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クロキライディング

いつだってバイク

指導員

2023年01月28日 20時37分36秒 | メンテナンス

たまに修理のご依頼のある教習車。

NC750は教習専用と言ったある意味過酷な使用状況下でもトラブルも皆無で

自動車学校様にとって頼りになる教材なんじゃないかと思います。

使用時間と走行距離(教習所内だけなのに…)もかなり伸びてきて、

担当指導員さんより修理のご相談で、なんだか乗り心地が悪くなっているので

リヤクッションの交換をお願いしたいとのこと。

それは受講されていらっしゃる教習生からの希望ではないだろうけど、

もしそうだとしたらかなりの重傷で、まともに乗れたものではない状態なんだろうと

お預かり後すぐに少し興味深くフロント周りとリヤ周りを手押しでスコスコとストロークさせてみました。

こうしてユニットを取り外して見ると、いわゆる「サスが抜けている」のは一目瞭然なのですが、

見た目はともかく症状としてはまだ重くはなくて、沈んだリヤが伸び始める初期のところでダンパーが効いておらず、

ストローク途中からダンパーが急激に効くものだから、それによりショックを感じて乗り心地を悪くしているようです。

やっぱり教習生の皆さんからこの不具合を訴えてこられることはまずないだろうと思います(たぶん)が

こうして指導員さんによって教材のコンディションを維持されていることに感心しました。

 

そういうことなら、主因のリヤクッションユニットの交換だけでは不完全だろうと言うことで、

リンク周りの洗浄と給油も実施させていただきました。

もともとあるべき機能を損ねている状態ならともかく、

サスペンションはこうあるべきだと明言するのは、どなたがどのように乗っていらっしゃるのか

わからないだけに難しいですね。

でもあの限られたスペースと特殊な使い方の中で不具合を悟っていらっしゃるのはさすがです (^_^;)

 

 

 

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2年前

2023年01月19日 19時55分15秒 | メンテナンス

昨年末にエンジンを搭載してすっかり達成感に浸っていた990アドベンチャー。

エンジン周辺を隙間なく埋めるセンサーや補器類にハーネスにホース類と…バラしたのが2年前

記憶だけを頼りに復元するのは大変そうなので見てみぬふりをしておりましたが、

昨年末の清掃作業で店内のあちこちに格納していたパーツがスペースを無駄に使っているのを自覚したので

なんとかしないといけないと言う思いに駆られ

ここのところの雨続きの夜に作業を進めることになりました (^_^;)

分解当時の画像や、組み立てる時に迷うんだろうなと

ずっと先の自分のために残しておいた各部の処理に残されたヒントをもとに

何度もやり直しながら少しずつ元の姿へ。

 

整備性がイイとは決して言えないアドベンチャー。

ウオーターホースもこの時に交換していないと、あとからそこだけ交換するなんて気にはもうなれません。

 

エンジンを組み立て始めてからも随分と時間が経っているので、塗布したオイルも下がりきっているハズ。

念のためプラグを抜いてクランキングさせてエンジンオイルを循環させます。

このあと火を入れるのですが、緊張しましたね~。

バルブタイミングやバランサーシャフトのタイミング合わせなど、

当時のこといろいろ記憶が失われていってるわけですからね、年齢的にも (^_^;)

 

無事始動できてまずはひと安心。

続いてラジエターの装着とクーラント充填&エアー抜きを済ませ、

オイルとクーラントが正常に循環していることを確認(感じる)できたところで作業はストップ。

懲りずにまたしても追加作業を決めたので、しばらくその部品待ちですね。

基本的に営業時間内にはやらないのですが、終盤になると勢いがついて昼間でもやりたくなるので

そこはけじめをつけなくては (笑)

