購入後 まだ日も浅く そしてたまにしか乗らない…
なんて クオーターマルチによく起こります 始動不良
バッテリー上がりや キャブレターの不調ならともかく どこにも異常が見られない場合 よくあるのが 「チョーク」を使っていないことです
皆さん チョークの使用に積極的ではないようで 「使うとカブってしまいそうで」とか 「冬は使うが夏は使わない」 と仰る人多いんです。
私の場合 冬は当然 猛暑の炎天下であっても
セルでもキックでもクランキングを始める前から 全量供給させる方向で
チョークレバーやノブをグリ~っとやってから 事にかかります。
エンジンが完全に暖機された状態から見れば たとえ炎天下だろうが
それは 「冷機時」に他なりません
始動時 エンジンは必ずリッチな混合気を要求しますから 当然始めから使うべき
しょっちゅう乗っていて 「チョークなんて使ったことない」って仰るひともいますけど
それは エンジンかかっていると言うより 「かかってくれている」と見るべきではないでしょうか。
チョークを使わなかったので 混合気に着火するチャンスを逃してしまい
それでもクランキングは続くので スパークプラグはガソリンで湿り
さらにクランキングは続き バッテリー放電でクランキングスピードは衰え
悪循環に陥ります。
こうなるともうダメ 潔く交換しかありません
国内市場で 4メーカーが 競っていた頃
納車後間もない 250cc4気筒の新車でさえ 「始動ミス」 しょっちゅう対応していましたね(笑)
多少 条件が不利なエンジンまで始動させるのが仕事です
他に決定的な条件が欠落していなければ
チョークを必ず使う(全部)こと 速いクランキング 適度なスロットル開度
この3っつを押さえていれば かかるはず
あっ でも今時の若い人 「エンジンがかかる」 ではなく「エンジンが点く」って言うひとすごく多いです
乗り物も電化製品に近いものとしてとらえているんでしょうかね 症状を伺っていて違和感あるな~
久しぶりの250cc4気筒 燃焼室のクリーン化のため ちょっと回して走っておきますかね。