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花屋の横丁のストレッチ理不尽

 姪のライオン娘が運転免許をとったあと、よく運転の練習に付き合った。もっぱらアクセル、アクセルと叫んでいるような教習であったが、合流のマナーはしっかり教えた。

 横道から出ようとしている車がいたら入れてやる。それが沢山いたら一台ずつ交互に入れてやる。これがマナーだと。

 そのライオン娘が田舎の津に帰り、父親の車を運転したときに怒鳴られたらしい。「絶対に入れるんじゃない」「入りたければ実力で入ってくるものだ」と言われたのだ。そのうえ「お前はアクセルを踏みすぎる」とも言われたらしい。

 運転のマナーが関東と関西では違うようだ。関西で運転したことは無いが、かの地では紳士であることを止めない限り、車で目的地つくことは出来ないと聞いている。それに任意保険に関東限定契約というのがあって、関西で運転しない特約をつけると保険料がずいぶん安くなるらしいとも聞いたことがあるが本当だろうか。

 この前の日曜日、銀座一丁目の裏通りにある花屋さんの横から白い車がウインカーを出しながら鼻先を出している。左折したいらしいのだが路上駐車の車もいて、なかなか曲がれない。向こうから来たタクシーが止まってくれて、ライトで合図をする。出てきていいよと言っているのだ。さすが日本のど真ん中、上品な運転マナーのお手本である。

 ところがこの白い車、動こうとしない。又、タクシーがライトをつけて合図をする、出ていいぞ。そのうちやっと白い車が動き出した。待ってくれているのだからさっさと曲がれよ、共同作業なんだから。それなのに、のろのろ、、のろのろ、、と他人のことながらいらいらするほどの速度で動く。

 それにこの白い車、おいおいそんなに大回りするかと突っ込みを入れたくなるほどの大回りだ。相変わらずタクシーが待っていることなどお構いなしに、のろのろ、、、のろのろ、、、のろのろ、、、、、、、、

 すみません、少し下がって、、
 えっ、曲がりきれない???タクシーがあわててバックする。相変わらず白い車はのろのろ曲がる、、、、な、、何だこりゃーーー、、、特大のストレッチリムジン。タクシーとお見合いだ。


 曲がれました、有難う
 タクシーが思い切りバックして白い車は曲がれたが、これが大阪のど真ん中だったらどうだっただろう。白い車は他の車がきれるまで待って、ゆっくりだがスムーズに曲がれたのだろう。残念ながらこのケースでは関西のやり方のほうがエネルギー消費という面で見ると地球に優しいといえる。おみそれしました、、、、、




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