kotoba日記                     小久保圭介

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木が風に揺れていた

2009年08月22日 | 生活
雨のち、晴。
暑い日です。
草が、風に揺れているのを、
見ていました。

帰り道、
暗い中を自転車で漕いでいると、
木が風に揺れていました。
暗いから、
緑が黒く見えます。
「地上のもの、自ずから光らず」
です。
葉でいっぱいになった木が、
大きく揺れているのを、
見ていると、
あ、木がある、
この世に、
木がある、
と本当に不思議に思いました。
垂直平行で構成された、
街の景観の中で、
こんなに雑然とした「モノ」は、
逆に異様に見えます。
それも、風で揺れているなんて!
言葉通り、
「根本的に」、間違った見方ではあるけれど、
その木の存在感は、
何か、僕を驚かせましたし、
神妙な気分にさせてくれました。

コメント
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