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年末たいまつ滑降

 例年、暮れから正月にかけて志賀高原でスキーを楽しんでいる。

 40年も前に志賀高原ジャイアンツスキー場の杉山進スキースクールで知り合った仲間との付き合いがいまだに続いていて、正月に集まるのだ。

 杉山進といえば元オリンピック選手で、その後オーストリア国家検定スキー教師をとり、志賀高原丸池でスクールを始めた。スクールはジャイアンツ校、奥志賀校と増えていき、それでも申し込みには銀座にある杉山進の店の前で徹夜で並ばなくてはならないという状況が続いていた。

 それが、ジャイアンツ校、丸池校と閉鎖が続き現在奥志賀校しか残っていない。現在でも予約を取るのが大変で、需要はあるのだが、教える側のスタッフが集まらないのだと言う。残念なことだ。

 その奥志賀のインストラクターたちがこの暮れ、ジャイアンツスキー場でたいまつ滑降を見せてくれた。



 毎年見ていたジャイアンツでのたいまつ滑走はこれが最後になるかもしれない。


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映画、人生万歳

 恵比寿ガーデンシネマが2011年早々に閉館するらしい。

 マイナーな映画の上映館だったが、パリ、恋人たちの2日間、扉をたたく人、瞳の奥の秘密など、ここでは沢山の映画を見せてもらった。それなりに人は入っていたと思うが、営業的には成り立たなかったのだろう。もっとも、恵比寿そのものが一時の勢いをなくしているようだから、これも原因のひとつかもしれない。

人生万歳



 その恵比寿ガーデンシネマの最後の作品のひとつがウディ・アレン監督の人生万歳。

 かつてノーベル賞候補にもなった天才物理学者ボリス、美人の妻とも離婚し、自殺未遂騒動を起こすなど、すっかり人生に嫌気をさしている。

 そのボリスのアパートに、ニューオリンズの田舎からやって来た家出娘、メロディが転がり込む。ほんの数日という約束であったのに、メロディは住み着いてしまい、結局ボリスと結婚してしまう。

人生万歳

 そこにメロデイの母親が登場。この年の差カップルに大反対。二人を別れさせようと画策するが、ニューヨークでの生活は自身の人生観も変えてしまう。

 やがてお約束のようにメロデイの父親も妻を追ってニューヨークにやってくる。

 原題はWhatever works. 「うまくいけばいいじゃないか」だろうか。結局登場人物全員が本来おさまるべき場所を見出すことになり、楽しいハッピーエンド。

 ガーデンシネマは1月28日まで。最終日には劇場のイスとか、看板とか、備品を自由に持っていってよいらしい、、、、というのは嘘、、、、





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映画、バーレスク

 バーレスクは女性のお色気を強調した踊りを含めたショー。だから、ダチョウの羽を使ったファンダンスもバーレスクの一種。

バーレスク

 ロサンゼルスにある小さなバーレスクの劇場を舞台にしたこの映画は、主人公アリをクリスティーナ・アギレラが演じている。これは音楽映画として期待できると、早速桜木町のブルク13に出かけた。マイナーな映画だから混まないだろうと思っていたが、最前席までいっぱい。前日にインターネットで予約しておいて正解だった。

 ストーリーは、アイオワの田舎町でウエイトレスをやっていたアリが劇場のオーナー、テスと絡みながら、成功していく物語。

 バーレスクはもともと音楽に合わせたダンスのショウで、歌う場面があってもそれはリップシンク、つまり口パク。それでは主役に今をときめくシンガーソングライターのクリスティーナ・アギレラを持ってきた理由がわからない、、、というのが伏線になっている。

 この映画は、バーレスクのショウのすばらしさと、アギレラの歌に酔うことになる。その上、テスを演じているのがシェール。我々の世代にはソニーとシェールのシェールだが、ちゃんと歌も歌ってくれる。音響のよい映画館で見ることをお勧めする映画だ。

 ところで、アメリカン・ミュージック・アワードでアギレラがバーレスクの挿入歌を、映画の装束そのままで歌っていた。ご覧になった方もいらっしゃると思う。こんなことを言って、政治的に正しい発言かどうか自信はないが、本物のアギレラは映画の中よりもちょっとおデブさんだったし、踊りもいまいち。

 とにかく映画の中のアギレラは歌がうまいのは当然として、スタイルもよいし踊りもOK。お勧めの映画だ。



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映画、kick Ass

 久しぶりの試写会でKick Assを見た。12月18日から公開予定だが、上映館は東京でシネセゾン渋谷、神奈川はTOHOシネマズ川崎だけというマイナーさ。私好みのシチュエーションだ。

 これは、アメリカン・コミック・ヒーローのパロディ映画。バットマンあり、X-menあり、007あり、それは夕陽のガンマンだろうと、突っ込みどころ満載の映画だ。

 主人公はどこにでもいる高校生。通信販売でスーパーヒーローのコスチュームを購入、自室でヒーローごっこをやっていたのだが、、、、バットマンとロビンをモデルにしたような、ビッグダッディとヒットガールが登場すると、いきなりアメリカンコミックの世界が展開される。パロデイ映画だけあり、バイオレンス描写は手加減なし。


