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地デジテレビのPCモニター化

 さて、テレビ中毒脱出作戦開始だ。

 シャープの22インチ・フルハイビジョン・テレビLC-22K3を購入したのは、ラップトップPCの外付け表示用に使うためであった。ディーリングルームのように液晶パネルをずらっと並べるのが夢だったのである。

 ところが、このテレビの購入までは、ほとんどテレビを見ない生活を送ってきた私が、テレビのバラエティー番組にはまり、挙句の果てには雪の女王やら、華麗なる遺産やらで、ブログを更新する暇も無い。これではいけないと、さっさとPCに接続することにした。

 PCはDELL社のstudio15にwindows7。このPCにはATI社のMobility Radeon HD4570というグラフィックス・アクセラレータが搭載されている。

 ハードウエアの接続は簡単。HDMIケーブルを購入し、PCとTVを接続するだけでPCはTVを認識する。後は、PCとTVの設定だ。

 まずPCの設定。

 PCに外付けディスプレイを接続した場合、PCと全く同じ画面をTV上に出す「表示画面を複製する」モードと、PCとTVの画面が横につながったように表示する「表示画面を拡張する」モードがある。

 PCでブルーレイディスクを再生し、これをTV側に表示しながらPCの画面上でメールチェックをすることも出来る「表示画面を拡張する」モードに設定することにしよう。

 「表示画面を拡張する」モードに設定する手順は以下のとおり。

 1.デスクトップ上で右クリック。画像の解像度を選択すると、こんな画面が現れる。

画像の解像度


 2.丸の中に1,2の表示のある青い部分がディスプレイを表していて、2つ見えているのは、当然ひとつはPC内蔵ディスプレイで、もう一台がHDMIで接続されたSHARPのテレビをあらわしている。

 3.丸1あるいは丸2をクリックし、ディスプレイ(S):が外付け液晶になるようにする。
 4.複数のディスプレイ(M):から「表示画面を拡張する」を選ぶ。

 これでTV側でHDMI入力を選択すれば、PCの画面が映るようになる。PC上のウインドウをTV上へドラッグしたり、自由自在だ。実際のPCの位置とTV位置、つまりPCの右にTVがあるか左にあるかによって上の画面で丸1、2の位置を調整する。これはドラッグすることで簡単に変えることが出来る。

 さてTVの画面を見てみよう。文字がなんとなくぼんやりしている。それに画面の周囲に1センチ弱くらいの黒い枠がある。

 何が起こっているかと言うと、まずPC側で、実際にはATIのドライバーが、画面を少し小さくして送っている。つまりアンダースキャンで送っているわけだ。理由は分からないが、昔のCRTでは端が切れてしまうことがあったからなのではないかと思っている。だから画面の周囲に黒枠が現れるし、縮小の影響で文字がぼんやり見えることになる。

 その上TV側にも問題がある。HDMI経由で送られてきた画像を出来るだけ大きく表示しようと、拡大するので、ここでも画質の劣化が起こる。TV側のこの機能も停止する必要がある。

 SHARPのこのテレビでは、リモコンのツールボタンを押すと「画面サイズ」の設定を変更することが出来る。購入時点では「フル」になっているのでこれを「Dot by Dot」に変更する。これでPCから送られてきたそのままの画面を表示することになる。

 さて、TV側の設定が出来たら、PC側のアンダースキャンを停止しなくてはいけない。上の画面のなかの詳細設定をクリックし、ATI Catalyst Control Centerを選び、グラフィックス->ディスクトップとディスプレイを選び、下方にある対象機器の黒い三角を左クリックすると設定画面が現れるので、スケーリング・オプションを選ぶとこの画面が現れる。


スケーリング・オプション

 スケーリング・オプションのスライドバーを0にすれば設定終了。

 音声もHDMI経由で送ることが出来るので、PC画面の右下にあるスピーカー・アイコンを右クリックし、再生デバイスを選択すると下の画面が現れる。

再生デバイス

 ATI HDMI Outputを右クックし「規定のデバイスとして設定」を選択してやればよい。

 あれっ、もう「踊る!さんま御殿!!」が始まっている。今日もここまでにしておこう、、、、、、



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エコポイントの陰謀

 テレビのアナログ放送が終了したら、もうテレビは見ない。

 、、、、というのがついこの間までの私の人生の方針であった。どのチャンネルもバラエティ番組ばかりでつまらない。実際、最近ほとんどテレビを見ることもなくなってきた。そんなわけで、デジタルへの切り替えをちょうどよい機会として、テレビの無い生活に突入するはずだったのが、、、、、

 11月に入ったある日曜日、近所のヤマダ電機にプリンター用紙を買いに行ったとき、テレビ売り場の前を通ったのが転落の始まり。シャープの22インチ・フルハイビジョン・テレビが39800円だという。おまけに今月中だとエコポイントとして7000円かえってくると言うではないか。

