kotoba日記                     小久保圭介

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アジフライ定食のブルース

2019年12月15日 | 生活
昨夜は洗濯を終え
ご飯を食べた
最近
早い時間に眠くなる
だから寝る

朝起きた
早い時間に
食欲が旺盛
また眠くなって
二度寝
電話で起きて
文の続きを書く

タイムオーバー
ブルーム閣下と待ち合わせ
バスに乗って
湯屋へ
日曜の午後の湯屋は
人でいっぱい
けれど
やはり
湯屋は気持ちいい
ブルーム閣下は
ひとつ問題が解決して
ホッとした表情で
湯に浸かる


露天風呂
天然温泉のかけ流しの下に行き
滝の如く
流れ落ちる湯音を聞き
青い空
肌寒い風を受け
冬を知る皮膚

食堂に入り
ブルーム閣下は唐揚げ定食
わたしはアジフライ定食
アジフライ定食があまりに遅いので
店員さんを呼ぶと
若者が来た
「あのおアジフライ定食遅いんですけど。。。」
「あ、唐揚げみたいにすぐにアジは揚がらないので申し訳ありません」
と言うた
嘘や
絶対嘘や
注文忘れてるわ(笑)
間違いない

まだアジ獲れてないんちゃうか
今舟出たとこや
今漁師が飯食い終わったとこやで
いまからアジ獲りにいくねん
間違いない
と笑っていたら
店長さんがやってきて
「申し訳ありません。手違いであと4分でできあがりますのですみません」
と正直に言う
「いえいえ大丈夫です」
と笑って答え

唐揚げ定食を半分以上食べ終わっているブルーム閣下も
「やっぱり今漁師が舟を出しているとこですね小久保さん」
「でしょ」
などと笑って
あの若者は咄嗟によくあんな見え透いた嘘がつけるものだ
それもしゃーしゃーと
と我々は
かえって関心する

やっと店長さんがアジフライ定食を持ってきて
「申し訳ありませんでした」
とおっしゃる
「いえいえ急ぎませんので」
と言い
食べながら
「ブルーム閣下! このアジ、フライになってもまだ生きてる」
などと馬鹿話をして

夕暮れも町は寒く
湯冷めしないように
たがいにすぐ帰り
あたたかくして
僕は今
これを書いているのでございます
窓の外は
すっかり黒

さて
たまった新聞を読んで
明日の弁当と
備品のセットをして
寝よう

コメント
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