クロキライディング

いつだってバイク

津和野ツーリング

2013年07月31日 01時11分06秒 | ツーリング

ご存知のとおり 28日にツーリングで向かうはずだった 津和野 須佐 萩の地域が

甚大な災害にみまわれました。

被災された地域の皆様には 心よりお見舞い申し上げます。

国道 県道の通行止めも多数あるようで 今回のルートに設定していた所も大きく影響しているのは間違いありません。

諸事情を考慮し 今回のツーリングは 行き先を大きく変更させていただくことになりました。

向かう先は 九州方面(国東半島) 集合場所は 壇ノ浦SA(7:00~8:00暫定) となります。

詳しくは一両日中にお知らせしますので ご確認ください。

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そこまでやるなら

2013年07月30日 00時55分40秒 | メンテナンス

R80のトランスミッションのオーバーホールを終え 次は車両に搭載

と その前に この奥に不具合は今のところありませんが

走行距離も伸びてきましたし 折角ですから この際 クラッチディスク等も交換させていただくことになりました。

Cimg3044

まだまだ 滑る感じはないのですが 車種にかかわらず クラッチ関連のパーツは

数値だけで良否判断できないところもありますから チャンスがあれば交換しておきたいところです。

Cimg3367
この わかりにくい角度から見ても 右の新品のほうが 厚みがあり しっかりして見えます

Cimg3365
後ろからアクセスできるところを ひととおり部品交換

Cimg3370
そして トランスミッション搭載後 すべてのパーツを組み立てて

近場を試運転

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ベアリングからの異音も消え 取り回しだけでは ほとんど無音(シャフトドライブですから)

そして注目の シフトフィーリングもOK


後日 もっと時間をかけて テスト走行を繰り返すことになります。

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’80s イタリアン

2013年07月29日 00時42分51秒 | お客様

モトグッチ ル・マンⅢをこよなく愛していらっしゃるオーナーさん

約2年ぶりのご来店です

この年代のイタリアンバイクをよく知っていらっしゃいますから この2年間のエピソードも

笑って語っていただきました (笑)

Cimg3349
8月最後の週末に 愛知県のショップ様主催の 「’70S&’80S イタリアンミーティング」に

自走で参加されるそうで(もちろん常連) このバイクの得意とする

ハイスピードクルージング三昧で楽しまれることでしょう。 

得意と言っても 現代の 「高速ツアラー」 的に 楽チンで疲れないとか

怒涛のパワーでガンガン行けまっせ というのとは ちょっと違います

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ドコドコとエンジンの鼓動を感じながら その年式に相応しいかな~  ってくらいの回し方だけではなく

高回転をキープしてハイスピードで走ることの気持ちよさを ずいぶん後になって気付きましたから(恥ずかしながら)

こちらで片道700Km を一気に走るなんて もうまったく未知の世界

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垣間見てみたいものです

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バッテリーレスキット

2013年07月28日 01時16分08秒 | パーツ

以前 TW200と225 SR400と500の カスタムがはやっていた頃

このパーツは定番というか必需品ってくらいに 装着されていました。

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「スカチューン」とかで エアクリーナー等の部品を外して サイドから見るとフレームの反対側がみえるほど 「スカスカ」な状態をさして そう呼んでいました。

そんなチューン作業を依頼されることは あまりありませんでしたが 修理でお預かりした車両にはそのような物もありました。(と言うかTWとSRはほとんどこの状態)

今回 超~久しぶりに装着しました しかも私からお勧めしております

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2002年式のSR400

しかし スカチューン目的ではありません

こちらのオーナー様 バイクの使用頻度がきわめて低く 車検でお預かりするときはいつも

バッテリーは放電状態


SRのキャブレター車の場合 点火方式はCDI点火(バッテリーにまったく頼らないタイプ)

しかも始動はキックスターター

この組み合わせなら もう バッテリーは付いていなくても エンジンかかるし 普通にはしれます

バッテリー不良で困るのは ウインカーの正確な点滅 ストップランプの明るさ ホーンの音量 燈火類の明るさです。

そこだけでいいのなら なにもバッテリーである必要はなく 

電源回路の中に 少し電気を蓄えておく 「コンデンサー」でこと足りるのですから

高価なバッテリーを頻繁に交換するよりも 基本的に交換不要なコンデンサーを仕組んでおくほうが 経済的であることは間違いありません。

スカチューンをお勧めしたことはありませんが こちらの場合は利用価値 おおいにアリです

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バッテリーケースがありますから取り付けスペースは余裕 サッサと装着します。

メインスイッチONでも 何も光りませんが エンジン始動後はすべてOK

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希少な どノーマルなSRを試運転

KTMやハスクバーナとの違いを受け入れながら 同じ運転操作でライディング

そう 同じ考え方でいいのです ただペースが違うだけで 理屈は同じだと思います。

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延期のお知らせ

2013年07月27日 12時45分15秒 | ツーリング

明日 28日のツーリングは

天候不良のため 8月4日(日)へ順延させていただきます

夏の貴重な日曜日をこのツーリングのために とっておいていただいた皆様には

誠に申し訳ございませんが 可能であればスケジュールの変更をよろしくお願いします。

尚 集合場所と出発時間に変更はございません。

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スポーツ走行

2013年07月27日 02時40分00秒 | お客様

ナンバー付き ではありますが どちらかと言うと サーキットでのスポーツ走行メインのオーナーさんです。

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サーキットまではトランポで移動 平日に独りで向かうそうです。

とても穏やかで 真面目そうな人ですから サーキットと一般道で

サイレンサーを使い分けたりもしています。

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タイヤはもちろん オイル ブレーキ クーラント等のフルード交換サイクルも早く 

ご自身の基準で交換時期を設定されています

2006年式のGSX-R600で 時間もキョリもそれなりに経過してはいるものの

衰えた感がまったくありません。

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この時期のクーラント交換はこたえますね

新しいクーラントを注入した後 エア抜きのためエンジンを回し続け

つづいて サーモスタットが開いたこと クーリングファンが回り そして止まることが

妥当なタイミングで行われているかを 追っていきます。


見えていない部品が多いわけですから 構造と経験で判断していきます

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こちらのように 水温がデジタル表示されるものであれば

観察も楽ですし リアル


今回も以上ナシでした



30分の走行を2本程度走るために 片道3時間かけて行くわけですが...

