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岩波書店 地球全史 写真が語る46億年の奇跡

 地球博物館へ行った時購入したのが「地球全史 写真が語る46億年の奇跡」という本。

地球全史 白尾元理

 地球博物館にしろ地球全史にしろタイトルに地球とつけるのは、意気込みは買うが名前負けしないかと少々心配になる。

 しかしこの「地球全史」は楽しい本だ。美しい写真とその地形の地質学上の意味を簡潔に説明してある。

 これらの写真を撮られたのが白尾さんという写真家なのだが、東北大学の地質学科を卒業され、大学院で火山を研究されたという写真家としては異色の経歴。その彼が選りすぐった写真だからきれいなだけではなく、なぜその写真を選んだのかを明快に説明してくれているのだ。

 何も知らないと単なる岩山に見える地形も、プレートを作っていた中央海嶺が陸上に持ち上げられたものだときくと、鳥肌が立つ心地になる。

地球全史 白尾元理

 こんなにも楽しい白尾さんの本が他にもないか調べてみたら「グラフィック日本列島の20億年」というタイトルが検索に引っかかった。

 東北地方を形成する島と西日本を形成する島が衝突してできた本州に今も伊豆半島が衝突しているという世界で見ても非常に特殊な地質学的特徴を持った日本列島。そんな日本の特徴的な写真が満載なのだろうとアマゾンで検索したが絶版であった。楽しそうな本なのに売れなかったのだろうか。

 それではと図書館に出かけ、借りてきたのがこれ。

グラフィック日本列島の20億年

 やはりきれいな写真で構成されているが丁寧な説明が追加されている。これは図書館で借りる本ではなく、古書でも良いから購入しようと思っている。

 さて、本題に戻って岩波書店の「地球全史」であるが、興味があるようであればできるでけ早く購入するのが良いと思う。あっという間に絶版になりそうな気がするからだ。



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神奈川県立生命の星・地球博物館

 ブルーバックスの「フォッサマグナ」を読んで、地質学的に日本が、そして伊豆半島付近がいかに特殊であるかに驚かされた。

 その伊豆半島の付け根、小田原にある神奈川県立生命の星・地球博物館に出かけた。

地球博物館

 展示は隕石から始まる。そう、地球は隕石が集まって形成されたことから説明が始まっているのである。

地球博物館

 そして化石の展示。

地球博物館

 すぐに恐竜の展示になり子どもたちは大喜びだ。

地球博物館

 もちろん岩石標本もある。

地球博物館 トーナル岩

 ベスブ石って、イタリアのベスビオ火山関係と思ったらそのとおり。

地球博物館 ベスブ石



 地球博物館の名前に恥じないようにテラノザウルスの骨格かからスズメの剥製までと幅広く展示しているが、幅が広すぎて焦点が定まらない。世界中から資料や標本を集めてきたようだがこれらを小田原で展示する必然性は少ない。福井県立恐竜博物館のようにそこで展示することに意味がある博物館にするには伊豆半島の衝突をメインテーマにしたらどうだろうと思う。

 入場料100円で大いに楽しめたが、帰りに5000円近くする「地球全史」を購入した。

地球全史

 この本、写真がとても綺麗でお勧めだ。



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ラジカセ、アイワ CS-R270の修理

 ハードオフにAIWAのラジカセCS-R270がジャンクとして売られていた。

 タグには「音は出ました」とある。音の出るラジカセ、ソニーなら1000円コースだが、さすがアイワは人気がないのだろう、540円と半値である。1999年製だからまだ20年、電池漏れもないしネジ頭にかけもない。購入することにした。

AIWA CS-R270 修理

 帰宅して早速電源を入れてみるとたしかに音はする。ガリガリという音もする。ハードオフの表示に偽りはなかったが、「雑音が出ました」と書いてほしいものだ。

 早速分解してみる。

 分解履歴はなさそうということで購入したのだが、どうも分解したあとの組み立てで被覆線を挟んでしまったようだ。



 雑音のもとはこれかとはんだ付けし収縮チューブをかぶせてとりあえず雑音は出なくなったが、なにかおかしい。ボリュームを絞っても音が消えないし、左右のチャンネルの音が混じっているようで、ステレオに聞こえないのだ。

