

そんな白い道ではツーリングライダーに出会うことはまずないのですが今回珍しく1台のバイクとすれ違って、

先行の皆さんが礼儀正しくお答えしていたのでしょう後尾の僕にも手を挙げてくれたので

「よくまあこんなところでお逢いしましたね」と言った気持で僕もお応えしました。

大きな積載はされていませんでしたので地元ライダーさんでしょうかね。

毎回ではありませんが、かなりの確率で走っている超タイトで高難度のワインディングは今回は無し。

朝から気温が上がり爽やかな緑眩しいワインディングばかりを乗り換え乗り換え

絶え間なく延々と快適で安全なスポーツライディングで走り抜けたファーストステージ…  なんてただのツーリング (^_^;)

 

 

 

 

そして一段落の道の駅「みずほ」

お土産を買うとするならここしかありません

このあとも観光地に立ち寄ることはありませんからその必要がある人はこちらでどうぞ。

 

休憩後に全員給油を済ませ、瑞穂~才乙~八幡高原と

中には冬季閉鎖にもなるルートを繋いでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

八幡高原ですら気温の上昇で暑いくらいでしたから

平地各地のイベント会場はずいぶん暑かったことでしょう。

 

 

道の駅「かきのき村」に到着したのが予定通りの13時過ぎ。

広島から参加のRTは食後ここで離脱。

 

宿と二日目のランチは毎度の定番

走りがお腹いっぱいになったうえに胃袋もいっぱいに。

 

 

 

ランチ後(しかも二日目)のどうかすると少し気怠い時間と場所からの先頭はいよいよ僕 (^_^;)

ここから解散場所までの行程をどれだけ楽しめるようにするのかというのは簡単でないことはよくわかっているので

タイガー800氏とも検討するのですけど。。。

このエリアも走り尽くしているのでルートに新鮮味が無いことはどうしようもありません。

ここから先にルートはいくつでもあるのですけど、あれだけ遠いエリアで遠回りをさんざんやってきているので

ここまで帰ってきていてグルグル遠回りして帰るのも飽きてしまいます。

 

道の駅「あさひ」はもう早朝ツーリング圏内ですからここから先はなおさら。

 

 

あーでもありましたよ新鮮味。

いつもは朝だから開いていないけどコチラのソフトクリームがちょっと固めでしまりの良い食感と濃厚さで美味しくて。

夏の早朝でお店が開いているなら絶対食べると思います。

 

陽が傾いて気温も下がってカラダも内外からクールダウンしたおかげで集中力回復。

アタマもスッキリとしてツーリング終了です。

 

お天気とルートと走行ペースのどれもが揃って

今回ご参加の皆さんには良い回にご参加いただけたのかなと思います。

お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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寒暖差

2024年05月19日 19時37分33秒 | ツーリング

今回のスタートは僕を入れて6台。

御参加数からして目立たず騒がずの小規模開催ですがこれからも続けますよ (^_^;)

 

もちろんルートや方向は変わりますからいつもながら新鮮な気持ちでコーナーの曲がり具合を探ることができます。

 

ここのところ日中の気温が高くなってきていたのでウエアの選択ミス。

スリーシーズンジャケットの下にもっと着込んでおくべきだったと

風邪は治りかけだけど激しく声が出ない状態でタイガー800氏に訴えるとメーターでは10℃前半だったようです。

早朝の寒暖と言うのはなかなか読めないものです。

 

 

今朝は上層に湿った暖かい空気が流れ込んでいたようで、

山を上ると暖かくなってミラーやシールドが曇ってしまい、

降りるとまた曇りが取れて寒いと言う不思議なお天気。

 

 

そんな上空のすっきりとしないおかげで朝陽の眩しさはなく眉間にシワを入れることも無かったのですが

後半は日差しが届くようになりやっと20℃を越えて暖かくなってきました。

 

 

 

すると山深いワインディングでは木漏れ日で錯覚をよび、

ぐっと緊張感が高まると言うめまぐるしさ。。。

 

 

これは来る人多くないはずですわ。

 

 

 

今日ははこの近くで「カブミーティング」が催されるようで

解散後に多くのカブ系モデルとすれ違いました。

もうビジネスバイクなんて言ってはいけない。

お天気もバッチリ皆さん気軽に走って楽しんでくださいね (^^)/

 

次回は梅雨入り微妙な6月9日(日曜日)

よろしくお願いいたします。

 

 

 

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エモい

2024年05月12日 21時23分31秒 | ツーリング

 

