三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

こまつ民謡まつり

2011年10月24日 10時27分08秒 | 津軽三味線

昨日は「こまつ民謡まつり」に出演してきました。
2週続けての小松通いです。

9時集合ということで、逆算すると7時半には家を出なくてはなりません。
ということは6時半起きということで、先週に続いてめったにしない早起きをしました。




これはフィナーレの津軽小原節。
貫松栄師の唄、私の師匠の三味線、貫松栄師の奥さんの太鼓です。


私の出番は5曲
・津軽じょんから節中節・・・太鼓
・津軽よされ節・・・太鼓
・南部俵つみ唄・・・三味線
・津軽じょんから節合奏曲・・・三味線
・津軽あいや節・・・三味線

欠席者と遅刻(これは私の師匠)者がいたもので、当初の予定から急遽変更になってじょんから中節とよされは太鼓を叩くことに・・・。
小規模なイベントで叩いたことは何度かありますが、こんな1000人も入ったホールでの太鼓は初体験。平静な顔を装っていましたが、実はかなり緊張していました。
中節はなんとか大丈夫でしたが、貫松栄先生のよされは前弾きから唄にはいる太鼓が予想以上に長くて、ちょっとビックリして1~2秒間固まってしまいましたが、こちらも何とか終了、大汗をかいた太鼓でした。

南部俵つみ唄は1尺6寸なので、「かせ」を用意するように言われていました。
自家製で作る方もおられるようですが、ネットでさがしてみるとサワリのねじ付きの「かせ」があったので即注文して、この日はじめて使ってみました。
サワリの調整はちょっと微妙ですが、しっかりサワリもついてすぐれものです。
構造の割りにはちょっと値段は高いけど・・・
詳細はこちら




津軽あいや節は踊りの地方です。
師匠のところで弾いている前弾きとは手が違うので、直前に大慌てで覚えましたが、何とか大丈夫でした。

小松市公会堂は控え室からステージまでが遠いので、疲労が結構足に来ています。
普段車での移動ばかりであまり歩かないので、脚力がかなり衰えてきているようです。
ちょっと運動しないといけませんねぇ。


夜は大慌てで富山に帰ってきて、県の芸術祭のリハーサル。
南部俵つみ唄1曲だけなのですが、私は津軽三味線ではなく、笛と尺八担当。
笛と尺八を途中で持ち替えて吹かなくてはなりません。
曲が始まる冒頭部分に、笛と太鼓のソロが10秒ほどあるのですが、これがまた緊張します。
本番は今週木曜日、上手くいくようにしっかり練習しておかなくては・・・

かくして先週末も民謡漬けで終わったのでした。

コメント
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