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納豆と食文化

ベジタリアンのインド人を日本に迎えて食事に困った話を以前にしたが、その続きである。

 厳格なベジタリアンのインド人が日本で食事しようとすると非常に困る。肉や魚はもちろん海産物も駄目だとすると食べるものが無い。ご飯ぐらいしか食べるものが無いのだ。毎日昼食にヨーグルトご飯を食べていたが、あるとき納豆を見つけた。

 これは何かというから、豆を発酵させたもので匂いが強いから駄目だろうと言ったのだが興味しんしんである。しきりに匂いを嗅いでいたが食べてみると言う。醤油をかけてご飯の上にかけ食べ始める。問題ないと言うのが彼等の第一のコメントであった。

 日本人同士でも納豆の食べ方で話題が膨れ上がる。もっとも英語でやるから膨れ上がると言うのはちょっと誇大な表現ではあるが。

 ご飯にかけて食べる派はご飯と納豆をぐちゃぐちゃに混ぜて食べるという。卵があれば最高だとも言う。私は納豆だけを食べる派で少数派であったが、茶碗をよごすのが嫌い派でもある。ただ両派共一致したのが食べる前に良くかきまわし糸を引かせること。

 我々の話をじっと聞いていたラジャットさんが納豆ご飯をぐちゃぐちゃとかき回し始めた。だ、駄目だよ、それは、、、、、気がついたときは手遅れで、そこにはカオスが出現していた。

 基本的に彼らは手を使って食事をする。よく言われているように右手だけを使って。そして食器を手に持つことは無い。さあ想像してみよう究極の混沌を、、、

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