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総選挙 きょう公示、31日投開票へ短期決戦 和歌山3区は過去最多4人出馬へ 〈2021年10月19日〉

2021年10月19日 08時30分00秒 | 記事

 第49回衆議院総選挙は、きょう19日に公示され、31日投開票まで12日間の選挙戦に突入する。和歌山3区は平成8年総選挙から導入された現行の小選挙区制になって以降、最多となる前職1人、新人3人の計4人が立候補を予定。圧倒的な組織力、豊富な経験、実績に優る前職に、新人3人がどう挑むか。

 立候補を予定しているのは、自民党前職で前幹事長の二階俊博氏(82)=御坊市、当選12回=、共産党新人で党地区常任委員の畑野良弘氏(61)=串本町=、政治団体・新党くにもり新人で代表の本間奈々氏(52)=田辺市=、無所属新人で元不動産会社員の根来英樹氏(51)=田辺市=。3区の選挙人名簿登録者数は9月1日現在で25万856人(男11万7122・女13万3734)。
 二階陣営 19日午前7時30分から御坊市の小竹八幡神社で必勝祈願を行い、有田、御坊、田辺、串本、那智勝浦、新宮の順で出陣式を行う。御坊事務所は午前11時から行い、来賓等が激励したあと、二階氏が第一声を上げる。推薦団体は1200以上あり、後援会はじめ県議や市町村長、市町村議らがフル回転で支持拡大に努める。幹事長を歴代最長5年以上務めた二階氏にふさわしい過去最高得票で圧勝をめざす。
 畑野陣営 午前10時30分から田辺市下万呂、国道42号線沿いのファッションセンターしまむら前で第一声。共産党・高田由一県議、市民連合田辺西牟婁の山本智久氏のあいさつのあと、畑野氏が訴え。その後、旧田市内を巡回し、8カ所で街頭演説。「だれ一人 とりのこさない あたたかい政治」、「命と暮らしを第一に考える政治へのチェンジ」を訴え、支持を呼びかける。日高地方入りは21日、26日、29日を予定している。
 本間陣営 田辺市の本宮大社で必勝祈願の後、午前10時45分から闘鶏神社で出陣式を行い、JR田辺駅前で街頭演説。新宮市や那智勝浦町、串本町、御坊市、有田地方などを巡る予定で、各地で街頭演説して国防力強化や消費税増税反対、デフレ脱却へ向けた積極財政で内需拡大などを訴える。
 根来陣営 19日午前11時からJR御坊駅前、午後2時からJR田辺駅前弁慶広場で第一声を放ち、有田郡、日高郡、御坊市を街宣する。
 昨年4月の由良町長選で敗れ、次は国政の舞台へ。知名度が低く厳しい戦いが予想されるが「国民のための政治、国民のための経済、国民のための財政」実現に全力で取り組む。支援組織がないため、由良町長選と同様、選挙区内を駆けめぐり支持を訴えていく。


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