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新型コロナワクチン、2回目の接種

 最初の接種から3週間が経ち、今日、新型コロナワクチン、2回目の接種にでかけた。

 10時から10時半の予約に対し15分前、9時45分に予約会場に到着。



 42席中30番目の席に案内された。



 3週間前、ワクチン接種が始まったときは30分間での接種数は24だったので随分接種数が増えている。

 10時から受付が始まり、30番目だった私は10時17分に案内された。

 受付では接種券、問診票、身分証明書の確認が行われ、検温、36.4℃。次に問診票の確認し、医師による問診を経て看護師による接種が行われた。

 予防接種済証を受け取り、15分待機所で待機し、10時37分に会場をあとにし、自宅に戻った。

 10:18 体温36.4℃
 10:22 ワクチン接種
 11:30 体温36.9℃、体調異常なし。
 14:30 体温36.9℃、体調異常なし。
 16:30 体温37.0℃、体調異常なし。
 19:30 体温36.8℃、体調異常なし。

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コロナワクチンの予約、接種、副反応

 5月下旬のある日の朝9時からコロナワクチンの接種予約を受け付けるということで準備万端その時を待ち受けた。

 接種番号やらメールアドレスやら必要な入力項目を事前にメモ帳アプリに書いておき、コピー&ペーストで迅速に間違いなく入力できるようにしておき、メールソフトも予め起動しておいた。

 そして当日の9時ジャストに予約サイトにアクセスし、メールアドレスの登録、届いたメールからのログイン、と作業を進め9時2分に1回目の予約完了。9時4分には2回めの予約も完了した。

 そして今日、1回目の接種にでかけた。

 10時の予約だったので9時55分くらいに会場についた。入り口に長蛇の列かと思ったが5人位が並んでいるだけ。がらんとしている。



 係の人にここに並ぶのかと聞いたら、予約時間を聞かれ、10時と答えたら、すぐに建物の中に案内された。

 会場は予約時間30分ごとに待機場所が別々に決められていてそれぞれ24席の椅子が用意されている。



 10時から10時30分の回の17番目だったが、10時2分には受付に案内され、接種券と身分証明書を確認され検温、36.4℃で受付完了。

 次のブースで予診票の確認をうけたあと、医師による問診。

10:10  看護士によるワクチン接種を受けた。

 接種後に接種券を問診票に貼るなどの作業を経てから15分間の待機場へ案内された。



 15分後に今回の問診票を回収され、2回めの接種用の新しい問診票の用紙を頂いてすべて完了した。

追記:

14:00 接種後4時間経ったが摂取した部分を触ると、昔タンスの角に肩をぶつけて青あざになった時に感じた鈍痛を感じる。頭痛なし。
   また、体温は36.9℃と少々上昇している。

17:00 接種後7時間。接種部を触ると鈍痛は変わらず。体温36.6℃に下がった。

翌朝 08:00 接種した上腕に筋肉痛が残る。 体温36.3℃
   20:00 筋肉痛収まる。 


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人気のクルーズ船旅と感染症

 清水へいちご狩りに行った時こんなポスターを見た。


 清水市はクルーズ船の寄港を大々的に誘致している。

 入港予定の一覧もあり、毎週のようにクルーズ船が入ってくる。


 ただ、コロナウイルスの蔓延を受け、ダイヤモンド・プリンセスの次に入港が予定されていた3月9日のスペクトラム・オブ・ザ・シーズは欠航とになっている。そして飛鳥2も3月4月は欠航すると発表されているので感染症拡大時のクルーズ旅行のリスク管理が始まっているようだ。

 今日、ダイヤモンド・プリンセスを保有する米国プリンセス・クルーズ社のグランド・プリンセスでも新型コロナウイルスの感染者と死者が出たと発表された。この状況でもクルーズ船の運行を続けていたプリンセス・クルーズ社の危機管理はどうなっているのだろう。 リスクマネージメントがしっかりしていたらダイヤモンド・プリンセスの悲劇を避けられた可能性もゼロではないと思うと残念である。


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3月9日

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本、人類対インフルエンザ

 トム・クイン著の「人類対インフルエンザ」を読んだ。


 この本は紀元前4世紀のヒポクラテスから現代まで、インフルエンザの歴史について述べている。特に1918年の世界最悪のパンデミック、スペイン風邪についてページを多く割いている。