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先輩

2022年12月30日 06時43分37秒 | メンテナンス

これまで使っていたタイヤチェンジャー。

新人で入社したショップさんにすでに完備されていたものを

有難いことに僕が開業するときに社長様が譲ってくれたものでありまして、

なんと製造から今年でちょうど40年。

数えていませんが、これまでに数千本のタイヤ交換を共にこなしてきたマシーンですが

まだバイクショップにタイヤチェンジャーなんて珍しかったその頃には

今のようなワイドホイールに極太タイヤ。。。なんてことを想定されているはずもなくて、

いつの頃からか機械任せでタイヤの脱着作業をやってしまうと

いとも簡単にホイールに傷をつけてしまうようになっていたのですが使うのは僕ひとり、

アームの位置やタイヤレバーの使い方やターンテーブルの操作はもちろん

パワーの足りないところを全力人力でカバーしたりと、あれこれ工夫して200/55ZR-17までの

交換は実施していました。

しかしもうさすがに人力の補助だけではこの先安全に作業を遂行することができなくなりそうなので

怪我をする前にマシーンのほうをパワーアップするべく

新しいチェンジャーを導入することとなりました。

随分と頼りなく見えるこれまでのチェンジャーのキャリアは僕よりも永く、

僕が使うようになってからでも37年です、

いろいろあったし怪我なんかもしたけど、よく働いてくれました。

 

さまざまなモデルを検討しましたが、店内スペースに限りがあるので

やはりサイズが優先されるわけでありまして、思い通りにこれまでの交換作業での難局を

解消してくれるものなのかどうかはこれからの出来栄え次第と言ったところ。

タイヤ交換の難易度は太さや硬さだけで測れるものではなく、ホイールとの接点であるビードの形状の違いによっても

難易度は変わりますから、これからも機械任せでばかりはいられないので

ホイールとタイヤのどちらも傷めることなく慎重に作業することに変わりはありません。

初めての交換はどのバイクだろう。。。慣れないうちはちょっと。。。

カブだから大丈夫だろうと交換作業をお受けした新型クロスカブはチューブレスのアルミホイール (^_^;)

新車のタイヤを、よりブロックの立ったタイヤへ。

これほど緊張したカブのタイヤ交換は初めてでした。

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快感

2022年12月28日 20時33分42秒 | メンテナンス

ワイドリムのスポークホイール

機能よりもイメージとスタイル優先ならばこその採用ですが、そのノスタルジックな美しさを維持するのは大変。

でもココがある程度美しくないとこのバイクのディテールが成り立たないと思われ、

思い切ってスポークを張り替えることにしました。

サビの進行したスポークホイールを分解するのはエネルギーが要りますが、

完全にバラシてしまえはひと時の快感。

僕も永いこと人一倍スポークホイールを磨くことに勤しむと言うか強いられているので、

作業の難易度を高くするスポークが居ないとなると自由自在に洗ったり磨いたりできるのが実に快感

磨き好きなスポークオーナーの皆さんにも是非一度体験させてあげたいくらいデス (^_^;)

純正のクロームメッキのスポークはすでに廃番。

特注でステンレスの新品に張り替える予定ですから、

組み上げて新品タイヤを到着した姿を見た時、もう一度快感に浸れることでしょう。

スポークホイールを美しく維持するにはマメさとノウハウが必要ですけど、

僕にもなかなか簡単にはいきません。

これがコーティングを実施することで省力化できるんだったら僕もぜひお願いしたいけど

よくある「コーティング」ではここまでやらないでしょうし、

足回りの回転部分にどれほどの効果があるのかもわかりませんから、

やっぱり手入れするか放置するかしかありませんね。

乗らずに飾っているだけでもサビてしまう。

でも通勤などでしょっちゅう乗られているスポークホイールは

手入れが追いつかないのは普通だけど

だからと言ってそれがたとえ輝いていなくても、哀れさを感じることにはなりにくいのですよね不思議と。

 

 

