三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

全国大会雑感

2011年05月14日 05時13分22秒 | 津軽三味線
青二才の私ごときが偉そうなことを言える立場ではありませんが、最近の全国大会を観戦していて、気になることがいくつかあります。


まず1番目、ステージに入るとき、退出するときの挨拶のない人がいます。
さすがに自分の順番が来て椅子に座るときの挨拶の無い人はほとんどいませんが、ステージの出入りの際の挨拶もしっかりして欲しいです。


次に、演奏の姿勢です。
とにかく手元を凝視して、ほとんど正面を向かない人がなんと多いことか。
ウチの教室は勘所マーク禁止で、手元を見ても仕方ないのであまり手元を見る人はいませんが、感心できることではありません。
チラ見くらいなら許せますが、顔が完全に横を向いていてはねぇ・・・・・
いくら演奏が素晴らしくても、いったい誰の方を向いて弾いてるのですかと聞きたくなります。


もう一つ姿勢で、こんな事を言うと性差別だとか言われそうですが、、、
女性で、だらしなく足を開いて弾く人が、これまた何と多いことか。
中には男性と同様に大股開きで弾く人も見受けられます。
弘前も金木も、優勝者はきちっと膝を揃えて演奏されていました・・・かっこいい!
こういうところもしっかりと見習って欲しいと思うのは私だけでしょうか。
私のようなおっさんでも、夏祭りなんかで浴衣で津軽三味線を弾くときはしっかりと膝を揃えて弾きますよ・・・あんまり関係ないか・・・・(^^ゞ)


次にこれは声を大にして言いたいのですが、商品名セリートとも言われる棹拭きの布、あれは雑巾とも同じレベルのものです。
セリートを膝の上に置いたまま演奏する人が多々見られます。
お客さんに雑巾を見せているようなもの、絶対にやめて欲しいです。
椅子に座ったら尻の後に隠して、客席からは見えないようにするのがマナーです。
長唄などをされる人から見ると、耐えられない行為なのだそうです。
だから津軽三味線は・・・・と言われる一因でもあるそうです・・・・(^^ゞ)


もうひとつ。
天神キャップ(カバー)を付けたまま演奏される人も結構いらっしゃいます。
あくまでも天神キャップというのは、普段の練習や持ち運びの際に天神を保護するためのもので、人前で演奏するときははずすのがマナーです。
正式な場で帽子をかぶったまま演奏したり、スピーチをしたりってのは失礼ですよね、それと同じ事です。


このような事項も採点の基準に加えてもらえれば、マナーが向上するかもしれませんね。
おいそれと大声で言えるような事でもないので、こっそりと自分のブログに書いてみました・・・・チャンチャン。

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2 コメント

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マナー (masudax)
2011-05-16 09:55:50
どの世界にもマナーはあるのですね。
シールべたべた棹凝視、布を膝上、天神キャップつけたまま・・・全部やってます。
まだステージに上がったことは無いのですが、将来の参考になりました。
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♪masudaxさん (くまりん)
2011-05-16 12:14:04
ありゃまぁ、全部乗せでしたか・・・
あと大股開きの女の子だったらパーフェクトだしたね。

津軽三味線の教室では厳しい先生とそうでない先生は両極端のようです。

津軽三味線が伝統芸能と呼ぶに値しないという人たちがいるのも、このような事があるからのようです。
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