 このスペイン風邪、5000万人の死者が出たとされている。1918年に終わった第一次世界大戦での死者数が兵士で900万人、民間人が900万人だからこれらを遥かに上回る死者数である。

 このパンデミックを引き起こした一つの要因が無能な政治としている。

 ニュージーランドではカナダ発の客船ナイヤガラ号がオークランドについたとき、100人以上の船員がインフルエンザにかかっているのに入港を認められた。ニュージーランドの首相はその船にVIPが大勢乗っているのを知っていたからだ。沖合で隔離処置を取るべきだという船医と船長の主張を無視して乗客の下船を許した結果、7000人近くのニュージーランド人が命を落とした。

 ジャマイカではイギリスの総督が隔離措置を拒み、7000人以上の島民が亡くなった。

 スペイン風邪以降、1957年のアジア風邪、1968年の香港風邪などの新型インフルエンザによるパンデミックが発生している。季節性インフルエンザと、人類が免疫のない新型インフルエンザとは全く別のものとして考えなくてはならない。この本では、常に変異し続けるインフルエンザウイルスの脅威について強調している。

 筆者は10年前に本書の日本語版序文でこのように提言している。

 この50年余、日本を含む殆どの先進国では大規模な救急医療サービスを設ける必要がなかった。そのため、こうしたサービスを円滑に機能させるために必要な技術や知識が不足している。今から救急病院のネットワークを整備しておくことが急務であろう。

 、、、、、抗ウイルス薬も常に進歩しており、インフルエンザの流行が世界的な惨事に発展するのを防いでくれるに違いない。ただしそれも、政府の各機関が正しい対応をした場合に限られる。われわれは人類がインフルエンザといかに厳しく戦ってきたか、その歴史に学ばなくてはならない。われわれが生き延びるために、、、、

 最近の新型コロナウイルスのアウトブレイクの状況を見ていると、同じ過ちを繰り返しているように思えてならない。ウイルス感染症の実態を知るためにもおすすめの本だ。

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本、エボラ出血熱とエマージングウイルス

 山内一也著、岩波科学ライブラリー235「エボラ出血熱とエマージングウイルス」を読んだ。


 1960年代、西ドイツで致死的な出血熱が発生した。ポリオワクチンの製造のためにザイールから輸入されたミドリザルが感染源だとされていた。

 その後ウイルスが分離され、オオコウモリが宿主とされた現在エボラ出血熱と呼ばれているこの感染症との戦いの歴史が書かれた本だ。

 感染の広がったアフリカでの医療従事者の感染、医療崩壊の実態など、現在の新型コロナウイルス感染症の現場を想像させるものがある。

 エボラ出血熱のワクチンと治療薬はいろいろなものが試され、開発されている。その中で日本の富山化学工業が開発したファビピラビルがエボラウイルスの増殖を抑え、発病防止効果が確かめられたという。

 その後富山化学工業は富士フイルムに買収され、開発された薬は「アビガン」という名前で新型インフルエンザ発生時対策として国が備蓄をしている。このアビガンが中国で新型コロナウイルス患者に投与され、効果があるとの報告もあるようだ。

 現在、新型コロナウイルスに関する国からの情報は圧倒的に少ないし、矛盾しているものもある。情報を出しすぎるとパニックになるからというのだが、パニックになると何が起こるのだろう。街中から人影が消え、電車に乗客はないということが起こるのだろうか。 これらは中国では国家主導で行われている感染対策だ。
 
 エボラ出血熱ウイルスの怖さは、ウイルスが長期間体内に留まることがあるということだ。数ヶ月経っても精液等の体液中にウイルスが検出される患者もいて感染源になり得るという。今回の新型コロナウイルスは14日で体内から消えるという前提で対策をとっているようだが、再検討の必要はないのだろうか。

 5年前、2015年に書かれたこの本からは、バイオテロに対する危機感のない日本は世界からバイオテロ容認国とされ、研究もままならないというボヤキも聞こえてくる。機会があれば読んでみることをお勧めする。
 
 

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本、ワクチン新時代 岩波科学ライブラリー206

 杉本正信、橋爪壮共著の岩波科学ライブラリー206、「ワクチン新時代 バイオテロ・がん・アルツハイマー」を読んだ。


 毎年11月になるとインフルエンザのワクチンを接種するのが習慣になっている。

 ワクチンといえばジェンナーの種痘の実験が有名で、天然痘ウイルスの撲滅に大きな役割を果たした。このワクチンについて発見からいろいろな症例、ガンやアルツハイマーへの応用までいろいろな面から解説している本である。

