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黄昏れたフクロウ

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映画、岳

2011-06-19 | 映画、舞台
 映画館で見た邦画というとカモメ食堂、フラガールなどあるが非常に少ない。邦画を観に出かけるのは試写会だったり、招待券をもらったりしたときが多いからだ。

 岳もそうだ。今月いっぱいの鑑賞券をもらったので、でかけたのだが、もう関東地方で上映している館は少ない。台場のシネマメディアージュに出かけた。一日一回の上映だからもう客も少ないのだろうと思っていたら、8割以上の入り。驚いた。

 ビッグコミックオリジナルの漫画を原作としたこの映画、山岳救助ボランティアの島崎三歩の物語である。冒頭から山岳事故、救助、生、死のエピソードが続いていく。単調になりかねないこの映画に引き込まれていったのは、島崎三歩の魅力となんと言っても北アルプスの景色。鳥肌が立つような景色だ。

 サイドストーリとして、新しく山岳遭難救助隊に配属された椎名久美と、父親が山岳事故で亡くなったナオタの成長物語がある。島崎三歩、久美、ナオタが組み合わされてこの映画の骨格が出来ている。上手な構成である。

 島崎三歩を小栗旬を演じている。自己陶酔気味の俳優かなと思っていたが、この映画では爽やかで、はまり役。

 映画館の帰り、本屋に立ち寄り「岳」の単行本第一巻を買ってしまったほど気に入った映画だった。

岳

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