瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

ハウステンボスで秋を見つける旅9

2019年04月07日 21時22分42秒 | ハウステンボス秋の旅行記
新年号が決定致しました。
施行は5/1からとの事、その日までに、この旅行記も終わらせなければ…!
新年度始まりの忙しさに負けて1週サボってしまいましたが、沈没するには未だ早い、前回の続きで御座います。

ハーバーゲートを潜り、ウォーターマークホテルで友人と合流後は、昨日と同じく17時半頃まで二人でテレビを観る等、だらだら過ごしてました。
日が落ちて涼しくなってから、今回未だ訪れてなかったパレス・ハウステンボスへ。
場内最奥に建つパークのシンボル、パレスハウステンボス。↑
そもそも「ハウステンボス」とはオランダ語で「森の家」と言う意味、オランダのベアトリクス前女王の居城に付いたニックネームが元なのです。(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/special/palace_huistenbosch.html)
第二次世界大戦を切っ掛けに険悪化したオランダと日本の関係、両国が再び友好関係を結ぶ印として建てられたのが、日本のパレス・ハウステンボス。
テーマパークの1施設と侮って粗雑に扱えば、オランダ王室から大クレーム砲を食らうに違いない。
…3Dプロジェクションマッピングとかやって、怒られないんですかねえ?(汗)

宮殿内は美術館になっていて、定期的に展覧会が開催されるのですが、あいにく私達が行った頃は入れ替え期間に当たり、何もやっていませんでした。
現在はミュシャ展を開催中だそうです。(~2019年6月24日迄)
パスポート+300円の入館料で鑑賞出来ます。
更に毎秋催されるフラワージャパンカップ日本代表選出戦を、同じくパレス内にて4/13~5/6迄開催するそうです。
4月~パレスもパスポートで入館出来る様になったのは良いと思う…今迄は別途入館料で印象悪かったから。

何もやってないと言ったけど、パレス2階に「黄金の館」なる常設展示フロアが新たに完成。(→https://www.huistenbosch.co.jp/event/golden-palace/#mars)
床や壁や天井に職人が金箔を1枚1枚直貼りした部屋は、全体がゴールドの煌めきで眩しいです。
部屋の中央には金塊のピラミッド、その周囲には百点以上もの金工芸品が展示されており、一部はお土産として購入可能だそう。
工芸品の精巧さには感動したものの、正直常設展示する程の脈絡を感じない…フロアの一部が金ぴかって、見た目的にバランス悪いでしょ。
常設展示なら外観に釣り合い持たせる為に、オランダ繋がりの物にした方が良いと思う。
確かオランダ、アムステルダムはダイアモンドで有名な街、黄金の館でなく、ダイアモンドの館を新設しよう。(冗談です)
ぶっちゃけ床や壁や天井まで金ぴかにするのはやり過ぎで下品、利休も立腹。


↑館内を一通り廻った後、パレス後庭を散策しようとしたら、「光のオーケストラ、ジュエル・イルミネーション・ショー」の準備中って事で、立入禁止になっていた。
えーーーーーーー…?(落胆)
ハウステンボス後庭は、18世紀にフランスの造園家ダニエル・マローが、当時のオランダ宮殿の為に設計したものの実現せず終えた、長崎ハウステンボスでしか見られない「幻の庭園」。
ここが自由に散策出来ないなんて誠に残念…音楽ショーで盛り上げなくても充分に美しい庭と宮殿なのに。

噴水も止まり、人影すら見えない宮殿に居てもつまらないので、夕飯食べてから再度イルミネーション観に戻る事に決めた。
私達以外に人影…パレス受付嬢は居られたのですが、この方が何を訊いてもいまいち明瞭に答えてくれない。
黄金の館の受付スタッフさんは気さくに案内してくれたんですけどね…パレス受付の方は美人な見た目から、まるで御人形さんの様だった。
ここはハウステンボス、もしかしたらアンドロイドだったのかもしれない。(冗談です)


↑退館時、外灯と街路樹に明かりが点され、綺麗でした。

 
↑19時近くになると街全体がライトアップ、一気にロマンチックな風景に。

  
↑夕飯は友人の希望で「ピノキオ」にて食べる事に致しました。
私ほどでないけど、友人もハウステンボスには数回遊びに来ている、なのにピノキオで未だ食べた事が無かったそうな。
そんな自分もハウステンボス本店は2回しかない、何時行っても混んでる事が多いから、必然的に入店する機会が少ないのです。

