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ぶどうのシーズン

 毎年今頃になると山梨までぶどう狩りに行く。

 ぶどう狩りと称しているが、最近は畑まで出向くことは少ない。実際は、すでにもぎ取ってあるものを試食し、気に入った種類の葡萄を友人宅に送るよう手配し、自宅用にも購入してくるという行動パターンが多い。

 15年くらい勝沼にある「ぶどうばたけ」に通ったが、今年桃を購入した釈迦堂東口園の桃が美味しかったので葡萄はどうだろうということで、今年は8月28日に釈迦堂東口園に出かけた。



 到着するとその時購入できるぶどうの試食ができ、気に入った品種を購入することになる。これらは無料。1500円の食べ放題コースも有るようだが、最近の糖度の高い葡萄はそんなにたくさん食べるのは無理。無料の試食で十分だ。



 濃いぶどう色が巨峰。そこから右回りでクインニーナ、シャインマスカット、ロザリオロッソ、サニードルチェ、翠峰、ピッテロビアンコである。

 巨峰、ロザリオロッソと藤稔は一キロで1300円、安めだ。またシャインマスカット、翠峰、クインニーナ、サニードルチェは一キロ1500円で一般的な値段。



 知人宅へシャインマスカット、ロザリオロッソ、ピッテロビアンコのセットを2箱、シャインマスカット、ロザリオロッソ、クインニーナのセットを2箱を送ってもらうことにした。一件あたり葡萄代金2800円に送料740円がかかることになる。

 自宅用にシャインマスカット、ロザリオロッソを購入。シャインマスカットは一房で600グラムだから小ぶり。



 また一粒の重さもおよそ12g位だからデパートで桐箱に入っているものより随分小ぶりだが、糖度は十分。 



逆に糖度が高すぎて口の中がベタベタになる感じもある。そうたくさんは食べられない。そういう意味ではロザリオロッソのほうが好みである。糖度至上主義は考えなおしたほうが良いのではないかとも思う。

 ロザリオロッソは一房で700グラムあるからこんなものか。



 これから何年かはここでも購入してみようと思っている。もっとも瀬戸ジャイアンツと安芸クイーンは「ぶどうばたけ」でしか買えないので、そのうちまた出かけたいと思う。





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Google日本語入力の試用

 キーボードに向かいローマ字やひらがなで入力してスペースバーを押すと漢字に変換してくれる。

 これをやってくれるのが日本語プロセッサーとかフロント・エンド・プロセッサー、略してFEPなどと呼ばれているソフトだ。マイクロソフトのウインドウズの中にはもともとMicrosoft IMEというものが入っていてローマ字かな変換や仮名漢字変換をしてくれる。

 一時ATOKを試用してみたこともあるが、キーボードとの相性問題で使用を諦めていた

 一方マイクロソフトのIMEは、固有名詞などに誤変換が多くある。そんなうまく変換できない時はgoogleの検索ウインドウで変換し、その結果を貼り付けるなどしていた。

 ところがこのgoogleがFEPを公開していた。その名もgoogle日本語入力。



 いかにもよさそうだろう。さっそくインストールしてみた。

 インストールは簡単で、「Google 日本語入力をダウンロードする」をクリックし、「同意してインストール」をクリックするだけ。

 インストール直後にシャットダウン出来ない現象がおこり、冷やっとしたが、その後は問題なく動いている。

 操作方法についてはIMEとほとんど同じだから違和感はない。変換については非常に良い。PCが不安定になるとか、動きが重くなるとかの副作用がない限りMicrosoft IMEに戻ることはないだろうというのが2週間使った感想だ。
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映画、タイピスト

 このところハリウッドの大作が続いていたので、軽くフレンチコメディのタイピストを見てきた。

 17日に公開だから公開2日目に横浜の109シネマズで見た。パシフィック・リムやローンレンジャーにあまり客が入っていなかったのを見ていたから、このマイナーな映画にほとんど客は来るまいとのんびり出かけたら、188席の館内がほぼ満席。お盆休み中とはいえ少々驚いた。