 これはボリュームの問題だろうと取り外し、分解してみたら引き出し部分が腐食している。



 そういえばロッドアンテナの取り付け部分も不自然に腐食していた。上部から水がかかったのかもしれない。

 さて、ボリュームは手に入るのか。米国のElectronic SurplusにALPS - VR-1541 としリストアップされている。

AIWA CS-R270 修理


 10個で500円位だから安いのだが、日本への送料を入れると4000円位になってしまう。500円のラジカセの修理に4000円はちょっとなあということで、秋葉原に探しに出かけた。

 昔はジャンクパーツを扱う店もあったが、最近はとんと見かけない、結局端子形状は異なるが2連50kのボリュームを432円で購入した。


 さて、どうやって取り付けるか。1ミリのアルミ板を加工し取り付けることにした。

AIWA CS-R270 修理

 アルミの加工精度が低いので、ツマミが正しくつくように調整するのに時間はかかったが、なんとか取り付けができた。

 そしてスムーズにつまみが挿入できるようにボリュームの軸を削った。

AIWA CS-R270 修理

 ここまで来ればあとは簡単。線材でプリント版のランドとの間を結線するだけだ。

AIWA CS-R270 修理

 一日仕事でボリュームの交換が終わり、音楽が聞こえるようになったが、カセットメカにワウがあるし、ハム音も大きい。まだまだ先は長そうだ。

 体を張っての協力ありがとう。



 お役に立てて嬉しいです。



追記

2019/03/21 ラジカセ、アイワ CS-R270の修理 (2)

 


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一ヶ月以上早いレモンの蕾

 この何日か急に暖かくなった。
 
 正直なものでレモンの木に蕾がついていた。



 いつもは3月中旬以降なので一ヶ月も早い。


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顔真卿展、最終日

 東京上野の東京国立博物館に「顔真卿 王義之を超えた名筆」を見に出かけた。

顔真卿展

 書の展示会だから集客数にも限りがあるだろう、最終日ならガラガラかもしれないと上野まで出かけたら、館内に入るまでに40分かかった。

顔真卿展

 久しぶりに体験した長蛇の列だったが、館内も人また人。特に台北故宮博物院から借り入れた「祭姪文稿」の展示スペースに入る前に80分待ちの列ができていた。

 この「祭姪文稿」、中国でも公開されたことがないからか、東京国立博物館の中に大声の中国語が飛び交っていて、他の展覧会にないカジュアルな雰囲気であった。

 展示物の中でこれだけは写真を撮って良いという作品があった。こういうシステム、最近時々あるが、記念に一枚とらせて頂いたのが「紀泰山銘」。

顔真卿展 紀泰山銘

 平日はもっと空いていてゆっくり鑑賞できたらしい。やはり最終日は避けるべきだと再確認した展覧会だった。


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バラの世代交代

 玄関の脇で、滅多にない来客を迎えていたのが紅白のバラだ。

 ところが一昨年、赤い方のバラが枯れてしまった。根っこに木くずがたくさん落ちていたから害虫にやられたようだ。私の剪定ミスではない、と思っている。

 結局去年は白い花だけがお客様を迎えていたのだが、なにか花がない。これでは話にならないとビンクのバラを買ってきた。

ボニカ82

 白いつるバラの横に植えられたボニカ82。

ボニカ82

 これでお客様を迎える準備は万全なのだが、、、


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リコール多発、日本の産業の行方

 最近毎日のようにテレビを賑わしているのがリコール問題である。

 日本製品の品質も地に落ちたかとため息をつくしかできないが、こんなにもリコールが多いのなら何かしらビジネスに結びつけることはできないものだろうか。

 今日こんなチラシが入ってきた。

TDK 加湿器 リコール

 25年も前に製造された加湿器で火災が発生しているというのだ。こうなると最近の品質などと言えないわけであるが、4半世紀も前の製品の後始末をするわけだからメーカーも大変だなあと同情もしたくなる。

