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ロティスリー・ティーズ・レイ

 横浜のみなとみらい地区は、新しい商業施設がどんどん建設され、賑わってきた。

 食事のできる店も多くなってきたのだが、のんびりと食事できる場所は少ない。人気店は長蛇の列だし、ざわざわとしていて落ち着かない。

 その中でロティスリー・ティーズ・レイはお薦めだ。横浜と桜木町のちょうど中間にあるというちょっとした不便さが静かな雰囲気によいのだろう。

 この店は横浜美術館に併設されたレストラン、ティーズ・ミュゼと同じ系列で、ロティスリーとあるようにロースト料理を得意としている。ローストチキンでも食べるかと出かけた。

 当日は雨、傘をさして桜木町からとぼとぼ歩く。こんな日は客も少ないだろうと思ったらやはり5組くらいしかいない。あまりうるさいのも困るが、あまりり静かで活気が無いのも寂しい、とはわがままなものだ。

 席に案内されて、まずこれ。



 雨の日はドリンクが一杯サービスだという。スパーリングワインを頂いて、思わずにっこり。テンションは上がる。

 パンが出てきた。



 まず前菜の盛り合わせ。



 グラスワインをいただき、



 次は黒板にあった魚介の串焼き。



 そしてお目当てのローストチキン、ハーフ。



 これらを二人で平らげたのだが、最後はお腹がいっぱいになりデザート抜きでコーヒー。

 店長が昔ティーズ・ミュゼでソムリエをされていた方。スタッフもフレンドリーで気持よく過ごせる。静かで、落ち着いているがカジュアルなこの店、支払額も二人で8、000円と手頃。お薦めだ。





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映画、ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅を見てきた。もう公開が終わりに近づいているようで17時20分の上映しか無い。

 サイドウエイの監督が撮ったこの映画、「当選したので100万ドルをお支払い致します」と書かれた手紙を信じ、ネブラスカまで賞金を受けとりに行くと言ってきかない父ウディと、彼を車で連れて行く息子デイビッドの物語である。



モノクロームで撮られたロードムービーの範疇のこの物語、旅の途中で立ち寄った街で旧友に会った父がだんだん正気を取り戻していくのだろうと読んで映画館に出かけたのだが、、、

 なら息子が成長していくのかと思ったら、、、

 この映画でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞したブルース・ダーン、痴呆症の父親を上手に演じている。映画は笑いとストレス発散と思っている私に痴呆症の映画など無縁と思っていたが、実際痴呆症の肉親を抱えている身になってみると、この映画がストレス発散になるから不思議だ。

 「そーだよなー」というシーンが沢山出てきて、自分の大変さを分かってくれる人がここにいるという気分になるから、ほっとするのだ。

 気分転換して、ちょっと優しくなれる映画だ。あまり大上段に構えず、ちょっとしたイタズラでも楽しんでみようかなと思っている。




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ゼッポリーニ

 フライパンで作るピザミックスをもらった。



 フライパンでピザ焼いて食べる気はしないなあと思ってほってあったが、いい考えが浮かんだ。ゼッポリーニを作ろう。

 ゼッポリーニはイタリアのナポリあたりで食べられている青のりをピザ生地に混ぜて揚げた、揚げパン。パルテノペで最初にスプマンテを頼むと出てくることがある。これが美味しくて大好きなのである。

 近所のスーパーで青海苔を購入し、



いざ料理開始。

 材料

 フライパンで作るピザミックス 200g
 青海苔 20g

 作り方

 ピザミックスの作り方に従って生地を作る。ただし水の量が100mlとなっていたが、少し緩めにするため140mlにした。

 発酵も必要なく、5分寝かせるだけで良いので簡単。青海苔を入れて。



 かき混ぜる。



 スプーンで3-4gをとって160度に熱した油で揚げる。時間は1分間。



 大きさ、油の温度、時間を変えながら揚げ、その場で試食。また条件を変えるということを繰り返したので、生地を使い切った時およそ半分は胃の中に消えてしまった。おやつのつもりだったが夕食もとても入りそうにない。

 さて、味のほうだが、まだまだ研究の余地がある。熱いうちなら食べられるが、冷えると油っこくてまずい。プロにはかなわないなーと思った瞬間であった。

 それでも少し勘所がわかった気もする。白い生地に緑がきれいなゼッポリーニ、表面にあまりこげ色がつかないようにしたい。そのためには大きさを小さくする。油の温度は160度(これが味に対して最適化どうかはわからない)時間は一分、というのが今回の最終条件。

 余っているフライパンで作るピザミックスがありましたら消費して差し上げます。







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タニタ キッチンタイマーの修理

 料理は科学だと信じている男の料理にタイマーは必需品だ。

 そのタイマーが壊れてしまった。修理することにする。



 タイマーはタニタの機械式。電池が不要なのが良い。これが動かなくなってしまったのだ。

 早速分解、本体から取り外し、背面のベルを取ると機械部分が見える。



 機械装置の故障は部品の破損か、油切れが多い。裏蓋を開けた時何も落ちてこなかったし、ざっと見たところ歯車なども問題ない。部品の破損はないようだ。



 ならばと、歯車の軸受けに注油したり、歯車を磨いたりしてみたが、動かない。

 2時間ほど粘ったがだめ。最後の手段は、、、丸洗いだ。



 無水エタノールにドブ漬けで洗う。驚いたことにエタノールをかけた途端に動き始めた。液体の中でである。

 ゴミがこんなに出た。



 液を取り替え3回ほど洗ったらエタノールが汚れなくなった。ドライヤーでしっかり乾かし、軸受けにほんの少しWD-40を注しておく。

 精度もそれなりに出ているので、使えそうだ。

 修理に行き詰まったら電子装置だったら洗剤をつけて水で丸洗い。機械装置だったらガソリンで丸洗いという戦略は21世紀になっても正しいのだろう。

 さて、カモのコンフィに取り掛かるとするか。




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映画、ラッシュ

 ぜひ見たいと思っていた映画「ラッシュ」。気がついたらもう公開も終わりに近づいたのだろう、夕方の4時からしか上映していない。早速109シネマズに出かけた。

 この映画は1970年代のF1レースの実話を元にしていて、余り見る人も少ないのだろうと思っていたら、幅広い世代の観客で満席だった。

 主人公はニキ・ラウダとジェームス・ハント。彼らはF3時代からのライバルで、1976年にドライバーズチャンピオンを激しく争っていた。



 すでに5勝をあげリードしていたラウダだが、第11戦ドイツGPで瀕死の重傷を負う。

 年間チャンピオンは絶望的と思われていたラウダだが奇跡的に回復し第12戦イタリアGPに出場、4位に入賞した。その後ハントが2勝し、タイトル争いは富士スピードウェイでの最終戦に持ち込まれた。

 私にとってF1レーサーはと言うとジム・クラークとグラハム・ヒルになる。ところが工学系の大学に入った頃から興味はメカニカルなものになり、プロトタイプレーシングカーだった。R381やトヨタ7を見て日産やトヨタに就職した同級生がいたものだ。

 そんなわけでニキ・ラウダとジェームス・ハントをリアルタイムで見ることはなかったが、もちろん名前は知っていた。彼らがこんなドラマを持っていたとは知らずに見たラッシュだが、まるで映画のような話で、楽しむことができる。

 実話だから美化されているきらいはあるが、おすすめの映画だ。



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