大型連休突入前までは後半のお天気の予報は絶望的だったのに、今回も大きく振れて昨日からの快晴。

コロナが明けてから初めてのゴールデンウイーク。

自分一人だけ遊びに行くとなるとなかなかご家族の理解を得られないのも当然ですから

途中同流と日帰り参加などで出入りはありますが、やや少なめで僕を入れて7名でのスタート。

 

湯田PAをスタートし最寄りの山口ICで高速を降り、

普段の早朝ツーリングのルートエリアの外側から快走の始まり。

 

レインウエアを用意する必要がないと自信を持って言えるくらい晴天が保証されているこの二日間、

昨年のルートとまた違った構成で中国地方山間部を縫うようにルートを考えてくれた

タイガー800氏のほぼ予定通りルートの分岐が繰り返され頭上の中国自動車道に纏わりつくような移動を1時間ほど繰り広げて…

 

 

 

吉和サービスエリアのウエルカムゲート。

 

 

 

ここで広島より参加のRTが合流。

本当ならここで日帰り参加でもう一方合流の予定でしたが、

急な体調不良でご辞退。。。

後日うかがいましたが「コロナ」感染だったらしく、それが無くなったわけではないことを再認識しました。

もともと日帰りで宿泊予定ではありませんでしたから予約のキャンセルなどのご心配はございませんが、

この絶好の日和に超絶快走ルートを共有できなかったのはそれを知るご本人には実にお気の毒です (^_^;)

 

 

気温もどんどん上昇して、緑の鮮やかさもプラスでまさに初夏。

中国山地のワインディングに渋滞などと言う現象は有るわけもなくて

緑鮮やかな山と青い空と道しかない状態。

 

贅沢に快走ルートを繋げるため、吉和から戸河内までひと区間だけの高速道路。

これまであらゆるルート構成でこのツーリングを展開しておりますが、

この中国地方に関しては我々かなり目が肥えていまして、ここだけは「相対的」に退屈なルートになってしまうので

高速道路で一気に走り抜けます。

とは言えこのエリアは高速道路でも「飛ばせば」退屈することのない交通量とロケーション。

今頃山陽道の下りはかなりの交通量でツーリングの途中に走るにはどうかと思われる状況に違いないハズ。

 

 

戸河内ICで高速を降りてすぐに一回目の給油。

今回ご参加のメンバーの車両では皆さん随分アクセルを開け閉めしても230Kmは走れることになっていますから

給油タイミングを計るのも随分と楽です。

それでも一歩間違えるとガス欠ストップとなりかねませんから過疎地のセルフスタンドはありがたいのです。

 

給油後すぐに本日のランチスポットに到着。

前回は益田の海辺で海鮮をいただきましたが、今回は知らない間にお店が増えていた戸河内を選択。

山口ICで高速を降りて開店の11時までに到着するのに時間の余裕は無かったのだけれど、

ここまでのランニングが滞りなかったのは皆さんのおかげ、5分前に店頭を陣取ることに成功 (^_^;)

 

 

注目度の高い「豚カルビ丼」

早朝から何も食べずに走り続けてきた身に相応しいボリューム。

メニューの写真を見て「自分は食が細いから」これにしておくとオーダーした誰かの唐揚げ定食のほうが

ボリュームが勝ると言う、メンバーの腹具合の計算が大きく狂ってしまった味も接客も充実のランチ

お店の名前通りにまんぷく (^_^;)

 

 

 

 

 

ランチを終えるともう時間の制約はないので、あとはどれだけこの広いエリアのワインディングを楽しめるかに尽きます。

コロナ過真っただ中に開業している「温井ダムグランピングリゾート」

コロナを境にこのドーム型の施設をいろんな好立地でよく見るようになりました。

今夜は星がキレイなことでしょう。

 

 

 

国道ですが快走続きのR186を北上し「王泊ダム」からの「芸北オークガーデン」

気温も20℃をゆうに超え暑いのなんの。。。

 

 

ここにもありますね白いドーム。

 

 

 

 

午後1時オープンのジェラートが今回のおやつ

気温とタイミングとお味がじつにマッチしており時間通りの設定をしてくれたプランは素晴らしい。

ここまで交代で先頭を走ってくれていた2台のRTのうち日帰り参加のRT(OHVのほう)はココから下関へ帰還。

せっかくここまで来たのだから同じルートであるわけはない、

どの道で帰って行くのかは本人が気ままに選んでいくのでしょうから全く心配いりません (笑)

 

