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JOC中学バレー県選抜メンバー決まる 〈2021年10月8日〉

2021年10月08日 08時30分00秒 | 記事

 12月下旬に大阪市で開催するJOCジュニアオリンピックカップ第34回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選抜メンバーに、日高地方から男女あわせて4選手(いずれも3年)が選ばれた。男子は6年連続(昨年は中止)となる大成から川上遼流選手と上南部の堺目啓治選手、女子は木村心春選手(大成)と内田莉咲選手(印南)が初の県代表入りし、全国大会に向けて始動した。

 最終選考会は7月下旬に湯浅スポーツセンターで行い、県内各郡市から選ばれた候補選手が参加。サーブやレシーブ、スパイク、ブロックなどの練習やゲーム形式のプレーを参考に男女それぞれ12人を決めた。
 男子の川上選手(176センチ)は長身のサイドアタッカーで、高い打点から決定力のあるスパイクをコースに打ち分ける。大成のエースとして、3年夏の中体連では県3位の原動力となり、優勝の明和戦でも相手エースと互角に渡り合い、チームの大半の得点を叩き出した。「選抜チームでもエースを任されるように、スパイクをコースに決める精度を上げて、得点を挙げて勝利に貢献したい。1つでも多く勝ちたい」。
 堺目選手(179センチ)は新人、秋季、夏季の県3大会で上南部を3位に導いたエースアタッカー。長身を生かした打点の高いスパイクは抜群の決定力を誇る。コースを打ち分けたり、ブロックアウトを狙うなど瞬時の状況判断にも優れクレーバー。レシーブ力も一流のオールラウンダーで攻守すべての面で中学レベルを超える。「スパイクを決めてチームの勝利に貢献したい。優勝めざして頑張りたい」と意気込む。
 女子の木村選手(168センチ)は長身を生かしたスパイクだけでなく、1、2年生時にはセッターを務め、サーブ、レシーブなど全ポジションをこなせるユーティリティープレーヤー。大成中では主将を務め、責任感が強く、気配りのできる存在でチームの信頼を集めた。「ていねいにレシーブをあげて、自信のあるスパイクを決めてチームに貢献したい。レギュラーを勝ち取って決勝トーナメントに勝ち進みたい」と話す。
 内田選手(165センチ)は日高地方の春季、夏季中体連を制して県大会3位にけん引した印南のエース。上背はそれほどないがジャンプ力があり、角度ある力強いスパイクが武器のアタッカーでチームの得点源。速攻もできブロックも得意の万能選手で勝負強さも。「まずはレギュラーとして選ばれるよう練習に励み、大会でスパイクをたくさん決めるなど活躍できるよう頑張りたい」と張り切る。


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