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通勤バイク

2022年12月22日 19時50分05秒 | メンテナンス

僕が当方のツーリングにお誘いしないかぎり、通勤専用車のR80

突然シフト不能になってしまい2速固定のままでご出勤。

同日、深夜残業終わりのオーナーさんの職場まで伺って現状確認するとやっぱりスプリングがひとつ折損しているようです。

わりとよく折れるOHVのトランスミッションのスプリングではありますが、

スプリングの交換だけで作業を終えるかどうするかはオーナーさんと話し合い。

この先も乗り換える気は全くないとのこと。。。

なので3本のシャフトの方も消耗品と考えられるパーツの交換もこれを機にやっておこうと言うことに

当然なりました。

一緒に走ることがあり、

シフトワークに関しては僕よりもシビアに繰り返していらっしゃるんだろうなと思われる走りをしているライダーさんのひとり…

と言うか筆頭者。

 

ワインディングをスピードの増減を激しくさせながら走ろうとすると

有効な(気持ちいい)回転域は意外と狭いもので

高回転で頻繁にシフトチェンジとなりますからスプリングがいつか折れるのは仕方ないとしても、

それ以外に不具合は見られないのでパーツの収まりが良かったのはもちろんですが操作も正確だったのでしょう。

 

3本のシャフトの圧入を抜き差しするのは久しぶりですが

専門ではないので手際よくもいかず、組み上げた後のシフトフィーリングを悪くしないよう

時間を掛けて慎重に。

 

これからは組み立てですが、ここまでやるならミッションケースのブラストなども。。。

なんて一応お尋ねしましたがそちらはしなくていいとキッパリ。。。やっぱり (^_^;)

さすがの仕事人通勤専用車、ミッションケースの外側を清掃する時間などナシ。

割り切っておられます。

 

 

 

 

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車検

2022年12月14日 01時41分37秒 | メンテナンス

 

 

広島ナンバーのR1200RT

乗り始めてから早くも2年が経過するところで車検となりました。

前のバイク990アドベンチャーと比べるとあまりメンテナンスに手を掛けた記憶が無く、

この間、26000Kmを走行していることに少し驚きました。

不調を訴えてこないので僕もすっかり気を許していて、

別に交換パーツを用意することなく取り掛かりましたので

この点検をもとに後の部品交換のスケジュールを立てるにとどまりました。

だから走行距離を考えての部品交換はまた次回と言うことで、二度手間になります (^_^;)

 

走る場所と走り方によるのかもしれないけど、

この空冷フラットツインの、とくに最終型はパフォーマンスと信頼性ともに高いレベルにあると思いましたね。

近頃自身で動画を撮影して見せてくれるのですが、

走行風による雑音をうまく処理されていてエンジン音が良く聞こえているうえにタコメーターのみ映っているのですけど

それは僕でもあまりやらないくらいエンジンを回しています。

そうして走ってきていながら、ここでは何事もなかったかのように静かにアイドリングしている。。。

相手は機械ではありますが健闘を祈ります。

 

 

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五十肩

2022年12月10日 03時08分29秒 | メンテナンス

 

先日久しぶりにBMWのシルキーシックスに触れてしまって、当方所属のフラットシックスも。。。と

夜な夜な作業で各フルード交換に取り掛かりました。

 

前後の連動が複雑でABSも備わっているのでBMWのサーボ付きインテグラルABSに次いで作業工程が多くて面倒だったので、

交換時期が過ぎていてもなかなか手を付けられずにいましたが、

こうして重い腰を上げたのもK1600GTLのシルキーかつトルクフルな加速感のおかげ (^_^;)

