一昨日の早朝、我が家の長老「ちび」が天に召されました。
1999年の6月生まれ、享年17歳と6ヶ月でした。
長生きしたものです、お疲れ様でした。
「ちび」は私達が氷見市へ引っ越してくる前の高岡市に住んでいたときからずっと一緒に暮らしていた猫です。
家内の実家で3匹の子猫が生まれて、最後まで引き取り手のなかったこの女の子を我が家で引き取ったのが1999年の8月でした。
当時の我が家には先代の猫がいたので、ちっちゃくて可愛らしいからと「ちび」と名付けたのが大間違い。
どんどん大きく逞しくなって、我が家を訪れる人には男の子だと思い込んでいる人も多くいました。
家の前を通学で通る中学生にはとても猫には見えなかったらしく、指をさされて笑われたこともしばしば。
しかし、ずっと我が家の家長猫として、新入りの猫と遊んであげたり、なめ回してあげたりと、おとなしくて実におおらかな性格の猫でした。
体重が増えすぎたのが災いしたのか、2~3年前からは足の関節が痛かったらしく、歩くのが大変そうでしたが、老いてもますます食欲は全く衰えず、元気一杯でした。
家内の実家の母猫も昨年亡くなり、他へ貰われていった兄弟も既に他界して、「ちび」だけが頑張っていたようです。
今年に入ってから鼻水がひどくなり、くしゃみを繰り返していて、獣医さんにも行きましたがなかなか良くなりませんでした。
それでもまだまだ元気だったのですが、先週から急に食欲がなくなり、一昨日の早朝に眠るように息を引き取りました。
昔の写真を探して、年代順に並べてみました。
2001年、「もも」(既に他界)といっしょに。
2003年まだまだ若い頃です。
2006年
2007年
2008年、お得意のポーズです。
2010年
2011年、「カナ」(既に他界)といっしょに。
17年遡って1999年8月、生後2ヶ月の頃の写真です。
一時多いときは7匹もいた我が家の猫たちですが、3匹になりました。
残された3匹も10歳を越えた猫が1匹、残りの2匹もそろそろ10歳ですので、猫人生半ばを過ぎています。
私達も次第に老いていくので、今から新入りを受け入れても最後まで面倒を見ることが出来ないと思いますので、これから増えることはないと思います。
存在感の大きかった「ちび」がいなくなって、何だか心にぽっかりと穴が空いたような気持ちです。
3匹の猫たちも昨日今日とちょっとおとなしいような気がします。