お正月の南九州ツーリングで使用したゴールドウング
そのポテンシャルの高さと完成度には感銘させられました。
もっと乗り込んでいけば大きさにそれほど恐れることも無く幅広く楽しんでいけるのではないかと思うと同時に
このゴージャスなタンデムシートに着座する人はどんな気持ちになるのだろう…と
興味が湧いてくるのも当然のことでしょう。
そんな時、クロキライディングのツーリングに参加の際はほぼ先頭を買って出てくれるお客さんが
これまた良いタイミングでご来店 しかもヘルメット着用
たまたま僕にもほんの少し時間が取れたので夕暮れまでの1時間に満たないタンデムランを遂行しました。
明るさ不足で走行中の画像は全てピンボケです。
インカムをペアリングして喋りながらのタンデムは先ずは僕が後ろ(彼にはあらかじめそこらを一回りしてゴールドウイングを感じてもらっています)
市街地走行のノロノロ運転でもフラつかないとか停車の時足を付く時だけ気を使うよね~みたいなことをお互いに評価しながらいつものテストコースへ。
高いスピード域で走行風を前と後ろでそれぞれどう感じるのか、ソロとタンデムで違いはあるのかなんてことをそれぞれに感じながら
遠慮も容赦も無いスロットル操作でガソリンをどんどん消費していきます (^_^;)
僕もタンデムライダーとなるのは久しぶり…と言うかもう最後は何時だったか覚えていないくらい前のことでそれは彼も同じこと
残念ながら「我々は〇〇サーキットを〇〇秒台で走れます」といった自己紹介をできる者ではありませんが
これまでに一緒に走ることはもう十分にやってきているし乗り方の情報交換についても永いこと繰り返しています。
だから今さら何も言わなくてもどう走らせるのかは周知の上で、ぼくはタンデムシートに身を任せるのみでよし。
それでもタンデムシートから見るコーナーリングアプローチは、それが自分の操作によるものでないからでしょうか
時々恐怖を感じる (*_*;
まあライダーが僕より速いのは確かだからそこはなおさらです。
タンデムシートのホールド性の良さと前後シート中間の盛り上がりのおかげで
相当にアグレッシブにライディングされても後ろの僕が前のライダーの体に触れることはせずに済みます。
これはソロでもタンデムでも気持ちを変えずにライディングを楽しめることについてこのあとの僕もまったく同感。
オトナをひとりリヤシートに乗せていてもストレスは無いしハンドリングの悪い意味での変化も無いということ。
これだけ豪華で完成されたモーターサイクル
独りで楽しむのはもったいないと言っても良いでしょう。
後半は僕がライダーとなり、彼にも始めて僕のタンデムを経験してもらいました
なんだかソロの時より一段高いリヤシートに重量物があると相対的に重心位置が高くなるからなのか
コーナーリングにバンクが生きてくるようです。
操作のタイミングと量は結果的にお互い同じ理屈でやっていますから恐れることは無いはずですが
やっぱりタンデムシートは緊張するそうです(ライディングに容赦ないのはキミのほうデス)
今回は夕暮れまでの僅かな時間で、それぞれがタンデムで試したいことをやりながら積極的ライディング。
本来であれば2人でバイクで楽しむと言うことは
タンデムシートに迎えたゲストにバイクを喜んでもらえるライディング法でなければなりません。
これがなかなか難しい
シャカリキで運転者だけが快楽ではダメだし
暑くても寒くてもよろしくないし
退屈させると居眠りしてしまうし…
相手が好むか拒むかはそれぞれでしょうけど安全第一なのは言うまでもありませんね。
タイヤのエアーチェックに来ただけなのに暗くなるまで付き合ってもらいました
もう当分タンデムシートに乗ることは無いでしょう
良い経験になりました。