クロキライディング

いつだってバイク

練習会

2020年03月31日 02時00分45秒 | お知らせ
今年度第一回目の自動車学校コースの練習会の開催が決定しました。



年に2回の開催となってしまっているその1回目

この絶好のコースコンディションで練習を楽しむ機会をどうぞお見逃しなく (*^^*)




日時 5月17日(日曜日) 午前9時 現地にて受付開始

会場 (公表していませんのでクロキライディングまでお問い合わせください)

参加費用 ¥2000(昼食のお弁当付き)

※御参加には肘と膝のプロテクター装着(ウエア内蔵可)が必要です
 受付後にプロテクター不備が判明した場合、参加料は返金できません

その他詳細については当店までお問い合わせください。






4月26日開催の「トライカーナ」は既に定員12名に達していますので

参加者募集を締め切らせていただきました。


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クオーターマルチ

2020年03月28日 03時40分59秒 | メンテナンス


不調を訴えてこられて作業をお受けする場合、けっこう大変な作業になりことが多いのがクオーターマルチ。

既にもう販売終了から随分と年月が経っていますから、オーナーさんが思っていらっしゃるより

作業内容は深く広範囲に渡ることが多くなります。



おいくらかかりますか…? と問われても

不調をいくつも抱えているとそれらの関連と回復させるべきところの優先順位とその後の持続と予防などなど

なかなか説明の難しい車両が多くなっていく一方ですね、もうずっと前から。



今やキャブレターのオーバーホールは縦にも横にも、そして空燃比補正機能の補助パーツもすべて分解し

消耗品とガスケット&パッキン類は全交換が前提。

それだけ古くなっていますからね。





ダウンドラフトならともかくホリゾンタルのキャブレター出し入れはかなりタイト

見えないところでめくれていたり折れ曲がっていたりして不調の原因となっていることも少なくありません

僕もココはすごく時間をかけるところ (^_^;)



キャブレターはほぼアナログですから不調の度合いにもばらつきがありますから

好調だと断言するには「好調」を知らないとできません。



フロントフォークのオーバーホールにカチンカチンに硬化したタイヤの交換など

まだまだ作業は続くのですが、お預かりまでにかなりお待たせしましたから作業は一気に進めていきます。



クオーターマルチは走る場面にもよりますが、とにかくエンジンの使用回転域をうまくコントロールして

この超高回転を楽しんでいただきたい。(ギヤポジションを選んで)

そのためにはキャブレターが好調であることは当たり前です。

「そんなに回して壊れませんか?」って問われるくらいのピーク域の高周波音

スロットルでの回転上昇はレブリミッターが効くから大丈夫

エンジンブレーキでの大幅なリミット越えを犯さなければ、まずそれが理由で壊れることはないと思います(保証はできませんけど)

それだけこのエンジンは完成されていたはず。


高回転キープで走り続けるより、乗らないでいる方が壊れます。







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バードケージ

2020年03月25日 00時19分43秒 | バイク


初めてお目にかかってからかれこれ30年になる1985年式のビモータKB-2TT

オーナーさんは他にもいろいろとお持ちなので、コチラはたまに車検を取って走らせる程度。



フレームワークの美しい80年代のビモータの中でも最も目が細かくて美しいと言われるこのバードケージフレームには

たまたまご縁がありまして、2台に対してエンジンの脱着を少なくとも5回ほど実施しています。

特定のモデルを扱う業者さんならこのくらいは数のうちに入らないでしょうが、

そうでない僕にとってはスーパーカブに次ぐ多さではないかと思います。

エンジンを囲い込むようにして支持するレイアウトですから何でもない作業をするにしても

その部位によってはフレームと干渉してしまい、エンジン降ろしを余儀なくされることになりますね。

勿論エンジンとフレームの位置関係は超々タイトですから、さすがにエンジン脱着にはアシスタントが必要になるほどです。



何年かに一度の頻度でしか乗りませんが、前後16インチのタイヤはその80年代の一時期を除き

以降はその選択肢が乏しく、まだ履けるタイヤがあるだけでも良かったですね…とオーナーさんと喜び合うほど (^_^;)



