紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

総選挙和歌山3区 きょう解散、19日公示へ臨戦態勢 二階(自現)、畑野(共新)、本間(諸新)、根来(無新)各氏 〈2021年10月14日〉

2021年10月14日 08時30分00秒 | 記事


公示に向け、ポスター掲示板も設置


 きょう14日に衆議院が解散され、19日公示、31日投開票予定の総選挙に向け、県選管は12日に和歌山市の県薬剤師会館で小選挙区立候補予定者説明会を開き、3区は予想の現職1人、新人3人の4陣営が出席。選挙日程が想定より早まったため過去例のない短期決戦となり、臨戦態勢に入った各陣営は本番に向けて急ピッチで準備を進めている。圧倒的な組織力、豊富な経験、実績に優る現職に対し、新人3人がどう挑むか。

 説明会には1区が現職2陣営、2区が現職1人と新人3人の4陣営、3区は自民党現職で前幹事長の二階俊博氏(82)=御坊市、当選12回=、共産党新人で党地区常任委員の畑野良弘氏(61)=串本町=、政治団体・新党くにもり新人で代表の本間奈々氏(52)、無所属新人で元不動産会社員の根来英樹氏(51)=田辺市=の4陣営が出席。
 二階陣営は今月2日に拡大選対会議を開き、仁坂吉伸知事や鶴保庸介参議院議員をはじめ市町村長、県議、市町村議、新風会関係者ら約400人が集まり、幹事長を歴代最長5年以上務めた二階氏にふさわしい過去最高得票で圧勝しようと気勢を上げた。推薦団体も1200以上あり、盤石の体制で選挙戦に臨む。
 畑野陣営は街頭演説や集会で政策を訴え、知名度アップに努めている。昨年8月の出馬表明会見では「一人ひとりが安心して暮らせる社会にしていきたい。国民の命と暮らしを守るため戦う」と決意を述べ、農林水産業や観光の強化、防災対策、女性の活躍推進、学生の貧困問題解消などに取り組みたいと主張した。
 本間氏は昨年秋から御坊市内に事務所を置き、各所で街頭演説。今年6月には田辺市内に拠点事務所を設置し、今月5日の出馬表明会見で「保守として親中派を代表する二階氏に引退してもらうため戦う」と訴えた。「国民の命と大切な人生を守り抜け!消費税ゼロ実現を!」と、新党くにもりの基本政策等を提示。
 根来氏は今年1月の出馬表明会見で「すべての人に対して公平な政治をしたい」と決意を述べ、(1)消費税の減税(2)日米・台湾関係の強化による安全保障体制の確立(自由と民主主義 日本の平和を守る)(3)南海トラフ地震対策-を公約に掲げる。地震・津波対策では住民が安全に避難できる取り組みなどを訴える。


 その他の主なニュース

 前嶋順子さん(日高町)大津絵展

  12日 第26回国民文化祭の第1回日高町実行委員会開催

 県中学秋季陸上 管内から男女4選手が優勝

 15日 ごぼうまちゼミ開幕