 その上、チラシの裏には対象製品を5000円で引き取るとも書いてあったのだ。

TDK 加湿器 リコール

 それ急げ。車を飛ばしてハードオフへ加湿器を探しに出かけた。TDKのKS-500H 、KS-300W 、KS-31W 、KS-32Gと呪文を唱えながら店内をくまなく探したのは言うまでもない。



 残念ながらTDKのリコール対象機器はなかった。 ビジネスチャンスはそう簡単に転がっているものではないと実感した一日であった。




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三寒四温、梅が満開

 ここ何日か暖かい日が続いた。

 一気に梅の花が開いてきた。



 小梅の剪定は大成功だったようだ。



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アブラムシの越冬地

 冬場枯れてしまう植物は室内で越冬させている。

 寒い時期不足がちな緑の葉物ということでサニーレタスも室内でぬくぬくと育っている。



 さて、お昼のサラダにと葉を収穫したら、びっしりとアブラムシが。




 アブラムシにも快適な住環境を与えてしまったようだ。こいつらを外に出さないようにするため防虫網を買ってくることにしよう。


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菅平高原から見た平成最後のスーパームーン

 晴れ渡った空、キラキラ輝く雪。



 そんな中でも大きな月が輝いて見えた。平成最後のスーパームーン。



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映画、アクアマン

2019年三本目の映画はアクアマン。

 米国の漫画出版社DCコミックスの漫画アクアマンが下敷きになった実写版だ。80年も前の漫画が原作だから、設定もだいぶ変えたようで、アクアマンは灯台守と海底人との混血ということになっている。

 地上人との混血である彼がどうやってアトランティス王として認められるようになるのかを描いた映画で、戦闘場面の多いアクション映画である。

 話は比較的単純で登場人物も少なく老人にも理解しやすい。また余計な人殺しもしないので小さな子どもたちでも楽しめる。年寄りと子供向けの映画ということだろう。

 このようにターゲット年代を絞ったためか、マーベルのような洒脱なユーモアは無いし、コアなファンだけにわかるエピソードもない、、、と思う。これが少し残念な点だ。

 エンドロールとともに流れた曲がSkylar GreyのEverything I Need。初めて聞いた曲だが耳に残った。




 ペリー・ローダンシリーズを200冊以上読んだ私としては十分楽しめる映画であった。



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お勧めの本 恩田 陸、蜜蜂と遠雷

 「お爺ちゃん、これ面白いから読んだほうがいいよ」と、図書館から借りてきたらしい若草色の表紙の本「蜜蜂と遠雷」を見せられた。



 そういえばここしばらく本を読んでいない。それならばと、iphoneに入れてあるアマゾンの電子書籍Kindleで見てみるとまだ文庫本は出ていないが、電子版はハードカバーの6割引で売っている。これは買えとの啓示だろう、おとなしくダウンロードのボタンをクリックした。

 日本で開催されるピアノコンクールへの出場者を決めるためのフランスで開かれたオーディションの場面から話は始まる。その会場に現れた型破りの少年が主人公の一人だ。

 物語の殆どの部分はピアノコンクールで出場者達がふるい落とされていく過程を描いている。単調になりがちな設定だが、主人公たちの過去やバックグラウンドを丁寧に説明していく事により、場面場面でいちいち感情移入ができるのだ。

 そしてこの物語は音楽の、ピアノの素晴らしさも教えてくれる。本選で演奏されることはなかったが、課題曲として指定されていたラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲作品43をスティーヴン・ハフのピアノとBBCオーケストラでどうぞ。




 昔、文庫本だったら一時間に100ページ読む乱読家だった私が最近はすっかり本から遠ざかっていた。集中力が続かないのだ。集中力が低下するのは歳のせいだから昔のように本を心から楽しむのはもう無理なのだろうと思っていた。

 ところがこの本、3日で読み切った。昔に比べるとスピードは落ちたかもしれないが、次のページを読みたいという久々に感じる快感。夕食を取りながら読んだのも久しぶりだった。 