そして今回初めて僕が先頭に。

ヘルメットをアライのツアークロス3として初めてのツーリングですが

30年ぶりにはなるバイザー付きのヘルメットの高速走行がどんなものなのか体感してみたかったのです。

バイザーがあることによって風圧の影響を受けて首にかかる負荷が気になるのではないかと言った懸念はありましたが

僕が気持ち良いと思う速度域では何の問題もありません。

一方で期待していた日よけとしての役割は予想通りに効果があり、強い日差しに対しスモークサンバイザーとはまた違った

和らぎを感じました。

できれば両方あればいいのに (^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

名前の付いた〇〇ロードや〇〇スカイライン的な快走も

中国地方の奥地では大型連休であろうとほぼ貸切状態で実現できるので

好きなようにルートを取れるところがいいですね。

 

久しぶりに走ったワインディングの「カーブ多し」の標識

しつこくしつこく曲がり続けるのですが、

幸運なことに先行車は無くおまけに下り方向だったのでまるでアトラクションのようなひと時。

宿が近いことは何度も目にする標識看板の地名でわかってはいるのだけど一向に着かない。。。

 

 

 

そんな年に一度のエリアのワインディングの塗りつぶしを経て

それでも16時過ぎに定宿へ到着。

現地合流のメンバーも加わって8名と言う

バイクショップ主催のツーリングとしてはどうなのか言う僕にもよくわからない開催。

それでもやり続けるつもり (笑)

 

今年も全く変わっていない、もう35回以上お世話になっている。

 

「エモい」と言う表現がぴったり。

 

 

もはやついていけない現代用語で唯一支持したい (^^)/

 

 

酔っぱらってしまう前にやっておくべきだったといつも後悔する温泉街の散歩。

 

と言ってもこの湯抱温泉で営業していらっしゃるのはこの「中村旅館」一軒だけで

かつて営業されていた数軒の旅館や土産物屋さんも閉店されて随分と久しいものです。

 

 

 

到着後の儀式(ビールで乾杯)に始まり

毎回僕のチョイスによる日本酒。

 

お馴染みだけど少しづつ内容の変わるお料理。

今回も来た人にしかわからない数々のエピソードで盛り上がり

 

これを食べたところまではだいたい覚えていますけど、

どうやら僕が一番に気絶してしまったそうです。

明日も晴れ、ルートも去年とは一味以上違うそうですから

貴重な時間になりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2番手とは

2024年04月16日 21時24分34秒 | ツーリング

今朝の山口県西部はどこも快晴。

放射冷却により内陸部に入ると5℃以上気温が下がりましたが、

早朝の寒さもこれで終わりなんだと思うと

我慢できるレベル。

 

 

 

早朝ツーリングのルートはもう随分と永いことタイガー800氏の提案に任せておりますが

お互いに一番気を付けているのはやっぱり動物との衝突です。

狭くてタイトで左右が鬱蒼としたワインディングはもちろん

一見見通せたと思った場面でも予想外のところから突っ込んできますからとにかく「数」が多い。。。

この地域のワインディングを隈なく繋いで走るにはそれらが居るところを避けて走ることはできません。

 

 

 

だからいつも対向車よりも唐突なそれを前提とした走り方となるのでありまして、

加速の度合いもコーナーごとにムラが出ることになります (^_^;)

先日も豊田町のご自宅から片道50Kmのバイク通勤をしていらっしゃるお客さんと鹿などの話になりまして、

そのお客さんも車の後ろ2番手を走っていて鹿と衝突寸前だったそうですし、

グループで登山をしているとマムシに噛まれやすいのも2番手だと仰っていました。

どんなに飛ばしても僕のバックミラーから消えることはないし、もっと飛ばせとプレッシャーをかけてくることも

無い「車間距離の取り方」で後続車としてのスマートな走り方を心得ているタイガー800氏は

鹿の危険も大きいわけだからそちらにも気を回さなければいけないと言うことですね。

 

 

久しぶりに行きましょうと(トイレ)向津具半島の「妙見山展望公園」のサクラ

ちょうど休憩中に風に舞い散る最終段階。

 

 

もう15年以上やっていてネタが尽きるほどの早朝近隣ルート。

 

この鹿笛が効いているのかわかりませんが前の2台で奏で(僕たちには聞こえないけど)ながら

一度も生きた鹿には遭遇せずに走れました。

いや気休め程度に考えておいたほうがいいでしょう。

それでも路上に横たわるものはありましたのでやっぱり油断は禁物デス。

 

 

 

190Kmの走行。

早朝が気持ちいい季節となりました。

走り続けられますように。

 

 

