![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bd/448d2e238a76e7be19db367ce68955a8.jpg)
僕達のように一般的な普通のライダーにできる範囲で、コーナーリングのアプローチでどれだけ旋回させられるかを追及していくと
腕の力を抜くという、アタリマエで単純でそして最も難しい操作と
短時間でのスピードコントロール
このふたつくらいが大切な要素だと思っているので
各種練習の場では、エンジンブレーキによるバックトルクなんかも可能な限りコントロールできるようになることをお奨めしています
過去に何度かシフトダウンの際 リヤタイヤをホッピングさせてしまったという苦い経験から
端から敬遠されている方もすごく多くいらっしゃるので、そこは何とか理解して取り組んで「思い込み」から脱してもらっています。
そんなコントロールの楽しさがエスカレートしていき
1速よりもさらにローギヤードなレシオを乗り手が要求したくなると
手っ取り早いのがファイナルギヤレシオの変更となるわけですが
ドライブスプロケットならアフターマーケットのサイズラインナップで探してもせいぜい1丁落としです。
だからメリハリのよい走りに嵌ってしまったお客さんからたま~にオーダーをいただく特注サイズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0d/d3ffb5544fae8ac221370745c57236ac.jpg)
STDよりも2丁も少ない12T
ツーリングで長い距離を走るには支障のあるレベルのローギヤード化
勿論 何速に入っていてもSTDのスプリケットとは相対的に加速が強くなるだけの単純な変化ではありますが
とくに1速の速度守備範囲でコンパクトにライディングを楽しむには
加速もそうだけど、スロットルを戻した時の強烈なバックトルクも何かと役立ってくれるはずです。
(まあ より競技的な操作ではそればかりとは言えないんでしょうけど)
一方、電気自動車のコマーシャルでアクセルペダルを戻すだけで強い減速力が得られることを強調されているものがありますが
オートバイでは、強烈なエンジンブレーキ(バックトルク)=リヤタイヤのホッピング…と敬遠されがちな
このバックトルクを活かすことを理解してもらうのに少々努力をしている僕としては
二輪車と四輪車では旋回につながる度合いが違うとは言え
普通に乗用車に乗っていらっしゃるドライバー皆さんがヒザをたたいて「こりゃあいいや」と言ってくれるのかどうか…
エンジンブレーキは効果をよく理解して必要な時に必要なだけ呼び出せるのがいいですね。
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フロントフォークの設定も少々変更しステアリングステムのベアリングも微調整
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/50/d18ee7a137dc8698465b098aa8f6bfd9.jpg)
トライカーナではいろんなトライをしていただこうと意気込んだのに
中止は残念でしたね
絶好の環境に向けてのアレコレ準備が無駄になった我々も痛い (*_*)