 元来、シャープの製品からはイオンやらプラズマやらが出てくるらしいということで、昔PC-1210という電卓を買ったのを最後に、我が家ではシャープの製品は一切購入対象にしていなかったのである。

 ところがこの製品は22インチでフルハイビジョン。PCのモニターに使えそう。少し心が動く。

 実は、この春購入したノートPCの液晶が15インチのフルハイビジョン仕様。これが文字が小さくて年寄りには見にくいのである。幸いHDMIインターフェイスもついているし、外付け液晶パネルを探していたのだ。

 イオンか何か知らないけれど、出てきても窓を開けて使えば、そんなに問題になるまい。大分心が動く。

 店員が叫んでいる。「今月中、、今月中でないとエコポイントが半分になります。」結局、転落するのに時間はかからなかった。シャープのLC-22K3を片手に、心うきうきと帰路につく私がいた。最近のテレビは22インチでも5キロ程度の重さ。片手で軽々とだ、、、、、

 家に帰り、それまで使っていたアナログ放送用のUHFアンテナとBS用のアンテナを接続したら、万事OK。簡単なものである。アナログに比べ格段に差が有る画質の地デジもなかなかのもの。

 その上、一週間だけらしいが有料のWOWWOWやスターチャンネルをただで見ることが出来る。これがなかなか楽しい。劇場で見たことのある洋画が多いのだが、ディテールはほとんど忘れている。これは近頃習得したスキルだが、同じ映画を何度見ても初めて見るかのように楽しむことが出来るのだ。

 一週間洋画漬けになり、テレビっ子に逆戻り。もう一週間WOWOWを見続けたら、きっとWOWOWの契約をしたに違いない。まったく危ないところであった。

 おっと、フジテレビのネプリーグがはじまってしまった。今日のブログはここまでとしよう、、、、

 



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映画、瞳の奥の秘密

 年が押し詰まってくると、クリスマス映画が沢山公開される。クリスチャンで無い私にとってあまりぴんと来るものは少ないが、縁起物と見に行くことが多い。まあ、初詣に明治神宮と浅草寺に行く私だから特に矛盾は無いと思っている。

 今年の第一弾は恵比寿ガーデンシネマで見た、文字通りクリスマス・ストーリーだった。これがフランス映画とクリスマス映画と言う、私にとって二重苦の二乗のような映画でさっぱり、リベンジを誓ったものだ。

 そこで、予告編を見てよさそうだと思った「やさしい嘘と贈り物」を見に飯田橋のギンレイホールに出かけたのだ。ここは封切りから半年ほど後にミニシアター系の映画を二本立てで見せてくれる映画館である。「やさしい嘘と贈り物」と同時上映は「瞳の奥の秘密」。この映画は予告編も何回か見たが、犯罪系の映画と判断し、見ていなかった。

瞳の奥の秘密



 土曜日、早起きして11時35分の「瞳の奥の秘密」から見始めたのだが、これがすごい。まずこの映画から紹介しようと思うほど良い映画であった。

 「瞳の奥の秘密」は1974年と2000年のブエノスアイレスを舞台にしたアルゼンチン映画。

 74年はペロン大統領が亡くなった年。ペロンを引き継いだ政権は、目障りな知識人や政治家、ジャーナリストを次々と暗殺することになり、この映画は司法が全く機能しない状態だった時代を背景にしている。

 2000年、刑事裁判所を退職したベンハミンが、25年前の殺人事件を下敷きに小説を書き始める。

 新婚の銀行家、モラレスの妻が強姦殺人の被害者。ベンハミンは上司の女性検事イレーネとこの事件を担当することになる。警察はテラスを修理していた二人の職人を逮捕し、拷問により自白を引き出した。しかし、犯人は別にいるとの手がかりを得たベンハミンはモラレスの妻の知人、ゴメスを追うことになる。

 権力が犯罪者を便利に使い、政敵の暗殺をためらわなかった時代。政権に取り込まれたゴメスに対し、正義はなされるのか。

 この映画はストーリーが非常に緻密。ミスリーディングなプロットははさんでないし、首尾一貫している。映像も、列車の窓への映り込みなど、細部まで気配りがある。それになにしろ結末が良い。お勧めの映画だ。

 アルゼンチンはこの後1976年から1982年まで軍政に入り恐怖政治とハイパーインフレを迎えることになる。軍政末期1981年に一ヶ月ほどブエノスアイレスに滞在したが、レストランのメニューの価格が鉛筆書きで、毎日上がっていった記憶が懐かしい。ブエノスアイレスの風景とスペイン語に浸った2時間でもあった。



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ゆずシロップ

 2年ぶりに今年はゆずが豊作だ。

ゆず


 去年は全く結実しなかったが今年のゆずは大きいし、数も沢山とれた。大体一個200グラム弱だからかなり出来は良い。それに、ほったらかしだから、無農薬であるのは保証つき。

