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Puffはどこへ行ったの

 ピーター・ポール&マリー(PPM, PP&M)のマリー・トラバースが亡くなった。

ピーター・ポール&マリー

 ピーター・ポール&マリーといえばジョーン・バエズと並び1960年代のフォークソングブームのアイコンである。

 今ではこんな音楽ジャンルは無くなってしまったが、フォークソングはプロテストソングとして人種問題やベトナム戦争批判など社会的なメッセージを発信していた。

 日本でも覚えやすいメロディ、簡単なギターのコード進行を持つフォークソングは大流行した。もっともそのメッセージ性は無視されがちであったが。

 ピーター・ポール&マリーは1970年に解散されたのだが、その後再結成され原発反対運動の支援コンサートを続けていた。

 手元にあるレーザーディスクは1986年当時に購入した彼らの25周年記念コンサートのもので、デビュー当時に比べずいぶん丸くなり芸術的にも進歩している。

ピーター・ポール&マリー25周年記念コンサート

 このコンサートで一番気に入っているのがPuff。このレーザーディスクを始めて見た時、3人ともえらく年をとったものだと思ったのだが、いや待てよ自分も同じだけ年をとっているのだと気づいた。そうしたらステージでも、、、、、、
 



 Puffはアルペジオで弾こうと一生懸命練習した曲である。押入れからギターを引っ張り出してきてマリー・トラバースへ送る言葉に代えようかと思っている。




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映画、グラントリノ

グラントリノとは映っている車の名前


 いつものことだが、この映画も見逃していたので目黒シネマに出かけた。目黒シネマはロードショウから4ヶ月くらい遅れて2本立てで見せてくれる映画館だ。同時上映はチェンジリングだったのだが、残念ながら時間が無くて見ることが出来なかった。

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 ストーリーはある程度知っていたが、このグラントリノを最後にクリント・イーストウッドが俳優業から引退するらしい。そんなわけで是非映画館で見ておきたかったのだ。

 時は1960年代、日本にテレビジョンが普及し始めた当時、西部劇ローハイドで人気者になったクリント・イーストウッドは、ララミー牧場のロバートフラーと共に忘れることの出来ない俳優だった。その彼も80歳に近づき、俳優業を引退すると言う、絶対劇場で見ておきたかったのだ。

 うさん臭い朝鮮戦争の帰還兵、コワルスキーが主人公。彼はこの戦争により心に深い傷を負っている。そのためか子供たちと心を通わせることも出来ず、妻にも先立たれた彼は心を閉ざしている。

 終の棲家として、彼は昔働いていたフォードの工場のあったデトロイトに住み続けているのだが、日本車の進出により町は昔の面影も無い。白人はみな町を出て行ってしまい、今住んでいるのはほとんどが東洋人。その東洋人同士の諍いに、東洋人に対する偏見にあふれた白人、コワルスキーが介入してと言うのがこの映画。

 どだい人種問題を扱う映画は大変難しい。たとえある人種に対する偏見を否定的に描くとしても、そもそも人種と言うものを意識したところからスタートするから本質的に矛盾を孕んでいる。この映画で東洋人を黒人に置き換えたら映画として成立しないだろうと思うが、これが人種問題の難しさだと思っている。

 そんなわけでこの映画はいろいろ問題点は孕んでいるが、笑いもたくさんありクリント・イーストウッドの最後の映画として見る価値が十分あると言える。で、オチはと言われても残念ながらオチは無い。じゃあ工夫はと言われると工夫はある。俳優イーストウッドへのオマージュと言うことで各パラグラフの先頭の文字でイーストウッドと綴ってみた。本当はクリント・イーストウッドでやりたかったのだが、唐突にンゴロンゴロ自然保護区の話が出てきたら不自然だろうと言うことでやめたのである。




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ダイヤモンド富士

 ダイヤモンド富士とは太陽が富士山に沈むこと。年に2回チャンスがあるのだが、2009年、湘南海岸からの秋のダイヤモンド富士は9月7日だった。


ダイヤモンド富士


光物を欲しいと君が言ったから9月7日はダイヤモンド記念日


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