Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントサスペンション仮組

2019-09-04 20:59:43 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は曇りでしたね〜
昨夜は雨が降ったかどうかわからない位爆睡していまして・・・全くわかりません。
疲れていたのかな??

今日も定休日なんですが・・・やっぱり仕事に出ていました。
このブログは毎日ほぼオンタイムでの更新ですから〜制作も当然毎日しないと更新が出来なくなってしまいますからね。
長い間一つの事を続けるというのは実はなかなか大変な事でして・・・
たまにはお休みしたいとか考える事も有りますが・・・ではお休みして何をするのかと言いますとやっぱりどこかで模型を触っていますね(笑)
だからお休みが無いとも言います。

さて本日ちょっとだけ違うのは家内に付き合って比較的最近オープンしたCafeに行ってみたという事です。
毎日休まず仕事をしていますのでそのご褒美と考えて良いのかな?
このCafeですが・・・迷惑がかかるといけませんので名前は伏せておきますが、古民家を改造して始められたらしいのです。
僕はこの古民家というのが余り得意じゃないんですよね〜
なぜならどうしても生活臭がしてしまうから・・・お客としてCafeに行くなら非日常を求めて行きたいのです・・・だから古民家というのはちょっと苦手。
本日行ってみたCafeも比較的新しく綺麗な和風の普通の家の続き間(仏壇を外したらしい棚に補充用の飲用水のポットが置いてありました)に床の間も有って仕切りの襖は外されていますがその上には立派な欄間が取付けられています。
床は畳のままでしてその上にテーブルと椅子と言う組み合わせ・・・
壁は和風の聚落風クロスが貼って有りました。
和風の建物は音を吸収してしまうのかBGMのスピーカーの配置が十分でないのか4m程離れたおばちゃん4人組の声が全部聞こえてきます。(ちなみに隣りの米子市からのお客様みたいでしてね友達とか自分の家族・・・息子の嫁さんの悪口等々全部筒抜・・・汗&笑)
まあ良い勉強になりました。
私は「気まぐれランチ」と言う日替わりのランチ(タコス丼にサラダとみそ汁食後のドリンクがついて980円)を食べましたが・・・本日はタコス丼(通常メニューで単品760円)だったのです。
サラダとみそ汁と食後のドリンクがついて220円アップというのはちょっと割安感が有りますかね〜。
しかもタコス丼の中にサラダと同じ食材のトマトやレタスが入っていますので・・・食材が重複しますしタコス丼にみそ汁と言う組み合わせも?ですよね。
タコス丼なら洋風にスープ(例えコンソメスープでも)の方が良かったかな??

タコス丼はどんぶりの中にご飯を入れて上に肉味噌を乗せてトマト/レタス/アボカドをカットした物が乗っています。
一番上には何故かピザで使う様なカットしたチーズが乗っています。
食べましたがレタスやアボカド/トマトは当然ながら冷たいままなので・・・ご飯や肉味噌の熱では到底チーズは溶けませんので何か石けんを食べている様な・・・
やっぱり溶けるチーズは溶けてないとね〜ザラッとして美味しく感じないかな〜
もし僕がこのままの内容でこれと同じ物を出すならご飯を盛って肉味噌を盛ってチーズを盛った時点で少し加熱バーナーで少し焼くかな〜
少し熱を通す事で視覚的にチーズを溶かす。その上にトマトやアボカドやレタスを乗せますね。

以上のインプレッションは他店の批判では無く自分がするなら・・・と言う前向きな考えにたった意見という事にして下さいね。
他所様で勉強させて頂いて自分のお店はどうなのか・・・考えるチャンスになるのです。


キーマカレーも有ったのでそっちを食べれば良かったかな??
まあ今回は家内のおごりなので・・・ついて行きました(笑)
奥さん、ごちそうさま〜でした。

さて今日も仕事ですね
昨夜はちょっと遅くまで大阪のHさんと電話していたから眠たいです(爆笑!)
でも制作用の机に向かって椅子に座りますとパチッとスイッチが入るので不思議ですね。

