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クレオパトラとショウブ湯

 真っ赤なバラの花びらを浮かべた風呂と言えばクレオパトラですね。バラの精油には薬効があり、クレオパトラが美しかったのは毎日バラ風呂に入っていたからとも言われています。

 日本だとさしずめショウブ湯でしょうか。端午の節句には風呂に菖蒲の葉を入れてもらった記憶があります。最近ではあまりやらなくなりましたね。でもどうして花を入れないのだろうとずーっと思っていたのです。

 明治神宮の中に菖蒲園があります。今年は花が遅くて6月末まで持ちそうです。入場料500円と有料なだけあってきれいに整備されています。

 富士フイルムのデジタルカメラを購入したのでニコンと比較してみようと思い、菖蒲園の花を撮影してみました。やはり感じていたように葉の緑が富士フイルムのF31fdでは青が強く、ニコンのCoolpix4300は黄色が強いようでかなり大きな差があります。

富士フイルムのFinepix F31fd
富士フイルムのFinepix F31fd 1/180秒 F/4.8 ISO-200
1/180秒 F/4.8 ISO-200

ニコンのCoolpix 4300
ニコンのCoolpix 4300 1/53秒 F/4.9 ISO-100
1/53秒 F/4.9 ISO-100


 実際に見た目はニコンに近いような気がしますし、富士フイルムでは花が浮いて見えてしまいます。まあこれは色調の補正を行えばどうにでもなるのですけれど。

 でもやはり不思議なのは、なぜ菖蒲湯に菖蒲の花を入れないのでしょう。菖蒲園から帰ってきてインターネットの検索をして、半世紀にわたり封印されてきた驚愕の事実が明らかになりました。

 アヤメ科の中にアヤメやショウブ、カキツバタがあり、サトイモ科にもショウブがあるということらしいのです。そして菖蒲湯に使うにはこのサトイモ科のほうのショウブ。ちなみに菖蒲と書いてアヤメとも読むらしいのです。これじゃあショウブと混乱するので花菖蒲と書くことが多いらしいのですけれど。

 「どうして菖蒲湯に花を入れないのだろうね」と菖蒲園で私。
 「五月の初めの節句には花が間に合わないからに決まってるじゃない」と伏字娘。

 お願いだから自信たっぷりに嘘を教えないで欲しいんですけれど、、、、、、


トップの写真:サトイモ科の菖蒲 花もぜんぜん違いますね。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/shoubu.html

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バーガーキング再登場

 新横浜にもあったバーガーキングが撤退してから5年、2007年6月8日に新宿に再上陸した。テレビのニュースでは待ちかねたファンで長蛇の列ができていた。待ち時間が1時間半と言うのはどうかと思うが。

 ハンバーガーをジャンクフードと言ってはいけない。文化と言って欲しい。イタリアがピザならアメリカはハンバーガーだ。その中でもバーガーキングはおいしい。毎日午前様になるような残業をしていた頃、夕食としてかなりの頻度で食べていた。元気が出るのである。

11時半のバーガーキング

 23日に池袋のサンシャインシティに出かけたのだが、途中に見慣れた店がある。えっバーガーキングじゃないか。それにしてもがらがらだ。11時半くらいだったが、写真にあるように3人くらいしか並んでいなくて、やはり文明の果てる地、池袋だなーと思ったものだ。


 店員が店の前でビラを配ってしきりに客引きしている。暇そうなので立ち話をしたのだが昨日開店したばかりだと言う。よし、帰りによって昼食はワッパーにしよう。

 ところがである、1時頃バーガーキングに戻ってきたら黒山の人だかり。列は地下街から階段につながっていて軽く30分待ちである。さっき食べておけばよかったと後悔しきりである。

1時のバーガーキング



 しょうがないので池袋西口まで暑い中歩いて喜多屋に向かう。この店は表から見るとこじんまりした店だが、奥に個室もあり、なかなかしっかりした店だ。

喜多屋のランチ1500円>ワッパー3個

 1500円のランチをいただいたのだがなかなかおいしい。しかし、これでワッパーが3個食べられるとか思うと複雑な気持ちである。いまだに食べ物は量かと言われると返す言葉も無いのだが、、、、、、



