地下鉄を降り
階段をあがったところ
たいてい
この信号は長く
渡って
日陰になっている
看板の前
新聞を広げて
読んで
小さな声で
名が呼ばれ
もう十何年も
その表情は
変わらずに
「どうも」
なんていう
三人で
アイスコーヒーを飲んで
温泉へゆく
暑い日差しの露天風呂
足湯だけにして
体を温める
夏でも体は冷えるからね
とか言って
待合で
くつろぎ
じゃあ行こうか
って
食べると
二度
味が変わる
ラーメンを食べ
じゃあね
またね
いつも同じ
いつもくつろぐ
階段をあがったところ
たいてい
この信号は長く
渡って
日陰になっている
看板の前
新聞を広げて
読んで
小さな声で
名が呼ばれ
もう十何年も
その表情は
変わらずに
「どうも」
なんていう
三人で
アイスコーヒーを飲んで
温泉へゆく
暑い日差しの露天風呂
足湯だけにして
体を温める
夏でも体は冷えるからね
とか言って
待合で
くつろぎ
じゃあ行こうか
って
食べると
二度
味が変わる
ラーメンを食べ
じゃあね
またね
いつも同じ
いつもくつろぐ