 極め付きは、あと少しで読了となった時、ページをめくるのが遅くなったこと。そうそうこの感じ。すっかり忘れていた、アーア、もうお終いかという、この感じだ。

 まだ本を楽しむことができると教えてくれたこの本、お勧めだ。




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初めて使ったホームベーカリー

 パン作りの時、コネはホームベーカリーにまかせるのが楽だと教えてもらった。

 ドンキで売っているホームベーカリーで十分と言われたが、アマゾンで売っていたMK社のHBS-100W-Wを購入した。

 コネだけか、あるいは捏ねと一次発酵までこの機械を使ってみる予定だが、商品に問題ないことを確認するために、ついてきた取扱説明書どおりに食パンを焼いてみることにした。ホームベーカリー初体験である。

 取説にドライイーストは日清製粉のスーパーカメリアが指定されていたが、我が家では日本製粉の製品を使っていたのでそのまま日粉のドライイーストを使うことにした。

 マニュアル通りに材料を用意。

MK HBS-100W

 スタートボタンを押して30分後の様子。


MK HBS-100W


 材料を投入してスタートボタンを押すだけで4時間20分後に食パンが出来上がっていた。

MK HBS-100W

 すぐに取り出して冷まし、切ってみた。



 手捏ねとの違いは、調整水の概念がないことと、水温の設定だ。冬場、手捏ねのときは水の温度を30度にしていたが、この取扱説明書では室温25度の場合、水温10度が指定されている。

 機械任せでもなかなか美味しい食パンが出来上がった。さて次はバターロールだ。



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パン作り、手捏ねは時間の無駄

 パンを作るときの教科書は辻調グループが書いた「パンづくりに困ったら読む本」だ。

 パンを作るのは好きである。人造大理石の上でこね、だんだんまとまってくるのが楽しかったのだ。

 ところが、2月の初めにスキーにでかけた時、宿のオーナーに言われたのが、

 「手でこねるなんて時間の無駄。ドンキで売ってる3000円位のホームベーカリで問題なくこねられるよ!!!!!」

 そして、機械捏ねの条件だしの参考として「プロのためのわかりやすい製パン技術」のテーブルロールのページ見せてくれたので、写真に撮って帰ってきた。

 ドンキホーテのホームベーカリと言われてもなあ、ということで、いろいろマニュアル設定可能な単純機能のホームベーカリーをアマゾンで探した。そうか、自動って書いてないやつだな。そして購入したのがMK HBS-100W-Wだ。

MK HBS-100W-W

 ついでに調べてみたのが「プロのためのわかりやすい製パン技術」。AMAZONのマーケットプレイスに、もったいない本舗が古書を930円で売りだしている。これも辻調グループが書いたようなので、今持っているテキストとも整合性が良いかもしれないと購入することにした。

プロのためのわかりやすい製パン技術

 届いたのは使用感のない新古書のようである。1996年に発行されたこの本、定価は4700円+税。これを送料を入れて1,280円で購入できたのは幸運。

 「プロのためのわかりやすい製パン技術」、私はプロではないが、理屈がちゃんと説明されているので、理屈っぽいと言われる私にはとても楽しめる本であった。


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辞書フェチ

 我が家の少ない収納スペースの中で、大きな顔をしているのが辞書達だ。



 外国の言葉に興味を持つようになってから、気になる言語があると辞書を買っていたのでこんな事になってしまったのだ。

 一番多いのが英語の辞書。英和、和英の他、例文を探すのに役立ったロングマンの英英や同義語を探すのにロジェのシソーラスなどだ。

 そしてこんなものも、クロスワード用の辞書。



 文字数ごとに分類され、アルファベットの順でリストが並んでいる。きっと役に立つと思って購入したが、6文字の単語で3番めがAの単語、というように検索できるわけではないので、ほとんど使っていない。

 そして電子辞書の時代へ。



 これらの辞書の中で一番多く使ったのが高校時代に学校へ持っていっていた、三省堂のTHE NEW CROWNであろう。その後辞書が増えるに従いだんだん使わなくなってしまったが、最近良く眺めるのはこの辞書だ。



 絵が多くて楽しいし、何しろ活字が大きいのが年寄りには助かる。辞書を引くたびにメガネを探す必要がないからだ。

 英和辞書はこの赤表紙のTHE NEW CROWNに始まり、THE NEW CROWNで終わると断言したい。


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