当時の同年代ののバイクと比べると別格なハンドリングでしたけど、今ではすっかりビンテージなビモータ

僕もそれなりにいろんなバイクに乗ってきましたから感じ方や考え方も変わってきていて

数少ない適合サイズのバイアスタイヤも性能が向上しているものだから、今だに新鮮さと気持ちよさに感心させられることがあります。

昔のまま変わらない旧車と現代のタイヤと乗り手の成熟(わからないけど…)これは旧車の魅力かも。

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ベベルオーナーさん達

2020年03月22日 22時07分05秒 | メンテナンス


ベベル900SSの前後スプロケットとドライブチェーンの交換

オーナーさんの拘りでスチール製のリヤスプロケットが入手できたのはよかった。



ドライブスプロケット周辺はチェーンルブの飛散でそれなりに汚れてしまうのは他と同じですが



ドカティベベルはドライブシャフトとスプロケット取り付け部分からオイルの滲みが発生しやすいことは

ベベルオーナーさんなら皆さんご存じですね。



オイルシールだけのことでは抑えきれない構造ですからドライブスプロケットの脱着には正しく手順を踏まないといけません。

勿論、もともとのチェーンサイズには従わないといけませんが、

銘柄や強度の設定によっては他と干渉することもあるのでチェーンの選択にも少し気を使う必要あり。



チェーンラインは勿論ですが、弛みの持たせ方にも要注意なスイングアームの垂角。







アルミの鋳肌むき出しの深い冷却フィンを持つエンジンをきれいに維持することの難しさを知る僕から見ても素晴らしいコンディション。

時間は経てど劣化させないのはお見事です。



900SSをお預かり中、たまたまお見えのMHR様

こちらも走らせつつも美しい素晴らしいコンディションです。

希少で維持も容易ではないが故、同機種には当然興味津々になりますよね

個人情報を漏らすことはしませんが、どこかでお逢いできたならお互いに声を掛けられるようにはしておきました。

今ベベルを所有されているオーナーさん、みなさん熟していらっしゃいますね (^_^;)

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追加作業

2020年03月22日 02時38分54秒 | メンテナンス


もう永いこと車両の預かりと作業完了後の納車を計画を立ててタイミングよくこなしていかないといけない状況が続いておりますが



お昼過ぎ、車両のお預かりの時にすぐに店内に格納することができず、結局バイクを手押しで動かしたのが夕方前。

ステアリングの動きに少しガタを感じながらタイヤ交換の作業を進めリヤから初めて続いてフロント。

違和感があるのだからフロントスタンドは使わずにエンジン下からジャッキアップで

無負荷でステアリングを操舵すると動きに引っ掛かりもある…となるとステアリングヘッドのベアリングは交換しないと

グリスアップと調整だけでは満足のいく結果は得られないでしょう。



したがって一泊二日のお預かりは延長されることになりますから、タイヤ交換とブレーキパッドの交換とキャリパーのメンテナンスを終えてそのまま部品待ち。





このようなことで作業のスケジュールが狂ってしまうことはいつものことですが、

ここのところは是非とも良いコンディションで乗っていただきたい。

時間も費用も追加となりますが、快く追加作業の許可をもらえると



キッチリと圧入したベアリングにはもうこれ以上ないくらいのグリスと気持ちがこもります (^_^;)



複数お持ちのバイクをどれもキレイに大切にしていらっしゃるオーナーさんにはできればステアリングの回復だけで乗ってみてもらいたかったですね-



言うまでもなく作業後の試運転ではとても良いハンドリングだったんですけど、同時にタイヤも新しくなっていますからね。(タイヤ交換の効果は絶大…だと思う)

バイクのメンテナンスや修理に費やしたものがどれだけの効果を得たのか…それぞれ正しく知ってほしいですもんね。
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スーパースポーツ

