とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

時刻表のこと

2008年04月06日 | とのさまの休日
  某社時刻表3月号の中に誤りを見つけ、4月号でもそのままで訂正記事もナシ。そのためはがきで指摘したところ、たいそう丁重なお返事を頂戴してしまいました。

  しかも略筆に書いただけなのに速達で来ました。何事かとびっくりしてしまったほどです。

  そういえば先月、先輩らと出かけた折に、時刻表が売れないという話をしていました。今は時刻も行程もネットで調べられるし、時刻表をバッグに入れて周遊の旅というのも少なくなったのでしょう。しかも誤りがあったのは東急の欄。初電と終電の何本かが書いてあるだけで種別もすべてフォローしているわけでないし、今や見る人もごく僅かになったページかもしれません。

  そんなあまり必要でなさそうなページがついた上に千円もするのですから、趣味者とか漫遊好きでないと買わないのも無理からぬことでしょう。昔なら間違いがあればみんなが気づいてクレームの嵐だったことでしょうに。

  その東急は自前で時刻表を頒布しています。このところは無料で、先日の大井町線などでのダイヤ改定のも無料配布されていて、拙者も1部もらいました。

  そんな頻繁運転の路線の時刻表なんか必要なのかと思われそうですが、いやいやなかなか。例えば東横線特別急行は15分間隔ですし、日比谷線直通は日中や土休日は30分間隔です。それに照準を合わせるとなると、家を何時に出ればいいかが決まるわけ。なるべく時間はムダにしたくありませんからね。

  ちなみにその東急時刻表を見ると、今の目蒲線(電鉄の呼称は目黒線)の目黒‐多摩川園(同、多摩川)の各停所要時間は14分(日中)で、これは緑の3輌編成時代と同じ。車輌性能は大幅に向上しているはずなのに…。

  おそらくホームドアの開閉のためにかなりの余裕を持たせてあるのでしょう。なんだか今の電車も昔の釣掛駆動でいいんじゃないかとさえ思えてきます。形式も同じ3000系なんだし。(笑)

  拙者はまだまだ書籍時刻表も重宝しています。でもあんまり見ているとまた放浪癖がむくむくと…。