とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

混迷するヅャイヤンリサイタル

2008年04月08日 | 武蔵中原不経済新聞
  ヅャイヤンリサイタルが混迷の度合いを増している。

  参加しない者に対して殴るなどの処分が行なわれるようになったことが発端だ。ある不参加者については、さらに一定期間の「仲間外れ」という厳しい処分も下されている。

  強硬派は反対派に「同様の理由で掃除当番も拒否するのか」と問い質したのに対し、反対派は「昔の声優陣に思い入れがある」と、一歩も引かない構えだ。

  そしてこの件はクラス会においても議題として扱われるようになった。

  ある生徒が今学期の目標として、「ボクの仕事は全国の空地でヅャイヤンリサイタルを開催し、ヅャイヤンシチューを食べさせることでございます」と元気良く述べた。

  これを受けて担任の先生からは「やはり強制ということのないように」との発言があり、一旦はこれを受け入れて沈静化したかに見えた。

  ところが今度は、歌い終わった後に拍手をしなかったり、小さかった者の氏名を収集するとした。

  この件に関して審議していた“当局”は氏名収集は不適当との見解を示した。

  しかしこれについても「よくも母ちゃんに告げ口したなぁ!」と態度を硬化。妹が描いたマンガを読ませてムリヤリ笑わせるなど、新たな問題を生み出している。