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マグロ

2024年04月11日 21時15分25秒 | ツーリング

天気予報の劇的回復を受けて開催することにしたのですが、昨日の夕方から降り始めた雨のせいで

集合場所の今川サービスエリアまでの路面はこのように濡れた状態。

 

しかし雨が降ることはないしタイヤが水しぶきを上げることも無く

ハイスピードで移動していればいつの間にか予報通りの晴れ間に巡り合えるに違いないと信じて走り続けます。

そんな時、後方で全員追い越し完了の報告を都度してくれていた990スーパーモト氏がバイクの異変を伝える声が僕のインカムに。。。

「ギヤがクラッチが…なんか壊れたみたいです~」と

990スーパーモトは減速していき僕との距離は離れていくので会話は途切れ途切れになっていくのですけど、

高速道路上ですから止まって引き返すわけにもいかずこのまま進むしかありません。

たまたま直後にトンネルに入ったおかげで通信可能距離が延びたのですが

この先で電話に切り替えるとだけ伝えて通話は途絶えました。

そこからはもうこのあとの車両の引き上げやライダー本人がどうやって帰って行くのがいいのか…

そしてバイクの修理にどう対応することになるのか頭の中でぐるぐる考えながら、

とは言え事故やケガではないのだからツーリングの主催者としてこのツーリングは続けるべきではないのかなんて

これまでとは一転、憂いに沈む思いで落胆&惰性の走行。

結局もともと降りるはずだった「安心院IC」まで停止できる場所は無く

インターチェンジを出たところで高速道路上のスーパーモト氏と通話再開。

すると「なんか大丈夫みたいです~わかりませんけど~」って

それどういうこと?

たしかあの時「ギヤを切り替えた直後にガラガラ~ガラ……」って言ってたように聞こえましたから

それはタダ事ではないはずだとみましたが。。。。

で、今走ってるの?と聞くと「そうでーす」と。

 

 

ハラハラしながら安心院インターチェンジへ到着するのを待ち、

普通に元気にバイクを降りてきた彼が見せてくれたのがコチラ。

どうやら路上に落ちていたキャンプ道具がタイヤに踏まれたはずみで跳ね上がり

990スーパーモトのスイングアームピボット周辺に挟まった状態で激しくドライブチェーンと干渉していて

ガラガラとけたたましい異音を放ったのでしょう。

こんな人騒がせなこと、一時は絶望しただけにこんなに簡単に解決したから逆に賛辞を皆で贈りましたよ (笑)

 

 

安心院はいつも通過点ですが、快走ルートも豊富ですからすぐに通過してしまうエリア。

最近の日帰りツーリングでは、何でもいいから観光目的でバイクを停めることに努めていて、

今回訪れたのは「佐田京石」

 

皆さん走る気満々でいらっしゃるのか、さして興味も示しておらず

「ココ見といてくださいよ~」と叫んでようやく見物開始。

正体については諸説あるミステリーなストーンサークル。

皆さん知らなかったみたい、当然僕も (^_^;)

 

 

ここ数年では桜の開花は早まる傾向でしたから、

このツーリングの開催日を決めるにあたっては満開の時期を避け

クルマや人出の多さにお花見の影響が出ないようにするつもりでしたが、

予想が外れてこの週末がサクラの満開となりました。

止まって見ることはしませんでしたが、それでもルート沿道には次から次に

こぼれ落ちそうなサクラの花を見ることができまして、

今回のメンバー中、僕を含めて3人は20代から一緒に走っていて今やアラ還。

その頃では考えられないサクラの種類や草花の話をしながらコーナーにアプローチしていると言う

長い時の流れを感じるのでありました。

 

大分県の真ん中あたりを右に左にルートを換えながらあともう少しで乾きそうな路面と処により野焼き後の丘の鈍い色と、

サクラだけではない木々の花色のコントラストがこの時ならではの美しさでした。

 

 

由布岳から庄内町へ佐田京石のある米神山の麓からほぼノンストップのワインディング。

 

 

国道に出たところで早くも給油。

今回の給油は2回の予定。

今時は行き当たりばったりの給油は危険だと言えるほどガソリンスタンドは日曜日にお休みされていますからね。

参加メンバー全員の足の長さ(給油間隔)も知っておかないとうまくご案内できないことになってきました。

庄内町国道210号で給油を終えたら再び田舎道

とは言え豪快な気分で走れるワインディングの連続。

ここはどちらに進んでも楽しく走れるのですけど、できれば同じことを繰り返すのもアレですから

変化を持たせるため若干の有意差はあっても敢えて違うほうを選んでいろんな道を走ってもらえるようにします。

 