ゆず


 さっそくゆずの砂糖漬けを作る。

 きれいに洗ったゆずの皮を4分の一に切り、実とわける。

ゆず


 その皮を薄く切る。

ゆず


 中の実はまず半分に切って種を取り出し、4分の一に切る。

ゆず


 ゆずの皮と実の重量を足したものと同じ重量の氷砂糖を用意し、氷砂糖、ゆず、氷砂糖、ゆず、氷砂糖、ゆず、氷砂糖、ゆず、氷砂糖、ゆず、氷砂糖、ゆず、、、、と入れていく。

 それから毎日一回はよくかき混ぜてやると5日ぐらいで出来上がり。

ゆず


 お湯で割ると、ゆず茶のできあがり。火を入れていないゆずの香りがとても良い。

ゆず


 とった種はアルコール漬けにして、ローションの代わりに使うらしい。ただし、食物を皮膚につけるとアレルギーになるという迷信を信じている私は使わない。

ゆず


 このゆずシロップ、糖度が50%と高いので、冷蔵庫で保存すればずいぶん持つ。簡単でおいしいのでお勧めだ。



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氷川丸、2010

 だんだん日が短くなり、また、ひなたぼっこの季節がやって来た。

氷川丸

 これは、横浜の山下公園の氷川丸を係留している鎖。

 この1960年に現役を引退した貨客船、氷川丸を化粧直しをし、現在再び内部が公開されている。2006年に公開が中止されるまで入場料が800円だったので、中に入ったのはただの一度だけ。それが現在は入場料が200円と大変入りやすくなった。

 東京からのお客様を案内して、改修後はじめて乗船。

氷川丸

 北太平洋航路の乗客気分で、デッキチェアから横浜港を眺める。

氷川丸

 しかし80年前に作られた氷川丸の見所はなんといってもエンジン。一基5500馬力というジーゼルエンジンの巨大さ。クランク部分がガラス窓になっていて見えるようになっていて、これが動くとは信じられない巨大さだ。機構的にもピストンの両側に燃焼室があると聞くと、成る程そういう手もあるかと感心する。もっとも燃焼室そのものを見ることが出来るわけではないが。

 少し残念なのは、以前あったCAFE CABINがなくなったこと。この次はドトールでコーヒーを買ってから乗船しようと思っている。


氷川丸

帰りがけに見たら日向ぼっこのメンバーが変わっていた




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一路西へ、鷲神社、一の酉

 今年の一の酉は11月7日、日曜日。大安でもある。

 この不景気、お金が天から降ってきたら熊手でかき集めようと、東京の下町、千束にある鷲神社、おとりさまに出かけた。備えあれば憂いなしと言うことだ。

 正面向かって左からのほうが入りやすいので、そちらに並ぶ。

2010鷲神社、一の酉

 天気もよく、歩けないほどの人出。それでも15分ほどで参拝を終えた。

2010鷲神社、一の酉

 熊手御守をいただき、たしか去年は800円だったはずとインフレを実感する。そういえばインフルエンザの予防注射もしなくてはいけない。

 境内には沢山の熊手が売られていて、ここも人ひと人、、、、

2010鷲神社、一の酉


 あちこちから威勢の良い手締めのかけ声が聞こえてくる。

2010鷲神社、一の酉

 今年は二の酉が11月19日の金曜日。やはり大安だそうだ。暇で、お金の欲しい人はお出かけになったらどうだろう。



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通仙峡、紅葉2010

 紅葉狩りの最後は毎年山梨県にある通仙峡だ。

 通仙峡の紅葉はだいたい10月中旬から下旬にかけてが見頃なのだが、今年は季節はずれの台風14号が10月30日に日本を直撃。やむ得ず11月3日、文化の日に出かけた。

 紅葉にとっては雨と風が一番の天敵なので、今年はあまり期待できないと思っていたら、落葉はまだ始まっていない。例年の2週間遅れ、猛暑の影響かもしれない。

 通仙峡の写真を撮るには午前中に現地に着く必要がある。12時を過ぎると谷間に日光がささなくなってしまう。いつもより30分早く出発して休憩なしで走り続け、11時に到着。絶好の写真日和。

通仙峡、紅葉 2010

 

 本谷川渓谷からみずがき山自然公園への分岐点にある駐車場周辺の紅葉を定点観測。去年の10月30日の写真と比べると判るように、まだ少し早い。今週末がベストかもしれない。

通仙峡、紅葉 2010


 通仙峡の紅葉が少し早いときは、その奥のみずがき山の紅葉が見ごろ。

通仙峡、紅葉 2010

 この白樺も定点観測。今までの最高の紅葉。

通仙峡、紅葉 2010


 これで秋は終わり、冬支度にとりかかることになる。スタッドレスの出番も直ぐだ。



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