kotoba日記                     小久保圭介

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歌が変わった

2016年01月19日 | 生活
風で

飛ばされる
その速度で
風の速さが判る
上空と
目前では
風の強さも
向きも違う

風は縦横に
吹き
回り
つき飛ばし
風と風がぶつかった時
pyuu
goa
と音を出す
風のかたまりと
風のかたまりが
ぶつかり
あたりの葉や紙を
一緒に持ってゆく

ごーど
その悲しみによって
歌の意味が変わる
ただの歌が
ただの歌でなくなる体験を
初めてした
音源としてはまったく変わらないのに
歌が変わるという現象
これは凄いこと

その歌を胸で歌っていると
涙があふれ
瞬きすると
こぼれるので
まず腕で拭いた

風の夕

この世は
気持ちで
できている




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