昨日までのところでサスペンションのアームを真鍮で作りましたので今日はその組み付け編からのご紹介ですね
アップライトの形状を確認しますとアームへの取り付け位置は上下で同じ場所に付いています
アップライトの形状次第ではオフセットしている場合も有りますのでその場合はこの限りでは有りません。
いきなりアップライトを付けても良いのですが、アップライトをアームの位置決めに使いますと形状が複雑なので傾いているのがよくわからないのです。
そこでアップライトの取付け部分の内径と同じアルミシャフトを使って垂直を確認しながらロアアームの位置や差し込みの深さを決めて行きましょう。

ここでもう一度上の写真をご覧下さい
サスペンションアームの差し込んだ部分に金属の小さなリングが填められてハンダ付けされているのがわかりますでしょうか?
このサスペンションアームのアップライトの位置がずれたりしない様にの配慮でして差し込んで接着する場合これが無いとまた位置決めが難しくなってしまいます。
これを付けておきますとこれ以上差し込む事は出来ませんからね〜
しかもハンダ付けにしたのは後で分解時にアセトンに浸けますので接着剤だとリングが外れてしまうから意味が無いのです。

リングはいつもメーターリングを作る時に使う物と同じですね
当然作り方も同じ・・・(素材は銅線で錫メッキが施されていてハンダの流れが良いですね。
下の写真の物ですと内径は0.7mm線の直径は0.2mmなので外径は1.1mmとなります
サスペンションの差し込み穴が1.0mm以下なら通ってしまう事は有りません。

アップライトの代わりにアルミシャフトを使って左右のサスペンションアームを取付けています
アームの位置が決まったら次はアップライトを取付けて仮組を進める事が出来ますね

アップライトを取付ける前に
アップライトに付いているタイロッド(ステアリングの動きを伝えるロッド)の取り付け部にピン穴を開けておきましょう
取り敢えず0.4mmで開けています・・・ピンは多分0.5mmなのですが仮組にはキット物のを使わずにインセクトピンの#00で仮組します(紛失防止の観点から)最終組立ての時にはキットのピンを使いますので少し拡大しましょう。

アップライトは接着せずに穴の中にピンを差し込んで仮固定しています
アップライトの向きは大丈夫そうですね〜。

シャーシの一番前側のプレートを取り付けました
ここはキットの中にエッチング板が準備されていますのでそれを素直に使っております
実はここにもシャーシを変更した理由がありましてね。

キットではこのプレートの前側にロアアームが差し込まれて接着される構造になっておりますが実車ではこのプレートの後側にロアアームの取り付けが来る様になっております
しかもこのキットのロアアームの取り付け位置ですとノーズを外さない場合でもノーズの脇からこのリアアームの取付け部分が見えてしまう危険性がありますのでここは実車通りに直しておきたかったのです。

さて次の部品を仮組します
先ほど付けたプレートの部分にはトーションバーを使ったフロントのサスペンションのスタビライザーが付いています
この部品もまたノーズと干渉し易いので仮組は省略出来ませんよね・・・

ところが・・・
部品が見つからないのです
私が部品を捜索する場合は予備の入れ物を用意しておいて一つずつ部品を確認しながら空の容器に移し替えて行く方法をとります、これでなければ・・・部品不足で作らなければならないですよね〜

そして・・・それらしき部品を発見しました。
それにしてもインストの絵と違い過ぎませんか?(笑)

0.5mmのキリで穴を開けてトーションバーのスタビを洋白線で作ります
寸法を正しく合わせないとエッチングのパーツに差し込めません・・・

そして取付けました。
実車と形状は若干違う様な気もしますが・・・少しゴツいかな・・・?
まあ雰囲気は悪くないのです。
しかもノーズカウルとの干渉も無いみたいですね〜。

その奥側に5角形の物を取付ける様になっていますが・・・これは何でしょう?
良くわからないけど付けておきました・・・
6個上の写真をご覧頂きますと何の為の部品かわかりますね・・・
この上にはブレーキラインの分割パーツが付くのですね〜
この部品は挽き物が付いていますがブレーキのラインが付かないので作り直す事になりそうですね。


明日は少しだけ312Tを進めてからゴールデンアローを進めます
なぜならはるばる東京から(出張のついでらしいですが・・・)ゴールデンアローをオーダーいただいていますS井さんがいらっしゃいます(笑)
楽しみに待っていただいていますのでどんどん進めたいところですね。