 話は1950年台のフランスが舞台。小さな村の雑貨屋の娘ローズは、店にあった売り物のタイプライタでタイプを独習している。都会に秘書の仕事を見つけて田舎から飛び出したいのだ。

 二本指でタイプするこの娘の才能に気づいた保険屋のルイはタイプの競技会に出させようと特訓を始める。



 この映画、オープニングから田舎の雑貨店の描写で一気に観客を惹きつける。なにしろ画面がきれいなのだ。そのうえフランス風なのだろうかすべてが洒落ている。そして女性たちのファッションが、50年台をモチーフにしているのだろうが、いま着ても素敵なデザインが満載だ。

 また登場人物に悪人が出てこない50年台の米国のホームドラマのテイストだから、安心して見てられる。ルイの性格付けは少々ひねくれているが、その他の人たちは期待通りの動きをしてくれる。

 音楽もその当時の音楽が使われているから「白い渚のブルース」などそのまま涙腺を刺激したりする。

ジェットストリーム 白い渚のブルース


 最後のエピソードで、より早くタイプするためにルイはタイプボールのアイデアを思いつくのだが、事実だったのだろうか。確かに1960年台にIBMから発売された電動タイプライターには交換可能なゴルフボールのようなボールがついていたのを思い出したのだが、、、、



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日置テスター、OL-64Dの修理

 コンデンサの測定をしようと、日置のアナログテスタを引っ張り出してきたら、乾電池から液漏れで、大変なことになっていた。



 きれいな青色の部分が乾電池の液漏れにより緑青が吹いた部分。

 50年ほど前に買ったこのアナログテスタ、5kVレンジがあるということで指名買いだった。プレートに数千ボルトをかけるなど、野蛮な時代だったが、役に立ってくれた。



 その後半導体の時代になり、hp社のデジタルマルチメータを購入してからはこのアナログテスタの出番は少なくなった。それでも電解コンデンサの良否の見当をつけるには便利な機械で、そこそこ出番があったのだが、この10年くらい内蔵乾電池を交換していなかった。液漏れもさもありなんというところか。

 接着剤で固定されていた端子を外して、石鹸水で綺麗に洗い、研磨剤で綺麗に磨いた。



 裏箱の内部の塗装も剥がれていた。



 裏箱を綺麗に洗い、浮いた塗料を剥がし、外側のちりめん塗装に影響しないようマスキングしてつや消しスプレー塗料を塗れば新品同様。



 端子のはんだをやり直し、電池を挿入したら正しく抵抗値を測ることができた。

 これであと50年ほどは大丈夫だろうと思っていたら、思わぬ伏兵が写真の上に写っている015という乾電池



 カメラのフラッシュに使われていた22.5Vの乾電池で、10年ほど前までは富士通が製造していた。残念ながら今では国内ではどこも製造していない。ちなみにこの電池の製造年月は2002年2月。

 この乾電池、需要が少ないからすべての国内メーカーは生産中止にしたのだろうが、米国ではエバレディがまだ販売している。価格は円換算で1500円くらいと高いけれど、顧客に対する供給責任を果たしている米国産業の底力をひしひしと感じる。

 30年前の製品のレストアサービスを提供しているDENONなど例外はあるが、顧客の面倒を最後まで見るという姿勢のないのが大多数の日本の製造業。彼らの衰退の一因がここにもあるのではないかと思っている。





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コンデンサの測定とESR

 バッファロー社のリンクステーションが壊れた。1000μFの平滑コンデンサを交換し、正常に戻ったので故障は電解コンデンサだったと思って間違いないだろう。

 取り外したこのケミコンを測ってみるかと、久しく使っていなかった日置のアナログテスタを取り出してきた。



 抵抗測定レンジにしてテストリードをコンデンサにチョンとつけるとピクンと針が振れるので、長年の勘で大体の容量がわかるのだ。ところがこのコンデンサ、ピクともしない。完全に容量が抜けたのか。

