昨日は富山県芸術文化協会主催の「富山県芸術祭祝祭公演」ということで、平日なのに昼から富山県民会館へ向かいます。
出番は1曲だけ、たった5分なのですが、午後からゲネプロ、その後6時半から本番ということで、ずっと待ち時間地獄でした。
演奏曲目は何のことはない「南部俵つみ唄」なのですが、踊りの先生が「こんな前奏を入れて欲しい」といって持ってこられたテープは、なんと笛のソロから始まるアレンジのもの。
本当は鼓が入っていたのですが、鼓は無いので完全に笛のソロで10数秒。その後素速く尺八に持ち替えて唄のフレーズを吹かなくてはなりません。
笛のソロなければ完全に踊りメインなので、楽勝パターンの筈だったのですが・・・
その昔、アンサンブルコンテストでホルンのソロから始まる曲を吹いたときのことを思い出しました(^^ゞ
いくら何でも出だしの笛のソロは緊張します。
それも満員の観客、そして関係者ばかりなので緊張×2です。
この日の唄の高さの笛は2本持っているのですが、音が出やすい方の笛はちょっとピッチに不安が・・・
ピッチが正確な方の笛は歌口の形状なのか、ちょっと音が出にくいのです。
究極の選択で、ピッチの正確な方にしたものだから、出だしの音がすっと出るかどうかはバクチみたいなもので、久々に極度の緊張感を味わいました。
やはり自然体でないとダメですねぇ。
ゲネプロの時は案の定出だしの音が出なくて、ちょっとごまかしましたが、本番は何とかセーフ。
やれやれでした。
で、無事終了してホッとしていたら、来年正月早々に同じ曲・同じメンバーでもう一度ステージがあるのだとか。まだまだ私のプレッシャーは続くのでした。