kotoba日記                     小久保圭介

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草木萠動

2018年03月01日 | 二十四節気 七十二候
雨水の末候は
草木萠動
そうもくめばえいずる

です
ああやっと春らしくなってきて
冬が終わったっていう感じの中
やっぱり
一番最初に目で見える変化は
草です
草が芽を出し
芽ぶき寸前であったり
小さな草が敷石の間から
その緑を見せてきたり
草の群が土手に生えてきたり
毎日
そこかしこ
植物が土から出てくる
こんな季節は
人も家から出てきて
ふらつきますね


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笑×100

2018年03月01日 | 生活
明け方
雷鳴

日焼けした顔の男は
疑問符を持って
土くれに向かって
歩いていった

---

その人は
「ひな祭りだな」
と言った
その人は
座って
おにぎりを食べている
慌てて食べたものだから
海苔がひっついて
お茶をごくごく飲んでいた
どうして
その人はこんなに面白いのだろう
すべての仕草が笑える

暖かき湿った風
吹く

グレイの空

もう一人は
スギ薬局へ向かった

この人たちは
どうしてこんなに
おもいしろいのだろう
ピン倹lさんみたい

おかげで終日
笑×100

---

青い空
雲は南東に向かっている
中央分離帯に植えられた木が
揺れている
陽光


リャrタンDを頂く

その人は北を見ている
もう一人は南を見ている
それを見ている

岩清水公園
岩にあるのは

シダ

水が出すのは

白き泡

白い梅
咲く
赤い梅は
つぼみすでに赤く

春一番の中
思い出すことがある
彼は桜を見ずして
終えた
ちょうど
この公園の
梅咲くころだった

彼は終えても
こうしてまだ縁は終えてはいない
ずっとこころに
彼がいる限り

思えばつながる

この世は何だ?
生きてるって何だ?

未だわからん

そのころ
わたしは『宮熊』という小説を書いた

あかいいめだまのさそり
口ずさむ
宮澤賢治の歌
すると
岩清水がぐっと近くなった


二羽
餌付け


まだ風
鳴っている


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