 テストリードをショートしても全く振れないから電池が切れたかと思って裏箱を外してみると悲惨なことになっていた。



 明るい青色が緑青。乾電池のマイナス側から盛大に液漏れである。このテスタを50年も使い続けてきて初めての失態。これはもうダメだ。

 しょうがないので最大レンジ200μFのLCRメーターで測ってみる。幸いにも?この1000μFのはずの電解コンデンサーの容量はレンジ内で84.5μFの表示。



 かなり容量ヌケしていることはわかったが、この機械では200μFまでしか測れないというのでは、これから先どうにも心もとない。

 という訳で、ルーブル展の帰り秋月電子でESR計を購入した。PEAK社のESR70。最大レンジは22000μFと広く、等価直列抵抗も測れるというのだ。早速リンクステーションから取り外した1000μFの電解コンデンサをこのESR計で測定してみると、C=208.7μF、ESR=1.22Ωと表示された。



 ちなみに新品の電解コンデンサではC=945.0μF、ESR=0.14Ωと表示される。



 ESR計での測定値はLCRメータの値、84.5μFとは随分違う。さて一体どちらが正しい値かわからないが、それでも容量は五分の一、ESRは10倍と正常品とは異なることがわかった。
 
 秋月電子で10000円弱のこの英国製測定器、早速裏蓋を開けてみた。使っているのはPIC16F886。電池は12V。



 このESR計のマニュアルには一年に一度電池を交換するようにと明記してあった。それにしても10年以上電池をいれたままほっておいた日置のテスタ、かわいそうなことをしたものだ。




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ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり

 東京都美術館でやっているルーブル美術館展を見てきた。

 地中海の周辺諸国の4000年の歴史を展示するというこの企画、平日の昼間に出かけたのに、お盆期間だったということもあり観客で溢れかえっていた。

 展示会は6章に分かれていて、序章;地中海世界、第一章;地中海の始まり、第二章;統合された地中海、第三章;中世の地中海、第四章;地中海の近代、第五章;地中海紀行からなっている。

 展示されていた地中海周辺の国家の盛衰がひと目で分かる地図を見ると、国家とは侵略するものであり、この事実は4000年前から現在まで変わらず延々と続いているのがよく分かる。

 そして国家の盛衰には文化が混合されていくという面もあり、また栄えている国家には巨万の富が集積し、その支配者らのために芸術や工芸が発達しているという図式も見て取れる。

 さて、人混みの中をかき分けながら見たこの展示会、私にとっては第2で章までの紀元前の展示と、5章の一部の紀元前の遺物に大いに興味をひかれた。

 中でも多数展示されていたテラコッタ製の壺は、今までにも見ているが、何度みてもすばらしい。3000年も前の作者がこの壺に向き合い、筆を動かしていく様が感じ取れるような気がするのだ。



 この展示会、4000年の前にこんなものを作ってのかという驚きもあったが、国家とは移ろいゆくものだなあと感慨ひとしおな展覧会でもあった。

 ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたりは上野にある東京都美術館で9月23日まで。



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トマトの落果

 かなり大きくなったトマトが赤く熟す前に落果を始めた。

 表面に傷もあるから病気なのだろうか。それでも食べられそうなので収穫してきた。



 ヘタのところに穴が開いていて、これが熟す前に落ちてしまう原因だろう。



 このくらいなら食べられるだろうと思っていたら、もぞもぞと何やらが出てきた。



 もちろん芋虫にお引取りねがった後トマトはおいしくいただきました。



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LinkStation LS-LGLの修理

 5年ほど前に購入したバッファロー社のネットワーク・ストレージ、LS-L320GLにアクセスできなくなった。

 写真データが入っていたので、分解しハードディスクを取り出し、Linux機に接続してデータを回収することは出来た。

 あとはファームウエアを再インストールすれば修理は完了と思っていたら、エラーコード16、つまり「ハードディスクが接続されていない、または故障の可能性があります。」を表示しtftbootも出来ない。