タワーシティに建つシンボルタワー、ドムトールン1階に在るピザ&パスタ専門店、目印は入口のピノキオ人形。
有田焼の特注登り窯でパリッと焼き上げたピザは非常に美味!
特に「ピノキオ特製ポテトと自家製ベーコンのピザ(1,300円)」は、この店のロングセラー。
少し焦げたポテトとベーコンが、生地に負けずパリパリの食感で癖になる。
そういう訳で特製ベーコン&ポテトと、チーズ&チーズのハーフ・ハーフでピザを1枚注文。
他に「自家製ボロネーゼと焼きナスのスパゲティ(1,350円)」を注文し、2人でシェアして食べたのです。
パスタも美味しいけど、やっぱりこの店で注文するならピザだなぁ。
テーブルに置かれた店特製の辛子オイルをかけて食べると更に風味が増します。
メニュー等の詳しい情報はこちらを御覧ください→https://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/58


↑夕飯食べた後、再び道を戻り、パレス・ハウステンボスへ。
パレスへと続く並木道は、黄金色に輝いてビューティフル。
イルミネーションショーを観にゾロゾロ歩く人、人、人…夕方までは人影疎らな場所だったのが嘘の様。
ちなみに私達が訪れた際は、パスポートの他にパレス入場券500円(券は当日なら何度でも入館可能だった)を購入する必要が有りましたが、現在はパスポートで入館可に変わったもよう。
その分パスポート料金上がってるとはいえ、大分スムーズになった…かな?
けど散策チケット無くしたのは悪手に感じる。

イルミネーション・ショーが始まる数分前に到着した後庭は真っ暗でした。
真っ暗で星空が頗る綺麗に見えたという…「こんなに沢山の星が!!!」とメッチャ感動してしまった。
イルミネーションショーを開始する前に、星空観察会をやれば評判を呼ぶんではと思ったほど美しい星空でした。
星座までくっきり…おまけに音楽終了後、秋の虫のオーケストラが盛大に響いて笑った。
イルミネーションショーも綺麗で良いけど、周りの自然環境も負けない財産、是非パーク経営に活かして欲しいものです。
尚、「光のオーケストラ、ジュエル・イルミネーション・ショー」については、公式YouTube映像を御覧ください。
済みません…星空と虫の声に圧倒されて、写真を撮影するの忘れました。(笑)
ちなみに後庭のイルミネーションを高所から臨む2階テラスは、JTBツアー客指定観覧席になっていた。
指定するほど毎回ツアー客で埋まるんだろうか?(汗)

真っ暗な庭をおっかなびっくり歩き、今度は21時開始のパレス前庭3Dプロジェクションマッピングを観に行く。
スタッドハウス、パサージュ、元オルゴールミュージアムと続いて、遂にパレス・ハウステンボスを利用するまで来たか。
ハウステンボスの夜を彩る4大プロジェクションマッピング…迎賓館でのは止めたんでしょうか?

  
↑光のパレスを前庭より撮影、前に並んでる椅子は、300円払えば座れる特別観覧席。
所謂アリーナ席ですね、しかし誰も余計に払ってまで座ろうとはせず…案内スタッフに同情し二人で座ったけど、何か恥ずかしかった。
「後払いで良いですよ」と、料金払う前に座らせてくれたスタッフさんの親切に感動。
でもハウステンボスの場合、広い上に、最初のパーク建設計画が優れてた事で、わざわざ観覧席を設けなくても、大抵のショーを広場に居る客全員が観られるのですよ。
擂り鉢状のTDSだったら、ショーを観る為にラグーンの周囲を陣取る必要が有るけど。

尚、パレスでの3Dプロジェクションマッピングのストーリーは白雪姫がベースになっており、クライマックスでドラゴンに乗った王子様が魔女を倒すというアクション活劇でした。(白雪姫??)
写真は撮影してないので、公式がYouTubeに上げてる「パレス・ハウステンボス3Dプロジェクションマッピング」を御覧ください。
ドラゴンとか恐竜とか、ハウステンボスの偉い人の趣味なのか、ここでの定番になってますよね。
あまり続くと飽きるっつうか、今や猫も杓子も何処に行ってもプロジェクションマッピングショーで食傷気味。
花火とかと違ってプロジェクションマッピングって飽きる…あまり頼り過ぎるのも危険に思います。

21時以降も場所を変えて3Dプロジェクションマッピングショーが行われるとの事でしたが、眠いし疲れたしで宿泊ホテルに戻る事に致しました。
ホテルに戻り、フロントにて預かって頂いたお土産を受け取る。
ここまで説明するの忘れてましたが、園内ホテル宿泊者限定のサービスで、場内で購入した土産を宿泊ホテルに届けて貰えるのです。(場内デリバリーサービス)
私達が宿泊するウォーターマークホテルは、園内に在りながら大抵の園内サービス枠から外れるので、無料の場内デリバリーサービスも受けられないかな~と諦めてたのですが、駄目元で店舗に伺ったら笑顔で請け負って下さったので、購入する都度お願いしたのです。
全店OKではないものの、非常に有難いサービスでした。
場内に働くスタッフの皆さん、御2人ほど除き本当に親切な方ばかりで、人手が不足してる中でも、頑張ってる様子に感動致しました。
現場スタッフの頑張りが、上の人の目に留まりますように…。


コメント
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