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男と女とピザと算数

 友達と二人で行ったピザ屋で12インチのマルゲリータを頼んだ。しばらくしてウエイトレスが8インチのマルゲリータを持って来て言うには、他のウエイトレスが間違えて我々のピザを他の客に出してしまったらしい。とりあえずこのピザを食べて、もう一枚8インチのピザをこれから焼くからそれでどうかと言うのだ。ピースの数も多くなるし得だろうと。もちろん12インチ一枚の値段でよいと言う。

 これは医学都市伝説というブログの記事を少し書き換えたものだ。これは使える。蕎麦娘に君ならどうすると聞いたときの答えがまさしく予想通りであった。

 「8インチのピザ二枚だから16インチと同じでしょう。絶対に得よ」

 思わず吹き出した。面白いなあ、文科系よのう、おぬしは。鼻をひくひくさせながら説明したのは言うまでもない。12インチのピザの面積は6X6Xπだから36π、8インチのピザの面積は16πだがこれが二枚になると32π。12インチのピザのほうが8インチのピザ2枚より大きいんだ。

 蕎麦娘の目が少し光ったのは見ていたが、ここから反撃があるとは予想もしていなかった。

 「誰も同じものを二枚頼むと言ってないわよ。二枚目はぷりぷり海老とアボガドのピザを持ってきてもらえばいいじゃない」と蕎麦娘。
 「、、、、、、、、、」と私。
 「たとえばボラボラの8インチのマルゲリータだったら1000円で、12インチは1800円よ。8インチを二枚食べると言うことは結局2000円分を食べることだからこの方が得なのよ。12インチなんか最後のほうはさめておいしくなくなるから、あたたかいのを二枚食べられるほうがずーっといいでしょ。それにマルゲリータとぷりぷり海老とアボガドを1800円で食べられるなら文句のつけようがないわよ。だいたいこんなこと計算しなくたって直感で分かるでしょ。算数ができるのかもしれないけれど世間知らずで役立たずの頭でっかちって言うのよ、、、、、、、、途中5分省略、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、そういえばこの間私が頭が痛かったときも、、、、、、、、、、略、、、、、、、、、」
 「私が悪うございました」



謝辞:ネタ切れの昨今、ネタを使わせていただいた医学都市伝説に感謝します。

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踏んだりけったり

新丸ビル ドライミスト



 梅雨だというのに真っ青な空と、うだるような暑さ。関東地方では入梅後ほとんど雨が降っていない。利根川水系のダムの貯水量も平年を下回っている上、今年の夏は猛暑が予測されている。十年前の平成8年に給水制限があったが、今年はどうなるのか。

 東京の丸の内の景観が大きく変わっている。特に日比谷通りの一本裏の通り、仲通りは信号の数も少なく石畳でなかなか雰囲気がある。この仲通に面した新丸ビルの前に変わったものがある。

新丸ビル ドライミスト




 パイプから噴出しているのはドライミストと呼ばれる高圧で噴射された水。気化熱で温度を下げようと言うものである。愛・地球博でも設置してあったらしいが気がつかなかった。気温が3度ほど下がるらしい。

 写真で見るとわかるように新丸ビルの前のドライミストはその存在を激しくアピールしている。勢い良く噴出している霧を初めて見たときは大回りしてしまったが、多くの人はわざわざ霧の下を歩く。マネをして霧の中を歩いてみたが、すぐに蒸発するらしく濡れることは無く涼しいから快適である。

 巨大なエネルギーを消費してヒートアイランドになっている東京を冷やすために屋上緑化などが進められているが、維持費の点でも効率の面でもドライミストのほうがよさそうだ。

 ただ、ダムの水位が下がっている今年の夏、給水制限になったとき真っ先に止められるのはドライミストではないかと思う。今年の夏は猛暑で水飢饉なんてことにならなければ良いのだが、、、、、

