kotoba日記                     小久保圭介

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湿度が体に悪い実感

2009年08月09日 | 生活
今朝は朝ご飯はちゃんと家で作りました。
それから新聞を読んで、
セザンヌ先生に会いに行きました。
セザンヌ先生は、この気候で、
体が変になっているのは、誰もがそうです、
と言い、
「私もこの湿度で参っていて、湿度が体に悪いということがわかりました」
と先生は言いました。
湿度が体に悪い、
という言葉が、
僕にペタッと貼り付きました。
セザンヌ先生が言うと、
本当にそう思えてくるから不思議です。
それから、
花村萬月の文章読本を出してきて、
「久しぶりに面白い本」
と言いました。
セザンヌ先生は、書きたいと言います。
「是非、お書きになってください」
と僕。
文章読本を買うぐらいだから、
きっと本当に書きたいのでしょう。
セザンヌ先生は、金子光晴の紀行文が好きです。
「でも、文才がないと駄目だ、音楽のリズム感があると、いいらしいし」
とセザンヌ先生は言います。
確かに、それは本にも書いてあるのでしょう、その通りだと思うのです。
「僕は現代詩を読むのが、先生の言う「文章の色香」を出すのに、良いと思うのです」
と僕は言いました。
「そうね、詩は厳選された言葉で書かれてあるしねえ、語彙も豊富だ」
「茨木のり子は詩の中で、「発止」という言葉を使っていて、」
と僕は花村萬月の文章読本を読みながら、話していました。
セザンヌ先生は、
「カラオケに行くと、僕がおんちなのが判る、みんな上手」
と笑いながら言います。
そして、
「学校の時でも、歌を歌うとヘタで、学科はできたけど」
と続けます。
学科というのは、音楽理論であって、
「それが才能ではないですか!」
と僕。
色香というより、
ロジカルな文を、
先生ならお書きになれるはずです。
いずれ、はにかみながら、
暇な時にでも、と言いながら、
セザンヌ先生は、僕に読ませてくれる日が、
来るのかもしれません。
文学の話をした後の僕は、
すっかり元気になって、
TSUTAYAに行き、100円ショップに行き、
八百屋でバナナとかいろいろ買い、
帰ってから、村上春樹の「1Q84」を読み始めたのですけれど、
ぱたんとソファで眠ってしまいました。

夕方、洗濯物をたたんで、
ご飯を食べました。
さっき、名古屋では、地震があって、
体がゆらゆらしました。
ゆらゆらしたのは、
目の前の観音窒フ緑の葉、
円形の蛍光灯、
スケジュールボードもそうです。
知らないうちに、地震は収まりました。
今からゲオに行こうかな。100円だし、行こう。
コメント
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