とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

ぶらり途中下車しない旅

2005年03月28日 | とのさまの休日


(滝口順平の声)さて今日の旅人は?
(拙者) いや~、このネコ、よくなつきますねぇ。
(滝口順平の声)ネコなんかかまってる場合ですか?

 今日は雨と言われていたので、たまには骨休めも良かろう。風邪や下痢では骨休めも何もあったものではないし。

 さて、先述のネコとはJR鶴見線扇町駅に居座っている黒猫のことである。餌皿が置かれていることから、駅(JR貨物)で飼われているようだ。
 骨休めの場所は鶴見区内のふれーゆ。急ぐ旅でもないので南武線を尻手で降り、浜川崎経由で鶴見へ向かう。そのついでに扇町へ立ち寄ったわけ。

 鶴見線は旧型のカナリア色103系。もはや首都圏では風前の灯で、鶴見線での活躍もあとわずかのようだ。昼間は乗客も疎らで、あまりスピードも出さないし、こののんびりした雰囲気は新車(と言っても山手線のお古)になっても受け継がれていくことだろう。東京近郊で最も手軽に味わえるローカル線かもしれない。拙者は個人的に「鶴見線ファンクラブ」なるものを作って、どんな活動をしているのかは推して知るべしでしょうけど、うらぶれた雰囲気を存分に味わうことにしている。

 鶴見駅前から臨港バスで目的地の「ふれーゆ」へ。家を出たのは10時半だったのに、のんびりしすぎて昼をかなり回ってしまった。先に1階のカフェテラスで昼食にして、3階の大広間で食休み。高齢者集団が宴に興じているが大騒ぎするわけでなく気にはならない。なにより不健康減退法のお蔭で禁煙なのが(・∀・)イイ。座布団を接収して寝転ぶ。食後すぐに寝ると豚になる、なんて格言(?)があるけれど、食休みに横になるのは胃への負担を減らして消化を促す効果がある、というのが最近の研究で解明されたようだ。

 適当に休んだところで大浴場へ。事前に鶴見区役所で優待券を入手しておいたので、入浴料800円が700円で利用できる。なお優待券の配布・使用は今月末で終了する。銭湯の400円に比べればいい値段だけど大広間での休憩込みと思えば悪くない。風呂を出る際にカウンターで再入浴券をもらう。これがあれば当日ならもう一度入浴できる。もちろん一休みしてもう一度湯につかった。

 日が暮れたのでぼちぼちと退出、バスと電車を乗り継いで武蔵小杉へ。東急ストアで冷凍食品が全品4割引なので適当に仕入れて家路に着いた。


【今日の昼食】
横浜市高齢者保養研修施設ふれーゆ(鶴見区末広町1丁目15-2)
 ☆日替り丼 650円
   平日限定メニューで、今日は中華丼。せっかくなのでも1杯。麒麟麦酒の工場に近いため、蛇口を捻ればビールが出る、なんて云われる地域だけに、流石にはうまい

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