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ウインブルドンの中村藍子

 クレイコートの全仏オープンに比べてウインブルドンは芝のコートだ。試合が進むと芝が傷んで茶色くなってくるのだが一回戦の頃は緑が本当にきれいだ。テニスの世界4大大会のひとつ、ウインブルドンが始まった。

 今年の全豪オープンで3回戦にまで進んだ中村藍子が初日のコートに現れた。相手はスロバキアのマルチナ・スーハ。これがスポーツ選手かと思うぐらいの美女である。

 昔は自分でもテニスをやっていたのでテレビでテニスの試合を見ることも多かったのだが、この十年くらいご無沙汰していた。たまたまNHKの中継を見たら日本人と金髪美女の戦いなので目が離せなくなってしまった。

 中村藍子と言う名前は知っていたが実際に見るのはこれがはじめて。でも何か変なのである。フォアハンドもバックハンドも両手打ちだと言うのは多くはないかもしれないが変ではない。現地人の解説者もしきりに変だといっている。

 「サービス打つときは右で打つから右利きなのよね」
 「でもレシーブの構えを見ると左利きみたい」

 なるほど、そういうことか。普通両手打ちだと利き腕がグリップエンド側に来る。それなのに中村藍子は左手がグリップエンドに来るのだ。好きずきだからいいだろうとは思うが、サービスを打ったあとグリップを変えるのは大変じゃないかと心配になる。

 それにスライスを打つときもドロップショットを打つときもかたくなに両手打ちである。フォアハンドもバックハンドもである。

 現地人の解説者もボレーは一体どうやって打つのだろうと盛り上がっていたが結局一回もボレーすることなく7-5、6-2で中村藍子が勝ってしまった。2回戦も見ることにしよう。彼女のボレーを見て見たいから、、、、、でも相手はヒンギスかぁ、、、、、



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富士の残雪

 今年の富士山は残雪が多い。暖冬であった割りには遅くまで雪が降ることが多かったせいだ。そのおかげで今年の富士山は写真写りが良い。地肌の黒と、残雪の白のコントラストが写真にメリハリを与える。

 6月15日の夕方のニュースで富士山に農鳥が現れたと言っていた。まず問題はどう読むかということだが、「のうどり」と読むらしい。富士山の残雪が鳥のように見える現象のこと。

 翌日、梅雨の晴れ間と言うことで山梨にさくらんぼ狩りに出かけたのだが、富士山が良く見える。中央高速を走って大月を過ぎたあたりのトンネルの先でいきなり目に飛び込んできた富士山に、鳥がいる。テレビや新聞の写真でみると、まあ鳥に見えなくも無いという程度であったが、実際に見ると、まさしく鳥がいる。

 珍しく午後になっても富士山が見えていたので、これはチャンスと河口湖で写真をとることにした。御坂トンネルをくぐった先に富士山と河口湖が大きく見えるビューポイントがあるのだ。

クリックで農鳥のクローズアップが見えます

 農鳥は見えるだろうか?見にくい場合は心が曇っているのかもしれないので、心眼で見てみて欲しい。写真をクリックしても農鳥が大きくなるかもしれない。

 15日の新聞の写真ではくちばしも、足もはっきりしていたが、一日違うだけでくちばしも足も薄くなってきている。ほんの2、3日しか見えない農鳥を写すチャンスをものにできたということだ。これで今年の運は使い切ったように思うので宝くじを買うのは止めておこうと思っている。



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日本語プロセッサーATOK試用結果報告

 キーボードに向かいローマ字やひらがなで入力してスペースバーを押すと漢字に変換してくれる。これをやってくれるのが日本語プロセッサーとかフロント・エンド・プロセッサー、略してFEPなどと呼ばれているソフトだ。マイクロソフトのウインドウズの中にはもともとMicrosoft IMEというものが入っていてローマ字かな変換や仮名漢字変換をしてくれる。

 FEPには市販されているものもあり、代表的なものがジャストシステム社のATOKだ。NECのPC98でパーソナルコンピュータの洗礼を受けた年寄り達はジャストシステム社のワープロである一太郎を使っていたはずだし、一太郎に組み込まれていたFEPであるATOKを使っていたはずだ。