 PCにUSB接続すれば見えるのだから、「ハードディスクが故障」などといわれても困るのである。ハードウエアの故障の可能性としては半田クラックが考えられるので、基板を取り出しつらつら見ていたら電源基板の電解コンデンサーの上部が膨れているような気がする。



 どうだろう、確かに膨れている。



 取り外した1000μFの電解コンの容量を測ってみたら85μFくらいまで抜けている。



 ただ、電源の平滑コンデンサーだから、たとえ容量が十分の一になったとしてもまったく動作しないということはあるまいとはおもったが、交換することにした。



 交換が終わればファームウエアの再インストールである。

1) TFTP Boot Recovery LS-LGL 1.03.exeの入手

  USにあるBaffalo用のftpサイトからTFTP Boot Recovery LS-LGL 1.03.exeをダウンロードし、解凍します。

2) LS-LGLシリーズ ファームウェア アップデータ Ver.2.01の入手

Baffalo社のサイトからLS-LGLシリーズ ファームウェア アップデータ Ver.2.01をダウンロードし解凍します。

3) HDDの組み込み 

 USBでPCに接続し、コマンドプロンプトからDISKPARTコマンドを実行し、パーティションを削除してから組み込みます。

>DISKPART
DISKPART> list disk
DISKPART> select disk 1
DISKPART> clean
DISKPART> exit

4) PCとLinkStationの接続

 PCとLinkStationを直接接続します。これでDHCPサーバーの無い環境を実現しているわけです。PCのIPアドレスを192.168.11.1にしサブネットマスクを255.255.255.0に設定します。この設定画面で詳細設定をクリックするとipアドレスの追加が出来るので169.254.10.100、サブネットマスク255.255.0.0も設定しておきます。また、LinkStationの電源コードは電源にさしておきます。

5) firewallをoffにする

 これは重要です。

6) TFTP Boot.exeの実行
 
 TFTP Boot Recovery LS-LGLフォルダー内のTFTP Boot.exeを実行します。実行ウインドウが開くので、accepting requests..が表示されるまで待ちます。

7) LS-LGLの電源投入

 Powerスイッチを押す。電解コンデンサを交換したのが功を奏し無事TFTP Bootが動作しました。

8) LSUptater.exeの実行

 LS_LGL_Fw2.01フォルダー内のLSUptater.exeを実行します。

9)ファームウエアの更新

 ファームウエアの更新ボタンを押します。



 HDDのフォーマットをおこなってもよろしいですかと聞かれるので、はいと答えます。



 後はほっておくだけでファームウエアのインストールは完了します。



 このリンクステーションは写真のアーカイブだけに使っていて、1週間に一回も使うことはなかった。もちろん使わないときはシャットダウンしてある。それなのに容量抜けが起こったのは、電源プラグを挿入しておくと常に電源基板が動作しているからなのだろう。今日、全てのバックアップ用リンクステーションの電源プラグを抜いた。



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映画、パシフィックリム

 最近あまりテレビでみなくなったなあと思っていた芦田愛菜が出ていると宣伝している、ハリウッド映画、パシフィック・リムを見てきた。



 3D吹き替え版がメインストリームなのだろう、公開2日目だというのに通常字幕版の観客は少ない。

 この映画を簡単に言ってしまえば、どんどん湧き出てくるゴジラを鉄人28号がやっつけるというところか。2時間強の全編これ怪獣と人間たちが操縦するロボットとの格闘シーンで埋め尽くされている。