エンジンオイルはもちろん、ファイナルギヤオイルと

さらに勢いと気合で大量のクーラントも全交換。

でも次に乗るんだったらタイヤ交換は絶対だと前々から思っていたので、気持ちが萎えてしまわないうちに思い切って実施します。

独りで作業をやるわけですし、時間も時間ですから

誰にも助けを求めることはできないので失敗は許されませんね。

タイヤの選択は2択、ブリヂストンとダンロップからそれぞれ。

もとはブリヂストンだったので今回は違う方。

すぐに入荷してくれてよかった、最近USダンロップのタイヤはハーレー用のモデルに欠品が多くて

少し困っていましたからね。

摩耗していることを差し引いてもBSの方は断面形状(プロファイルっていうのかな 笑 )が平べったくて

だからダメだとは思わないけど、ダンロップの方は思ったとおり相対的に尖っていたので、

この違いをどう感じるのかとても楽しみです。

数年前に同モデルのタイヤ交換をしたときに本来の硬さに経年の硬化も加わっていたものだから作業は困難を極め、

それがもとで五十肩を患い、病院にも何度か通院したけど結局自然に治るまで1年以上を要した作業です。

でも今回はなんとか道具を駆使して人もバイクもダメージなく作業完了。

エアーチェックを頻繁に実施しないといけない巨漢なのでそれを面倒がらずに済むように

タイヤ交換の時には必ずやろうと思っていたアルミ製のエアバルブへ交換。

タイヤ交換後、メインスタンド掛けが少し軽くなったので

タイヤの高さ(ハイトって言うのですかね専門用語)が増えたのは錯覚ではなかったようです。

K1600GTLほどではないけどこれまで以上にスポーツツーリング気分になれそう、

車高も上がったことだし (笑)

 

 

 

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シーズンイン

2022年12月07日 22時31分20秒 | メンテナンス

多忙なオーナーさんのK1600GTL

几帳面でいらっしゃるうえ磨きの腕前も高く、僕の目で見てもバイクはいつも美しく維持されています。

今回の車検でも点検整備記録簿の走行距離は2年前から極わずかな増加に留まりましたが

マメにエンジンを始動させてお出掛けに備えていらっしゃるようですね。

それ故ブローバイガス中の水蒸気をエンジンオイルに取り込むことになってしまい

そのあと走ることでそれをブローバイガスの循環によって再燃焼で放出するに至らなかったようで

抜いたエンジンオイルには水分混入が見られます。

乗ってないけど時間が経ったのでオイルは交換しといてと仰るオーナーさんのお考えは正解です。

ちょっともったいないな~と思ったのは僕だけでした。

一方、許可なく交換させていただいたファイナルギヤオイルは燃焼ガスの影響を受けないので

このとおりキレイなまま。

だけど時間は相当に経過しているのでこのバイクの重量とパワーとオイル容量の少なさを考えると

交換しておいたほうがいいでしょう。

これからシーズンオフを迎えるので乗りたくても乗れないオーナーさん達はコンディション維持活動に努めてくださいね。

いや…K1600GTLってこれからがONシーズンじゃないのですかね?

どんなに寒くても路面が凍ってさえいなければ大丈夫。

こんなに寒いのに快適にバイクで走っていて、それを好きでやっていることに自己肯定と快感を覚えますもんね。

 

オイル交換だけでは排出しきれない水分は、油温をしっかりと上げて走らせることで大気中に放出させておきました。

寒風をものともせず重量車の大パワーで爽快に。

 

真夏の暑さはもう避けようがありませんが、冬の寒さはなんとかできるものですね。

風をコントロールしているモデルならなおさらです。

でもお店の前を行き交うライダーさんはちょっと心配になるほど薄着の人が少なくありません。

近年増加してきたライダーさんは乗りたくて仕方ないと言ったところでしょう。

やっぱりウインドプロテクションよりも「気持ち…」ですかね (^_^;)

 

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延長

2022年12月04日 02時16分52秒 | メンテナンス

タペットシムの入荷待ちと言うことで放置していた990アドベンチャー。

オイル交換に始まり、なにをやるにも手間のかかるエンジンだとは思っていましたが、

アイドルギヤを介してカムシャフトはギヤトレイン方式なので、カムチェーンが直結しておらず

カムシャフトの脱着だけはココまでのアクセスを除いては容易で鼻歌作業 (笑)

シムをセットしたあと再度クリアランスを測定するのですけど、どっちつかずの結果も想定して

もうこれ以上部品待ちで長引かせたくなかったと言うこともありまして、

多数のシムを購入したものだから、それだけでもかなりの出費になってしまいました。

 