そうですよね 短時間とは言え サーキットを全力で走るともう十分な時間なんでしょうね

「疲れて ダラダラ走ってもしょうがない」   たしかにそのとおり (*^_^*)


 


 

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津和野ツーリングのお知らせ

2013年07月26日 20時26分39秒 | ツーリング

28日(日) は 津和野ツーリングですが

天気予報が 思わしくない方向になってきました

8月4日(日)に延期の可能性もでてきましたのでご注意ください

最終決定はあすの昼頃までに ココでお知らせしますのでお間違えの無いよう

よろしくお願い致します。

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トランスミッション

2013年07月26日 00時55分50秒 | メンテナンス

最近 なぜか 作業頻度の高い トランスミッションです

もちろん 車両は異なりますが...

今回は BMW R80

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モトグッチとちがい こちらはトランスミッションだけを 外します。

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ベアリング1個の不良による異音なのですが

予防もかねて やれることは抜かりなく

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後日 スプリング 1個に泣かされるのも困るので

コンディションはどうあれ ベアリング スプリング オイルシール類は積極的に交換しておくべきだと思います。

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クリアランスをシムで調整

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このあとの 長期間メンテナンスフリーに期待しましょう (^_^)

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金翼

2013年07月25日 01時42分06秒 | バイク

決して広いとは言えない 当店ですが

ありがたいことに お越しいただいている GL1800 GOLDWING

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こちらをお預かりするときは スペース確保のため サイドカーを身代わりにします

サイドカーでオーナーさん宅へ伺い GLに乗り換えてもどる と言う

なんとも振れ幅の大きいライディングとなります。

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BMWのインテグラルABSほど手間はかかりませんが

前後ブレーキの絡み合いは 機械式ゆえにこちらのほうが複雑です


2年ぶりの試運転をさせていただきました

車検でお預かりできるこの時しか 乗る必要がなかったとも言えます

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当然 第3試乗コースへ連れ出します (笑)

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巨体ではありますが 足が地面から離れて以降のスピードになれば

その後はもう 軽々と言うことを聞いてくれます

水平対向6気等 回転馬力を狙った多気筒化ではありません

低回転の落ち着き感もさることながら

クラッチのフィーリングに 「粘り」があり Uターン時のエンストで 立ちゴケ

なんて心配も皆無

ブレーキも強力&シルキー 

ご高齢の先輩ライダーが多いのは もっともなことです


そして その気になれば 走る走る 曲がる曲がる !(^^)!

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低重心車にありがちな 寝かさないと曲がらない感じはまったくありません

というか はりきってアプローチすると バイクの反応がよすぎて ドキツ!っとしてしまうほど

ですから 走らせるのに 「力」 は要りませんね

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他にも 数人のオーナーさんに お話を伺ったことがありますが

買って後悔した話は聞いたことがなく 皆さん たいへん満足していらっしゃいます

出来がいい と言うより  

ちょっと不思議なバイクだと思いました。

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ノッキング

2013年07月24日 00時48分11秒 | メンテナンス

ビックスクーター しかも教習車

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こちらの 修理のご依頼では

もう 探求と作業が難航するのは必至 となりました (T_T)

今回は 「急加速時に異音」 とのこと

そこで まずは症状の確認のため コースをお借りして 試運転

ん~ 確かに スロットルを急開すると 盛大な金属的打音が カンカンカンと

けたたましく発生し スロットルを開けることを躊躇させます

音の周期からすると 駆動系ではなく エンジン側からではないかと...

って言うか これはもう 「ノッキング」です

現地ではどうしようもないので 持ち帰り いろいろとテストをしてみましたが

やはり ノッキングとしか考えられません

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ただ これはスクーターですから 当然オートマチックなわけで

加速時の負荷は 自動的にコントロールされますから どんなに意地悪なスロットル操作をしても ノッキングが発生してはいけないはず

しかし FUELインジェクション車で 賢く制御されてはいますが 

4輪車のように ノッキングのセンサーを装備していて ノッキング発生時には 
意図的に点火時期を遅らせるほどのレベルではないので 何かの条件が欠けると このような状態になることは十分に考えられます。

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あちこち 分解し点検した結果

プーリーとベルトの関係不良による 変速比のズレで

エンジンに設定以上の負荷がかかってしまうため エンジン側がギブアップ(ノッキング)したという 実に回りくどい現象  そんな結論に至りました。
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特殊な使用環境にならざるを得ない車両ですから 

今後の予防もかねて 関係パーツを広範囲に交換

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ケース内を清掃後 順序よく組み立て&装着

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結果は良好でしたが ノッキングには他の要因もいろいろと絡んでいるので

これからも要注意です。


ノッキング というのは 燃焼室内での異常燃焼のことなんですが

これは もの凄く大きなエネルギーで エンジンにとっては極めて悪いもの

かまわず続けていると エンジンを破損することになりかねないので 要注意です

またいつか 機会があればもう少し詳しく... でも 今やノッキングに出会うことなんて

なかなか ありませんね 機械側が制御してくれますから (*^_^*)


しかし 今回も 簡単にはいきませんでしたね

 

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