 最近Microsoft IMEがどうも言うことを聞いてくれないと言う印象があったので、ATOKの試用をしてみることにした。一ヶ月の試用ライセンスがあるので早速インストールして使い始めたのだが、結局2週間ほどでMicrosoft IMEに戻してしまった。

 これはATOKの問題と言うより、私の使っているHappy Hacking Keyboard Lite2との相性によるものだ。このキーボードはテンキーが無く、小型なので狭い机の上で使うには大変重宝しているのだが、ファンクションキーが数字キーと共用されている。

 Microsoft IMEで入力した平仮名をカタカナに変換するには無変換キーを使えばよいが、ATOKではFnキーをおしながら7を押すことになる。これが面倒。

 あと文節区切りの変更方法がMicrosoft IMEに慣れてしまったのでATOKではいらいらする。カーソルキーを使ったあげく消去して入れなおすと言うことを何度やったか。

単語の変換については例えば

気門:IMEーOK、ATOK-NG
親油性:IME-NG ATOK-OK
ファインマン:IMEーOK、ATOK-NG

であったが、これは登録して教えればよいことで大きな問題にはならないと言う結論に達した。

 そんなわけでATOKはきれいさっぱりアンインストールした。それでもMicrosoft IMEで「天の川」を「尼の皮」と変換してきたときはそのシュールさに怒る気も失せ、思わずにやりとしたりしていたのだが、、、、、、人間丸くなったてことか、、、、、

Photo:http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/lite2/


 
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夜遊びの友

 真っ赤な夕焼けが終わって、黒くなり始めた雲のふちが細く橙色にかがやいている。やがて空の色が濃い青に変わっていくのだが、好きな瞬間だ。

 人間の視神経は光量が低くなると青い色に対する感度が上がるらしいが、カメラでとってもこの時間帯の空は深い青に写るので人間の視細胞のせいだけという訳でもなさそうだ。

 夕方散歩に出かけるときには必ずカメラを持って出かけるのだが、最近はデジタルカメラになった。最初に買ったのはニコンのCoolpix885でその次に買ったのはやはりニコンのCoolpix4300だったのはバッテリーとメモリーカードが共用できたから。

 これらの操作性、画質には文句は無かったが、ポケットに入れて持ち歩くには大きい。それにISO感度が最大400までしかないので、弱い光の中でのスナップに手ブレが多い。そんなわけで感度の良い小型のデジカメを探していたのだが、目をつけたのが富士フィルムのF31fd。サイズは今流行の機種に比べちょっと大きいがISO1600相当の感度で撮影してもノイズが少ないと評判の機種である。

 2006年11月に発売になったこのF31fd、そろそろ生産中止になりそうなので、買うなら今がラストチャンス。そんな時amazonで20,000円くらいで売っているのを見て思わずお買い物のボタンを押してしまった。

 三日後に届いたF31fdはその後大活躍である。フラッシュの焚けない薄暗いレストランでかなりラフにシャッターを押しても手ブレしない。ニコンでは脇をしっかり締め、おでこにしっかりと押し付け、息を止めてシャッターを押しても手ブレしたような条件であってもである。

 ファインダーが無いので屋外での撮影は苦労しそうだし、ニコンの絵作りのほうが好みに合っているのだが、暗いところでのスナップショットにF31fdは最適だ。

 かなり暗いところで撮影した絵を見てもらう。

ニコンCoolpix4300 ISO=400, F=2.8, 露出=0.62秒

ガラスの質感が良く出ている。


富士フィルムのF31fd ISO=400, F=2.8, 露出=0.25秒



富士フィルムのF31fd ISO=800, F=2.8, 露出=0.25秒



富士フィルムのF31fd ISO=1600, F=2.8, 露出=0.10秒

ISO=1600でもそれほどノイズは目立たない。ブログには十分。


富士フィルムのF31fd ISO=3200, F=2.8, 露出=0.05秒

ISO=3200だとさすがノイズが多くなる。


 やはりISO400ではニコンのほうがシャープであり、好みだ。しかし富士フィルムのISO1600はスナップショットには十分の画質を持っている。十分の一秒のシャッター速度で撮影できるのは手ブレを防ぐには大きなメリットだと思う。これから夕方の外出が増えそうな気がしている。



