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あれが乗鞍岳だ

 朝からの吹雪が急にやみ、いきなり視界が広がる。

乗鞍岳

 そんなときは滑るのをちょっとやめ、写真をとったり景色を楽しんだりする。しかし気が重くなるのが、必ず次に来る質問。

 「あの山、なんて名前?」

 格別山男でもない私に山の名前など聞かれたって、と思うのだが、頭の中でこのあたりの高い山をスキャンし、あいまいな方向に指をさし

 「あれが乗鞍岳だ」

 と自信たっぷりに答える。

 家に帰って真っ先にやることがgoogleマップで調べるのだが、これがなかなか難しい。そんなときに役に立つのがカシミールというソフト。カメラの位置を設定し、任意の方向を撮影した画像を合成することが出来る。そのうえ、ピークの名前も表示してくれるからお誂え向けのソフトだ。

 野麦峠スキー場のラビットリフトの終点から見た乗鞍岳方向を合成してみる。

乗鞍岳


 まさしくこれだ。この次は、

 「二つピークが見えるだろ。あの右側が乗鞍岳。その左が大日岳、その手前の、、、、」

と、また吹雪が始まるまで薀蓄が延々と続くことになる。



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映画、アンストッパブル

 冬場は雪国で過ごすことが多いので、映画館にでかける回数が減る。

 ところが突然の発熱。検査ではインフルエンザではないと言うことだったが、8度5分の熱が4日も続いた。そんなわけで2週間ほどおとなしくしてから、リハビリのため街中に繰り出した。

 そうなれば当然映画と言うことになるが、今回の選択はアンストッパブル。予告編の印象が良かったのと、上映時間が1時間半と短いのも今の体力を考えると最適ということだ。

アンストッパブル


 実話を基にしたというこの映画、危険物を積載した暴走列車が人口密集地区に近づいていく。どうやって大惨事を防ぐか。

 主役はデンゼル・ワシントンとスタートレックのクリスパインだが、私にとって本当の主役は巨大なジーゼル機関車。この鉄の塊が暴走する圧迫感が見事に表現されている。この感覚は氷川丸のエンジンを見たときに感じたものと通じるところがある。

 登場人物の家庭事情なども描かれているが、プロットは暴走する列車。これに尽きる。それでも操車場長を演ずる女性のかっこよさがこの映画を寄り魅力的にしている。

 この映画は鉄の塊の重量感を感じることの出来る大画面と、列車の走行音がどきどき感を高める音響設備の整ったところで見ることをお勧めする。

 久しぶりのストレス発散に最適の映画。それでも、病み上がりの私はぐったり疲れて映画館を後にした。


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