 そういうわけで殆どストーリーはなく、120分3本勝負のプロレスを見に行ったようなものだ、それもタッグマッチの。プロレスの大切な要素はストーリーではなく、戦いの様式美だろう。最新のCGで作られたこの映画も、その虚構世界の美しさを堪能する映画だ。

 日本人が出演するハリウッド映画といえばインセプションの渡辺謙などを思い出すが、重要な役柄であったとしても脇役といわざる得ない。この映画の菊地凛子は準主役であり、存在感がある。芦田愛菜はこの菊地凛子の子供時代を演じていて、なかなか上手だが、せりふは殆どなく、子役としてハリウッドで通用するかは未知数。それでも俳優としては菊地凛子より芦田愛菜の方が花があると私は感じた。

 起承転結があったり、だんだん盛り上がっていったりと言うわけではなく、最初からテンション最大で、これが最後まで続くから館内が明るくなったとき、ぐったり疲れていた。劇場を後にするときは頭を少々クールダウンしてから。そうしないと劇場に忘れ物をしたり落し物をしかねないから。


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梅干の土用干し

 今年は台風が来ないので助かっているが、それでもからっと晴れた日がなかなか続かない。

 8月に入ってやっと天気が安定してきたので、梅干を干した。

 3日間晴れると言う予報だったが、ずっとうす雲がかかったりしていたので、きっちり3日間干したのがこの写真。



 さて、あとは小梅を干すかどうか、、、悩みどころだ。



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横浜散歩コース(3)

 横浜はこじんまりとした町だ。一時間も歩けば横浜の端から端まで歩くことが出来る。

 横浜駅から元町まで歩く、お勧めの散歩コースを紹介していて、横浜散歩コース(1)では横浜駅から横浜美術館とマークイズの前あたりまで、およそ1.5キロほど、横浜散歩コース(2)ではクイーンズスクエアから山下公園までおよそ2キロを歩いてきた。山下公園から元町まで歩けば横浜散歩が完成する。

 山下公園に着いたら氷川丸を目指して歩いていく。



 噴水が見えてくるので通り越す。



 そのまま歩き続けると少々バロックな階段が見えてくる。



 大口を開けた怪魚。



 そのまま階段を上がり、水の流れの源泉を見つけたら右に進む。



 港の見える丘公園の表示があるのでそれに従う。



 そのまま進むと横浜人形の家の前を通ることになる。



 高速道路をくぐるように歩いていく。



 高速道路をくぐったところで右を見ると、その先に見えるのが元町だ。



 ここから元町が始まる。



 ショッピングも楽しいが、ただぶらぶら歩くだけでも楽しい。



 この道をまっすぐ歩くと信号に突き当たる。まっすぐ行けば石川町の駅。左に行けばイタリアンレストランクオバディス。右に行けば中華街だ。

 このあたりで夕食を食べてから、涼しい海辺をまた横浜駅まで歩くのもお勧めだ。


横浜散歩コース(1)
横浜散歩コース(2)


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プロジェクションマッピング、横浜みなとみらい・ドックヤードガーデン


 新生東京駅で有名になったプロジェクション・マッピング。あまりの観客の多さにすぐに上映が中止になってしまったので見逃した人も多いと思う。

 横浜みなとみらいにあるドッグヤードガーデンでこのプロジェクトマッピングが毎日上映されている。やはり安全を考慮して、ランドマークタワーの入り口で整理券を発行していて、これがないとドックヤードガーデンの中に入ることは出来ない。



 もっとも中にはいれなくても、上から覗き込めば十分に楽しむことが出来る。



 およそ7分の上映。360度のプロジェクションマッピングは日本で初めてとのことだから話の種にいかがだろう。




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映画、ローンレンジャー

 ローンレンジャーを公開の二日目に見てきた。

 この映画は桜木町にあるブルク13の一番シアターに割り当てられていたが、400席あるところ半分以下の入りだった。

 ローンレンジャーは日本では50年も前にテレビで放送されていた米国製の西部劇。マスクをした白人のローンレンジャーとお供のインデアン、トント。それにローンレンジャーの愛馬シルバーが活躍する勧善懲悪の西部劇だ。これを見て育った世代には主題歌とエンディングの「ハイヨーシルバー」は体にしみこんでいるのだ。テレビのオープニングはこれ。