 この映画の魅力はヒットガールを演じるクロエ・モレッツ。撮影時11歳だったということだが、元気いっぱい、ちょっと下品な台詞もこなす。

クロエ・モレッツ

 満員の劇場は笑い声が絶えない。残念ながら半分くらいはついていけなかったのだが、それでも笑い転げた。

 配給会社もコスプレで大サービス。

Kick Ass


 既にkick Ass2が予定されているという。クロエ・モレッツが大きくならないうちに撮ってしまおうということらしい。




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映画、やさしい嘘と贈り物

 飯田橋のギンレイホールに「やさしい嘘と贈り物」を見にでかけた。これから見ようと思っている方はこれより先を読まないほうがよいと思う。それに、この映画は予備知識なしに見ることをお勧めする。間違ってもインターネットの公式ページを見てはいけない。

 この映画、「私を忘れてしまった夫、もう一度あなたに恋をする 」がキャッチだから、見る前から大体の背景は理解できる。そのような設定の下、どのようなドラマが始まるのかなと思っていたのだが、、、

 この映画の公式ページからストーリーを引用してみよう。

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アメリカの小さな町で暮らしている年老いたロバートは、孤独な日々を過ごしていた。
そんなある日、メアリーという美しい女性に会い、彼の日常は心躍るすばらしい日々へと変わっていく。そして、メアリーに語りかける「君といると安心する。まるで前から一緒にいたような気持ちだよ。」実は、ロバートは自分の過去を忘れてしまっており、恋した相手は・・・。


年齢を重ねても美しいメアリーは娘と暮らしているが、ある日スーパーで会ったロバートのことが気になって仕方がない。ある日ロバートを食事に誘い、二人で楽しい時間を過ごす。そして、ロバートに「出会ったときから愛している」と告白する。しかし、メアリーは、ロバートの食事の準備、薬の用意を陰で毎日していたのだった。それはまるで長い間連れ添った妻のように・・・。

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 なるほど、邦題が暗示している通りの舞台設定のようだ。この状況でどんなドラマが生まれるのか、、、、

 この映画の写真と思ったのだが、適当なものが見当たらなかったので、ロバートを演じるマーティン・ランドーの昔の写真を貼っておく。ご存知、テレビシリーズ・スパイ大作戦に出ていた変装の名人だ。撮影時78歳だから、「がんばっているなあ」と言うのが印象。

マーティン・ランドー


 原題はLovely, Still。ストーリーは「年配の男が始めて恋する物語」と紹介されている。日本の配給会社の方針だったのだろうが、やはりロバートとメアリーがもともと夫婦であったという事実は隠しておいて欲しかったというのが本音である。


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ワシントン条約とアボカドと醤油

 昔、プリンに醤油をかけたものと、ウニとを区別できないというテレビ番組が評判になったことがあるらしい。

 今日、本屋で立ち読みをしていたらそのものずばり「プリンに醤油でウニになる」という本を売っていた。視覚や聴覚と異なり、味覚は主観であると言う記述に興味を引かれ購入。

 冒頭の書き出しがなかなか刺激的。プリンに醤油をかけるとウニの味になる、蜜柑の薄皮を海苔で巻いて醤油を付けるとイクラになる、焼き栗に醤油をかけると鮑の味になるというのだ。

 多くに醤油が絡んでいることが気になるが、それでもアボカドに醤油をかけるとトロになるとは、本当だろうか?

 実験あるのみ。

 ニュージーランド産アボカド、158円を購入。

ニュージーランド産アボカド


 醤油だけでは芸が無いので、やまかけアボカド。変化球だ。

やまかけアボカド


 さて、結論だが、やまかけアボカドは残念ながらトロとは感じない。それに、なんとも見栄えが悪い。変化球がいけないのか。

 、、、と言うことで原点に戻り、醤油だけをかけてみる。直球勝負だが、確かに噛んだ瞬間はなんとなくトロの感じはある。しかしまもなくアボカドの青臭さが口に広がってしまう。

 何回かの試行の後、これは醤油に触れていない部分のアボカドの味だろうと言う仮説にいたった。ならばと、アボカドを出来るだけ薄く切って醤油をかけて食べると、、、まさしくトロの味。

 珍しく今回の実験は大成功であった。では、醤油アボカドが我が家のメニューになるかというと疑問は残る。コストパーフォーマンスに問題がありそうなのだ。購入したアボカド158円。ところが200グラムあったアボカドの皮をむいて種を取ると110グラム程度になってしまう。もうちょっと出せば本物のトロを買えそうだなあ、と言うのが実感。このメニューは、クロマグロの国際取引がワシントン条約で禁止されたときの楽しみにとっておこうと思っている、、、、





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