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山梨のさくらんぼ狩り

 世の中で一番きれいな果物は「さくらんぼ」ではないかと思う。透明感のある「さくらんぼ」はまるでベネチアングラスでできているように、太陽の光を浴びると透き通って真っ赤にかがやく。

 完熟するとやわらかくなってしまう果物は現地で食べるに限る。そんなわけで毎年イチゴ狩やさくらんぼ狩にでかけている。

 山梨県がさくらんぼの南限らしい。白根や塩山にさくらんぼ農家があるが、温暖化の影響か最近出来がよくないようだ。そんなわけで塩山でもできるだけ標高の高いところにある農園のほうが寒いからおいしいのができるらしい。いつも行っている農園は塩山でも高いところにあるのだが、そこの人が言うのだから間違いない。「下の方のさくらんぼなんか旨くないから、来年もうちに来いよ」って、、、、はいはい、、

 イチゴ狩りはシーズンが長いが、さくらんぼ狩りはピンポイントだ。今年は6月9日。そういえば去年も6月10日に行っている。一週間遅れるとそれはもうイナゴの通った後と言うか、午後から出かけたバーゲンセールと言うか、おいしいところは何も残っていない。

 さくらんぼは同じ木でもえらく味が違う。高いところになっている実が絶対においしい。楽をして手の届くところにある実を食べていては駄目。脚立がおいてあるので一番上まで登って、つま先だって背伸びして、枝を思い切り引っ張ってがさくらんぼ狩りの極意だ。

 さくらんぼ狩りにも問題はある。どうしても食べ過ぎてしまいお腹がゆるくなってしまう。その後清里でソフトクリームなど食べようものならトイレに直行することになる。夕食も軽いものになってしまうので、一日の総摂取カロリーと言う面では非常に良いのだが、、、、


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天の川とメガスター

 降るような星空を見たのは二年前の夏、秋田県と岩手県の県境にある栗駒山荘の駐車場からだった。ちょうど天頂に白鳥座が見え、北東から南西にかけて天の川が流れている。久しぶりの天の川だ。

 真っ暗な空と360度のパノラマにしばらく見とれたが、それでも昔に比べ見える星の数が減っているような気がする。地球温暖化のせいか、はたまた光害のためかわからないが、どうもメガネがあっていないからという理由が正しいらしい。 

 最近、東京ですばらしい星空を見た。東京日本橋の三越本店の前に仮設のプラネタリウムが営業している。この日本橋HD DVDプラネタリウムは知る人ぞ知る大平貴之さんの開発したメガスターを使っている。どのくらいすごいかというと、たとえば池袋のサンシャインシティにあるプラネタリウム、満天は40万個の星を投影すると言われているが、メガスターはその10倍の星を投影する能力があり、ギネスブックに認定されている。

 太平さんの書いたプラネタリウム開発記も読んでいたし、ホームスターなどと言うものが売られているのも知っていたがメガスターをみたのは初めてだった。休日の朝一番で行ったのに夕方5時のチケットしか買えなかったと聞いていたので、三日前にローソンチケットで購入しておいた。なかなか良い席であった。ただしウイークデイは当日でも入場券を買える。火曜日の夕方7時の回を見たのだがそれでも200の座席は全部埋まっていた。ほとんどが若い女性と言うのは時間帯のせいか。

 プログラムは2種類あり、「星空の贈り物」と「宇宙へのパスポート」が一時間おきに上映される。今回見たのは「宇宙へのパスポート」の方で、これはニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の付属プラネタリウムで公開され200万人以上が見たというプログラムと、メガスターによる宇宙連詩の2本立てである。

