kotoba日記                     小久保圭介

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和ちゃん茂乃ちゃん

2013年01月03日 | 生活
和ちゃん
茂乃ちゃん
和ちゃん
茂乃ちゃん

冬の再会
窓の外に雪

和ちゃん
茂乃ちゃん
和ちゃん
茂乃ちゃん

山登り
黒川
お寺
寂しさや
うれしさ

和ちゃん
茂乃ちゃん

あの庭へ降りる
一段の土間
牛乳瓶
大きな松の木は
曲がっていて
松ぼっくりは落下し
トキトキの葉で遊ぶ
大きなかたつむりが
松の幹をのぼってゆく
雨の窓から
見ていた
絵があり
音楽が鳴っていた
ビートルズや
「雨を見たかい」のメロディ
それが今まで続いている
モスグリーンのソファ
おじや
マミー(の蓋の当たりの図柄)

和ちゃん
茂乃ちゃん
まっちゃん

昼下がり
茶箪笥の上に置いてあった
細長のラジオ
野放図な庭
ステレオから
ライトロック流れ
リズムがあった
空間に漂い
その息を吸い

いねむり
3時のあなた
白髪
早朝の
牛乳瓶と牛乳瓶が
ぶつかる音
それを後に聞いていた

内田さんの庭は
何もなかった
それが凄かった
お寺や神社のように
何もない庭
柵があって
砂土があって
母屋がある
瓦はすべてグレイ

往来
立ち話
優雅
上品

分厚い本を
バスの中で読んでいた

皇太子様
と呼ばれていた

路地
どぶ
分厚い本
市バス
松の木
牛乳瓶
音楽

かーやんという呼び方

静かな
お家
静かな雨
静かな人たち

和ちゃん
茂乃ちゃん
和ちゃん
茂乃ちゃん

春は春で
美しかった
あの





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