書いていた
小説が
30枚消えた
あ
っと
あ
っと
思ったよ
これはもう書くなって
こと
次へと方向転換
消えて良かった
と
内心思ったのは
本当です
軽やかですし
長くなりそうだったので
あー
と思っていました
そして飛んだ
あ
っと
え
っと
のちに決定的な方向を示唆する出来事
データを消してしまったのも
なんという久しぶり
思い返せば
あの時もデータが飛んで
結果的に凄く良かった
ここまで
いろいろあると
小説の神様がいるとしか
思えない
消えて良かった
---
そして喫茶店へ向かう車中
「データがさあ、飛んじゃったよ」
「マジ?」
「かくかくしかじか」
「気をつけないと」
「いいんだけどね。たしかキャンビー使ってた時も、飛んだんだよね、あの時さ、ノリさあ、言ったじゃん、それ凄く思った」
「え、何」
「あんとき、15年ぐらい前、その日書いた文章、フリーズして消えた時、ノリさあ、『チベットのお坊さんは砂の上に絵を描いて、翌朝には風で消えている。作品書いて、翌日にはなくなっているって、最高でしょ?』って」
「あ、あれね。そう言っただけ」
「え」
「そう言わないと(笑)」
「あら(汗 」
小説が
30枚消えた
あ
っと
あ
っと
思ったよ
これはもう書くなって
こと
次へと方向転換
消えて良かった
と
内心思ったのは
本当です
軽やかですし
長くなりそうだったので
あー
と思っていました
そして飛んだ
あ
っと
え
っと
のちに決定的な方向を示唆する出来事
データを消してしまったのも
なんという久しぶり
思い返せば
あの時もデータが飛んで
結果的に凄く良かった
ここまで
いろいろあると
小説の神様がいるとしか
思えない
消えて良かった
---
そして喫茶店へ向かう車中
「データがさあ、飛んじゃったよ」
「マジ?」
「かくかくしかじか」
「気をつけないと」
「いいんだけどね。たしかキャンビー使ってた時も、飛んだんだよね、あの時さ、ノリさあ、言ったじゃん、それ凄く思った」
「え、何」
「あんとき、15年ぐらい前、その日書いた文章、フリーズして消えた時、ノリさあ、『チベットのお坊さんは砂の上に絵を描いて、翌朝には風で消えている。作品書いて、翌日にはなくなっているって、最高でしょ?』って」
「あ、あれね。そう言っただけ」
「え」
「そう言わないと(笑)」
「あら(汗 」