 この映画でも、冒頭で主題化が朗々と鳴り響くと全身に鳥肌が立ち、それだけで大満足になってしまう。

 観客はテレビでローンレンジャーをリアルタイムに見た世代だろう、頭髪の薄い人たちが多かった。勿論私もその仲間である。娯楽作品としての西部劇をこの21世紀に見ることが出来るとは思ってもいなかったのに、それがローンレンジャーとは、長生きはするものだ。

 ローンレンジャーは新人のアーミー・ハマーが演じている。トントはジョニー・デップだからどうしても主役のローンレンジャーが食われてしまわないかと心配になるが、そのとおりで、この映画の主役はトントであり、そのトントが、ローンレンジャーの誕生を語るという体裁になっている。

 製作は、ジェリー・ブラッカイマー。昔だとフラッシュダンス、トップガンやコヨーテ・アグリー。最近だとアルマゲドンやカリブの海賊シリーズの製作者。彼の作品は娯楽作品の要素が強く、私は好きだ。

 彼のプロデュースした映画は美しい映像が多い。今回も砂漠を保安官たちが馬で疾走する画面など、このシーンを撮りたかったのでローンレンジャーを撮ったのではないかと思うほど美しい。

 最後にはちゃんと「ハイヨーシルバー」も見せてもらって、大満足で映画館を後にした。 

 

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ブルーベリーの収穫

 柿の木にヒヨドリが群がっている。

 まだ青柿なのにと思っていたら、隣に生えているブルーベリーを狙っていた。



 濃紺に色づいたブルーベリー、今年二度目の収穫。およそ70グラムある。



 ジャムにしようと思ったが、量が少ないのと思ったよりずっと甘いので、ヨーグルトに混ぜてそのまま食べた。

 朝採り新鮮ブルーベリーのおかげかだろう、今日は目がよく見えるのは気のせいだろうか、、、



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レオ・レオニ 絵本のしごと

 渋谷の文化村ミュージアムで開かれている絵本作家の「レオ・レオニ、絵本のしごと」展を見てきた。



 小さな子供たちへのプレゼントによく絵本を買いに行くが、一番目に付くところにおいてあるのが「いもとようこ」と、このレオ・レオニだ。

 レオ・レオニの特徴は、絵のいちまい一枚がグラフィックデザインとして完結していることだろうか。それに対し先にあげた「いもとようこ」のやさしく丸くてふわふわの絵は好きだが、文章と一緒になって作品が完成している。



 この「いもとようこ」の「かあさんのこもりうた」はオーストラリアに引っ越したルナちゃんに送ってあげたお誕生日プレゼントだ。

 レオ・レオニの作品は原画一枚を文章なしで額縁に入れたとしても鑑賞にたえる。



 そういうわけでこの展覧会が成立しているのだろう、金曜日の午後だと言うのに大勢の観客がいた。

 またレオ・レオニはコラージュ、油彩、クレヨンやゴム判など、いろいろの手法を使っている。主題にあわせた手法を使っているとのことだが、私は、はっきりとした輪郭の出るコラージュの作品が好きだ。



 この「アレクサンダとぜんまいねずみ」は絵も話もお気に入り。どのくらい気に入ったかと言うと、缶バッジを買ったくらい。



 終戦後の絵本など夢物語の時代に育った私としては体験できなかったが、幼児のまっさらな脳細胞によりしみこんでいくのは、いったいレオ・レオニなのだろうか、「いもとようこ」なのだろうか、興味のあるところである。

レオ・レオニ 絵本のしごとは渋谷の文化村ミュージアムで8月4日まで。



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