2020年03月21日 03時08分23秒 | バイク


作業も終盤、ホントに仕上げの250DESMO

内部のコンディションが良いとは言えなかったFUELタンクも3年半の間に経年変化が進んでいて

これはやっぱり全てを見直さないといけないだろうと、もうひと頑張りです。



オーバーホールと消耗品の交換で蘇ったキャブレターには良いガソリンを流してやらないと

結局また不調に悩まされることになりますからね。



作業の様子は「汚い、キツイ、臭い」の3Kそのものですから、恥ずかしくてとても公開できませんが、

穴か開いてしまうのではないかと言う恐怖と闘いながらの忍耐作業です。

錆を落としきれなかったからと言ってコーティングで埋めてしまうことはやりません

ココからは見えていない天井部分に錆が残っている例をよく見ますが、今回も満足のいく結果で

すごく安心しました。



FUELタンクのマウントゴムなど、見えていないところも交換して

FUELコックの清掃と機能チェックを済ませてようやくタンクをセット。



いよいよ試運転に向かう前に、右足シフトのしかも逆パターンであることを自分に言い聞かせ



リヤブレーキは左足で操作することになりますが、

左足はペダルをじんわりと放す(マニュアル4輪車のクラッチ)ことは慣れているけどじんわりと踏むことには慣れていないので

走り出すと右足のシフト操作でアタマがいっぱいになるのはわかっているから、左足はつま先乗りにしておいて、ペダル操作のほうは放棄することにしましょう(^_^;)



保安部品が機能していないことが発覚して、こちらも修理…と言うか加工。

オリジナルではウインカーが備わっていない、そんな時代とお国柄。



遂に出ました屋外に (笑)



30以上年前に初めて乗った時にも感じましたが、ギヤレシオがなかなかのハイギヤード

無駄な半クラッチにならぬよう丁寧なクラッチミートに始まって、

250cc単気筒の出力ににワイドレシオな印象の5速トランスミッションはシフトタイミングを選ばなければ気持ちよくは走れません。



バランサーを持たないとは言え、250ccですから大して振動も気にならず、回転の上昇もスムーズ

キャブレターの消耗品交換で空燃比も回復しているようですから、もうスパークプラグを持って走り出す必要はありませんし、

ドッグクラッチの欠損していた2速ギヤも交換しているので、そこでギヤ抜けすることも無くなりました。

これでドカティスーパースポーツの歴史を感じながら走り続けることが可能となりました…なんて (^_^;)



約1週間、作業の合間を見ながら何度も試運転を重ねていくと、右足逆シフトにも少しだけ慣れてきて、

だんだんと少しだけメリハリよく走れるようになってくると、フロントのドラムブレーキ(フロントは左右のダブル)は意外とよく効いてコントロールできるし、

大したペースではないけれど、車体の剛性や安定性に粗末な感じも受けないし、

これが1972年のバイクだと思えば、僕のこれまでのバイク乗車歴からしてもそれはもう当時のスーパースポーツであったことは疑いようがありません。



20代の前半でシングルDESMOの250と350と450それぞれに乗る経験をしましたが、

ただただ旧いイタリアンの名車だということしか頭になくて、我ながら意味を持たなかったライディング…

旧い旧いとは言ってもあの時で13年前のバイク。



今2020年だから13年前だと2007年…ついこの前…

そのくらいでは旧いなんて言わないし、現行のニュータイヤも履けていくらだってライディング操作を仕掛けていけます。

ただ違いと言えば20歳代の13年と50代も半ばを越えたところでの13年は違うのだということでしょうかね~ 永さが (笑)

いやまあバイクの進化と時間の流れは比例していたわけではなかったということでしょうか。



催促一切無しの3年半、オーナー様には大変長らくお待ちいただきました。

納車の時、軽トラから降ろしてその場(走る様子を遠くまで見渡せる環境)で試運転していただきましたが、シフトミスを犯さなかったのはさすがです。

希少な250DESMOをいつまでも 大切にされるのは言うまでもありません

ご利用ありがとうございました。

















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2020 第一回「トライカーナ」

2020年03月18日 04時07分36秒 | お知らせ


次回、トライカーナの開催が決定いたしました。

日時 4月26日(日曜日) 午前9時集合

場所 きらら記念公園駐車場

参加費用 ¥2500 (昼食付き)

定員 12名様 (要予約)



全て屋外での行事ですから大丈夫でしょう。



健康なバイクでしたらハイパフォーマンスも高性能な足回りも必要ではありません。

もの凄いライディングテクニックを伝授しますよ…なんてものではありませんが、

やってみると考えさせられますいろいろと。






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閑散 (>_<)