 人類の死亡原因は変わってきている。本書のグラフではウイルスのような悪性新生物による死亡率がどんどん増加しているというのだ。


 また、日本人の平均寿命は縄文時代で15歳、明治時代で40歳だったのが、現代は80歳となっていて65歳以上の高齢者は3500万人と言われている。このような高齢者の集団は人類が経験したことのないもので、新人類と呼べるという。この新人類に対しては食生活、薬や医療について一般成人とは異なる注意が必要と主張している。

 今、日本でアウトブレイクの始まった新型コロナウイルスによる死亡率は高齢者で極端に多い。致死率は季節性インフルエンザと変わらないなどという論調もあるが、新人類にとっては他人事ではない。先人の知見を生かしていくことができると良いのだが。

 天然痘によるバイオテロに備えるワクチンが日本で開発され、世界で備蓄されてる。開発に携わったのがこの本の著者で、開発経緯も面白い。チャンスが有れば読んでみることをおすすめする。

 

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本、インフルエンザハンター

 ロバート・ウエブスター著、岩波書店の「インフルエンザ・ハンター、ウイルスの秘密解明への100年」を読んだ。


 1918年に発生したスペイン風邪の感染者は5億人、死者は5,000万~1億人と言われている。世界人口が20億人だった時代、世界中の25%の人たちが感染したことになる。

 当時はウイルスというによる感染という知見がなく、このスペイン風邪をきっかけに研究が進み、インフルエンザの解明が進んでいった。

 この本はこのインフルエンザ・ウイルス研究の歴史を順を追って説明し、今後何が起こりうるかの警告を発している。

 現在新型コロナウイルスのアウトブレイクが日本で始まった。感染力は強いが致死性の低いこのウイルスへの対応は、今後来るであろう感染力も致死性も高い新型インフルエンザへどう対応していくかの訓練には良いチャンスだと思う。ただ残念なことに、ウイルス検査数が不十分で、貴重なデータ採取の機会を逃しているようだ。感染者数を増やさないための厚労省の戦略は検査をしないことなのだろうか。

 ウイルスに関する基本的な知識を得るためにこの本はおすすめだ。

 
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本、真夜中に猫は科学する

 薬袋摩耶著、イラストは浅生ハルミンの「真夜中に猫は科学する」を読んだ。


 副題は「エクレア教授の語る遺伝や免疫の不思議」とあり、不思議な感覚の本である。エクレア教授とは夫婦の飼っている猫で、夜、猫の集会に出かけて行きインフルエンザやウイルス、免疫などについて優しく語っている。

 インフルエンザ感染症の本を読んだあとでも、なる程そういう理屈かと納得する場面が多い。専門用語をいきなり使うようなことはなく、予備知識のない人にもわかるように順を追って説明してくれるから読みやすい。

 科学啓蒙書を物語というスタイルで提供するという著者のアイデアは非常に効果的に働いていて、その理由を脳科学が分析してくれないかなと思うほどだ。

 この本でもう一点大きく興味を引いたのが誤記である。

 「30キロといえば、3000メートルだろう? 富士山と同じくらいってことか?」

 の行である。著者の薬袋摩耶は医学博士であり、サイエンスライター。このような間違いをするとは思えない。そしてこの文章を説明する絵が、これ


30cmのネコは、3000mmに!! とある。これは手書きの絵だから誤植はないとすると、イラスト担当の浅生ハルミンのミスだろう。

 となると30キロとしたのも浅生ハルミンのミスだろうか。本書における薬袋摩耶と浅生ハルミンの作業分担はどうなっていたのだろう。

 裏表紙を見ると浅生ハルミンはエッセイストでもあり、「私は猫ストーカー」「猫の目散歩」など猫をモチーフにした著作がたくさんある。すると本書も主として浅生ハルミンが書き、薬袋摩耶が医科学的なアドバイスをして出来上がったものだろうと納得しながら読み進めた。

