70スープラの部屋

70スープラをいろいろチューニングして,サーキット走行を楽しんでいる黒70です。

前回前置きインタークーラーを付けた70スープラ号

2011年02月01日 10時41分41秒 | JZA70スープラ

メンテです。

今回は、エンジン内部を修復

メタPROを使います。

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エンジンオイルをなるべく安い鉱物油に交換して

これ以前にも話しましたが、100化学合成油には

修復するための不純物(鉄)が入っていないので

不純物が入っている、なるべく安い鉱物油を使います。

エンジンを充分暖気して、油温を上げます。

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あとはメタPROを注入して、アイドリングを1時間すれば

修復完了です。

その後2000キロ走れば、コーティングも完成しま~す。

2000キロ走行前に、オイル交換しないでくださいね!

さて、今度はトルセンデフオイル交換プラス、

メタPRO修復です。

まあ、こちらもオイル交換してメタPROを

注入するだけなんだけど

さて、デフオイルを抜いて見ると

汚い~(驚)

トルセンでここまでオイルが汚れていると

油温が上がってくるとオイルがサラサラになって

LSD効果はかなり落ちますね(泣)

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メタPROを注入してからデフオイルを入れて

作業は完了、あとは走るごとに修復されていきます。

ここでトルセンとメタPRO修復なんだけど

トルセンの構造上、

内部ギヤの摩擦抵抗とオイル抵抗との微妙なバランス使って

LSD効果を生み出しているんだよね。

修復が進みコーティングされていくと

LSD効果を生み出す内部ギヤの

摩擦抵抗も減っていきます。

ということで、トルセンLSDの場合、

修復が進むにつれてLSD効果は

だんだんなくなっていきます(驚)

修復が終わると、トルセンLSD効果は全くゼロ

ノーマルデフと変わらない状態になるけど

ビックリしないね(笑)

走り方にもよるけど、こちらも2000キロを目安に

そのあと、デフオイルを新品に変えると

新品のトルセンLSDと思うほど

バッチリ効くようになるからね!

あとは、夏場のサーキットだとトルセンの場合

とくに耐久走行会になると油温が上がりすぎて、

オイルがサラサラになって、すっぽ抜けるので

粘度指数、上140を使いましょう。

黒70の経験上、上90は耐久走行会

午後2時ぐらいから、毎回効かなくなりましたら~

上140だと、最終5時まで、

LSD効果はまったく問題なく

走れましたよ~ん!