 メガスターは期待以上のものであった。栗駒で見た星空の何倍もの星の数である。オリオン座のベテルギウスはちゃんと赤く輝いている。ただ、時間と共に星空は西の方に動いていくのだが、天頂を越すと明るい星の位置がずれてくるような気がした。

 もっと問題なのは地平線近くの星がぼんやりとしか見えない。焦点が合っていないようなのだ。シートの背を戻して見ると地平線近くの星もはっきりと見える。どうなっているのだ。メガネを拭いたり色々していたが、、、、、わかった、、、、、、こりゃ遠近両用メガネを持ってきてしまった、、、、、映画を見るときも時々やる失敗だ。

注: 日本橋HD DVDプラネタリウムの営業は6月30日まで。
Photo: R2D2ではなくメガスター



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大回顧展モネ

 六本木周辺の変貌はすざましい。通りを我が物に歩くのは今や若者ではなく、年配の女性の団体だ。まあお元気でよろしいのだが。

 その六本木に新しくできた国立新美術館で開催中の「大回顧展モネ」の入場者数が2ヶ月で40万人を越した。この間のレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「受胎告知」を中心とする特別展が2ヶ月で50万人だったらしいからそれに匹敵する。混雑するだろうと言うことで金曜日の夕方でかけた。金曜日は夜8時まで開館している。

 夕方6時に着いたがチケット売り場にも、展示会場の入り口にも列が無い。というより人気が無い。やはりこの時間帯が正解のようだ。さすがに6時半を過ぎるとオフィス帰りの女性が増えて混雑してきたがそれでもゆったりと見ることができる。

 モネは日本で人気があるが、モネも日本から大きく影響を受けている。モネの言葉に次のようなものがある。

 「作品の源泉をどうしても知りたいと言うのならそのひとつとして、昔の日本人たちと結び付けて欲しい。彼らの稀に見る洗練された趣味は、いつも私を魅了してきた。影によって存在を、断片によって全体を暗示するその美学は、私の共感を呼ぶものだった。」

 と言うわけで日本人の感性にあうのかもしれない。

 モネの絵の特徴として、絵の具をカンバスの上で混色するようなところがあり、それも完全には混ざっていない。網膜の中で、脳の中でイメージが完成するようなところがある。そのためかモネの絵は近くで見ると良くわからないが、離れてみると絵になる。十分離れてみるためにはこのくらいの混雑度で無ければならない。

 今回の展示会にはモネが100点近く世界中から集められている。よくもまあこんなに集めたものだと思う。この機会にご覧になることをお勧めする、金曜日の夜にでも、、、、


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あるいは裏切りという名の犬

 この映画はフイルム・ノワールの流れを引くフランスの警察もの。邦題では「あるいは裏切りという名の犬」となっているが原題は「オルフェーヴル河岸36番地」でパリ警視庁のある場所。日本で桜田門といえば警視庁のことだとすぐ分かるようなものだ。

 去年の12月に銀座テアトルシネマで封切られたときは見損ねたので、わざわざ下高井戸シネマまでいって観た。

 オープニングは深夜のパリ。薄暗い街角で怪しい男たちがなにやらやっている。そこに警官が、、、と、まさしくこれはフイルム・ノワールの雰囲気。この映画はこういうエピソードを積み上げていくのだが、関連がわかりにくい。犯罪ものだと敵役は犯罪者で、各エピソードはその犯罪者を描写するためのものだが、どうもそうなっていないようだ。

 実話に基づく映画と言うことだが、警官対犯罪者の映画ではなく、警察内部での地位争いがテーマのようだ。最初はこの事が分からなかったのでいろいろなエピソードがどうつながってくるのかわかりにくかったが、敵役が警察内部にいると納得したときからはエピソード間のつながりも理解できた。

 話はパリ警視庁の次期長官を競うレオとドニの物語。レオは部下の信頼の厚い人情味あふれる男で、ドニは野心家。この二人はかって友人だったが、同じ女性カミーユを愛したことがあった。カミーユは今レオと結婚している。