そしてやっとヘッドカバーを閉じることができいよいよエンジンの搭載です。

現在、お店の入り口付近に追いやられているアドベンチャーを見ながら、あと何も手を入れていないのは

リヤショックユニットだけなんだよね。。。と閉店作業をするはずが

巨大なWPのユニットを外してしまいました。

リンクレスモデルの多いKTMですからそこは考えなくてもいいのですが

それならなおさらスイングアームのピボットのコンディションは気になるもので

エンジンマウントと共有のピボットシャフトも抜きたくなるのは当然かと。。。

ピボットのニードルベアリングのコンディションはOK

しかしリヤショックユニットはオーバーホールとフルメンテナンスのため確かな筋の外注に。

あ~これで2年以内に仕上がらないことが決定しました。

だからなにも一発でタペットクリアランスを決める必要もなかったみたい (^_^;)

 

 

 

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外来

2022年11月18日 20時25分07秒 | メンテナンス

なにを見てオーバーヒートの状態ととらえるのかはバイクのモデルによることとその見方の基準によることになりますが、

水温計の液晶表示と冷却水リカバリータンクの水量の激しい変化を見るとこれではとても安心して乗ることができないとのことで

随分と前からお待ちいただいておりましたが、そのうちに車検も切れてしまい

さぞかしお気を悪くされているのだろうな。。。といつもながら恐る恐る連絡をしてみると

「いや~まだまだかかるのだろうと思ってました」となんとも寛大なお言葉 (^_^;)

予めお聞きしていた症状は、モデル基準の違いだと言ったレベルではなさそうでしたので

現状をしっかりと把握する必要があり、店内でオーバーヒート直前までエンジンを回してテストの繰り返し。

予想通り、ウオーターポンプシールの不良はオーナーさん自ら交換されて間もないらしいエンジンオイルからでも察することができますが、今回はクーリングファンがたま~に作動しないことも加わって様々な現象を引き起こしているようです。

これでは冷却機構にいったい何が起こっているのかわからなくて不安で乗れないと仰る気持ちもわかります。

クーリングファンが回らない原因はいくつも考えられるのだけど運よく根源を発見できてすっきりと解決。

そう言えばこれまでに触れてきたKTMは全て何らかの形で販売に関わってきているのですが、

履歴もなにも分からず触れることになる修理外来の機体は初めてです。

中古車で購入されている場合はオーナーさんであってもわかっていらっしゃらないことが多いわけですから、

こちらで注意深く観察する必要があります。

 

消耗品と言っていいウオーターポンプの交換時期は冷却水とエンジンオイルの状態の変化で窺い知るしかないので

次回のタイミングを知るにはまめに点検するしかありませんね。

成り行きで車検の作業もお受けしましたので、見て触って気付いたことは全て都度お伝えして作業許可を得ていますので

車両をお預かりして以降は気付き箇所の多さゆえコチラからたびたびの連絡がせわしかったことでしょう。

長期お待ちいただいている間お客さんからの催促は一切ありませんでしたし、こちらからも(無礼なことに)していませんでしたから

ここにきて一体どうしちゃったの?

と言うくらい連絡しまくり (^_^;)

 

 

経験劣化で、この刺激的なVツインを楽しむことが難しくなっていたタイヤの交換だけは強くお勧めし

NEWタイヤで時間を掛けての試運転。

季節は晩秋、エンジンも良く冷えてこれからは水温のことをあまり気にかけることは無いのですが

乗り手の要領は来年の夏から必要デス。

 

 

多くの人に親しまれるわけではなさそうですから、敢えてこの990LC8モデルを選ばれたオーナーさんには

それらしい気持良さを感じていただきたい。

しっかりと乗り込んだのでエンジン出力と足回りの状態

もカラダに入ってきました。

各部いろいろありましたけどこれで大丈夫かと思います。

 

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