 ところが、あとがきに薬袋摩耶が猫大好きで、エクレア教授のモデルは飼い猫のルナなどと披露している。素人探偵の下衆の勘ぐりは的外れであった。

 「真夜中に猫は科学する」は読みやすく、おもしろい。おすすめの本だ。

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本、パンデミック新時代 ネイサン・ウルフ著

 副題は「人類の進化とウイルスの謎に迫る」で、感染症が世界的な規模で流行するパンデミックについて書かれた本である。


 この本で、ウイルスは既知の生物の中で最も頻繁に変異をするとしている。そしてその変異の方法は2種類あって、一つは突然変異、もう一つは遺伝子再結合である。

 最近話題になったウイルスは豚インフルエンザと言われたH1N1だ。このウイルスは致死性は低いものの強力な感染力を持っている。このH1N1ウイルスの数カ所の遺伝子が変異しただけで強力な感染力を持った致死性の高いウイルスに変化するという。

 また、鳥インフルエンザウイルスと呼ばれているH5N1は毒性が非常に高いが感染性は低かった。

 このウイルス、H5N1が、豚インフルエンザウイルスH1N1ウイルスに感染した細胞に感染すると、両者の遺伝子が結合が起こることがある。これが遺伝子再結合である。この結果致死性の高い感染力の強いウイルスが出現することになる。

 未知のウイルスは動物からの感染がほとんどである。人口爆発により未開の土地が開発されていて、動物との接触が急激に増えている。そして都市部でもペットショプで輸入された動物が売られていて、新たなウイルスに感染する危険性は増えている。

 これらのようにパンデミックの可能性は日に日に拡大しているというのだ。
 
 現在拡大が続いている武漢発の新型コロナウイルス2019-nCoVについては致死性が低いと見積もられ、日本では危機感が薄い。春節の旅行者が減って観光地は大打撃を受けたという論調が多かった。武漢から遠く離れた北京市内でさえも規制により交通はまばらという状態とは大きな違いがある。新型コロナウイルスが多くの人に感染し変異を繰り返し致死性が高まっていくことを危惧しなければならないのである。
 
 ウイルスによるパンデミックについて初歩的な知識を得るのにおすすめの本だ。


本、新型インフルエンザとの戦い 私たちにできること
本、ウイルス 大感染時代

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本、ウイルス 大感染時代

 時流に乗って図書館から借りてきたのは、NHKスペシャルとして放送された、メガクライシス第3集「ウイルス”大感染時代”忍び寄るパンデミック」を書籍化したものだ。


 前に紹介した本「新型インフルエンザとの戦い 私たちにできること」がタイトルにはインフルエンザとあるが内容は感染症全般について述べている。対照的にこの本は大感染時代というタイトルであるが主に新型インフルエンザの脅威について書かれた本だ。
 
 毎年のように流行る季節性のインフルエンザは呼吸器へ感染するタイプであるが、鳥インフルエンザH5N1と言われている新型インフルエンザはこれとは全く異なり、感染は血液から肝臓、腎臓、脳など全身に広がり致死率は50%と言われている。この値は10%以下の致死率と見積もられている現在流行中の新型コロナウイルスと比較するとその危険性が理解できるというものだ。

 この本では東京都内で新型インフルエンザの患者が一人出た場合2週間で全国35万人に拡大すると見積持っている。そして最終的に死者は数百万人になる可能性があるとしている。

 今回の新型コロナウイルスの大流行にどう対応していくのかは、今後起こるだろう大災害、新型インフルエンザへどう対応していくかの良い訓練の場になるのではないかと思っている。

 感染症についての知識を持っておくことは現代において必要なことだと思う。そんなときの選択肢の一冊がこの本だ。さっと読める読みやすい本なのでお勧めする。


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本、新型インフルエンザとの戦い 私たちにできること

 世界保健機関WHOの職員である進藤奈邦子著、「新型インフルエンザとの戦い 私たちにできること」を図書館で借りてきた。


 この本はNHKで放送された「プロフェッショナル仕事の流儀」の書籍化である。

 脳外科医であった著者が現在、国連機関であるWHOで感染症対策に取り組む姿に興味が尽きない。

 書名にはインフルエンザとあるが感染症について全般的に書いてあり、2003年に今回と同じ新型コロナウイルスが世界規模で集団発生したSARSについても記述がある。

 この本の面白さは著者が体験したことが細部に渡って記述されていることであり、特に彼女が現場主義、現場に出ることが大好きという事もあって面白さが倍増している。

 それに加えこの本では何故医者を目指したのか、脳外科医としての挫折、内科医への転身、出産、医学博士号などのサイドストーリーにも共感できるものが多い。 また、ジュネーブにあるWHOの職場環境を読むにつけ、日本で女性が活躍していくことの難しさがよく理解できるようになる。

 あっという間に読み通すことのできるこの本、おすすめだ。

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