昨日はkazahanaのお月見コンサートでした。
kazahanaとして活動をはじめてから今年で4年目。
主に施設や病院などのボランティア演奏を中心に演奏していますが、kazahana主催の単独コンサートはこれが初めてです。
4年目にして初の単独コンサートでした。
今年中には初の単独のコンサートをやりたいものだ、と常々話はしていたのですが、なかなか氷見市内には手頃な会場が無くて話が進んでいませんでした。
そこに先月、氷見市役所の方から「朝日山公園休憩施設」が7月にオープンしたので、そこでミニコンサートをやってみないかというお話をいただきました。
準備期間は1ヶ月もありませんでしたが、チラシやポスターは市役所の方が何とかしてくれるということでしたので、大慌てで写譜や演奏に集中して準備作業にかかりました。
この「朝日山公園休憩施設」ですが、1週間前に「ライアー」というイギリスの竪琴の演奏家のコンサートがこの場所で開催されたので、下見がてら聞きに行って来ました。
40人は入れる施設で、移動可能な木のベンチとテーブルが置いてあります。
ドーム型の高い天井の効果か、小さなライアーの音でも大変気持ちよく建物全体に反響して、これは音響は全く必要ないと思いましたので、この日も音響は無しで生音勝負、MCのみマイクを使わせて頂きました。
午前中は津軽三味線富山教室。
この日は見学者が一人あって、次回からレッスンに来られることになりました。
津軽三味線教室は着実に生徒さんが増えていますが、尺八を習いたいという方はいまだに皆無。
何とかkazahanaのコンサートを聴いて尺八を志す若者が出現しないものかと思います。
午後に自宅へ戻り、大慌てで準備をして会場の朝日山公園へ向かいます。
テーブルを撤去してベンチを並べて、LEDのランタンも設置して何とか準備完了。
コンサート前に大汗をかいてしまいました。
市内の小高い山の上なので、夜景もバッチリ。
なかなか良いスポットです。
オープン前の状態はこんな感じです。
季節柄秋の歌や月の歌をメインにして、と思いましたが、インパクトのある曲がもう1曲欲しかったので、箏と胡弓の合奏用に書かれた「ちいさい秋見つけた」の胡弓パートを尺八に書き直して、これをオープニングにすることにして、師匠の鯨岡先生作曲の「月ノ雫」を休憩明けの曲に。
あとは私達のお気に入りの曲を並べて、1時間30分のプログラムにしました。
曲数はいつものボランティア演奏の約2倍。
こんなセットリストでした。
・ちいさい秋みつけた
・荒城の月
・花は咲く
・赤とんぼ
・ふるさと
・夏の思い出
・川の流れのように
休憩
・月ノ雫
・海の声
・春よ、来い
・君が好き
・糸
・365日の紙飛行機
・いつでも夢を
アンコール
・アメージンググレース
・旅愁
今回本邦初公開だった曲が「ちいさい秋みつけた」の他にもう1曲。
「君が好き」は、西野カナさんの曲です。
カナやんファンの私が無理にお願いしてプログラムに加えました。
ピアノピースから、箏と尺八にパートを分けて演奏しましたが、なかなか良い出来でした。
画像は、私の津軽三味線の生徒さんが撮ってくれました。
今回、準備期間も周知期間も短かったので、はたして何人来てくれるかなと心配だったのですが、予想に反して60人は来て頂けたようです。
プログラムはかなり余裕を見て60部用意したのですが、足らなかったそうで、嬉しい悲鳴でした。
皆さん、喜んで頂けたようで、帰り際にたくさん暖かい声を掛けて頂けました。
来年もぜひこの施設でミニコンサートをやりたいと思います。
出来れば小さい子達にも聞かせてあげたいという声もありましたので、曜日や時間帯も含めて今後の課題にしたいと思います。
天気が良ければ、休憩の時間に外へ出て月を愛でてもらおうと思っていたのですが、あいにくの天気で月は姿を見せず残念でした。
コンサート終了後は自前で後片付けをして、無事お月見コンサートは終了しました。
来年またやります。
皆さんお楽しみに!
「10月12日追記」
10月11日の北日本新聞に記事が載っていました。
さすがプロ、上手な文章で勉強になります・・・脱帽。
おめでとうございます。
お二人の演奏を聴いてみたいですが
どこかに公開されているでしょうか?
知人が動画を撮っていたようですので、近々暇を見てYouTubeにアップしたいと思っています。
またアナウンスしますので、お待ち下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。