 ドニの情報屋だった男がレオに接触してくる。現金輸送車の強奪犯を教えるからと自分のアリバイ作りにレオを利用したのだ。これがドニの知ることになりレオは共犯として逮捕され7年の懲役刑にされてしまう。当然次期長官はドニである。レオが服役中に妻カミーユが死んでしまう。出獄したレオはカミーユの死を調べ始めると、、、、そして復讐劇。

 レオをダニエル・オートゥイユ、ダニをジェラール・ドパルデューが演じている。現在のフランスの最高の役者二人の競演だ。

 ミレーヌ・ドモンジョも出てくる。そう、「アイドルを探せ」に出ていたミレーヌ・ドモンジョ。主題歌「アイドルを探せ」を歌ったシルビー・バルタンと共に日本で大人気だったものだ。残念ながらえらくふけていて昔の面影は無い。

 フランス語がわからないのでちゃんと細かいところまで理解したかどうか自信がない。ハリウッドでのリメークが決まっているようだからそれを見ればちゃんと理解できるかもしれない。帰りは世田谷線に乗って帰ってきた。日本でも残り少ない路面電車、なかなか良いものだ。

Photo:若いときのミレーヌ・ドモンジョ
http://www.perfectpeople.net/photo-picture-image/80687/mylene-demongeot.htm

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スーパーレインXをハンドクリームに

 雨の夜道を車で走っていると対向車のヘッドライトが虹色に光る。フロントグラスにへばりついた油膜がぎらぎらと光っている訳だ。ワイパーを動かすと虹色が変化して万華鏡のようできれいだが、こんなものに感心していると危険である。

 そんなわけで車のフロントグラスには液体ワイパーが塗ってある。これを塗っておくと少々の雨ではワイパーを動かす必要がない。走っていると雨が玉のように丸くなってどんどん飛んでいってくれる。ガラスの表面が撥水性になり水が玉のようになってはじいてくれるのだ。

 いろいろな種類を使ってみたが最近はレインXを使うことが多い。研磨剤入りのガラスクリーナーで油膜を落としてから液体ワイパーを塗っていく。なかなかの重労働だが雨の夜、視界を確保するには重要な作業だ。

 ところで最近デパートのトイレで気がついたことがある。手を洗った後に使うあれ、強力な風で手についた水滴を飛ばす機械の中に手を入れていたのだが、なかなか乾かない。手についた水がべとっと広がっている。昔は皮膚が水をはじいて水玉になっていたのに。

 脂ぎったおやじを卒業したのかと思うと少し寂しくもなる。精神的にはなかなか枯れないのだが肉体は容赦ない。ってーことは、ウォシュレットの温風で乾かす時も、、、、、、


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スパイダーマン3

 最近のハリウッド映画は外国映画のリメークやシリーズものが増えてきている。オリジナリティが不足しているといえばそれまでだが、制作費が高騰してきているのでリスクを冒せないのだろう。

 残念ながらシリーズもので第一作を超えるものが出てくることは珍しい。「スピード2」とか「オーシャンズ12」とか「キューティ・ブロンド2 ハッピーMAX」とか思い出しただけで金を返せと言いたくなる。

 「スパイダーマン2」はそれでもましな方であったが「スパイダーマン3」を観に出かけた。結果から言うとシリーズの中では「スパイダーマン3」が一番おもしろい。ストーリー、人間関係、CG、アクションすべての面で3作の中で一番良いと思う。

 冒頭、唐突に地球外生命体のようなものが出てくる。これに取り憑かれるとその人の悪い面が強調されるようだが、動きがかわいくて、究極の敵とは思えないところがある。これに取り憑かれたスパイダーマンがどんどん悪くなっていくのだが、逆に顔つきも服装も行動もどんどんかっこよくなってくる。

 そして砂でできたサンドマンやヴェノムなどどんどん敵が増えてきて一体最後どうするのだろうと心配していたのだが、上手にストーリーができていた。

全体のテーマは裏切りと赦しということだろう。「スパイダーマン1,2」を見た人は是非ごらんになることをおすすめする。大変良くできている。




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