 

 

 

路面のコンディションは相変わらずですが高いところを走ると霧の中。

雨雲レーダーに目立った雲は見られませんからもう少し突き抜けるとその上は青空のようで

霧がかかっていても低いところよりも明るい。

 

 

それでもさすがに長い時間濡れたワインディングを走っていると慣れてきて、

上から降ってこなければたいしてストレスも無く楽しく走ることができています。

 

 

予定通りの時刻に「道の駅おおの」でトイレ休憩。

濡れた路面にもかかわらず良いペースで皆さん同じように楽しんでいただけたようで一安心。

これからルートは方向を変え大きく東へ展開。

 

今居る場所より東か北へ行くほどお天気は良くなる予報。

以降はさらに楽しめるはずですからいったいどんなことになるのでしょう (^_^;)

ここから西へ行けば九重阿蘇エリアとなるのですが、今回は中九州横断道路で逆方向「津久見」を目指します。

無料高速をしばらく走ると空はどんどん明るくなっていき、途中選んだ初ルートの気持ち良さに心を打たれながら

そしてランチのお店に到着する時間を少しでも早めるために東九州道の臼杵IC~津久見ICまでの一区間を利用することに

異を唱える人などいなかったので開店時間の11時ピッタリにお店に到着。

それでも既に順番待ちが発生していて、僕たちはその5グループ目。

待つこと20分くらいだったでしょうか思ったより早く入店できました。

 

ここ「浜茶屋」さんの「マグロステーキ」

実は僕とタイガー800氏は2回目。

以前にほぼ九州一周の一泊タフツーリングの終盤に19時半くらいに訪れて

メンバー全員かなり疲れ気味の状態からこれを食べて生き返ったパワーフード。

それをもう一度味わいたくて、この不合理なスケジュールにお付き合いいただいたわけです。

経験者として前回の学びから、溶岩焼のプレートの高温でマグロを焼き過ぎないよう

僕が皆さんにその食べ方に口やかましく注文を付けると言う、今時まったくのNGな主催者。

 

 

甘辛でニンニクの効いたマグロステーキには白メシが合うと言うことはわかっていても

欲張って郷土料理らしい「りゅうきゅう丼」とのセットで

さすがにお腹いっぱい。

 

ここまで東側に出てしまっては大分市街をパスするには高速道路。

津久見ICから別府湾SAで休憩の後、日出ジャンクション~速水IC~日出バイパスと進んで

国東半島の南から半島を縦断することに。

 

杵築ICで日出バイパスを降り再びサクラ見物。

サクラの名所に違いない「安岐ダム」の周辺は混雑を予想しましたが、そこは拍子抜け。

これまでのエリアもそうでしたけど手前の天気予報からすると、

お花見される人はもう済ませているのではないですかね、どちらも閑散としておりました。

 

我々もサクラに足を停めることはなくそこら中に咲いているのだから、

走って走って眺めるだけ。

 

 

そして国東の中心に向かって数ある快走ルートをパワー走行。

皆さんスタンダードのマフラーでよかった (^_^;)

 

 

 

国東に入ってからは路面もドライ。

なかなか上がってこなかった気温も十分に上昇し快適で申し分のないコンディション。

 

 

 

 

 

国東も終盤、ここまでけっこうな距離を走ってきましたがそれほど疲れていませんね。

日差しがあまりなかったのが良かったのかも。

 

もう一つやっておきたいのがソフトクリーム的活動。

今回のルート沿いにはいくつか行きたいお店があったのですけど何故だかこのエリアどのお店も日曜日休業。。。

なので少しだけルートにロスは出ますが院内の妙見温泉横の「わたなべ豆腐店」にて豆腐ソフト

ここで福岡からご参加のR1200S氏と別方向に解散し我々は下関へ。

 

東九州道の中津ICまでもうひと区間、午前中のウエットライディングの緊張ストレスを帳消しにできるよう

皆さんにワインディングを楽しんでいただいてそろそろ時間となりました。

 

 

今川SAで終わりの会

ニンニクの香ばしい吐息でご挨拶。

マグロのためにややタフな行程にお付き合いいただきありがとうございました。

 

下関は1日を通して良い天気だったようですが我々も満足の一日でした。

 

 

本日の走行は520Kmほど

我々にしてはよく走ったと思います。

次の日曜日は早朝ツーリング

そしてゴールデンウイークには恒例一泊ツーリングと続いていきます。

遊んでばっかりのように見える (笑)

 

 

 

 

 

 

 

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