2020年03月16日 02時40分25秒 | ツーリング


朝、自宅を出て軽トラに乗るとフロントガラスに水滴がポツポツと…

少し前にパラパラと降ったみたいで慌てて天気予報を見てみると、おおむね天気はいいようですが

「大気の状態が不安定」と言う、バイクで海辺や山手を短時間で入り組んだ走りをするには嫌な表現です。



暖冬とは言え、まだ3月の早朝ですから寒さを嫌って山陽方面のルートで楽しむつもりでしたが

雨雲レーダーの雲の流れを見て、急遽山陰方面にルートを変更。



所々路面が湿っているところがあったり、体が濡れるほどではないけどヘルメットのシールドの当たる雨粒の音が聞こえるくらいの雨は降りました。

ご参加の皆さんもグループで走るのは久しぶりのはずですから、慎重に冷静ににライディングを楽しんでいらっしゃるようです。



上空にはあちこち分厚い雲の塊が見えますので、ルートを少し短縮して無事に帰還。



少し走り足りないくらい…初回はこのくらいがいいでしょう (^_^;)



解散後、道の駅「蛍街道西の市」の店内へ。



いつもなら、日曜日の朝ですから大勢のお客さんで賑わう人気の道の駅

驚くほど閑散としています。



地元の野菜も食品も、商品が少なかった。

歯抜けの商品棚においしそうな太巻きが積んであったので当然購入 (^^)/


路面の変化に富んだツーリングでしたが、皆さんお疲れさまでした。

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2020早朝ツーリング

2020年03月14日 18時26分36秒 | ツーリング
予報通り朝のうちに雨も上がり、地面の乾燥も進んだことでしょう。

ただ走るだけで皆で施設や店舗には入ることはありませんから、明日の早朝ツーリングは予定通り開催します。

クロキライディングを6:30 菊川セブンイレブンを7:00出発でお願いします。



今夜はよく晴れそうですから明日の朝は冷え込むと思います

防寒対策をしてお越しください。
コメント (3)
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シーズン前に

2020年03月13日 02時04分04秒 | お客様


レース専用で使用されていらっしゃる「YZF-R25」

何年かシーズンを重ねたのでここらで大掛かりにリフレッシュをされるということですが…



僕はレースのアドバイスができるようなキャリアはありませんから

僕の持っている基本的な知識と経験の延長線上でしかお役に立つことはできません。

とおことわりしてから作業をお受けしています。



昨年末にフレームから降ろして、オーナーさんご指定のエンジンメンテナンス(たぶんレースエンジンが大半)業者さんに送っていたエンジンが

仕上がってきたタイミングでその他諸々の作業を一気に進めていきます。



スロットルボディーのインジェクターのクリーニングなども…

今回のリフレッシュにかけるオーナーさんの意気込みが感じられますね。



レーサー化当初からインジェクションのサブコンによるセッティングや点火系のチューニング



リヤサスのショックユニットの交換に始まって前後サスペンションの変更などなど、

オーナーさんのオーダーに従って外注や自作業をいろいろとさせていただいておりますが、





残念なのは当然ですけど僕では試運転できないこと (^_^;)

レギュレーションの範囲に限られるとはいえ、ラムエアー化にインジェクションのマップ変更に点火系の強化

サスペンションのグレードアップに不要なパーツを取り払った軽量化にフリクションロスの低減などなど

オーナーさんがここまで取り組んでいらっしゃるマシーンを自ら走らせてみたいと思うのは当然です。





今回のエンジンオイルはエンジンメンテナンスの業者さんお勧めらしいヤマハ純正「RS4GP」



仕上がってきたエンジンを初めて起動させる時の注意点や実走行までにやっておくべきエンジンの慣らしとその際の油温の管理など

細かく指定している説明文が添えられていて、僕も興味深かったのでそれに正しく従って暖気運転を繰り返して作業完了。

サーキットの楽しみ方は人それぞれですけど、レースに出場するというのはまた一段とエネルギーが要りますね。

真剣に遊ぶ人でないとできない楽しみ。




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